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No.19256の一覧
[0] 【習作】HUNTER×HUNTERをプレイしてみた(仮)[ユイ](2010/07/11 01:00)
[1] HUNTER×HUNTERをプレイしてみた(仮) プロローグ[ユイ](2010/06/02 15:47)
[2] HUNTER×HUNTERをプレイしてみた(仮) 第一話[ユイ](2010/06/02 15:36)
[3] HUNTER×HUNTERをプレイしてみた(仮) 第二話[ユイ](2010/06/02 15:37)
[4] HUNTER×HUNTERをプレイしてみた(仮) 第三話[ユイ](2010/06/28 21:25)
[5] HUNTER×HUNTERをプレイしてみた(仮) 第四話[ユイ](2010/06/19 05:12)
[8] HUNTER×HUNTERをプレイしてみた(仮) 第五話[ユイ](2010/06/04 00:11)
[9] HUNTER×HUNTERをプレイしてみた(仮) 第六話[ユイ](2010/06/04 17:02)
[10] HUNTER×HUNTERをプレイしてみた(仮) 第七話[ユイ](2010/06/05 21:48)
[11] HUNTER×HUNTERをプレイしてみた(仮) 第八話[ユイ](2010/06/09 00:24)
[12] HUNTER×HUNTERをプレイしてみた(仮) 第九話[ユイ](2010/06/09 15:49)
[13] HUNTER×HUNTERをプレイしてみた(仮) 第十話[ユイ](2010/06/11 17:01)
[14] HUNTER×HUNTERをプレイしてみた(仮) 第十一話[ユイ](2010/06/12 18:41)
[15] HUNTER×HUNTERをプレイしてみた(仮) 第十二話[ユイ](2010/06/14 23:55)
[16] HUNTER×HUNTERをプレイしてみた(仮) 第十三話[ユイ](2010/06/19 04:51)
[17] HUNTER×HUNTERをプレイしてみた(仮) 第十四話[ユイ](2010/06/22 03:29)
[18] HUNTER×HUNTERをプレイしてみた(仮) 第十五話[ユイ](2010/06/27 00:10)
[20] HUNTER×HUNTERをプレイしてみた(仮) 第十六話[ユイ](2010/07/11 01:00)
[21] HUNTER×HUNTERをプレイしてみた(仮) 第十七話[ユイ](2010/07/11 18:23)
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[19256] HUNTER×HUNTERをプレイしてみた(仮) 第十二話
Name: ユイ◆d2ec74bc ID:1dab45ea 前を表示する / 次を表示する
Date: 2010/06/14 23:55


「お、おはよう!」

修行はみんなが一つの部屋に集まってやることが多いけど大抵ゴン君の部屋に集まる、何故かは分からないけど。
今日もみんなで朝から修行だったんだけどちょっと遅刻しちゃって慌ててゴン君の部屋に駆け込んだところ。

「おはよう!ユイ!」

「おはよう、珍しいな、ユイがこんなに遅れるなんて」

「調べものしてたら寝坊した……」

昨日ウイングさんに息抜きも重要だと言われて、今日はみんなで遊びに行こうと天空闘技場の回りを色々調べてたら寝るのが遅くなって寝坊してしまった……。

「今何してたとこ?」

私が入ってきたときはみんな特に何かをしている風ではなかった、練の修行が終わって休憩がてら点の修行をしていたところかな?

「それなんだけどさ、ユイ、オレたち全員もう凝出来るぜ」

「……そう」

「なんだよユイ、リアクションうすいぜ」

「や、私はもうみんながどれだけすごいことをしても驚かないことに決めたから……」

その代わり呆れてるけどね、でも凝は原作で一晩で出来るの知ってたからまだ分かるかも。

「じゃあ、はい、何個見える?」

とりあえず私は右腕をあげ、みんなに見えるように念弾を何個か作り出した。
その際ちょっと仕掛けを施して、恐らくだけど正解するとしたらキルア君とクラピカじゃないかな。

「「3個!!」」

ほぼ同時に声が上がる、答えたのはゴン君とレオリオ、キルア君とクラピカはまだ凝をしていてレオリオにまだ見えないのかとからかわれている。

「「4個」」

今度はキルア君とクラピカから同時に声があがる。

「キルア君とクラピカ正解」

私の答えにレオリオはなにぃと叫んでもう一度凝をして今度は左腕の周辺も見たりしてるけどやっぱり3個だぜ、って呟いてる。

「私も最初3個だと思いそう答えようとした、だが奥にうっすらとだが何かが見えた気がしたんだ」

「オレも、でもっと眼を凝らして見てみたらさらに1個隠れてたってわけ」

そういわれたゴン君とレオリオも再度凝をして4個あることに気付いたみたい。

「気付いた?陰のレベルは一定である必要はない。見えなくさせたい部分だけを見えなくさせることが出来る。今みたいに少し見えにくくしたものを囮にさらに見えにくくしたもので攻撃することも出来る」

