飄々とした子供時代を送っていたら、性格からこのままで大丈夫だと判断した父親がそのまま漁師を続けようとしていた幕之内一歩(転生)です
ボクシング漫画の主人公になってしまった訳ですが、別にボクシングしなければならない理由も無いので将来は漁師にる事を検討中
漫画だと親が嵐に巻き込まれて遭難した記憶があったので、母親に言って最新の救命具と救命艇(ガスで膨らませるゴムボート)は常備させました
頑固で職人気質な父親は自分の船にそれらを乗せることが軟弱なのだとか色々と渋っていましたが、自分だけではなく他の船が沈んだ時にも使えるのだと説得
やっぱり漫画通り遭難しましたが、帽子だけじゃなくてちゃんと救命艇で帰還
船を失ったショックと、心配でやつれた母の姿を見た父は漁師を辞めて釣り船屋を経営する事を決めたらしい
微妙な部分で漫画と同じ道を辿らせようとする、偶然にしては出来すぎな何かを感じるが気のせいであって欲しいところ
漫画で居た虐めっ子は、僕の何が気に食わなかったのか突っかかってきたので虐められっ子にクラスチェンジしました
高校にあがったら、釣り船屋も軌道に乗り生活に余裕もあるので部活をはじめてみた
何故かあるボクシング部は無視して必殺技を使う硬式テニス部を見学、掲載誌もジャンルも違うとは思いつつ興味があったので入部
ラケットを振ったり基礎訓練で走らされたりしながら思う事は、ボクシングに繋がるだろう訓練だけが有り得ない程効果的な事だろうか
握力、判断力、足と腰と腕の筋力、瞬発力、洞察力、持続する体力、体を捻るのに必要な筋肉
それらが学校の部活に参加しているだけで、テニスも出来るがボクシングも出来てしまう体が作られてい行く謎
一緒に参加している部活仲間や指導している顧問の先生も不思議に思っていたようだが、幕之内さんの息子なら仕方が無いと納得しているらしい
父さん、何をしてたんだ
初参加のシングルで全国大会まで進み、必殺技の『波動球』を使い相手を粉砕しつつベスト4で惜しくも敗退
まさか『波動球返し返し返し』を使える選手が居るとは思わず、日本テニス界の奥深さを実感しました
試合で休憩する度にノートに書き込むテクニック系の童顔の選手に『波動球』をかました記憶があるけど、掲載誌一緒だから問題ないはず
現在の日本は、鷹村守によって空前のボクシングブームが発生中なのであまり話題にはならなかったけれど『学校でテニスの巧い人』レベルの知名度に
と言うか、鷹村守が強すぎる
既にWBC世界ジュニアミドル級(スーパーウェルター級)を制覇、その後チャンピオンの座を返上しミドル級も制覇
テレビで見てたけどブライアン・ホークはあっさりとボコボコ風味、最初から最後までブチキレモードだったがきっと鴨川会長がらみだろう
それと漫画だと僕のライバル扱いされてた宮田一郎は、日本ライト級でチャンピオンになってた
こんど世界に挑戦すると宣言したらしく、ボクシングに興味も無いはずの女子達が騒いでいたがイケメン爆発しろと叫ぶ男子がうるさい
ちなみに僕は今のところ恋人無し、パン屋には行かないので間柴妹さんとの接点などありません
部活を切り上げ家に帰ると、父が釣り船屋だと体が鈍ると言ってボクシングジムに入会すると言う展開が待っていた
スポーツジムで十分じゃないのか、一応仕事のほうを優先するしプロは目指さないらしいけど
ここまで来ると、逆に入会したのが鴨川ジムじゃない事の方がおかしいと感じずには居られない
習ったジャブの仕方などを教えてくる父さんにワン・ツーの打ち方を教えながら、やっぱりこれからもテニスを続けることを決意
そんな感じで別ルートへと進んだ僕は、『超波動球』も習得しプロ・テニスプレイヤーを目指して頑張ります
※ボクシング補正で
硬式テニスが出来るのか?
掲載誌が違うのに
テニスつながりの必殺技が出来るのか?
出来る
出来るのだ