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No.27745の一覧
[0] 【ネタ・習作】魔砲少女ほむほむ☆マギカ(魔法少女まどか☆マギカ×Dies irae)[ぬこ](2011/05/24 01:53)
[1] プロローグ[ぬこ](2011/05/24 01:44)
[2] 1話[ぬこ](2011/05/24 01:48)
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[27745] 1話
Name: ぬこ◆d0f30961 ID:0c96cb41 前を表示する
Date: 2011/05/24 01:48

 目を覚ますといつもの病院のベッドの上、というわけではなく何処かのビルの屋上だった。これまでのループとは違う始まりに驚きつつも、辺りを確認する。青空の下で見渡せる風景はもう見慣れたものでもう何年もこの街に住んでいる感覚さえ覚える。おそらく見滝原市なのだろう。
 私の恰好もいつもの寝巻ではなく制服だった。ワルプルギスの夜との決戦で負った傷も無くっている。
 他の事も確認する為にその場から動きだす私だが、私の内にある聖遺物の感覚であの出会いは夢ではないことだけは既に認識できていた。

 現状確認という名目で町を散策しながらも頭の中で確認出来た事を纏めていく。結果から言えばここはやはり見滝原市だったのだが、本来のループ開始時よりも一年ほど前にズレていた。これについてはコンビニ等、複数の場所や方法で確認した以上間違いはない。
 また街を見た感じだと別の世界といっても前のループのものとこれといった違いはあまり無いように思える。変化している部分、例えばまだ建物が建っていない等は時間のズレが原因とも十分に考えられる。

「はぁ……」
 
 始まる場所や時間軸も違うという結果については違う世界だからと一応納得しておく。若しくはメルクリウスが前とは違うことの証明にしたのか、気を利かせてくれたのかもしれない。エイヴィヒカイトの才能について微妙とも言える判定を下してくれたし。

「はぁ……」
 
 行動の指針はループ時のものにエイヴィヒカイト関連が増えた程度でそこまで変わりはない。戦力強化を行う時間の余裕が増えた為、大分楽になったといえる。あとは前より上手くやるだけだ。

「はぁ……」
 
 色々思案しつつさっきから溜息ばかりつくのには理由があった。まず私という存在が与える影響。異世界で無くても干渉次第で未来が変わる事を知る私にとっては、正直この事だけで思わず頭を抱えたくなる。迂闊に動けば何もかもを変えてしまう可能性があり、その果てに自分が知る未来とは全く異なる未来となり兼ねない。
 次に家が無い。そもそもこの世界にも本来の暁美ほむらがいたとしてもまだ東京にいるはずである。実際に見に行ったが誰も住んでなかった。家そのものはまだ無くてもやってはいけるが、流石に安心できる拠点は欲しいと思う。
 最後に今一番の悩みがお金がないことだった。財布は持っていない。というかあの最終決戦に財布なんて持って行くほどお気楽じゃない。調達自体は能力を使えば簡単なのだがそんな事に使いたくなかった、魔力とか精神的に。
 そんな考え事を一通り終えた私はいつの間にか大通りに出ていた。天気の良い夕暮れ前の為か、歩道には歩く通行人で溢れている。そんな中で自分と同じ制服を着た女子中学生を見て、自分が今一番したいことをやっていない事に気付いて走り出した。
 そう、まどかに逢いに行く為に。




 下校する学生達の中にまどかがいないか確認しつつ、確証もないのに今の時間にいそうな学校へ向かう。メルクリウスを疑う余地なんて今は無かったけど、どうしてもまどかが“いる”ことを確かめたかった。期待や不安、焦燥、罪悪感といった色んな感情が混じり合い、どうしようもないそれが一秒でも速くと私の行動を更に促した。
 学校へと辿り着いて門を潜ろうとした時、私が探し求めていた人物の姿を確認出来た。私の知る彼女と比べてどこか幼げで不安そうで、でも期待に満ちている印象を感じるまどかは同じような印象の美樹さやかと一緒にこちらへと歩いて来ている。何か二人で楽しそうに笑いながら話しているその姿を見るだけで涙が零れる。
 思わずその体を抱きしめたい、救えなかった事を謝りたいと動こうとする体を踏み留まる。そんな事をすればに彼女にどんな影響があるか分からない、今こうしていること自体が危険だという冷静な思考、つい先程まで頭を悩ませていた事が私を縛っていた。
 そもそも今の私は友人でもクラスメートでもない他人だからきっと困惑するだろう。真っ当な理由で完全に諦めるが、ただ彼女を眺めることだけは止められなかった。
 せめて今だけは弱い自分で在らせて欲しい。そして改めて誓おう。あなたをもう二度と失わない、必ず守ろうと。





