キモ妖精をイジメ抜いた後、扉のノックの音が聞こえたのですぐに扉を開けた。見ると両頬を腫らせたロッサが立っていた。包帯や絆創膏をはっている事から相当酷い目にあったのがわかる。「…トニー、話が「「ヒャハハハハハ!!!何だよその面は!鬼(シャッハ)を怒らせてこぶを増やされたか?」気がすむまで笑うと俺はロッサを部屋に招き入れた。ロッサは笑われて気分を害したようだが、話す事を優先して口を開いた「近親相姦て知ってる?」「俺だってAVくらい見る。それでそれがどうした?」「…このスケベめ、シャッハに手を出したろ」殴った。あまりにありえない内容に体がマッハで反応した。しかし向こうも予想していたのかあっちも手を出してきた。クロスカウンターだ狙いすましたように互いの腫れた頬に叩き込み、あまりの痛さにお互い部屋を転げ回る。ようやく痛みが治まって俺は口を開いた「…テメェェェ!俺を殴りやがったな!」「…僕には殴られる理由がないからね」「いや!お前は殴られて当然だろ!」こんな事を言い出すコイツの神経が理解出来ない。「何でそんな考えにいたった?理由を言え!!」「理由はいくらでもある。」…マジで?「一つ、君に対してやたら優しい事」「兄弟だからな」「二つ、二人で出かけるのが多い。買い物、外食、そして対して理由もないのに二人っきりで部屋の中でお喋りしたりとにかくフラグを回収しまくってる事。昨日お弁当貰ってたろ?何と言う王道!もげろトニー!!」「フラグいいやがったぞ。このエロゲー野郎。別にいいだろ兄弟何だから…ってちょっと待て何でそんな事知ってんだ?」「そして三つ」「スルーしやがった!?」「昨日の僕のお仕置きだ、何で君の怪我はそんなに軽いんだよ?」「シャッハの気に障る事でも言ったんじゃないのか?よく思い出せ」昨日の事「クソ!何で僕の方にくるんだ!」「貴方を一度見失えば情報戦になります。しかし無限の猟犬がいる以上私に勝ち目が…聞いてますか?ロッサ」自分が喋ってるのに何やら一人言を言うロッサに声をかけるが反応が返ってこない「…わかったぞ。近親相姦だな!だからトニーに甘いんだ!シャッハ教会の修道女が弟との爛れた関係になるのは如何なものかと…」昨日の事 終了「そこからは記憶がない」「自業自得だろ!ボケ」