シャッハがDante must dieモードに突入したようだ。え?それは難易度だって?バカ、ヤバさ=難易度だろ「そもそも敬う気持ちがない、貴方に聖王様の加護があるわけがありません!!妄言も大概にしなさい!!」「失礼な、敬う気持ちなら持ちあわせてる。」「何処に食べ物を片手にお祈りしに来る人がいますか!!」いるさ目の前に「97世界に神様に供え物をする風習がある。俺は聖王様に供え物をしただけさ、でも一人で食べるのは寂しいと思ってな、一緒に食べてやることにした。つまり俺は神様と一緒に朝食をとった訳だ。 どうだ?加護があっても不思議じゃないだろう?」「その結果、食べた物を吐き出しておいてですか!!!」あん時は皆が平等であるはずの聖拝堂は俺だけが退けものだったな。「吐き出す程嫌いなら!!食べなければいいでしょう!!」「シャッハ、俺はピザが嫌いなんじゃない!むしろ好きだ、愛してる!」ただし「朝、昼、夜毎日食わなければな・・。」あの時、何をとち狂ったか、自分の血がチーズになってしまうんじゃないかなどと考えてしまったのだ。そう思った瞬間何だか気持ち悪くなり、最終的にゲロをぶちまけた。「そんなのは自業自得でしょう!!私があれ程辞めなさいと言ったのに!!」話の流れが悪いな、このままだと昔のことも交えて説教しかねない。「さっきの電話だが」「そうです!?カリム様の電話!」「聞いとくが何で騎士カリムの電話だと?」「貴方につきあって通信を使わず、電話をかける人なんてカリム様ぐらいしかいません。」まあそうだろうけど「だというのに貴方は電話をかけてもいっこうにでないうえ、すぐに切ってしま・・・。」「どうした?」「トニー・・・。」 静かに本当に静かに一言そう言った。ありえない、そんなはずないといった表情でだ「先程の電話での行動いつ頃から?」「カリムの誕生日に黒電話をプレゼントした時に俺のも買ったからな、多分その時からだ」「で、電話に一度でもまともにでましたか?」シャッハの声が上擦っている何やらショックを受けている。「俺は妥協を許さないのさ、受話器が動かない時は浮くまで、電話が鳴り止むまで続ける。まあ平たく言うとまともに出たことはない」「こんの!!お馬鹿!!!!!!」怒鳴り散らすシャッハにむかって俺はニヒルに笑った。