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No.26770の一覧
[0] 【ネタ】IS~漢達の空~ 第9話投稿[凡夫](2011/04/19 13:45)
[1] IS~漢達の空~その2 大幅改訂[凡夫](2011/04/19 15:17)
[2] IS~漢達の空~その3 大幅改訂[凡夫](2011/04/16 17:42)
[3] IS~漢達の空~その4 大幅改訂[凡夫](2011/04/16 22:08)
[4] IS~漢達の空~その5 改訂[凡夫](2011/04/17 11:24)
[5] IS~漢達の空~その6 改訂[凡夫](2011/04/17 22:53)
[6] IS~漢達の空~その7 大幅加筆[凡夫](2011/04/17 22:53)
[7] IS~漢達の空~その8[凡夫](2011/04/19 13:45)
[8] IS~漢達の空~その9 new[凡夫](2011/04/19 13:44)
[9] 没案[凡夫](2011/04/07 22:02)
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[26770] IS~漢達の空~その2 大幅改訂
Name: 凡夫◆773ede7b ID:b5aa4df9 前を表示する / 次を表示する
Date: 2011/04/19 15:17
第二話


アメリカ合衆国には大きな不満があった。


 アメリカは世界の警察であり、国際社会のリーダーでなければならない。
 そう自負してきたアメリカにとって、現在の世界は甚だ不本意なものだった。


 ISという極東の小娘が作ったものに支配される世界


 軍事も宇宙開発も、最早IS一色になり始めている。
 圧倒的な軍事力と資源を背景として世界中に影響力を持っていた米国。
 それが今はどうだろうか?

 小娘一人が作った代物に、手も足も出ない。
 その上軍事力にも多大な制限ができてしまい、国内の治安は退職させられた軍人達のせいで治安の悪化や雇用問題が重なり、大きな社会問題となってしまった。

 多くの高級軍人達にしても多くの優れた空軍パイロット達を切り捨てるのは非常に辛い事でもあった。
 
 大企業にとって、今まで培ってきた多くの航空機開発のノウハウを否定したISは憎き敵だった。
 敵だったが、営利目的で動く企業はそれに従うしかない。

 そして、政治家にとっても小娘一人の掌の上という状況は非常に気に食わない。



 名誉ある合衆国を、世界を小娘一人の意のままにさせる訳にはいかない。

 そのために、名誉ある合衆国の復活を。
 ISからの脱却を。

 多くの政府要職にある者達がそう考えた。
 
 
 
 
 そして見つけた。
 あの大天災に匹敵する天才を。



 その少年は初めは誰にも注目されなかった。
 しかし、多くの最新科学技術の特許を持ち、冷や飯を食っていた多くの技術者達に声をかけ、ISに匹敵する兵器を開発中となると、途端に目端の効く者達は彼の情報を集め出した。

 解ったのは彼が元空軍のエースパイロットを父に持ち、その父を空から追いやったISを憎悪している事だった。




 使える。




 ISを憎悪し、漢達に空を取り戻そうと必死になっている少年は、大人達にとって正にうってつけの人材だった。

 そして、彼の情報を知った者達は一斉に彼とのパイプを繋ごうと蠢きだした。






 IS~漢達の空~






 遂に戦闘用LM、LM-02エステバリスの受注が来た。

 
 これはつい先日、アメリカ内の企業・政府・軍問わずの重鎮達を招き、大々的なプレゼンを行ったからだ。

 とは言うものの、本来ならIS関連の技術発表会等で改良したラファール・リヴァイブとエステバリスの模擬戦闘を披露する予定だったのだが、政府や財界筋から「プレゼンせんの?(意訳)」と何度も尋ねられたため、急遽行う事となったのだ。

 少々気にかかる事はあったが、事務や政治に詳しい社員達が揃って「好機を逃すな!!」というものだから、ジョニーを気にせずにプレゼンを行う事にした。






 SIDE GEORGE


 オレは、オレ達は一度空を奪われた。


 当時、ステイツの空軍パイロットの中でも腕っこきで知られていたオレは命令に従ってそいつ、ISとか言われる代物を落とそうとした。

 頼りになる仲間達、どいつもこいつも下品だが腕の良い、経験豊富な連中だ。
 乗ってる機体も当時の最新鋭機であるF-22。
 つい最近慣熟訓練も終了し、何の心配もなかった。

