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No.24832の一覧
[0] ◆GSvs魔法使い◆(GS+ネギま!)【習作】[芥川龍之介(偽)](2010/12/25 21:57)
[1] ◆GSvs魔法使い2◆(GS+ネギま!)[芥川龍之介(偽)](2010/12/10 02:38)
[2] ◆GSvs魔法使い3◆(GS+ネギま!)[芥川龍之介(偽)](2010/12/10 17:43)
[3] ◆GSvs魔法使い4◆(GS+ネギま!)[芥川龍之介(偽)](2010/12/10 17:44)
[4] ◆GSvs魔法使い5◆(GS+ネギま!)[芥川龍之介(偽)](2010/12/11 16:59)
[5] ◆GSvs魔法使い6◆(GS+ネギま!)[芥川龍之介(偽)](2010/12/11 17:00)
[6] ◆GSvs魔法使い7◆(GS+ネギま!)[芥川龍之介(偽)](2010/12/12 19:29)
[7] ◆GSvs魔法使い8◆(GS+ネギま!)[芥川龍之介(偽)](2010/12/12 19:30)
[8] ◆GSvs魔法使い9◆(GS+ネギま!)[芥川龍之介(偽)](2010/12/13 17:11)
[9] ◆GSvs魔法使い10◆(GS+ネギま!)[芥川龍之介(偽)](2010/12/13 17:12)
[10] ◆GSvs魔法使い11◆(GS+ネギま!)[芥川龍之介(偽)](2010/12/14 17:58)
[11] ◆GSvs魔法使い12◆(GS+ネギま!)[芥川龍之介(偽)](2010/12/14 18:00)
[12] ◆GSvs魔法使い13◆(GS+ネギま!)[芥川龍之介(偽)](2010/12/15 18:46)
[13] ◆GSvs魔法使い14◆(GS+ネギま!)[芥川龍之介(偽)](2010/12/25 21:57)
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[24832] ◆GSvs魔法使い13◆(GS+ネギま!)
Name: 芥川龍之介(偽)◆855b977d ID:a89e5e77 前を表示する / 次を表示する
Date: 2010/12/15 18:46
「茶々丸!! いったいどういう事ネ」


「説明してください!! 私たちは製作者として聞く権利があるはずです」


「なぜパーツの継ぎ目や関節の隙間が消えてるネ」


「頭部のセンサーも無くなってます、表面を覆う素材も皮膚にしか見えません」


「「どうして外見が人間同様になってる(ネ)(のですか)?」」


「超さん、ハカセ、確かにおふた方にはご説明するのが筋というものでしょう。
 しかしこの体をくれた方に迷惑を掛けたくありませんこの話は他言無用、それをお約束して頂けないのならお話する事はできません」


「確かに他の科学者に知れたら大騒ぎネ、仕方ない約束するヨ」


「そうなったら茶々丸は捕まって分解されてしまいますね、わかりました誰にも言いません約束します」


「それではお話しましょう、マスターと私が学校を休んでいたのは御存じですよね、
 その時にお世話になった方から申し出があったのですが・・・」



近右衛門が美智恵と腹の探り合いをしていた頃、なぜか麻帆良を出て行ったはずの茶々丸が教室にいた。
そこへ茶々丸の製作者である超鈴音と葉加瀬聡美が詰め寄って来たのだ。
理由は茶々丸の見た目が変わり人間と見分けがつかなくなっていたからだ、
唯一人との違いはライムグリーンの髪のみ。
そして茶々丸はそうなった経緯を二人に説明していく。



