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No.29615の一覧
[0] 【習作】「ダイアロスの世界」【現実→MoE】【TS】[モーリリン](2011/09/06 18:34)
[1] 目が覚めたら[モーリリン](2011/09/06 22:50)
[2] 現状把握[モーリリン](2011/09/07 20:34)
[3] 生活費稼ぎ[モーリリン](2011/09/08 20:53)
[4] パーティー[モーリリン](2012/05/30 22:58)
[5] 唐突に[モーリリン](2012/05/30 23:22)
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[29615] 【習作】「ダイアロスの世界」【現実→MoE】【TS】
Name: モーリリン◆e1938e60 ID:74496566 次を表示する
Date: 2011/09/06 18:34
「Master of Epic」

基本無料オンラインゲームで日本製の結構古くからあるオンラインゲームだ。
舞台は「ダイアロス」という島で、この島には古来から「世界の運命を左右する力を備えた秘石」
が存在しており、その石が「ノアストーン」と呼ばれている。

その石はモラ族という小人が管理していたが、ある時に「エルガディン」という軍に渡ってしまった。
そして、その何でも願いが叶うという噂を聞きつけた、ドラキア帝国という島の外から「ビスク」軍が侵攻し、エルガディン軍を破り、島の支配権と「エルガディン」が手にしていたその石を手中に収める事になったのだ。

そして、その石を廻ってダイアロス島は混乱の渦に巻き込まれて行くのであった。








とまぁ、こんな感じなストーリがあるオンラインゲームで剣と魔法のファンタジーMMORPGである。
このゲームの歴史も中々深く、8年くらいかな?続いている国産ゲームである。
このゲームの最大の特徴がスキルによる自由育成だ。

キャラクターの種族はそこらへんに転がっている無料オンラインゲームに劣る4種類の中から男女を決める。まずは、人間の形をしている「ニューター」
この種族は、オーソドックスを地で行く種族で、特に特徴は無い。器用貧乏な印象。

次に一般的にエルフ見たいな姿の「コグニート」
察しのとおり、魔法関係であれば他の種族より一歩前へ出ている。

次に鬼のような角が生えている「パンデモス」
攻撃力は他の追随を許さない圧倒的パワーで敵を殲滅する。…はず

最後にロリキャラ「エルモニー」
外見的特長はロリ。後は腕が太い。ロリだ。回避が高い。

まぁ、ここで紹介した種族でステータスは決まらない。
といっても、各種族によっての差は当然出てくるが…あまり問題ない。はず。

最初に説明したとおりキャラのステータスを決定付けるのはスキルだからだ。

そのスキルは大きく分けて「戦闘」「熟練」「生産」「基本」の4項目からなる。
そして、全体合わせての上限値が「850」という、絶妙なバランスで各スキルの各項目にスキル値を振っていくのだ。
この絶妙な配分にするのもこのゲームの醍醐味といえるだろう。

よって、廃人と一般プレイヤーの間に大きな差ができないのは私にとって魅力的である。

さて、スキルの内訳を軽く説明しよう。まずは、「戦闘」スキル
この役割は基本ステータスに直接影響のあるスキルである。
ステータスの構成は「HP」「MP」「攻撃力」「防御力」「命中」「回避」「魔力」
と、まぁ言うなればRPGの基本を抑えているオーソドックスな構成である。

「戦闘」スキルは命中以外に影響がある項目が9個配置されており、自由に上げれる。

次に「熟練」
このスキルは言うなれば「戦闘におけるプレイスタイル」を決定する大切なスキルなのだ。
スキル内容が最も多く31個配分されている。主に剣を使う「刀剣」槍なら「槍」男なら「素手」
と、さまざまなスキルが配置されている。魔法も「破壊」「神秘」といったもの。
初見では良く分からない「パフォーマンス」等々様々な種類がある。

さて、ここで先ほど説明した「戦闘」スキルだが、「命中」だけはどうやっても戦闘スキルでは上がらない。そこで、この「熟練」スキルだ。

といっても、魔法はこの命中には依存されず、100%対象に向かって効果を及ぼす。まぁ余談だが。

この「熟練」スキルで刀剣を上げていくと、そのスキル値に応じ「刀剣武器」を装備しているという条件の下「命中」が上がるのだ。
よって、いくら刀剣のスキルを上げて、素手で攻撃しても基本、命中は0のままである。まぁ実際にプレイしてみればよく分かる。

