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No.20336の一覧
[0] 【習作】がくえんもくしろく あなざー(オリ主・ちーと) 更新停止のお知らせ[磯狸](2010/08/19 12:29)
[1] ぷろろーぐ[磯狸](2010/07/24 10:28)
[2] 第一話[磯狸](2010/08/05 10:06)
[3] 第二話[磯狸](2010/07/16 04:28)
[4] 第三話[磯狸](2010/07/20 10:13)
[5] 第四話[磯狸](2010/08/12 16:04)
[8] 第五話・改訂[磯狸](2010/07/20 00:33)
[9] 六話[磯狸](2010/07/18 19:52)
[10] 七話[磯狸](2010/08/12 16:30)
[11] 八話[磯狸](2010/07/20 10:04)
[12] 第九話・微改訂[磯狸](2010/07/22 09:42)
[13] 第十話[磯狸](2010/07/22 19:28)
[14] 第十一話[磯狸](2010/07/23 10:36)
[15] 第十二話[磯狸](2010/07/24 22:50)
[16] 第十三話[磯狸](2010/07/27 18:02)
[17] 第十四話[磯狸](2010/08/03 09:00)
[18] 第十五話[磯狸](2010/08/04 12:35)
[19] 第十六話[磯狸](2010/08/10 21:26)
[20] 第十七話[磯狸](2010/08/12 23:43)
[21] 4話分岐…生存ルートぷろろーぐ。別名おふざけルート 注意書き追加[磯狸](2010/08/05 22:47)
[22] 一話[磯狸](2010/07/20 22:12)
[23] 第二話・あとがき少し追加[磯狸](2010/08/05 22:45)
[24] 第三話[磯狸](2010/08/08 04:44)
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[20336] 第十三話
Name: 磯狸◆61d76de1 ID:0a347ea2 前を表示する / 次を表示する
Date: 2010/07/27 18:02







 話がある、と呼びとめられてから数分。
彼女はどう切り出したら良いか、彼女らしくない事に迷っているらしく、口を開きかけては口を噤むと言った動作を繰り返している。
益々気まづい雰囲気になっているが、話があると持ちかけられた以上、去る訳にもいかないので黙って待っていた飛鳥だが、流石にこの雰囲気は居心地が悪い。


麗が大声で孝の名を呼んでいるのも聞こえたが、冴子はそれも耳に入って無いようだった。
そして待つ事更に数分。冴子はようやく、その重い口を開いた。

「……その、学校で私達が会う前に…、何があったかは健二君に聞いた」
「……みたいですね。皆の反応を見れば分かります」

コンビニを出て以降、一行の飛鳥に対する反応は、紫藤との一件以前のものに戻りつつあった。
飛鳥に対して負の感情が、完全に払拭された訳では無い物の、それでも飛鳥が仲間として行動を共にしても、誰も異論を唱えない程度に。

「そして…君が現在、平常な状態では無い事も健二君から聞いた。バス内での君の行動には違和感を感じていたし、だからこそ、健二君の話を聞いて納得する事もできた。
 ……だから、君の事を”見損なった”と言った事を撤回させて欲しい」
「…撤回する事も無いと思いますけど。俺が短絡的な行動で、紫藤を斬ったのは事実な訳ですし」

凛とした眼差しを向けられ、飛鳥は居心地悪そうに眼を伏せた。
あれは冴子に見損なわれても仕方の無い事だと自覚しているだけに、冴子に撤回させて欲しいと言われた所で、気まづい思いが沸くだけだった。

「無論、短絡的な行動だったとは今でも思うが、君は…失ってしまって、守ろうとするあまりに、危機に対して敏感になり過ぎているだけだと思うのだ。こんな状況になって仕方ないとも思うし、君の精神状態が常のものではなかったと言うのもあった。…でも、君が周りに頼る事を知らない事も、大きな原因の一つだと思う」

佳代、猛、と次々と大事な者を失い、尚も続く危機。
その中で、必死に友人を守ろうとするあまり、飛鳥は危機に対して過剰に反応するようになってしまった。
更に、飛鳥は周りの人間に何かを求めたり、頼ると言う事を知らない。常に自分で考え、自分の力で実行して来ただけに、その傾向は強い。


幼い頃に両親を失い、祖父に育てられた訳だが、祖父は祖父で、飛鳥を自身の力で生きられるよう、命の危険に脅かされるような事をやらせ、その危機も自分で乗り越えるように仕向けて来たので、頼るなどと言う相手には足り得ない。


健二は現状では、飛鳥の守る対象であり、ああいった状況では頼る対象に足り得ないと言える。直前に、健二から紫藤の危険性を示唆され、万が一妙な行動を起こした時には頼む、と言われていたと言うのも大きいのかもしれない。