「茶々丸ちゃんってエネルギーの供給やメンテナンスはどうしてたの?」


「エネルギーは1日1回魔力を込めてゼンマイを巻くことで供給されます、
 メンテナンスは定期的にハカセにしてもらっていました」


「ふ~ん、でもそれだとちょっと不便ね、
 茶々丸ちゃんは麻帆良から長く離れられないって事になるし故障しても修理の度に麻帆良に行くのも面倒よね」


「ルシオラどうにかならないか?
 それだと結局麻帆良に縛られてるのとあまり変わらないし茶々丸ちゃんやエヴァちゃんも困るだろ」


「どうにか出来るのですか? 私が原因でマスターの行動が制限されるのは好ましくありません」


「そうね~ これからの事を考えるとメンテナンスフリーで自己修復可能、
 エネルギーも長期単独行動が出来るものに変えた方がいいわね」


「そんな都合のいい事が出来るのか?
 これでも茶々丸は魔法と科学を融合させた魔法科学で造られた最先端のロボットなんだぞ」


「ああ大丈夫だよ、ルシオラはこういうの得意だし、オカルトの世界はたいてい何でもアリだからな、
 九十九神になるって方法や長期単独行動は出来ないけど式神化って方法もある、俺の文珠を使って【受】【肉】って方法もあるしな」
 

「受肉って・・・貴様バチカンにでも喧嘩を売る気か?」


「そんな気ないって、だけどてっとり早いし楽かな?と思ってな。
 それでどうするんだ? ルシオラ」


「ねえヨコシマ、キャメランや大魔球1号を覚えてる?」


「あの時ルシオラが作っ兵鬼だろ、ってまさか!!」


「それが一番ベストだと思うんけどな、エヴァちゃんも従者は強い方がいいでしょ♪
 それにその方法ならすぐに出来るし」


「確かにそれはそうだけど・・・マズくないか?」


「ちょっと待て、兵鬼とは何だ?説明しろ」


「ああ、キャメランや大魔球1号ってのは前にルシオラが作った造魔でな、
 ベースは普通の亀と野球のボールなんだけどメチャクチャ強くてな、美神さんや一流のGSが束になっても敵わなかったんだ。
 そういう戦闘用の造魔を兵鬼って言うんだ」


「だから欠点と言えば魔物化、茶々丸ちゃんの場合は魂が人間に近いから魔族化しちゃう事かしら?
 霊波迷彩を掛けるからバレる事はないし何も問題はないわ」


「いや魔族化はマズイだろ」


「なるほどな、・・・どうしたい茶々丸? 貴様の好きにするがいい」


「なにも問題ありません、ルシオラさんよろしくお願いします」


「しょうがないな、チャチャゼロはどうする? ついでにやっとくか」


「俺カ?ソウダナ御主人ガ魔力ヲ封ジラレタトキ俺モ動ケナカッタノハマズカッタナ、
 ツイデニ俺モタノムゼ」


「ルシオラ出来るか?」


「もちろんよ、腕が鳴るわマイト数は6000いえ7000マイトを目指そうかしら、
 武装は・・・マティリアルは・・・フフフフフフ」


「おい横島!! 大丈夫なのか?目が尋常じゃないぞ」


「すまん、ルシオラはこういうの得意って言ったろ?でも少しマッドが入っててな」


「ケケケ気ニ入ッタ、ナンナラ御主人ヨリ強クシテクレテモ良インダゼ」



チャチャゼロはエヴァンジェリンの最初の従者であり身長70cmほどの人形である、茶々丸の姉にあたる。
エヴァの魔力のみが原動力であるためエヴァの魔力が封じられていた麻帆良では動く事が出来なかったのだ。
そしてルシオラの言っていたマイトとは神族・魔族・人間の霊的な強さを表す時の単位であり、
キャメランが5000マイト、大魔球1号 3200マイト、そして一流霊能者の美神令子が95マイトである。
マイト数=戦闘力ではないが横島が躊躇うのも頷ける数字である。
こうしてガイノイドと人形の姉妹はルシオラによって体を改造?する事になった。