「熟練」スキルはこのダイアロスでどう生活していくかを決める重要なファクターとなるスキルだ。
この熟練スキルの組み合わせで個性というものが出てくるのだ。


次に「生産」スキルである。
察しの通り、生産に関するスキルだ。項目は10あり「鍛冶」「木工」「細工」等々が存在する。
まぁ読んで字のごとく、鍛冶で鉄製の武具を作り、木工で木製の製品、細工でアクセサリーを作成するのだ。中には「料理」や「美容」といったものまであり、どれも魅力的だ。

この「生産」スキルもこのダイアロスを彩る重要なファクターである。
というより、この生産職のキャラが居ないと面白くもなんとも無いゲームになってしまうのは確実である。

最後に「基本」スキル
このスキル構成も10からなり、「水泳」や「釣り」「採掘」といったものからなる。
何故基本なのかは私も少し分からないが、何の気なしに行動しているといつの間にか上がるスキルだ。


こうしたスキルが乱立し、初心者は最初何をすればいいのだろう。と悩むはずである。
当たり前だ。チュートリアルは丁寧になって、各項目を丁寧に教えてもらえる。
そして教わった後はぽいっと投げられるだけ。目的も何も無いのだ。

故に、クエストがそこらに転がっているオンラインゲームから来る人にとってはとっつきにくいだろう。
だが、逆に考えて欲しい。そう……「何をしてもいいのだ」と。

といっても、最初は雑魚でも結構苦労してしまうのは仕方が無いが。

さて、肝心のスキルの上げ方だが…簡単に言うと、そのスキルにあった行動をすればいいだけである。
例を上げると、「刀剣」を鍛えたいのなら、一番やっすい刀剣武器を買ってひたすら敵に向かって振り回していけばいい。
それだけで自然に上がるのだ。

ただ、あまりにも弱い敵だとまったく上がらないので注意だ。まぁプレイすれば分かる。

「水泳」もひたすら泳いでいればスキルが上昇するのだ。
これだけ聞くと結構簡単に上げられると思うが…まぁ結構簡単に上がる。某ゲームみたいに1レベル一月とか、そんなハードなものではない。
が、そう簡単に上がらないのも事実である。

そうしてスキルを上げて、まずは上限値「850」を目指すのがセオリーだろう。
やりたいことをやってると、いつの間にか「850」になるのでここまでは簡単だろう。

むしろ、このゲームはスキル上限値に達したところからスタートである。

理由は簡単。今まで行ってきた行動の中で自分にあった物をひたすら追求して行く事だ。
各スキルには「アップ」「ダウン」「ロック」といった項目があり、スキル数値が850であれば
ダウン選択したスキルを下げて、アップ選択したスキルを代わりに上げられるのだ。

ここから、面白くなる。どう配分すれば「理想」に近づけるのか…吟味しながら冒険するのが楽しい。
スキルが上がっていくと、当然、探索範囲も広くなってくる。まだ見ぬエリアを味わいながら仲間とプレイする感覚は、子供時代に戻ったようにうきうきするだろう。

また、生産職も各スキルに特化していくと各分野の最高峰の物が作れる味わいも、格別である。

このゲームをやっていない方は生産職に眼を向けないと思う。なぜなら、殆どのゲームは武器が半永久的に壊れないからだ。
まぁ、強化すれば壊れるとか、そういうのでは無い。

このゲームの武器防具アイテムすべてが「消耗品」である。

各武器、防具に「耐久値」が設定されており、その値が0になると壊れてしまうし、武器防具等の耐久値が下がると、その武器防具の本来の性能を発揮できなくなるのだ。

また、飲食の概念も含まれており、すべてのキャラ(NPCを除く)は定期的に飲食をしないと、行動に弊害が出てしまう。
勿論、何も飲まず食わずでもプレイできるが、戦闘の途中に空腹を訴えるモーションが強制的に入ると、戦況か傾いてしまう恐れがある。