冴子に関しても、今までお姉さん風を吹かして来た訳だが、飛鳥に頼られたりすると言う事は皆無だった。ほとんど飛鳥が自力で解決してしまうからか、冴子自身に頼られる程の力が無かったからなのか、それとも信頼されていなかったのか、冴子自身には判断できなかったが、今回の飛鳥のそれは周りを頼ると言う事をあまりにも知らないからこそ生まれたのだと思う。


この日常が崩壊した世界で、少しでも危機を少なく、懸念要素を減らそうと、誰にも頼らず行動した結果が、紫藤だ。
そのせいで飛鳥は車内の者達からの恐怖され、追いだされる事こそ無かったが、腫れ物のように見られる事になった。もし、あの時点で飛鳥が、仲間を信頼し、頼る事ができていれば、あそこまで短絡的な行動は行わず、様子を見るに徹したかもしれない。


全てはIFの話でしか無いが、冴子はそう強く思う。そしてだからこそ―――。

「だから、今後何かあったらなら、どんな事でも良い、私を頼ってくれ! 私では頼りにならないかもしれないが、胸の内に貯め込むよりもましな筈だ! 私はこれまで君の事を出来の悪い、手のかかる弟のように思っていたのだ……。なのに、…辛い事があったり、いざと言う時に頼りにされていないと……悲しくなるではないか」

それとも、私の独り善がりなのか…? と小さく尋ねて来る冴子に、飛鳥は何も言葉を発する事が出来なかった。
確かに、冴子の言う通りなのかもしれない、と思った。


バスの中で、健二に相談された時点で、それを一緒にバスへとやって来た者達に伝え、皆で判断する事も出来た。
でも、飛鳥はそれをせず、自らの胸の内に仕舞い込み、紫藤を斬るまで、危険であれば、斬る以外の選択肢が思い浮かばなかった。
それの、何と視野の狭い事か。そうした行動の果て、結果的に健二を危機に陥れそうになったのだ。


それも、健二のお陰で、仲間から弾かれる事も無く、こうして行動を共にしている。
全て、冴子の言うとおりだったのだ。冴子に言われて初めて、飛鳥は自身が何でも自分一人で解決しようと、考えている節が、多々ある事を自覚した。
佳代の死を目の当たりにした時もそうだ。猛の気持ちも考えず、奴等と化した佳代を猛の眼の前で討とうとした。既に佳代は人では無い、奴等となってしまったと一人で判断し、行動に移そうとした。


猛の性格を考えればそんなの止めるのは当たり前であるし、健二に猛の事を任せて外に連れ出させるか何かするべきだったのだ。
そしてその結果が、猛の佳代との心中。
もしあの時、飛鳥が猛の精神面を少しでも考慮していれば、別の結果に終わったかもしれない。猛だけでも、死ななくてすんだかもしれないのだ。


自身の今までの行動を振り返り、飛鳥は酷い自己嫌悪に陥った。
だが、同時に、まだ間に合うとも。嘆いた所でどうしようもない事は分かっているし、悔やんでいて良い状況では無い事も分かっている。


自分を孤立させない為に、尽力してくれた健二がいる。自分を気にかけ、頼りにしてくれと訴える冴子もいる。自分には無い知識や、技術を持つ他の仲間達もいる。
頼りにできる者達が…近くにいるのだ。


そう思うと、飛鳥は、自身の胸が少し軽くなったような感じがした。不思議な感覚であったが、不快では無い。
そして目の前の、飛鳥の返答を思ってか、不安そうであるが、それでいて凛とした様子で佇む冴子を見て―――。

「な、何が可笑しい? 私は何か変な事を言ってしまったか?」

―――苦笑した。

「いえ、ただ毒島先輩らしいと思っただけです。確かに俺は周りが見えて無かった。お恥ずかしい限りです。毒島先「冴子だ。君にそんな風に他人行儀な呼ばれ方はされたくない」……冴子先輩ッて言う頼りになる姉妹弟子がいるのに、自分だけで判断したのが間違いでした」

飛鳥の言葉に、冴子は驚きに目を見開いたが、すぐにそれは嬉しそうな微笑へと変わった。
飛鳥が自分の言葉を理解してくれたからでは無く、理解してくれた上で、自分を頼りにしてくれていると思われる言葉を用いたから。
態度には全く出さなかったが、飛鳥が今まで自分を頼りになる存在として見てくれていたと分かったからだ。


紫藤の件では、それを表に出してくれず、自分だけで解決してしまったが、これからは冴子がそうさせなければ良い。
飛鳥に、周りに頼りになる者がいるというのをちゃんと自覚させ、自分一人で解決するような考えを持たないようにさせれば良いのだ。
無論、何でも人任せになるような事になったら、あれだが、飛鳥に限ってそれはあり得ないと冴子は信じている。だからこそ、冴子は飛鳥に周りを頼ると言う事を理解してくれたのが、とても嬉しかった。