注意力や観察力ではキルア君たちに分がある、とはいっても正解するとしたらキルア君たちだと思っただけで全員間違えさせるつもりだったんだけどな……。

「キルア君とクラピカは正解したのはすごい、でも合格したわけじゃない」

「あぁ、今のでは時間がかかりすぎてとても実戦では使えない」

「その通り、練の状態に移るのもそうだけど自然に素早く出来て初めて実戦で使い物になる。実戦ではとにかく怪しいと思ったらすぐに凝!今日からみんな1ヶ月は毎日地道に纏と練、意識せずとも凝が出来るようになるまで訓練だよ!」

「「「「押忍!!」」」」

「うん、じゃあみんな今から遊びに行こうか」



………

「待て、ユイ、繋がりが分からない」

そんな深い何かがあるわけじゃないからそこにあるものを読み取れない自分が未熟なんだ、みたいな顔で話しかけてこなくてもいいんだよ?クラピカ。
とりあえず昨日ゴン君たちが言っていたウイングさんに会ってきたこと、そこで健やかな成長のためには鍛錬のしすぎは逆に良くないと助言をもらったことを話し、今日はみんなでどこかに遊びに行こうと思った旨を話した。
ゴン君やキルア君はすごい乗り気で今にも飛び出していきそうだ、レオリオが必死に止めてる。

「クラピカもいこ、なんでも詰め込みすぎは良くないってよく言うでしょ?」

「あぁ、そうだな、行こうか」



………

……………

「まずは何処に行くんだ?」

「んとね、あっちに大体3kmくらい」

天空闘技場の正面入り口から一方向を指差し大体の距離を告げる。

「駅前のほうだな、とりあえずバスを探そうぜ」

「何言ってるの?走っていくんだよ、目標は5分ね!」

あれ?レオリオが固まった。

「息抜きするんじゃないのかよ!?」

「遊びながら鍛錬できれば一石二鳥!ハンター試験のマラソンに比べれば一瞬でつく距離だよ、ほらいこ!」

言うが早いが全力で走り出す、一日を鍛錬と息抜きに分けるならともかく今日はほとんど何もしないまま出てきたのだ、遊びながら鍛錬するくらいがちょうどいい。










「到着!」

「ここは……」

「ボーリング場だな」

レオリオはやったことがあるようだが他の3人はやったことがないらしい、失礼な見解かもしれないが確かにくじら島にはなさそうだからね、キルア君とクラピカもこんなところに来るような感じじゃないし。
とりあえずボーリングの大体のルール、玉を転がしてピンを倒すゲームだという説明と点数の付け方だけ説明して後は実践練習あるのみと受付を済ましさっそく始めることにした。
レオリオがどうせならチーム戦にして何か賭けようぜと言い出し、経験者の私とレオリオを分け後はグッパーで分けて私&クラピカ&キルア君VSレオリオ&ゴン君、人数の違いは各チームの平均で勝負することに決定した。
開始早々お手本として最初に投げたレオリオのボールは綺麗にピンをなぎ倒しストライク、もしかしてレオリオってボーリングうまい?

「はーはっは、ハンター試験がダメならプロボウラーとして生計を立てようとした時期があったこのレオリオ様にかかればざっとこんなもんだぜ!!」

「っんなやつが初めてやる奴相手に賭け勝負なんて持ち掛けてんじゃねーよ!!」

レオリオにそんな隠された特技があったなんて……でもまぁいい、それなら少しは勝負らしくなるでしょう。

「キルア君、大丈夫、任せて」

今にもレオリオに殴りかかりそうなキルア君をなだめて投球、私の投げたボールもレオリオと同じく綺麗にピンをなぎ倒す。

「おっ、ユイも中々やるな。だがしかし!ユイの得点がチームに与える影響は3分の1、オレの得点は2分の1、チーム分けがこうなった時点で既に勝敗は決しているのさ!!」

「うん、だけどいくらプロ並の実力があってもボールやグローブが自分のじゃなければ200を出すのは相当難しいよ?」

「?そりゃまぁそうだが……」

頑張ってね、と声をかけてキルア君とクラピカに投げ方を説明しに行く、さてさて終わる前に気付くかな?



