無印予告編 アトランティス最終戦士とシンクロ魔法少女たち
「どうあがいても物語の結末は変わらない。計画は失敗してプレシアはアリシアの亡骸を抱えたまま、時空に消えて、フェイトは報われなかった想いを抱えながらも、なのはと結んだ新しい絆を胸に生きていくんだわ。そういうふうになっているの」
それは、カミのちからを使うアトランティスの最終戦士とシンクロ魔法少女の物語…
俺には魔法の才能はあった。これは間違いない。
この世界で先に起こることもわかるのだ。もう無敵である。オリ主チートが始まるぜぃ。
目的はなのは様と仲良くなること。もうこれは俺だけのものではない。希ちゃんのものでもある。シンクロイベント頑張るぞ~ うるさい奴もいるけどな。
カナコ、何か俺に隠しているようなのだ。
「さっきのこと、私、あなたに話していないことがたくさんある。それが何なのか今は言えないけど、ちゃんと意味があるからそうしているということを信じてほしい。少しだけ言うなら、あなたという存在の存続に関わっているの。そして、強くなったとはいえ、あなたはとても儚い存在なの。あなたがいなくなるのは困るわ」
ついに目覚める俺のカミのちから
「じゃあ始めようか。そうだね。もう避けるのは飽きたから、そろそろ受け止めようかな。 …本気出すね」
私は魔力を展開する。
意外な人物も舞台に立つ。
「今回は静観するつもりだったけど、気が変わったわ。…あなた、希を傷つけたわね。」
戦いの幕が上がる。
だが、私たちは忘れていたのだ。この世界は私たちが関わることで変容していることを
「何? まだ何かあるのフェイト」
「聞きたいことがあります。母さん」
「言ってみなさい」
「その、ある魔導師と交戦したのですが… 」
ほんの些細な出会いが本来の運命を狂わせる。
俺自身も失望と絶望を知ることになる。
(なあ、カナコ、俺さ、この世界でなのは様に出会って、ここに到達するのを夢見てた。最終到達点と言ってもいいよ。今、俺は夢見た舞台に上がってる。けど、なぜだろう? このむなしさは)
・・・・・・・・・
「この本は? 」
「あなたが生まれた理由が書かれているわ」
カナコは俺に本を渡す。渡すときの手は震えていた。
「読んでいいのか? 」
「あなたは自分の名前を知ってしまった。あなたの記憶の封印は解かれたわ。糸が少しずつほつれるように思い出していく。あとは早いか遅いかの違いよ。せっかく今までうまくいっていたのに、こんなことでしくじるなんてついてないわ。でもね」
カナコは自嘲的な顔で、俺を見つめると言った。
「今回の偶然は運命かもしれない。そして、時が来た。そう思うことにするわ。この真実に耐えることができれば、あなたは自分の存在を確立できるわ」
そして、襲いかかる恐怖
「あはははははははははははははは……」
私は壊れたように笑い出す。今や私は恐怖の支配者だった。
「おまえの目をよこせーーー」
シンクロ魔法少女まじかるのぞみん始まります。
~caming soon~
作者コメント
予告編風に作ってみた。つまり、台詞は本編で使うってことです。構成は悪質です。
……さらに縛ってどうする?