「「つまり茶々丸は魔族になったという事(カ)(ですか)?」」


「そういう事になりますスペック的にはその方曰く、


『メンテナンスフリーで自己修復可能。
 飲食可能で当然味覚等の五感もあるわ、更にセンサーには霊視機能も追加。
 皮膚に当たるマティリアルは通常兵器が効かない上に対魔法・対霊コーティングと霊波迷彩。
 固定武装は有線式の射出アームと眼球部のレーザーは同じ様だけど除霊も出来る仕様よ。
 オプション武装の重火器は普段は異空間に置いておいて、使用時はゲートを開いていつでも取り出し可能。
 AIシステムの枷が無くなって思考に応用力が広がったわ。
 浮遊・飛行は魔族の基本スキルだから魔力ジェットなんて撤去。
 コンピュータへは霊体を介しての接続可能。
 その他秘密もいっぱい♪
 今まであった欠点は全てなくなって今の仕様なら一流の魔法使いやGSが10人20人集まっても敵ではないわ♪』


 だそうです、ちなみに姉さんもほぼ同じ仕様でオプション武装が各種刃物になっています」


「超さんこれは・・・」


「そうネ、我々への挑戦状ネ」



超と葉加瀬にはルシオラの声が聞こえるようだった『弱点をこんなに残して置くなんて、魔法科学なんて甘いわね』と
もちろん二人の思い込みなのだがこうも見事に茶々丸を仕上げられては挑戦状に思えてしまう。
ロボットの属性を残しつつ魔族化させてる辺り手が込んでいる。



「茶々丸、今度データを取らせてくれませんか?」


「それはお断りさせて頂きます。
 能力とは秘するもの、その情報が敵に知られないとは限りません」


「う~ しかたないネ、それは諦めるヨ、
 しかし計画の方はどうするネ?」


「それはマスターに伺っています、『契約通り』との事です」


「そうカ、それなら良いヨ」


茶々丸は超と葉加瀬に説明する際は横島とルシオラの名前はぼかして話した、
これは横島とルシオラに万が一でも迷惑が掛からないようにする為だ。
茶々丸はこの体にしてくれたルシオラに感謝している。



                  ◆



「はぁ、いったい僕は何を見ていたんだろう『立派な魔法使い』を目指していたはずなのに、
 僕は何をしているんだろう? ・・・はぁ」


「兄貴まだ悩んでいるんですかい?
 あの時はどうしようもなかったって、なんだかんだ言っても兄貴はまだ子供なんだ間違える事もあるって。
 大事なのはその経験を次に生かす事じゃないんですかい?」


「それは分かっているんだけどね、
 後でよくよく考えてみれば血なんて少しずつ抜いて保存しておけば呪いも解けたんだ。
 なのに僕は先生だというのにエヴァンジェリンさんと闘って、・・・はぁ」


「ダメだこりゃ」



超と葉加瀬が茶々丸に詰め寄っていた頃ネギは憂鬱な気分で朝のHRの為に教室へ向かっていた、
ネギはまだエヴァンジェリンの件を引きずっている様である。
担任教師として『立派な魔法使い』を目指す者として天才と持て囃されながらも、
良い様に利用されエヴァンジェリンと戦ったていた自分を考えると落ち込むばかりである。
ネギの使い魔兼相棒であるオコジョ妖精のアルベール・カモミールがフォローするが効果はないようだ。
ちなみにカモは先日のエヴァンジェリンの麻帆良脱出の時は置いてきぼりを食らい部屋で寝ていた様である。