 例え新兵器だろうがなんだろうが、オレ達に負けはない、と。
 そう思っていたんだ。
 
 だが、現実って奴は何処までも残酷だった。



 オレの機に向かって白刃を振り下ろす白一色の人型の姿。



 気付いたのは2日後、空母の医務室だった。
 そこから、オレ達の凋落は始まった。

 空軍は再編成され、戦闘機は空から姿を消し、オレ達は翼と空を奪われ、追いやられた。
 ISと言われる女しか乗れない兵器に、オレ達が完膚無きまでに敗れたから。


 或いは、あの時オレ達がもっと奮闘していたら勝てたかもしれない。
 或いは、あの兵器が世界に広まらなかったらまだ空を飛べたかもしれない。
 或いは、オレ達がISに乗れたのなら話は違ったかもしてない。

 だが、全てはIFの話でしかない。

 後は、ただ貯蓄を食いつぶし、酒に逃げる情けない男だけが残った。
 妻には逃げられ、過去の栄光も消えた時、息子だけがオレを、オレ達を見捨てないでいた。


 頭の良い、自慢の息子だ。
 家に帰ると、何時もオレ達に話をせがみ、膝や肩に昇ってくる。
 やんちゃだが、頭も良く、女にも人気の、自慢の息子だ。
 息子は、オレ達を尊敬している。
 今もそれは変わらない。

 だからこそ、息子はオレ達にもう一度空を飛ばせようと動き出した。


 世情を見て、今のステイツにオレ達の居場所を作るには、空を取り戻すには何が必要かということは直ぐに理解した事だろう。

 作ったのは、ISに負けない性能を持ち、しかし、誰でも搭乗できる兵器。

 3年の年月をかけて、息子は天才である事を世界に証明してみせた。



 そして、オレは、オレ達は、もう一度空へと飛び立った。


 あの時の感動は筆舌に尽くし難い。
 強いて言えば、あれはあるべきものがあるべき場所へ収まったとでも言うべきか。
 
 あの日、実に10機近いLM-02が飛んだ。
 そして、通信から聞こえるのは始終漢達の嗚咽と歓声だった。


 『空が戻ってきた!』
 『空に帰ってこれた!』
 『また飛べる!まだ飛べる!』


 後はもう、言葉にできなかった。




 半年後、オレはISとの模擬戦を行う事となった。

 お偉方へのデモンストレーション。
 これに勝てば、オレ達は栄えあるステイツの盾と剣として、また空を飛ぶ事ができるのだ。

 負けられない。負けたくない。勝ちたい。 

 八百長などは一切無い。
 相手のIS操縦者は米空軍、自分もよく知る相手だったが、だからと言って手加減なんぞする訳が無い。
 それは無論相手の方にしても同じだろう。


 『まさか先輩とやる事になるとは思いもしませんでした。』
 『かっかっか!まだまだオレも現役って事だよ!』
 『おっきなお子さんいるんだから無茶しないでくださいよ!』
 『なにおう!?まだガキのてめぇに言われたかねな!…どうせまだボブとヤってねぇんだろ?』
 『セクハラ!?それセクハラですよ!』

 げらげらげら!

 昔の様に、出撃前に下品な冗談を交わす。
 既に身体から酒は抜け、鍛え直した身体は以前の様に強烈なGにも十分に耐えられるし、長時間の戦闘にも問題ない。

 顔見知りの後輩が相手と言えども、手は抜かない。
 寧ろ、それ位やんなきゃ意味が無い。
 いい女ってのは男の全力を受け止めてこそ、というのがジョージの「良い女」の基準だ。

 開始のブザーが鳴る。
 ここから先は模擬戦とは言えど死線が引かれる領域だ。


 『行くぜ、エリー!』
 『行きます、ジョージ大尉!』


 開始直後、両者は真っ向から衝突した。

 通常IS同士の戦闘では空戦が基本となり、セオリー通り上を取った者が有利となる。
 しかし、エステバリスとラファール・リヴァイブ・REカスタムは既存のISと比べると加速力が高いため、上下の取り合いをするよりも100m程度の距離では相手に突撃した方が隙が無いのだ。

 両者共に大振りで武骨なアーミーナイフで火花を散らして衝突、Dフィールドを軋ませ合う。
 次いで、エステバリスが空かさずREカスタムに蹴りを入れて距離を空け、ライフルで牽制しながら上昇を開始する。
 REカスタムも間をおかずに上昇を開始、ライフルを撃ちながらエステバリスに追いすがる。
 
 そこからは複雑な機動を描いたドッグファイト。
 お互いが常に有利な立ち位置を求めた複雑な機動は、空に白煙を残して複雑に絡み合っていく。
 既に本社施設は豆粒程度にしかなく、周辺空域には二機の機動兵器のみ。
 広い空域を、たった二機の機動兵器が自由に空を駆け巡っていく。

 両機は互いにジェットエンジンと重力場推進を搭載しており、その機動性は第二世代でも上位に入る。
 しかも搭乗者は元空軍エースパイロットに現役IS操縦者。
 目を見張る程高度な戦闘機動を以て、両者は相手の撃墜にかかった。