「……分かってくれれば良い。私は飛鳥君を頼りにしている。だから、君も私を頼ってくれよ」
「御意です。これ以上お姉さんを怒らせたくないですしね」

互いに顔を合わせ、笑い合う。
二人の間にあった気まずい雰囲気は消え去り、穏やかな空気が流れる。

「……食事の準備の途中だったな。もうしばらくしたら出来るから、飛鳥君は休んでいてくれ」
「いえ、手伝いますよ」
「それならお願いしようか。そうだな…、魚を捌いて貰えるかな? それとそれが終わったらサラダをお願いしようか」
「あい」

二人並んで料理を作り始める。
飛鳥も大分以前から祖父と交代で食事を作っていたので、当然料理は出来る。
かなり慣れた手つきで鯵を捌き、あっという間に刺身にしてしまう。
ちなみに食材は、此処に入った後に隠密行動の取れる飛鳥が、近くのスーパーまで取りに行って来た物である。

「……しかしまー、えらい状況ですよね。こういう風にちゃんと料理できる環境もいつまでもつやら」
「そうだな…。こんな状況が長引けばライフラインも止まってしまうだろうし、食材も手に入れにくくなる」

電気、ガス、水道、どれも人がしっかり管理しなければならない。
日常生活の中でも高度に組織化した大勢の専門家が安心して働ける環境が必要なのだ。
しかし、今や奴等で溢れかえり、とてもでは無いが安心して働けるような状況では無い。仮にそれができる専門家達が生き残っていたとしても、彼らにも家族がいる。
いつまでも働き続けるなどできる筈がないし、必ず遠からず電気や水道は使えなくなるだろう。


そうなれば、生き残った者達が生き残るには更に難しくなる。
食糧や水の確保が困難になるし、それができなくなれば衰弱し、奴等に襲われても逃げるのがより困難となるのだ。
状況は、悪くなる一方だった。

「今まで普通に食べれてた物も食えなくなりますねぇ…」
「失ってみて初めて分かる大切さ、か。こういうのもその一つなのだろうな」

手際良く料理を続けながらも、その口から出る言葉は重い話となってしまう。
今まで日常的に出来ていた事が、当たり前に食べる事ができた物が、食べられなくなる。
これらもまた、彼らの知る普通の崩壊の一つ。次々と彼らの常識は壊れ、当たり前であった事が、次々と失われていく。


何時しか、水や食糧を確保するのも困難なのが当たり前に、奴等がいるという状況も当たり前になっていくかもしれない。
いや、このままだと確実にそうなるであろう。

「どんどん生きるのが大変になってきますね」
「…だからこそ、我々は団結しなければならないのだ。共に生き抜こうでは無いか」
「ええ」

凛とした力強い眼差しを向けてくる冴子に、飛鳥はしっかりと頷いて返すのだった。







 それがかなり近い所に来ていると気づいたのは、料理がほぼ完成した時だった。

「うん…こんなものかな。飛鳥君、少し味見をして見てくれ」
「うい……。おぉー相変わらず美味いですね。これなら皆も元気出ますよ」

冴子が小皿に盛ったスープを一口啜って満足そうに頷いて、それにもう一度よそって飛鳥に手渡す。
それをサラダの盛りつけをしていた飛鳥が受け取り、舌の上で転がすようにして味わう。

それは普通に飲食店などにも出してもおかしくない美味しさで、飛鳥は本心からの言葉を漏らす。

「そうか、ならこれで完成で…」

と、冴子が言いかけた所で、この家から近い場所で、犬が盛大に鳴き出した。

「何だ?」
「分かりませんが…近いですね。様子を見に行ってきます」
「私も行こう」

二人でコータが見張りをしているベランダへと向かう。
途中で、孝も合流し…、孝は冴子の格好に鼻を伸ばして驚きつつも、そんな場合では無いと頭を振って共にベランダへ。

「ヤバいよ……」

やってきた飛鳥達に、コータが厳しい顔で呟いた。
ベランダから外を覗けば、コータの言うとおり外は凄惨な状況だった。
目の前の道路は奴等で溢れ、各々の方法で抵抗を続ける生者達を、物量に物を言わせて次々と亡き者としていく。