 隠れるようにして彼女達が立ち去るのを見送り、私は学校の中に入った。本来なら家に帰ってじっくりと落ち着いて考えたかったが、家が無い私には行ける場所が限られている。幸い制服を着ている事で今の時間帯は怪しまれないし、下校時間を過ぎても今の内に隠れてしまえば問題は無い。問題が起きたとしても最悪能力を使えばどうにかなるだから。

 先送りにしていた私が与える影響などについて考える。私が望むベストな展開は色々行動した上で一年後のループ開始日の状況がループと全く同じになるというもの。そうなれば私は時間と未来の情報の両方を生かすことができるが、私がいる限り同じという状況にはまず成り得ないだろう。    
 でも限りなく近づける事は可能なはずだ。ループにおいて私が干渉しなかった事柄については大凡同じ結果を辿っていた。それならこの町の人々に干渉しなければあの状況に良く似たものになるのではないだろうか。
 勿論異世界だからそうならないとも言えるが断言も出来ない。異世界と言っても今日一日街を見た感じだとそんなに違いは感じられなかったし、元々一年後のこの街しか知らないので違いなんて本当には判らない。
 可能性の問題や時間を得た事を考えれば、動かないという選択は出来ない。つまり変化を最小限に抑えてある程度を許容するか、それとも干渉してループ時とは完全に違う状況を作っていくかのどちらか二択を選ばなければならない。
 
 私が取るべき選択は――




 人はあらゆる瞬間に選択を迫られる。取るに足らない些細なものから人生を左右する程の重要なものまで無数に。そして選べる選択肢の中から最良と思える選択をし続ければならない。そこで選ばれなかったそれらの結果は体験できず、あくまで結果を予想することだけしか出来ない。IFの世界が存在しない以上、最良の選択肢というものは誰も知り得ない。
 そもそも結果が一つしかないのだからそうなるべくなった、つまり選択しているのではなく、選択させられているとも言えよう。
 そのIFを知り得え、そのような意味で選択肢を持つ数少ない例外――暁美ほむらはそうであるが故に悩む。既知という世界で足掻き慣れてしまった故に未知を恐れる。
 以前のループであれば永劫繰り返せば良い。魂が擦り切れようが絶望で心が折れぬ限り、終わり無き円環で戦い続ける事が出来る。壊れる前までに望む結末を掴みさえすれば良い。
 しかし暁美ほむらはもう繰り返せない。己が鹿目まどかにもたらす影響、彼女が元々そうなるだけの素養を秘めている事、そしてそれらが指し示す可能性。
 なくしたものは戻らないと知ってしまったのだから。

 



 結局私は変化の最小限に抑える前者を選択した。理由としては干渉によるメリット・デメリットが未知数である事、私の持つ最大の武器である情報を失う事、ループ時の未来の状況が十分に恵まれている為だ。特にワルプルギスの夜を倒す為に必要な協力者としてあの実力の巴マミや佐倉杏子が存在するのは大きい。
 兎も角定期的にこの街を調査、未来に影響を与えないように戦力の強化と結論付けて、学校から出る。
 日は既に暮れて、動きやすい夜になっている。取り敢えずの目標はこの世界の暁美ほむらの確認と決めて、この街から離れる為に行動を開始した。