故に生産職が居ないと満足に敵も倒せなくなってしまうのだ。
ここまで言えば分かると思う。このゲームは「市場」が成り立っているのだ。

レアアイテムの相場等々ではなく、需要と供給が成り立っている非常に珍しいゲームといえよう。
生産職が物を作り販売し、その物を買って、戦闘職が敵を倒す。敵からも生産に必要なアイテムをドロップするので、そのドロップ品を生産職に買い取ってもらう。
それらを使い、生産職がまた物を作り出すのだ。

絶妙なバランスで成り立っており、非常に練りこまれているゲームといえよう。

ぶっちゃけ課金は殆どが飾りである。課金装備は基本ビジュアルを優先したものが多い。
確かに、いい効果が付いているが…どうとでも代用が効くのだ。
ただ、この事実を知ったとしても課金をする人も居る。私もその口だ。

グラフィックが前時代のもので若干残念だが、ユーザーからのデザイン募集で見事票数が多いデザインの防具を課金装備として取り扱っている。…女性が優遇されているが。

ともかく、デザイン性がいいのは確かである。故に、手を出す人は数多い。

更にそれに拍車を掛けるのが、このゲームをプレイしているユーザーの多くが優しいのもあるだろう。
このゲームの本気装備は…確かに存在している。が、そんなものはごく一部のユーザーしか装備していない。

各個人でネタ装備だったり、ビジュアル重視の装備だったり、裸だったりと、色々だ。
重要な局面で裸装備だった場合、某怪物ハンターであれば、即退場ものだが、このゲームはその事に殆ど突っ込む人は居ない。
むしろ、ネタキャラで戦闘に行って全滅しても殆ど咎められる事は無いであろう。

非常におおらかなゲームともいえよう。




そんなゲームをプレイしている。









「受けてみよ!この拳を!!」
「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄!!!」

画面には拳を半漁人の敵に叩き込んでいるプレイヤーが複数おり
その周りには回復やサポートに勤しんでいるプレイヤーが居る。

「やっぱり素手の拳聖乱舞は爽快だぜ!www」
「いっつも殴ってるよねw」

課金装備の格闘装備で固めた、ニューターの男が素手スキル最強クラスの技を敵にお見舞いして、見事撃破。
そこで、パンデモスの女のアーチャーが一声かけた。

「ああ、一日に一回奴さんにぶつけないと、何か締りが無いんだよなw」
「素手100だっけ?」
「おう!お、もう一匹めっけ!w」

そういって、戦闘を開始する。それを見てパーティー全体が前線を上げていく。

ここ「エイシスケイブ」と呼ばれる、半漁人「イクシオン」が巣くうエリア。
そのイクシオン一体一体が中々の強敵でその強敵がウヨウヨ沸いているのだ。
一人で来るのはガチで狩りに行く人や、スキルを無駄なく完成させた人くらいだ。
しかし、このエリアは結構人気だ。原因として、金銭的に非常に効率が良く、お金に困っていたらここを狩りつくせば、あっという間にお金がたまっていくからだ。


「よし!このまま鳥共も駆逐するか!ww」
「時間大丈夫?」
「私は大丈夫」
「俺もー」


お目当てのイクシオンを粗方狩りつくしたのか、倒したイクシオンのドロップ品を回収しニューターの男が声を上げる。
パーティーにはニューターの男、コグニートの女、パンデモスの女、エルモニーの男の4人パーティー。1パーティー5人までだ。
ニューターの男が言った言葉で賛成かどうかというのをコグニートの子が時間を他の人に伺い、同意を得る。

「よし!じゃ行こうぜww」

リーダーのニューター男が一声掛け、ずらずらと奥へ侵攻していった。





























という光景を、一人でイクシオン相手にしながら見ていたのであった。














あとがき

始めましての方始めまして。以前此処でお世話になりました。
前回投稿した作品は勝手ながら削除致しました。申し訳ありません。
今回はほのぼのでいければなぁと思います。

誤字脱字等御座いましたらご指摘ください。
最後に、全てのソロプレイヤーに幸あれ。

9/6 題名にTSを付けるのを忘れてましたので修正。
9/6 誤字修正


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