僕の部屋で待つ 夜の予定を終えて、部屋に戻るとそんなことが書いてある貼り紙がはられていた。誰がやったか検討はついてるとりあえず、俺は貼紙をはったと思われる人物の部屋に向かったーーーーーーーーー 部屋の前に来てノックをした後すぐに部屋に入った中を見ると酷いありさまだクローゼットはドアの原形をとどめてなく、中にあったコートなどは部屋の中心に集めてありこれ以上ないほどボロボロだ。「…来たみたいだね」奥の方で窓に背中を向け俯いて座っているロッサがいた。窓からの月明かりのせいで表情が伺えない「ひでえパーティーだな酒もねえ、食い物もねえ、女もいねえ」「パーティーに読んだつもりはないけど」「気にするな、ノリで言っただけだ」静かな口調で俺の軽口に返すロッサ。相変わらず、表情が見えない「酒も食べ物もない…けど女の子ならそこに…」そういうとロッサが指をさす指したのは部屋の中心にあるコートとその近くに細々と錯乱している破片、おそらくロッサはCDの事を言いたいんだろう。いつもCDゲームの事を彼女達と言ってたから「酷いありさまだろ?彼女達を護ろうとしてこの様さ。今日ほど自分の無力さを思い知らされた日はないね」「まあ…あれだ、ドンマイ」意気消沈しきっているロッサにそれしか言えなかった。自分のせいでこうなったとは言えさすがにドン引きだ。「お前とは半年は会ってない、久しぶりにあったから感動の再会と言いたいが感動の別れだったらしいな」「そうだね、彼女達と感動の別れだ、そして君とも」ロッサの意味がわからず聞き返す「どういう意味だ?」「シャッハに聞いたよよくもバラしてくれたな君のせいで彼女達がこんな目にあった」つまりあれだロッサは俺に逆恨みしてるようだ「君を痛め付けて彼女達の無念をはらす」どうゆう思考回路してんだ?とりあえずロッサが戦闘体制に入ったのでこっちも構える「どうやら俺を痛め付けるのがお望みらしい。まあ簡単にやられるつもりはないけどな」右手の甲をロッサに見せ付けるように掲げる、五指全部に指輪がついてあり一つ一つに別の装飾がつけられている。今回は人差し指の剣の装飾が光だし、その手に大剣が握られる「ShowTimeだ」最高に格好悪い戦いが始まる。