 あれから3日、既にこの世界の暁美ほむらの確認を終えた私は協力者や魔女を求めて当てもなく放浪していた。運が悪いのか今の所どちらとも見つけることが出来なかったが、一つだけを発見があった。私の魔法そのものが変化していた事だ。
 あれは資金を調達する為に仕方がないので魔法を使おうとした時だった。左手にある筈のシールドがなかったどころか時間操作の魔法も使えなくなっていた。確認してみるとその代わりに右手の弓と背中から腰の辺りにある光で出来た翼みたいなモノが私の魔法になっていた。あの時は能力の変化にまた頭を抱えたくなったが、魔法自体の使い勝手が良くなったことや準備期間の増加を考えればそう悪くはないと今は思える。『まどか』と同じ弓という武器に好感が持てたのもあるだろう。
 
 聖遺物の事もあってか、魔女だけでも早めに見つけるべく捜索を続けてようやく魔法少女と魔女を感知することが出来た。感知を頼りに探して回り、とある建物の中で結界を発見した。
魔女の結界の中へ入る。中は他と変わらずモノの滅茶苦茶な組み合わせで出来ていたが静かだった。見た目こそ悪いが静寂や静謐という言葉が似合うだろう。
 まずは魔法少女を探そうとして動き出して、そこで違和感を覚えた。周りには魔女もその使い魔も誰一人いない静かな世界――そう、自分の足音や風切り音、呼吸すら聞こえない程に。

「――――」

 驚き、思わず大声を上げてみるが何も聞こえない。弓を其処らに打ち込んで床や壁を壊しているのに拘らず何も聞こえない。手首や音符の様な姿の使い魔を見つけたものの、動いているそれらからも何も聞こえない。
 一通り試してみた私は即座にループで得た経験による仮説――魔女は特性を持つ。恐らく魔法少女だった頃の能力等が変質して特殊な能力になっている ――で彼女が音に関する能力ないしは願いがあったと推察し、戦略を立てる。
 今の私の魔法は弓による攻撃と光の翼による機動の二つに変化してしまっている。簡単な話、一撃離脱タイプみたいなものだ。今までの時間停止というある意味究極の安全策は取ることはできない。
 此処に至って能力の変化が改めて痛いと感じる。あの力は絶対的な優位性や万能性はあっても弱点だらけで無力だと思っていたが、今その力が必要だと思っている自分に苦笑する。無いものねだりしてもどうしようも無いので簡単に対策を練る。
 完全に視覚頼りになるのでなるべく距離をとりつつ、全方位を確認して安全を確保した上で攻撃。もし厳しいなら高機動を生かしつつ攻撃と場当たり的なものしか思いつかなかったが、相手の情報が限られている為有効な対策は元から無理だった。
 
 魔力温存為に翼を使わずに最奥の魔女を目指し走る。幸い道中の使い魔達は好戦的ではなかったので楽に進む事が出来たが、目的の人物を見つけることは出来なかった。
 やっと魔女の間に辿り着いた時、其処には私が捜す両方がいて、お互いに戦っている最中だった。まだ遠目なのだが白を基調としたフリルのついたドレスが特徴的な赤毛の小柄な少女がゆらゆらと動く黒い何かを操って魔女や使い魔を攻撃しているように見える。少し離れた所には彼女のものだと思われる麦わら帽子みたいな鍔の広い白い帽子が落ちていた。
 無音の世界に苦戦しているのか攻撃そのものが苦手なのか、魔女と戦っている彼女は一杯一杯という感じで明らかに押されていた。道中とは違い、使い魔達が襲いかかってくるのも一因なのかもしれない。
 そんな彼女に念話を送るのは危険と判断して、助けるべく弓による掃射を開始しながら彼女の視界に入るように動く。私に気付いた使い魔達が襲ってくるが回避、代わりに威力よりも速度を重視された矢を叩き込みながら距離を詰めていく。使い魔の数を減らしながら本命の魔女にも矢を放ち、此方への注意を促す。

“ありが“いいから先に倒すわよ”はいッ”

