その一言に妙に納得したのか。ユーノがぶつぶつと一人言を言い始めた。いや、そんな事は… でも確かに…などと言う言葉が聞こえる。今のユーノには俺の想像が既に現実に起こりえるかも知れない可能性の一つになってるのかも知れない。俺はユーノの考えがより現実味を持たせる為に言葉を続ける「これはどうしようもない事何だ。奴が魔帝少女である以上お前の恋が実ってもその先のSLBはたえられない。諦めるんだな。」言い終わると俺は立ち上がって部屋を出た。出た後に何やら叫び声が聞こえたが知らないふりをする。いくらなのはが魔帝でも告白してきた相手に魔帝ビームを放ったりはしないだろうしかし今のユーノは俺の言葉に錯乱してそんな事すら気づいていない。憐れユーノとりあえず腹が減ったので部屋に戻る事にした。ーーーーーーーーー朝早くに無限書庫に行って、戻って来たのは2時少し前、部屋の近くまで行くとシャッハが立っているのが見えた。「何やってんだ?」そういう俺に手に持っていた物を差し出す。弁当のようだ「差し入れです」「何だ?通い妻の真似事か?」「ハッ!そんな良い物にみえるんですか?」見えないね、シャッハの薄笑いをみればわかる。「貴方の部屋でご飯を食べようと思ったのです。何かと都合がいいので」「都合がいいって何が?」「部屋にある不必要な物を一掃する事。」ろくでもない事を考えるな…「別にいい、全部必要だ」「貴方は一般の価値感と程遠いセンスをしてますので信用出来ません」まずいな今入られたら俺の部屋の備品がテーブルと椅子だけになる気がする何とかして阻止せねば「俺よりも無駄な物を持ってる奴がいるだろ」「誰です?」「ロッサだよ、帰って来てるんだろあいつ?」「ご安心をロッサの事なら改善しました。今のあの子の部屋は綺麗な物です」ロッサの趣味が改善 ?有り得ねえ「クローゼットの中は見たのか?」「ええ、もちろん何もありませんでした」「その中にはコートが入ってたよな」「ええ」こりゃ気付かなかったみたいだな「あいつのコートの数は30着、その全部に内ポケットが2つづつついてある。ポケットのでかさはCD一つ入れる何てわけない大きさだコート30×ポケットの数2あれ?何かの数と一緒だな?」そういうとシャッハは突然走りだした、向かった場所は言うまでもない俺はすぐに部屋に戻り鍵をかけた