既に一日で何度も見た光景ではあるが、気持ちのいい光景では無い。

「畜生、ひどすぎる!」
「小室ッ!」
「なんだよ?」

憤り、部屋に戻って銃を手にして戻ってきた孝を、コータの鋭い声で呼ぶ。
孝は険しい顔でコータに問い返し、それにコータは冷静に問いかける。

「撃って、どうするつもりなの?」
「決まってるだろ! 奴等を撃って…「忘れたのか? 奴等は音に反応するのだぞ、小室君。―――そして」…ッ」

孝の言葉は、冴子が遮るように上げた声によって止まり、孝は拳を握りしめて冴子に視線を向ける。
冴子は部屋の中へと足を進め、部屋の電気を消した。

「生者は光と我々の姿を目にし、群がってくる。無論、我々は全ての命ある者を救う力などない!! 彼らは己の力だけで生き残らねばならぬ。
我々がそうしているように。君の行動は男らしくはあれど、こうなった世界では正しいとは言えない。だから、よく見ておけ。慣れておくのだ! もはやこの世界はただ男らしくあるだけでは生き残れない場所と化した」
「……毒島先輩は、もう少し違う考えだと思ってた」

冴子の厳しい、しかし自分達が生き残る為には紛れもなく正しい言葉に、孝は傷ついたように俯く。

「間違えるな、小室君。私が現実がそうだと言っているだけだ。それを好んでなどいない」

そう言って部屋を出ていく冴子を、孝は黙って見送り、そんな孝に向って黙って彼らのやり取りを聞いていた飛鳥が口を開いた。

「しょうがないですよ。此処で音を立てればこの家に連中は押し寄せてくる。家の中には疲れ切って寝てる者もいるんです。そうなれば、全員揃っての脱出は困難となる。
自分達の身を守るだけでも厳しい状況なのに、他人にまで構ってられません。下手に動けば、共に行動して来た全員を危険に晒す事になりますよ」

歯を食いしばり、拳を握りしめて、そんな事はわかってるとばかりに視線を鋭くする孝の様子に、飛鳥は少し眉を顰めて冴子の後を追った。


残された二人は、音を立てないように外を覗き続けた。
外はもはや見慣れたとも言っていい、地獄のような有様が広がっている。
逃げまどい、ドアに張り付いて、助けてくれ、開けてくれと懇願しながら奴等に捕まり、貪られる者。武器を手に、必死に応戦するもあまりの数に対処仕切れず押しつぶされるように肉体を貪られる者。必死に隠れ、膝を抱えてがたがたとその身を震わせる者。

次々と命が失われてゆき、奴等となって蘇り、別の命を求めて歩き出す。

そして、今また二つの命が失われようとしていた。
恐らく、立てこもっているのであろう明りのついた家のドアを、開けてくれと必死に叩く男と、その娘であろう幼い少女。
その少し後ろには、彼らを喰らわんと奴等が迫る。


男はせめて娘だけでも入れてくれと扉をたたき続けるが、扉は依然閉ざされたままだ。
それは、仕方ない事なのだろう。誰もが生きるのに必死で、自分の身や自分の大事な者を守るのに必死なのだ。
立て篭もるにしても、食糧が必要であり、突然起こった出来事の為に蓄えも万全とは言い難い。そこに他者を入れれば、それだけ自分達の食べる者は減るのだ。
そう簡単に受け入れる事などできる筈が無い。

そして、後ろから迫る奴等に焦った男が、開けてくれなければ扉を破壊すると脅した時だった。
中から、分かった、今開けるという焦った男の声が聞こえ、それに扉を破壊しようとした男が安堵した時…。

半分程開かれた扉から、包丁を括りつけた棒で胸を突き刺され、男は倒れ伏した。
胸を刺した男は、泣いていた。許してくれ、許してくれと繰り返して。
彼もまた、娘の為に扉を破壊しようとした男と一緒で必死だった。自分の家族達を守るで、必死だった。

父親を刺された少女は、父親を頭をその胸に抱いて泣き、その声は奴等を引きつける。
奴等がその少女を喰らわんと、その手を伸ばし、孝がそれを見たくないときつく目を閉じた時―――。

「ロックンロールッ!」

―――ガウンッ。

コータの勇ましい声と共に、彼の構えるAR-10が火を噴き、少女に迫る奴等の頭部を、撃ち抜いたのである。

「試射もしてない他人の銃で、いきなりヘッドショットをキメられる何て! やっぱこういうことは天才だなぁ、俺。ま、距離は100もないけど……おっ!?」

舌舐めずりしながら自画自賛するコータは、少女に向かって更に二体の奴等が迫るのを見て、再び奴等に照準を合わせ引き金を引く。
続けざまに撃たれた銃弾により、二体の頭部は一瞬で吹き飛ばされ、倒れ伏す。

「撃たないんじゃなかったのか? 生き残る為に他人を見捨てるんじゃなかったのか?」
「”小さな女の子”だよ!? 助けるんでしょ? 僕は此処から援護するから!!」

頼もしいコータの言葉に、孝は力強く、嬉しそうな顔で頷きを返し、室内へ。ようやく訪れた、彼等の安穏な時間は、こうして脆くも崩れ去るのだった……。




あとがき
少々難産でした@@;
冴子さんんとのお話が^^:


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