 ようやく私を視認したらしい彼女から念話で礼を言おうとしてくるが切って捨てる。それを受けるのは魔女を排除してからでも遅くない。
 彼女はその場から大きく距離をとり、その黒いモノで魔女を攻撃し始めた。あらゆる方向から攻撃したり、魔女を拘束するような戦い方は私の援護をしてくれるようだった。
 その援護に答えるべく私は魔女や使い魔の攻撃を回避して、改めて少し距離を取りつつ弓による連射を続ける。彼女も防衛用なのか黒いモノを足元に纏い、無理をせずに私よりも距離をとり続けて攻撃しているようだ。
 暫く攻撃を続けた結果、もう少しで倒せる程に弱り切った魔女を見て一つ確認代わりにやりたいことがあったので彼女に念話を送る。

“ちょっと大きいのを撃つから少し時間を稼げる?”

“長くは無理だけど、少しなら大丈夫”

 彼女の返事を受けて私は回避を続けながら集中する。メルクリウスに見せてもらったザミエルという女性の戦いの記憶を思い出す。
紅蓮と形容できる赤い髪に黒い軍服を着こなし、そして何よりも目に付く半顔を覆う火傷の跡を持った眼つきの鋭い女性。
 彼女が魔法陣のようなものから放つ極大の一撃。彼が君とでは到底次元が違うと言っていた彼女の一撃を私が放つのは無理だろう。だけど、絶対無理だとしてもそうなるように近づきたいと願う。
 
活動――彼に教えられた中でも基本中の基本。聖遺物の特性を生身に付加する術。

 特性を付加すると言ってもそんなに難しいものではないらしい。私の聖遺物のような銃火器の場合は『発射』だし、刃物であれば『切断』、聖遺物本来の使い方を生身で行うだけと彼はと言っていた。
魔力で以って聖遺物を駆動させ、それの特性をイメージしながら意思を持って実現を願う、これが彼の教えの私なりの解釈。その解釈の下で活動を使おうとする。
 魔力を使うイメージも砲弾を放つイメージも簡単だ。そんなもの私はこれまで何度も魔力を使い、様々な銃火器を使ってきたのだ。これまでやっていた事をわざわざイメージする必要すら無い。
 だから右手を魔女の方へ掲げて、願いと共に強く意思を込めて“撃て”と心の中で言い放つ。

 見えない何かが放たれる感覚。予想もしてなかったそれの反動で思わず私の体が後ろへ投げ出されるが、直後の爆発による衝撃で更に吹き飛ばされた。
 翼を使って体勢を整えつつ着地、爆発による煙の中で状況確認をするのだが――


 遠かった。さっきの反動やら爆風の規模を考えれば別におかしくは無いが、その前提が予想以上すぎて困惑する。あんなのワルプルギスの夜との決戦レベルの規模だ。
 次第に煙が晴れていき、魔女の姿を探してみるがいない。おそらくアレで倒したみたいだけどそれはいい。そもそも魔女を狩りに来て、倒すためにさっきの撃ったのだから。その証に結界が解除され始めている。
 結界が消える去る前に煙が晴れたことで爆心地の巨大なクレーターが見えた。それでもう自分がした事を認めるしかなかった。

 此処にいないメルクリウスに言いたい、そして聞きたい。それも沢山。強力な力が欲しいとは思ったけどここまでだとは思ってなかったとか、彼女に大いに劣るとは言え基本中の基本でこれだとしたらその先はどうなるのかとか、人間止めたつもりとは思ってたけど人間兵器になるつもりはなかったとか色々と。
 ぽけーと今はない自分が行った惨状の方を見ながらも思考はひたすらフル活動。此処に来てからもう何度感じたか分からない頭を抱えたくなるという感覚を覚える。
 結局文句を言うことは出来ないので諦めるしかないのだが、訳が分からないよと叫びたくなった。


 


「ちょっとー、助けてもらったのには感謝するけどいくらなんでもあれは酷過ぎない」

 あまりの出来事に混乱していて、急に声を掛けられた事に驚く私。爆発による影響なのか話しかけてくる彼女がぼさぼさになった赤毛を手櫛で直しているのを見て、申し訳ないなぁと思いつつ答える。

