うろ覚えの知識から魔法世界が近く崩壊するっぽい事を唐突に思い出したので『魔法世界諦めんな』の魔法を使い、魔法世界を救ってみた
あまりにも魔法と言う単語が多いので、魔法がゲシュタルト的に崩壊しそうだが現実に魔法がある時点で気にしてはいけない
それはともかく、最近宗教の勧誘が目障りなのだがどうしようか
翼生やした発光気味な人型が『神に興味はありませんか? 』とか言ってくる
宗教は間に合ってると言って断っても『貴方は神となれる存在です』とか『神々は貴方をとても高く評価しております』とか
幸せの壷の方がまだ信じられる程の勧誘、お前ら対話が上手になる本でも買って読んでろ
アーニャの方へも行って燃やされたらしいけど、別の発光する人型が複数やって来て僕を勧誘するようになった
対話が上手になる本をぶつけて追い払うが、何故か発光人型が対抗するように聖書とかそれっぽい宗教関係の本を投げてくる
途中から乱入してきたセガさんがエロ本を投げ込んで発光人型を追い払ったが、この部屋の床が見えないほどにばら撒かれた本はどうしろと?
超怒られました
『貴方はネギですか? いいえ、神です』
対話が上手になる本を読んだらしいが、次の日にやってきた第一声がこれである
もしかして、この発光する人型って宗教勧誘用のロボットなの? 機械なの?
僕の部屋に設置された、まほネット受信用のアンテナ(セガさんが持ってきた)をその発光人型にぶっさす
平然としていると言うか無反応な発光人型だが、ネギアイ(目を凝らすと赤外線が見えます)で見るに受信はしている模様
放っておいてアーニャの家に遊びに行く、何故なら今日は僕達三人で作ったリアル人生ゲーム『ジュマンジュ』で遊ぶ約束だから
何処かで聞いたような気がする名前のゲームだが、内容は仮想空間に自分のアバターを作り出して遊ぶ人生ゲーム
例の壊れたダイオラマ魔法球を修理して作った、リアル人生をゲームで味わえる超問題作品間違いなしの一品
本気で修行しても壊れないダイオラマ魔法球はKAIHATUしたので、遊び場には困っていない
100年を1時間で3時間、3回分の人生を楽しんだら何と言うことでしょう
僕とアーニャの身長が1cm伸びていた、劇的ビフォーアフター
思わずアーニャとハイタッチ、アバター越しに何が起こっているかは不明だが問題ない
二人で喜びの踊りを、セガさんが人生ゲームのチェックを行う
チェックの終わったセガさんが喜びの踊りに混ざりヒートアップ、文字通り燃え始めるが僕達はそんな熱さじゃ止められないのさ
超怒られました
部屋に戻ると発光人型がアンテナと一緒に消えていたのだが、これは窃盗じゃなかろうか
次来たら右ストレートでぶっ飛ばす事を心に誓って予備のアンテナを設置、こんなこともあろうかと複製しておいたのだ
翌日にセガさんから『気がついたら天界がHENTAIになってたけど、何かした? 』とか聞いてくる
何故僕に聞くのか、そして魔界は知ってたけど天界もあったのか
あと『TENKAI』と『HENTAI』って2文字違いの紙一重、元々違いはあまり無かったに違いない
とりあえず、例の発光人型にセガさんがくれたアンテナぶっさしたと伝えたら頭抱えてた
『怒られる、超怒られる』とか呟いてだけど、最後は『アンテナはもう消したから証拠はないし、HENTAIなら分かり合えるはず』と言って何処かに電話している
携帯電話使っているセガさん、時代を先取りし過ぎな気もするが、今更な感じがしないでもない
そんな風に慣れてしまった事、それ自体に時の流れを感じずにはいられないネギ・スプリングフィールド7歳の夜
※原作基準だが、大丈夫か?