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No.28082の一覧
[0] 【チラ裏から】 魔法少女だらけの聖杯戦争[浅田湊](2012/04/06 10:16)
[1] 聖杯戦争開始前日[浅田湊](2011/09/17 01:57)
[2] 平穏なる買い物[浅田湊](2011/09/17 01:59)
[3] 高町 なのは登場[浅田湊](2011/09/17 02:00)
[4] 始まった戦争[浅田湊](2011/09/17 02:02)
[5] キャスター[浅田湊](2011/09/17 02:03)
[6] ライダーVSキャスター[浅田湊](2011/09/17 02:06)
[7] アサシンの強襲[浅田湊](2011/09/17 02:07)
[8] 誓いと協力と[浅田湊](2011/09/17 02:10)
[9] 番外編 没話 セイバーVSバーサーカー[浅田湊](2011/09/17 02:15)
[10] 二日目~三日目予告と全話編集のお知らせ[浅田湊](2011/09/11 15:01)
[11] 静か過ぎる始まる[浅田湊](2011/09/17 02:12)
[12] 策謀[浅田湊](2011/09/17 02:14)
[13] 立ちはだかるもの[浅田湊](2011/09/19 15:52)
[14] 虐殺と増援[浅田湊](2011/09/24 04:10)
[15] 動き始める事態[浅田湊](2011/10/21 01:48)
[16] 宝具破壊、そして……[浅田湊](2011/10/30 00:06)
[17] 連合と襲撃[浅田湊](2011/11/11 00:17)
[18] 災いと策謀[浅田湊](2011/12/20 01:21)
[19] 侵入[浅田湊](2012/01/01 15:52)
[20] ほむらの決断(そして、オマケ)[浅田湊](2012/01/17 01:15)
[21] ライダー覚醒[浅田湊](2012/04/06 03:03)
[22] 反抗[浅田湊](2012/04/08 14:37)
[23] 火力不足[浅田湊](2012/05/27 01:33)
[24] 人形師の敗北[浅田湊](2012/07/15 19:24)
[25] 希望[浅田湊](2012/09/11 00:42)
[26] サーヴァントステータス表 更新しました[浅田湊](2012/07/15 19:22)
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[28082] 静か過ぎる始まる
Name: 浅田湊◆90ff2c1d ID:b5bd452d 前を表示する / 次を表示する
Date: 2011/09/17 02:12
「はぁ……おはよう……」

 朝に弱い凛は頭を掻き毟り、大きな欠伸をしながらリビングへと降りる。
 だが、そこで異変に気が付いた。
 リビングから何かを焼く匂いがするのだ。
 その香りに凛は慌ててリビングへと走るとそこには我が物顔で台所で料理をする杏子がいた。

「あぁ、起きたか?もうすぐ飯が出来るぞ!」

「飯が出来るぞ!じゃないわよ!なんで、あんたがここにいるのよ!」

 昨晩、話し合いが終わった後にわかれた筈の人間が自分の家にいる事に凛は驚きを隠せなかった。
 何食わぬ顔で料理をする杏子に凛は苦笑いを浮かべるが、そんな凛を気にせず、料理を盛り付けると机の上に並べ椅子に座った。

「早く座れよ?冷めちまうだろ」

「えぇ……そうねって!なんで、あんたがここにいるのかを聞いてるのよ!」

 凛は一瞬、食事をとる為に箸に手を伸ばすが、流れにのまれている事に気が付くと慌てて突っ込みを入れる。
 そんな凛に対して杏子は真剣な眼差しで凛を見つめると一拍置いてこう投げかけた。





「あんたが言っていた何かわからない気配の正体を探る為に教会側に聖杯システムの事で問い合わせたんだ……まぁ、全く資料は無かったが一点だけ気になる事があった」


「まぁ、システムについて御三家以外に詳しく知る人間はいなさそうだものね……で、分かった事って何よ?」


「いや、まぁ……その、私達は本当に聖杯戦争の機能が正常だって信じていいのかなってさ……ライダーが完全に悪霊の類でどう考えても英霊ってのに引っかからないんだよね……反英霊ってのもいささか疑問だったからさ」


 凛はライダーとの面識がまだないためその問いには何とも答えられないが、確かに本来は英霊を召喚するシステムに英霊以外のモノが混じってしまったというのは少し気にかかる。
 前例は調べてみなければわからないが、もしも前例がないならばそれは聖杯戦争のシステムそのものに異常がある可能性が高い。
 そうなると、先日のまどかが感じた気配も何らかの聖杯戦争のシステムエラーによって召喚されてしまったイレギュラーの可能性が高い。
 凛はその事をまだ寝惚けている頭の片隅に置くと欠伸を殺しながら杏子の料理を食べ始めた。
 それからすこしして、まどかが目をさましリビングへとやってくる。