 ギシギシと、慣性制御でも御し切れないGが身体と機体を軋ませる。
 互いに相手の後ろに食らいつかんと動き、空を昇り、降りながら、円を描く様に飛び、銃火を交える。
 一昔前の戦闘機のそれに近い動きだが、どんなに機動性・運動性が上昇しても、武装や機体性能に圧倒的な差が無ければ、その機動は必然的に似てくるものだ。
 そして、そうした形の戦闘ならば、やはり経験が生きて来る。
 そうなると、俄然有利となってくるのは、やはりジェームズ。
 エースパイロットであり続けた彼を破るには、エリーは未熟だった。


 Dフィールドは減衰しても機体のエネルギーが続く限りは回復する。
 しかし、現在は要重力場ビームを停止しているため、被弾すればIS同様に機体のエネルギーを削られていく。
 かと言ってフィールドを解除すれば、機体への空気抵抗が増し、機動性の低下につながりアウトだ。
 如何に慣性制御をしていたとしても、できる事には限りがあるのだ。
 徐々に被弾を重ね、消耗していくREカスタム。

 だが、搭乗者であるエリーの目はまだ死んでいなかった。



 SIDE ELLIE

 手強い、とエリーは思う。
 流石はアメリカの英雄だ、とも。

 相手は一度は退役したとは言え、歴戦の兵士。
確かな経験に裏打ちされた彼の機動に自分は追い付いていない。
 武装は互いに同じものを使用し、機体性能自体もそう開きは無い。
 
 あるのは経験と、執念。
 絶対に負けない、負けたくないという執念だ。


 『それでも!!』

 私もまた負けられない。

 
 機体は最早限界に近い。
 仕掛けるのならこれが最後。

 未だ追い付けないあの人に、成長した自分を見てもらいたい。
 一度は消えた憧れを胸に、彼女は仕掛けた。


 『行きます!』


 ここぞとばかりに瞬間加速を使用する。
 今日は余り使ってこなかった技を、今ここで使う。

 REカスタムが音速の水蒸気を纏って、エステバリスへ向かって突撃した。




 SIDE GEORGE


 『空でオレに勝てると思うなッ!!』


 それは自負。
 空に生き、一度は追いやられ、それでも帰ってきた漢の執念。
 
 ナイフを引き抜き、音速で向かってくるREカスタムに、ジェームズは微塵も怖じる事なく、正面からブースターを吹かして挑んだ。
 音速状態の近接先頭の一撃は、互いに危険な諸刃の剣だ。
 威力は高くとも、それは自分にも言えるという状況で、正確無比に目標を攻撃し、自分自身は回避するのは至難の業だ。


 だが、漢は退かない。
 何故なら、退く理由が無い。


 『行くぜぇ……!』


 自分の両肩には、全米の、世界中の漢達の執念があるのだと。
 水蒸気のベールを纏い、ジェームズは「奥の手」を見せた。




 SIDE ELLIE


 「な…!?」


 エリーは見た。

 正面、自身と同じく音速で迫るエステバリスのDフィールドが目視可能なまでに密度を高めた事を。


 エリーは優秀なIS操縦者だ。
 適正はAを誇り、IS学園を上位の成績で卒業した才媛だ。
 その知識も技術者顔負けで、戦闘だけではなく将来的にはテストパイロットも務められるだけの能力は十分に備えている。

 だが、だからこそ彼女はエステバリスという兵器を、IS操縦者としての視点で見てしまっていた。
 
 通常、ISのシールドは全方位に常に展開し、それが尽きれば活動限界を迎える。
 消費は激しいが、それでも優秀な防御兵装であり、空力特性を維持するためには重要なものだ。
 必然、その形状は機体全体を覆う様な球状であり、原則として、その形状は変更しない。
 一応絶対防御はその適応範囲を広げる事はできるが、それでもあんな風に変形したりする事は絶対にできない。

 しかし、Dフィールドは違う。
 フィールドアタックの様に、フィールド出力を一時的に上昇させ、体当たりや打撃に利用する等、その形状は自在と行かずとも任意で変更する。
 IFS採用のオリジナル程ではないが、それでも正面に限定したり、拳や足に収束させる事は搭載したCPUに幾つかのパターンを登録してある。