ワイワイ、ガヤガヤ


「・・・はぁ、いったいなんの騒ぎなんですか?HRを始めますよ」


「ネギ大変よ!!エヴァちゃんと茶々丸さんが登校してるわ」


「ほほほ、本当ですか? エヴァンジェリンさんと茶々丸さんはどこに」


「此処だ、久しぶりだなぼーや」


「お久しぶりですネギ先生」


「エヴァンジェリンさん!!茶々丸さん!!どうして学校へ?」


「おかしな事を言う、学生が学校へ来るのは当然だろ」


「で、でも麻帆良を出て行ったじゃないですか?
 茶々丸さんも『ごきげんよう』って」


「麻帆良は出て行ったさ、しかし私は約束した『真面目に学校へ行く』とな
 その約束が勝負に負けての事ろうと約束を違えるつもりはない」


「それじゃ僕との約束の為だけに学校へ戻って来てくれたんですか?」


「ちょっと待ってよエヴァちゃん、ならどうして二週間も学校を休んだのよ」


「神楽坂明日菜なにをボケている、あの時言ったはずだ『家庭の事情』と」


「エヴァンジェリンさん『家庭の事情』ってなんですか?」


「ククク、これだ」


「車の免許書じゃない、エヴァちゃん合宿免許でも行ってたの?」


「バカモノ良く見ろ」


「対心霊現象特殊作業免許?!エヴァンジェリンさんこれって」


「エヴァちゃんGSになったってコト?!」


「「「「「「 ええええええええええええええ 」」」」」」



エヴァンジェリンとネギと明日菜の会話に聞き耳を立てていたクラスメイトが驚きの声を上げる、
ネギもエヴァンジェリンの登校に驚いて認識阻害の魔法は掛けてなかったらしい。
クラスメイトも二週間も休んだエヴァンジェリンをそれなりに心配していた様だ。



「エヴァちゃん本当にGSになったの」


「カッコイイ」


「GSの免許見せて見せて」


「GSって儲かるんだよね、エヴァちゃんなんか奢って」


「もう除霊とかした?」


「勘弁してくれ、女子中学生の吸血鬼がGSってどこのラノベだ」



各々が好き勝手なコメントを言う。
ネギは会話を聞かれていたと知り今までの会話に魔法の秘匿に引っ掛かるものがなかったか必死に思い出す。
どうやらセーフのようだ。
ネギは改めて認識阻害の魔法を掛ける、とたんに波が引いたように生徒が離れていく、
それでも魔法関係の生徒はこちらを興味深げに見ているが。



「そうだGSの免許書だ、つまり私はGSエヴァンジェリン・A・K・マクダウェルという事さ、
 ククク、世も変わったものだ吸血鬼がGSとはな」


「エヴァンジェリンさん凄いです!!でもどうしてGSになったんですか?GSは高収入な職業ですが危険な仕事ですよ」


「ぼーや、あの時いたGSの横島という男を覚えているか?
 奴が家に来て依頼内容を説明している時にな・・・」



素直にエヴァンジェリンの免許取得を尊敬するネギ、しかしエヴァンジェリンとGSが繋がらない。
確かに麻帆良からエヴァンジェリンを脱出させたのはGSだ、
しかしそれだけでGSを選ぶわけがない、ネギは率直にエヴァンジェリンに聞いてみた。
機嫌が良いのかエヴァンジェリンは事の経緯をネギと明日菜に教え始める。



「エヴァちゃんの救出は問題ない、仮に麻帆良全ての魔法使いが敵になっても脱出が出来る用意はしてある。
 問題はその後、麻帆良を出てからのエヴァちゃんと茶々丸ちゃんの生活だ、
 15年も閉じ込められてたんじゃ以前の生活基盤なんてもうないだろ?」


「確かにな、しかし施しを受ける気はないぞ、私は誇り高い『悪の魔法使い』だからな。
 これでも600年生きてきた身だそんなものどうとでもなる」


「まあ、確かにそうなんだろうけど一つ提案があるんだ、エヴァちゃんGSにならないか?」


「GSだと? ピートは確かにGSらしいが奴はハーフだ半分とはいえ人間だ、
 しかし私は真祖の吸血鬼だ人間が認めるとは思えん」


「それが大丈夫なんだな、俺達はいろんな処にパイプがあるんだ。
 それで実はもういろんな所に手を廻していてGS協会に一応のOKはもらってるんだ」


「なるほど準備は既に出来ているという訳か、
 だが気に食わんな、これでGSになれば貴様の手の上で踊っている様なものだ」


「そう言うなよ俺もピートも一生懸命動いたんだぜ?」


「冗談だちゃんと感謝している、私もそこまで恩知らずじゃないさ。
 しかし何故GSなんだ?」


「GSは国際免許だから日本以外でも使えるだろ?
 それに技能職だから不況にも強い、長生きするエヴァちゃん達に合ってる思うんだ。
 それにエヴァちゃん見た目が10歳だろ?
 学校へ通わないで普通の生活は難しいと思うんだ、
 だけど世間はGSは怪しい職業だと思われてるから誤魔化しやすいしGSは実力の世界だから見た目は関係ない」


