「どうしました?大きな声でしたけど」キモ妖精が俺に声をかけてきた。かなり心配そうな表情をしている「あ!鏡見ちゃったんですか?」「ああ、見なきゃよかったって今、後悔してるところだ。」頭に血が上ってたからってあんな無様な負け方をするなんてな。?そういや…「シャッハはどうした?」シャッハとは昔から暇さえありゃ模擬戦してた。その際には必ず俺が負けてシャッハが怪我した俺の面倒を見るってのがいつもの事だったので何か変な感じするまあ、今だけはそうであってほしくないのだが…「シャッハさんは最初は自分が看病するって言ってましたけど、私が面倒みるから大丈夫ですって言って帰ってもらいました。」「何で?ていうかよく引き下がったな」「トニーさん今回すぐやられちゃったて聞きましたので、凄くショックを受けてると思うから時間を置いた方がいいですよ?みたいな事を言ったら割とあっさり」良くやってくれた「気がきくな。助かった」「いえいえ、心のケアをするのは私の役目ですから。それに前に15分、シャッハの攻撃に耐えぬいたぞって喜んでましたから秒殺されたのは余程ショックだろうなと」「まさか30秒でやられるとは…」「えっ!?30秒じゃないですよ?シャッハさんが言うには距離がつまるのに1秒、渾身の一撃を入れるのに1秒、倒れて動かなくなるのに2秒だそうだから4…」言い終わる前にジャンヌを鷲づかみにしてゴミ箱にほうり込む「何をするんですか!!」「うるせえ!!余計なこといいやがって!わかってたさ俺がそのくらいの時間でやられたのはな!だがその辺の事はあまり考えないようにしてたんだ!それをわざわざ詳しく説明しやがって本当に気のきかない奴だ!!!」「そんな酷い!良かれと思ってやってるのに」俺は無視をしてゴミ箱の上に重しをのっける「今日だって一生懸命看病したのに!」俺はテーブルに向かってティッシュを取り鼻をかむ「神様をリストラされてあなたのために尽くして20年。」鼻をかんだ後、喉がイガイガするので、喉を汚らしくならしてタンをはく「なのに一向に感謝されない」テイッシュを丸めて今度は鼻をほじる「ああ私って不幸…」俺はゴミ箱を開けて一言言った「Go to hell」持ってたベチャベャなティッシュをほうり込む再び蓋を閉めると悲鳴があがった