「……ごめんなさい。正直ここまでだとは思っていなくて」

「ってことはあなたも魔法少女になったばかりなんだ。そうだったんだー、それじゃあ仕方ないよね」

 私の答えを聞いて彼女は何やら勝手に納得しているようだった。それどころか笑顔で嬉しそうにはしゃぎ出している。
 彼女の言葉の節に疑問を覚えたので問いかけみる。
 
「あなたもって?」

「うん、私もなったばかり。仲間に会えて嬉しいなぁ。あ、えっと自己紹介が遅れたね。私はアンナ、影沼 杏奈だよ」





後書き

 まどマギ本編の開始を期待していた方、申し訳ありません。色々と考えた結果時間をズラしてほむほむ投入になりました。そうあるべき存在ならまだしもチート補正溢れるっていうのはあんまりかなと思った次第であります。
 あと最後の彼女についてはもはや語るまい。







 以下はDiesキャラ及びSS設定紹介。Diesを知らない人用に書いたものですが、プレイする予定の方は回避を。やっぱりネタばれや二次ネタが含まれます。









ザミエル(エレオノーレ・フォン・ヴィッテンブルグ)

 回想に登場。正式な魔名は“魔操砲兵”(ザミエル・ツェンタウァ)。極大火砲・狩りの魔王の本来の所有者。赤騎士。バ○ライカさん。
 古くから由緒正しい騎士の家の出の女性。その生まれから自他厳しく誇り高い性格であり、また軍人としての非凡な才能を持つ。それは厳しい修練を重ねた結果とはいえ、人をやめて限界突破した連中と切り結べるほどのレベルである。
 そんな才能の代償故か、色んな意味で不器用な人物。誰よりも心は乙女なのにそれを受け入れない部分がその最たるもの。ちなみにツンツンツンデレなヤンデレ。殺し愛を平然とやらかすお方である。
 本来なら魔術やオカルトとは全く無縁な人物であったはずなのだが、ニートの策略によって魔道の道に入ることとなる。その策略はまどマギで例えるなら色々あってボロボロの魔女化寸前さやかさんがいきなり現れたかみじょー君から「僕にはさやかが必要なんだ」と言われながら抱きしめられるようなもの。こんなんされて落ちない人はきっといない。つまり何が言いたいかと言うと、こんな事仕組みやがったニート死ね。

 能力はバトル物ではお馴染の『絶対命中』。当たるまで広がり続ける拡大爆心やら結界に無理やり引き摺り込み、結界内全てを炎で埋め尽くすとバージョンの違いはあるがその本質はどちらも同じ。
 能力自体はありきたりだが問題は火力。彼女の動きにより生じる熱風で鋼鉄溶かすなんて序の口、数万度の砲弾を余裕で撃つ、溶岩の数百倍や核レベルの熱量で以って燃やし尽くす、補正有といえしまいには超新星爆発と渡り合う等とチートである。
 尤も同僚とかがこれまたお馴染な『必殺』持ちなので印象は薄くなりがちだが。
 


暁美ほむら

 時間制御を失い、かわりに本編の改変世界での能力にシフトチェンジ。一応の能力の変化の理由は渇望の変化によるものだと言ってみる。実際は珍世界のほむらさんと被るからだが。
 能力については自体は速射に優れるメイン武器の弓と高速機動を可能にする光の翼で、光の翼は某機動戦士の如く攻防一体の最終決戦兵器だという妄想設定。
 割とスタンダードな能力に極大火砲を加えたのがこのSSのほむほむの能力だが、流石に本家本元の極大火砲には大幅に劣る。本家のまんまだと街とかこのSSとか色々滅ぼし兼ねないので自重。
 それでもバ火力なリアル系の魔砲少女。変化前もそうなのできっと問題はない。
 アンリミッテドバズーカワークスからのチェックメイトだッ!とかタンクローリーだッ!は出来なくなった。残念ではあるが、色々フッ切れたほむほむならドーラ列車砲だッ!をしてくれるに違いない。
 まぁ少なくとも近い内に高速で移動しながら素敵性能な兵器で薙ぎ払ったり、爆撃する姿を見せてくれるはずである。




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