「おはよう、凛ちゃん」


「ん? あぁ、おはよう。まどか、昨日はよく眠れたかしら?」


「うん。おかげさまで、あれ?杏子ちゃんたちが何でここに?」


 状況が全く理解できていないまどかは首を傾げてしまうが、そんなまどかに対して杏子は早く飯を食うようにせかした。
 そんな聖杯戦争の空気を感じさせない二人の様子に思わず凛は笑みをこぼしてしまう。
 そして、二人のやり取りが終わると凛は杏子にある質問をぶつけた。


「ねぇ、そう言えばライダーのマスターは判明してるの?一番危険なら、マスターを押さえればなんとかなるんじゃない?」


「マスターか……どうも、アイツがマスターってのがしっくりこないんだよね……なんか、本みたいなの持って魔術を操るど素人のバカだったんだが、あのセイバーのマスターの事も考えればマジでそうなのかもしれないのか?」



 凛のなかではその本というモノが気がかりだった。
 もしも、その本がサーヴァントを操るものだとするならマスターが別に存在している可能性もある事となる。
 衛宮君とセイバー、人形遣いとアサシン……
 バーサーカーとは戦闘経験が無く、いまだに正体は不明
 ランサーとライダーはマスター不明と来ている
 ここは盤石な体制を敷くなら動かず相手の動くのを待つのが筋だが、あまりにイレギュラーが多い戦争に凛は決断に迷ってしまう。


「まぁ、だから今後の方向を決めるために来たんだよ……今は均衡みたいなのが出来ちまったお蔭で平穏に見えるが一度投石して波紋が出来るとそれは全体に広がっちまう。一角を落とせば、確実に戦争は激化するからな」


 仮初の平穏……確かにその言葉があっているのかもしれない。
 ただ、アーチャーの能力上は奇襲や待ち伏せに弱い以上はどちらをとってもリスクは大きい。
 凛は次の一手を迷っている中でまどかがこう凛に告げた。



「私はライダーさんが人に迷惑をかけているなら、それを止めたい。ダメかな?凛ちゃん?昨日、倒れていた人がこれ以上、増えるようなことは見過ごせないから!」


 昨夜、凛とまどかが見た魂食いの被害者……
 その時、凛は何を誓ったのか
 その事を思い出すと凛はまどかの言葉に少し考え、溜息混じりにこう返した。


「確かに、私はこの冬木の地の管理人である以上はその行動を黙って見過ごすわけにはいかないわね!そうと決まったら、ライダーをとっちめてやらないといけないわね!まどか」


「ライダーって決まったんなら、夜に見回りって所か?なら、それまで休ませてもらうわ……日の光は少し苦手でね……克服したとしてもキツいもんだ」


 杏子はそう告げると食べ終わった食器を片付け、流しに置くとソファーで眠り始めた。
 そして、凛とさくらとまどかで何ができるかの確認などの準備を行い、夜が来るのを待つ。




間桐邸

「まだ、魔力の補充はできないのかよ!ライダーは!」

 焦るマスターを他所にライダーは不敵に笑う。
 前回のキャスターへの敗北を踏まえて準備は着々と進めてきた。
 魂喰いなど、その前哨戦に過ぎない。
 その真の目的はもう一つの目的を隠す事だ。
 悪霊をこの地へと集め、それをスキルで使役する。
 すでに自らの力でもって場を乱し、魍魎や火車と言った霊が着々と集まり始めている。
 後は、一度ライダーが合図を行えば冬木は惨状となるだろう。

「おい、聞いてるのか! マスターは僕なんだぞ!」

 背後で喚くムシケラの様子にライダーは溜息を吐くが、そこである事を思いつく。
 魍魎は人の死体に取りつくが、その力は対して強くは無い。
 だが、もしも見知った人間に取りついたのならばそれを殺すのには並大抵な覚悟が必要だ。

「そうだ……貴方は天才なのよね? マスター?」

「当然じゃないか! 僕は選ばれたモノ! この戦いだって僕が生き残るに決まってる」

 ライダーはそのマスターの自惚れ具合にニヤリと口元を釣り上げた。
 この男ならそれなりにアレを上手く使えるかもしれない。
 自滅するまでの時間、暴れまわり他のマスターの目を逸らしてくれればいい。
 コレが死ねば本来のマスターとのラインが復元され、魂喰いの必要もなくなるからだ。

