カリム達との話は既に昨日のこと俺は昨日の為に長期の休暇を取ったためしばらくは休みだ、因みに今日の予定がない正直、暇で仕方ない夜ならば予定もあるんだが…ベッドに寝そべりながら考えてるとふと あることを思い出す「そういや無限書庫に依頼してる事があったな」脳裏にそこで働く知り合いの顔が浮かぶ「暇だし行くか」………………………「魔剣スパーダについての記述はあったか」「ないよ」「じゃあ魔具については?」「それもないね」「じゃあ、スパーダのおとぎ話とかは?」「なかった」「…使えねえ図書館だな」「無限書庫を図書館と一緒にするな!!」違うのか?別に大差ないだろうに「君もやってみればわかるよ」「はっ!何言ってんだ?誰もやりたがらないからお前がここにいるんだろ?」そういうとユーノがため息をついて、まーねと言った「暇なんだ、ユーノ今日一日俺の為に時間を使ってくれ」露骨にいやそうな表情をするユーノ「言い回しがキモいね」「ああ、ロッサの真似だからな」そういうと俺は目の前にある紅茶に口をつけた、ユーノはロッサの真似に対してああなるほどと言った感じに頷く「僕は暇じゃないんだけどね。用がないなら帰って欲しいんだけど」「用ならある」持って来てたアタッシュケースをテーブルの上に置き開いた中にはミッドの札束がギッシリと詰まっている「…ねえ、前から思ってたけど、このお金どっからわいてくるの?」「競馬で大穴当てた」競馬には月三回程、行っている。給料を三分割ほどして勝負に挑む。今回二回はハズし最後の三回目で大穴で当てた。因みに三回共全部大穴に賭けている「前は宝くじ当てたって言ってなかった?」「三等な」宝くじが当たったから競馬にのりかえたんだ「…さっきから何で不機嫌そうなのさ?」「ギャンブルに大勝するなんて俺じゃない」転生者の幸運スキルという奴らしい、ダンテは確かギャンブルが弱かったハズだから大負けしてやろうと思ってたのに全く無駄な物をつけてくれた「これで引き続き調べてくれ」「ねえ、そのお金…こんな事に使わないでさ、もっと他の事に使おうと思わない訳?」思わないな、大体「金何て使う為にあるもんだろ」「!!謝れよ!!数多ある次元世界にいる!貧困で困ってる人達に謝れ!!!」やなこったそんな事より「高町の事なんだが」