「イメージの中じゃフォルトゥナの地獄門みたいに袈裟掛けに真っ二つになってるんだけどなあ、ダンテが閻魔刀で六課の隊舎真っ二つにしてくんねーかな」「そんな事ありえません。いい加減覚悟決めちゃってください。いっそ開き直る方が心が楽ですよ?」「楽にか…確かにリアル地獄門(六課隊舎)に入っちまえば楽に逝けるだろうな」正面玄関を前にしてトニーの足どりは重い、無理もない入ってしまえば酷い目に合うのは確実だからだ…ーーーーーーーーーー「ギルバという者だ。八神二佐にお会いしたいんだが」玄関に入ってからすぐさま受付嬢に声をかけた既にアポを取っていると伝えて今はやてに確認を取っている。最初かなり警戒しているようだった。無理もないミイラ男のように包帯をしているのだ警戒もするだろう俺がさっきの受付嬢の事を考えているとジャンヌに声をかけられた「何で偽名なんですか?」「本名だと騎士達に感ずかれるかもしれない」「ちょ!?無理!!無理ですよ!顔をみられないように包帯して髪型も替えてシグナムさん達に気づかれないようにしているのはわかりましたけど、偽名は無理!はやてさんにバラされて終わりですよ!!」大丈夫だはやては空気が読める奴だ…たぶん「八神二佐に確認を取りました。ギルバという人物は知らないとおっしゃっていますが」「きっと忘れてるんだろ?とりあえず合わせてくれ会えば俺を思い出す」「できません。それよりその背中の物、質量兵器じゃないんですか?」俺の背中に刺さてっる物を指さして言った「質量兵器じゃない。刀だ」「つまり刃物ですよね?質量兵器じゃないですか」「質量兵器じゃない。閻魔刀だ」そういうとお互い暫く「…」と沈黙した「背中の物調べてもよろしいですか?」「やだ。俺の所有物だぞ」「少し調べるだけです」「いやだね」あまりに食い付くのでそいつから離れようと背を向けたが足が止まる物凄いスピードで自分の目の前に何かが現れたからだ「執務管のフェイト・T・ハラオウンです。今すぐ武装を解除してこちらの指示に従いなさい」バージルフェイト見参最初後ろには誰もいなかった。しかし一瞬で自分の目の前に現れてみせたリアルエアトリックえ?ソニックムーブ?しらねーなとりあえず目の前にいる執務管さんに一言返答した「ちゃだ」小憎たらしい顔をして