………

……………

たった今レオリオの第10フレームが終わったところ、ちなみに私はここまでパーフェクトだ。

「マイボールでもないのに187って……レオリオ本当にボーリングうまいんだね」

「パーフェクトたたき出してるやつに言われても嬉しくねーよ!!なんだよあれ!?1回くらいミスれよ!?」

そんなことを言われるけど300点出すと景品がもらえるらしいから最後まで手を抜かずやっちゃおうかな。

「レオリオ」

「あ!?なんだよ、クラピカ」

「凝だよ、ボールを投げるユイを凝をして良く見てみるんだ」

気付いたこともさすがだけどゲームが終わるこの時まで言わないってのも中々のものだね、クラピカ。

「ボールに……オーラが」

クラピカに言われてゴン君も凝をしたらしい、ボールに込めたオーラが見えたようだ。

「きったねーぞ、ユイ!!念使ってたのかよ!?」

「うん、念能力者同士の勝負だもん。さっきちゃんと言ったでしょ、マイボールもグローブもなしに200を出すのは相当難しいって、それは当然私にも言えることだよ?でも不可能を可能にするのが念だから、だから念能力者の戦いでおかしいと思ったらとにかく凝をしないと」

言われたらちゃんと止めるつもりだったもん、と続けて責任転嫁しておく。

「ちっくしょー!!」

ボーリングで負けることが相当悔しいのか激しく落ち込むレオリオ、でもその分きちんと意識できていいだろう。

「そうやって悔しがれるのはこれがゲームだから。もし実戦ならレオリオとゴン君は死んでるかもしれない。キルア君とクラピカは途中でおかしいって気付いて凝をしてた、経験者のレオリオの方がおかしいってことには先に気付いたはずだよ?」

「う……まぁ、確かに」

「何か違和感があったらとにかく凝、念能力者の戦いの基本だよ」

なんかレオリオが一番忘れそうだからこれを機によく注意しておく、まぁこれだけ悔しがってるなら絶対忘れないでしょう。

「よし、オレもやってみよっと」

……え?
慌てて顔をあげれば投球モーションに入ったゴン君の姿が。

「ゴン君、ダメ!!」 「とりゃっ!!」

制止の声はわずか間に合わずボールを投げてしまうゴン君。
投げられたボールはかなりの速度でピンに当たりピンを砕きながら弾き飛ばした後壁にめり込んで止まった。

「あぁ……やっちゃった……」

隣ではゴン君が若干慌てながらユイの真似してみようと思っただけなんだけど、とか何が悪かったんだろう、とか言ってる。
それは私がボールに込めてた念がボールの動きを操作する念で、ゴン君がボールに無意識に込めた念がボールの威力を強化する念だってことなんだけど……。
さすが放出に近い強化系だね、これ弁償いくらくらいかな……。
絶して気付かれないように逃げようかなという邪な考えが一瞬浮かんだけど、まぁ天空闘技場で稼いだお金があるしきちんと弁償しないとね。

「ゴン君、凝の大切さを分からせようと思ったとはいえ勝手に念を使ってた私も悪かったけど、見よう見真似でやってみるのは危ないから止めようね?」

「はい……」

その後はレオリオは念なしでリベンジしたかったみたいだけど壁を壊しちゃった手前居づらいので即座に退散、ゲームセンターに行ってみたりストリートボールをやってみたり色々なことをして遊んだ。
ダーツもやったけどキルア君の圧勝、あれは念使っても勝てないかも。










「あ、そうだ、レオリオ!あのね、私携帯買おうと思うの。でも全然分からないから選んでくれない?」

ビートルはちょっと持ちづらそうだからもう少し普通の形で使いやすいのを選んでもらおうかな。



………

……………

「ほらよ、ユイ!改心の値切りだったぜ!!」

「あ、ありがとう……」

私を含めてみんな天空闘技場で荒稼ぎしたのに携帯1個でそこまで値切らなくても……クラピカ途中でどっか行っちゃったし……。
そんなようなことを暗に言えばお金はいつまでもあるものじゃない、使わなくて済むところは使わないように心がけないといけないとオススメの節約術を天空闘技場に戻るまで伝授され続けることになった。
なんかこのメンバーだとレオリオはお母さんって感じがするなぁ、精神年齢的には私がそうなってもいいはずなんだけど……
その後天空闘技場に戻り、何食わぬ顔で出迎えてくれたクラピカに携帯番号を教え、ウイングさんにも今日みんなで遊びに行ったことも含めて携帯を買った旨をメールで教えておいた。





































6/14投稿

レオリオ、身をもって凝の大切さを理解するの回。
よく痛みを伴って理解する、なんて言うけど怪我をさせるのは忍びないので遊びの中で理解してもらった。
原作とは違いちゃんと凝の大切さを理解しながら成長していく、人数も多いしビスケとか仲間になってくれるかな?
ちなみに今3月後半くらい、原作ではギト戦が終わりゴン君は治療中な時、順調に前倒しで成長しております。


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