 『おお……ッ』


 ジェームズは右拳を引きつつ、正面にフィールドを収束、フィールド出力を向上させる。
機体の正面が黒のヴェールに覆われた様に姿が隠れ、フィールドの収束が完了した。


 『負けない…!』


 エリーも見様見真似でフィールドを収束、機体が霞む程にDフィールドの密度が上昇する。
 しかし、その収束は明らかにジェームズに比べて甘く


 そして


 『おおお……ッ!!』


 音速を超えた拳と刃が正面からぶつかり合った。


 轟音と衝撃が青空に響き渡り


 『……!?』


 刃は、それを持つ右腕ごと砕かれた。
 

 そして、REカスタムは絶対防御を発動させつつ、弾かれた様に空から落ちていった。
 撃墜と同時に、即座に要重力場ビームが起動されたため、エネルギー不足になる事は無いだろう。
 そこまで考えて、漸くジェームズは長々と息を吐いた。


 『確かに筋は良いがなぁ…』


 降下しながら、将来娘となるであろう少女を思う。


 『オレを受け止めるにゃ、ちっとばかし未熟だったな?』


 10年後だったら解らねぇけどな!
 そう言ってジェームズは上機嫌に笑いながら、歓声の満ちる地上へと降りていった。







 SIDE NO


 響き渡るのは、歓声と嗚咽。

 地上で大型モニターを眺めていた多くの人達がただ喜びに満たされていた。
 泣き、笑い、叫び、それぞれの形で感情を外に表していく。


 そこにいた多くの人間達が、ISの搭乗により、空と宇宙から離れる事になってしまった人々だった。
 空軍パイロットは言うに及ばず、開発メーカーや航空宇宙関連の技術者、そして、そういった人々の家族。

 彼らが求めるのは、漢達の空と宇宙への復活。
 それを求めて努力し、それを求めてここまで来た。


 そして、今宵
 それが遂に成就への大きな前進を果たしたのだ。


 「やった!オレ達やったんだ!」
 「また空に戻れるんだ!」
 「RE社ばんざーい!もう一生出ていかねぇぞ!」
 「ぐぅ…うっ…あぁあ!」
 「もうISなんぞに負けねぇぞ!!」


 デモンストレーションに来ていた政治家や高級軍人、企業の重役達も、漢達の喜びに一緒になって騒ぎだした。
 やがて、悪乗りした若い技術者達を皮切りに、シャンペンやビールがけが始まり、会場は一瞬にして宴会場と成り果てた。

 立場を忘れ、踊り、叫び、飲み、喰う。
 何年も忘れていた、喜びの酒の味。
 翌日の二日酔いも忘れ、今夜だけは一人残らず酒乱に巻き込まれ、朝まで飲むのだった。
 

 「これが見たかったんだ!」


 ジョニーは本当に嬉しそうにそれを見上げた。
 その目からは他の者たち同様に光るものが零れており、それが彼の心情を如実に語っていた。

 
 「やっと、僕たちはここまで来れたんだ…!」


 あの「白騎士」事件からもう4年が経つ。
 あの日から、ジョージは真に幸福を感じる事がなかった。
 空を奪われ、誇りと翼を奪われた父。
 酒に溺れる父を見捨てた母。
 ISからの空の奪還を誓ったあの日々。
 そしてナターシャとの別れ。
 幾日も研究に研究を重ね、仲間を集め、特許を取り、今日という日を夢見てきた。


 「く、う…ぐぅぅぅぅぅぅッ!」


 ぼろぼろと涙をこぼす。
 我慢する事なんてできない。
 それ程、彼が感じた感動は大きい。

 
 「今は泣くと良い。それくらいは許されじゃろう。」
 「うぅうううぅぅううぅうううううッ!!」

 エイフマン教授の言葉に、ますます涙が零れてくる。
 
 その日、ジョニーはずっと泣き続けた。




 なお、ジョニーは翌日重度の脱水症状でダウンする事となる。 






 そして今日この日より、アメリカ合衆国は大きな転換期を迎える事となる。























 機体説明

 LM-02 エステバリス

 外観と性能はほぼ空戦エステバリス(頭はアカツキ機)。
 本家よりも運動性や衝撃吸収などが向上しているが、これはIS技術とLM系人工筋肉を一部に採用したため。
 また、アサルトピット機能は無い。
コクピット周辺は純粋な脱出ポッドになっており、搭乗員と機体のデータを脱出させる。

 今後、大口の注文が来て大量生産する事になれば、第二世代ISよりも低コストになる見込み。

 兵装は現在アサルトライフル、アーミーナイフ、ディスト―ションフィールド。
 オプションとして空対空ミサイル、ロケット砲、フィールドランサーが製作中。




 ラファール・リヴァイブ・REカスタム

 RE社の技術でラファールを改修した第2,5世代IS。
 本家より拡張領域が二割程少ないが、要重力場アンテナやLM-02同様の推進システムや人工筋肉、ディスト―ションフィールドを装備している。
 こと防御力なら現在では第二世代最高となっている。
 
 外見上の差異は背面に空戦フレームのバックパックを装備している事のみ。




 


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