「見た目が10歳の私がまっとうに生きられないのは事実だ、以前も裏の仕事で生きてきた。
 しかしそれだけが理由か?」


「これが本命の理由なんだけど、魔法使い達を牽制するのが狙いなんだ、
 魔法使いがGSを襲えばオカルトGメンが動く、言い難いんだけど魔法使いが吸血鬼を襲っても事件になり難いんだ。
 だからGSになると世間への露出を嫌う魔法使いには良い牽制になるんじゃないかな」


「なるほどな、確かに賞金はもう取り下げられているが『自称』正義の魔法使いが襲ってくる可能性はある、
 それにオカルトGメンが相手では事件のもみ消し工作も難しいだろうな」


「そういう事、ラッキーな事にもうすぐGS試験があるんだ」


「ほう、いつだ?」


「今月末、でもエヴァちゃんには楽勝だろ?」


「フン! 当然だ、私は『最強の魔法使い』だぞ、GSにもなってない人間など相手にもならん」


「それでもってエヴァちゃんと茶々丸ちゃんにお願いがあるんだけど、免許を取ったらうちの事務所で働いて欲しいな~って、
 ピートはオカルトGメンに来て欲しいらしいけどな」


「フン、私を部下にしようなど100年早い、だが貴様には世話になった仕事の事は考えておいてやろう。
 しかしGS免許は面白い考えだ、今後のことを考えると有効なのも確かだ」



事実エヴァンジェリンはGS試験では首席だった、茶々丸も連れずに体術と身に纏う霊力のみで勝ち上がった。
免許習得後にエヴァンジェリンが横島の事務所で働いているのは横島達を気に入ているからだ。
彼らは正義など在りもしないモノを振りかざさず、自身の強大な力にも溺れず、戦いの意味を知りその覚悟を持っている。
それはエヴァンジェリンの思想に近く、そしてエヴァンジェリンを認め受け入れてくれる場所という事だ、
600年間心の奥底で求め続けた居場所なのだ。
長らく偽善くさい魔法使いに囲まれていたせいか魔族の横島達に清々しささえ感じていた。



「なるほどそういう事ですか、僕もエヴァンジェリンさんがGSになるのは良い方法だと思います、
 今まで理不尽な目に合ってきたエヴァンジェリンさんには幸せになって欲しいですから。
 でもそれじゃ麻帆良に帰って来ないんですか?」


「私は今東京に住んでいる、あのログハウスに帰る事はない。
 それに今の私の所属は横島心霊事務所だ関東魔法協会ではない」


「東京って、エヴァちゃん達どうやって通ってるの?まさか電車とか」


「転移魔法でだ、本来の魔力の戻った今なら簡単な事だ、
 ログハウスから通っていた頃より楽なくらいだ」


「転移魔法って誰かに見つかったらどうするんですか!?」


「何も問題ない、転移魔法が誰かに見つかっても今の私はGSだからな、
 GSが魔法を使っても不思議ではないだろう」


「そんな、魔法の秘匿はどうするんです!? バレたらオコジョにされちゃうんですよ」


「もともと私は賞金首で狙われていたんだ今更だな、
 それに私は『悪の魔法使い』だ『立派な魔法使い』の作った法など守る義理はない。
 今までは仮だが関東魔法協会に属していたんだ、一応は守ってやっていたのさ」


「それじゃエヴァンジェリンさんと茶々丸さんはこれからどうするんですか?」


「卒業するまでは真面目に登校するさ、ぼーやとの約束だからな、
 もっともまた『家庭の事情』で休む事があるかもしれんがな。
 その後の事はゆっくり考えるさ卒業までは時間がある」


「そうですか・・・わかりました卒業までの間よろしくおねがいします。
 僕も教師として精一杯頑張ります」


「そっか、エヴァちゃん茶々丸さんこれからもヨロシクね」


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