「貴方は力がほしいのよね? なら、私がその力を与えてあげるわ……」

 そう呟くと額が割れてそこから現れた石にライダーは手を伸ばす。
 そして、その石を二つに分けるとそれを慎二に見せ優しく微笑みかけた。

「この石に選ばれれば無限の力を得る事が出来るの。あなたの望む魔術を使う為の魔力も、力も思いのまま……どうかしら?」

「嘘じゃないんだろうな?」

「あら?貴方が無限の魔力を得ればこれからの戦いなんて楽勝よ?それに死なない体を手に入れる事も出来る。貴方の願いである聖杯なんて簡単に手に入るわよ?」

 その言葉に踊らされて慎二はゆっくりとその石へと手を伸ばす。
 ライダーはそのマスターの様子に何とか笑いを堪えると、その石をそっと慎二の手に乗せた。

「受け入れなさい……石の力を……」

 そう告げると石をゆっくりと心臓の位置へと持っていき一気に押し付ける。
 すると、まるで吸い込まれるかのようにゆっくりと皮膚の下へと落ちていき、やがては見えなくなった。
 それと同時にマスターである慎二が苦しみだす。

「な、なんなんだよ!これは!」

 叫ぶ、慎二を他所に高らかにライダーは笑うと部屋を出て、地下へと続く階段を降り始める。













 そして、地下に待っていた真のマスターに向かってライダーは笑いかけた。


 それに気が付いたマスターも目の前に広がる光景を視ながらライダーへと笑い返した。


「ほう……なかなか面白い事をやりおる」

「それはお互い様ですわ?貴方も酷い事をなさいますね?これだけの死体を集めるなんて……」


 目の前には死体の山が積み重なっていた。
 ただ、一つ普通の死体と違うのはその頭になにやら取り憑いている事だ。
 カテゴリーCの魍魎であり、死体を動かし人を喰らうしか能が無い悪霊……
 ただ、それがこれだけの量となれば話は別だ。
 目の前には百はあろうという死体が並べられており、それに今まさに魍魎が取り憑こうとしていた。

「貴方の息子さんにも道化になって貰いましたわ……あまりにも使い物になりませんでしたから少しばかり細工をさせていただきましたが……」

「構わん……奴では聖杯を手に入れることなど不可能だろうからな……」


 マキリが日本に渡ってきて何代も代を重ねる事により、土地が合わなかったのか魔術師としての才を失ってしまった。
 そんな人間になど最初から期待などしていない。
 此度の戦いには自ら出陣しようとこのサーヴァントが召喚されたときに一目見て決めたからだ。
 すでに聖杯の器も確保している……だが、欠片で作った模造品では心もとない……真の聖杯を手に入れるにはやはり、アインツベルンの聖杯の器が必要だ。

「それよりも、準備はどれほどかかる?」

 ライダーは真のマスターの言葉に一言、こう答えた。

「今日の夜には全ての舞台が整います。いかにサーヴァントとして優れていようとも同時多発的に起こる戦闘と、我が宝具の前では無力と言えましょう……」

「そうか……ようやく、我が悲願が叶う時が来たのか……」

 静まりかえった地下室の部屋で悪霊が蠢く中、その人間の言葉が静かに何度も反響を繰り返し、やがては再び静まり返った。








 先に言うと、黒桜はでません
 あれは士郎に認められなければなりませんが、この作品では一切そのような事はありません
 わかるようにこの作品の士郎君は空気の読めない痛い子です
 真の主人公は杏子様です(嘘)
 すいません、まどかです
 二日目の最初から分かった通り、惨劇を起こします
 多分、批判が来るのではないかと不安です……
 しかし、ライダーの話ですから彼女が輝かなければならない!
 感想待ってます。

Self is taken, self is hidden and self is not given.
It is the first cruel temporary peaceful actually.
The temporarily first hope to despair which finally is not In the department of a crime which finally is not, it is temporary help.
I will take over my offense of the temporarily.
it is not saved -- a soul In my dream, one time should save and be.


我は奪い、我は隠し、されど我は何も与えん

残酷なる現実には、仮初の平穏を

終わりなき絶望には、仮初の希望を

終わりなき罪科には、一時の救いを

我がその罪過を一時、引き受けよう

救われぬ魂よ

我が夢にて一時の救いあれ


固有結界の詠唱を考えるのは意外と難しいです
なんか、英語が苦手なので変な英文にwww
誰の固有結界かは内緒ですが
目的のキャラとは違ったんですがねwww固有結界詠唱は難しい


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