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No.19256の一覧
[0] 【習作】HUNTER×HUNTERをプレイしてみた(仮)[ユイ](2010/07/11 01:00)
[1] HUNTER×HUNTERをプレイしてみた(仮) プロローグ[ユイ](2010/06/02 15:47)
[2] HUNTER×HUNTERをプレイしてみた(仮) 第一話[ユイ](2010/06/02 15:36)
[3] HUNTER×HUNTERをプレイしてみた(仮) 第二話[ユイ](2010/06/02 15:37)
[4] HUNTER×HUNTERをプレイしてみた(仮) 第三話[ユイ](2010/06/28 21:25)
[5] HUNTER×HUNTERをプレイしてみた(仮) 第四話[ユイ](2010/06/19 05:12)
[8] HUNTER×HUNTERをプレイしてみた(仮) 第五話[ユイ](2010/06/04 00:11)
[9] HUNTER×HUNTERをプレイしてみた(仮) 第六話[ユイ](2010/06/04 17:02)
[10] HUNTER×HUNTERをプレイしてみた(仮) 第七話[ユイ](2010/06/05 21:48)
[11] HUNTER×HUNTERをプレイしてみた(仮) 第八話[ユイ](2010/06/09 00:24)
[12] HUNTER×HUNTERをプレイしてみた(仮) 第九話[ユイ](2010/06/09 15:49)
[13] HUNTER×HUNTERをプレイしてみた(仮) 第十話[ユイ](2010/06/11 17:01)
[14] HUNTER×HUNTERをプレイしてみた(仮) 第十一話[ユイ](2010/06/12 18:41)
[15] HUNTER×HUNTERをプレイしてみた(仮) 第十二話[ユイ](2010/06/14 23:55)
[16] HUNTER×HUNTERをプレイしてみた(仮) 第十三話[ユイ](2010/06/19 04:51)
[17] HUNTER×HUNTERをプレイしてみた(仮) 第十四話[ユイ](2010/06/22 03:29)
[18] HUNTER×HUNTERをプレイしてみた(仮) 第十五話[ユイ](2010/06/27 00:10)
[20] HUNTER×HUNTERをプレイしてみた(仮) 第十六話[ユイ](2010/07/11 01:00)
[21] HUNTER×HUNTERをプレイしてみた(仮) 第十七話[ユイ](2010/07/11 18:23)
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[19256] HUNTER×HUNTERをプレイしてみた(仮) 第九話
Name: ユイ◆d2ec74bc ID:1dab45ea 前を表示する / 次を表示する
Date: 2010/06/09 15:49


ただ今執事邸でキルア君が来るのをみんなと一緒に待っています。
ゼブロさんとシークアントさんの家で修行をし始めて20日目、ゴン君たちは全員試しの門を開けることに成功。
ただ観光ビザにまだ若干の余裕があったためみんな私が開けられるようになるまで待っているつもりだったよう。
片側だけであれば開けられるようになったので恐らくもう少しで1の扉は開けられたとは思うけど、これ以上待たせるのも忍びないのでこっそりと纏をして足りない分を補い私も1の門を突破、無事みんなで本邸を目指し始めました。
カナリアちゃんやキキョウさん、カルト君にも原作通り遭遇しカナリアちゃんに案内してもらって執事邸に来たところ。
コインゲームは思考の加速があればゆっくりに見えるので問題なく正解、ただもうすぐキルア君が来ると思うと色々なことを考えてしまい、なまじ思考の加速を行っているので考える時間は大量に、なんか段々怖くなってきた。
そうこうしている間にゲームは終了、近づいてくるキルア君の声が聞こえた。

「ゴン!!あと、えーとクラピカ!!リオレオ!!……ユイは?」

名前を間違えられるレオリオ、私はと言うとなぜか体が勝手にソファーの陰に隠れてついでに絶をしています、こんなことをしている場合じゃないのに、ちゃんと出て行って謝らないと……

「いた、ユイ」

あっという間に見つけられる、それはそうか、広いとはいえ部屋の中少し回り込めばもう姿が見えてしまう。

「あ……の……」

うまく言葉が出てこない、会ったらなんて言って謝ればいいか飛行船の中で散々考えていたはずなのに全て抜け落ちてしまった。

「ユイ、その……悪かったな」

「……え?」

一瞬何を言われたのか分からなかった、どうしてキルア君が私に謝る必要があるのだろうか?怒らせてしまったのもその後何も出来なかったのも私だというのに。

「あの時はじじぃの言葉にちょっとイライラしててさ、その後は兄貴と自分のことで頭いっぱいで周り見えてなかったんだけど……家に帰ってきてからあの時のこととか思い返してさ、壁際でうずくまってるユイの姿が浮かんで、オレが八つ当たりなんてしちゃったからさ、だから……」

ずっと謝りたかったけどもう会えないと思ってた、来てくれてすっげー嬉しい、と続けたキルア君。
あの状況で私のことを気にして、家に一人でいる間にも私のことを考えていてくれていたのか、私はキルア君に何も出来なかったというのに。

「……うっ……ぐすっ……うぅ、ふぇ……」

私のほうこそきちんと謝らないといけないのに、嬉しくて涙が止まらない。
キルア君が泣くなよ、悪かったって謝ってくる、違うそうじゃない、キルア君は何も悪くないの。

「ほらユイ、言うべきことがあるのだろう?」

クラピカにそう言われ何とか言葉にしようとしても、言おうと思っていた言葉は相変わらず抜け落ちたままで、私は涙で途切れ途切れになりながらただ2つの言葉を繰り返すだけだった。

「ありがとう……ごめんなさい、ぐすっ……ありがとう……」

こんな私のことを気にかけてくれてありがとう、キルア君が苦しんでいるときに助けてあげられなくてごめんなさい。
今度は間違えないから、間違えないように頑張るから、みんなが笑っていられるように私も精一杯のことをするから。

「ありがとう……」

これで仲直りだねってゴン君が笑顔で言ってくる、レオリオはゴンとユイと友達になりたいだろー、今からでも言い直せなんてキルア君に言って顔を真っ赤にしたキルア君から逃げ回ってる。
そこにいるみんなの顔は誰も彼も笑顔で、泣いていたはずの私も気付くと一緒に笑ってた。
みんなが笑っているところをただ隣で見ているだけじゃなくて、私もみんなに笑顔をあげられるように、みんなが私に笑顔をくれる分だけ私もきっと頑張るから。
歩いていこう、みんなで一緒に、どこまでも。










はやく出発しようぜとのキルア君の言葉で執事邸を出て試しの門へと向かう私たち、その途中で思い出したようにキルア君が話しかけてきた。
試験が終わったんだから早く念について話せと、その隣ではキルア君を連れ戻したら一緒に聞くと言っていたゴン君たちも待ってましたという顔をしている。
もう隠しておく必要はない、私はみんなに念についての説明をしながら実例として試しの門を練をしてあけてみた。
開かれるのは3の扉まで、地力の足りない私では練をしても念を知らないキルア君と同じ、でもみんなは確かに私が1の扉までしか開けられなかったのを知っているので例としては十分。
キルア君たちは練をしたらどこまで開けられるというのだろうか、やはり私はまだまだ修行不足なのだ、念を知っているというアドバンテージがなくなったらすぐにみんなに抜かれてしまうかもしれない。
……いや待て、3の扉だぞ、16tだぞ?うん、十分異常だ、私は異常、私は異常……ダメだ、なんか悲しくなってきた。
私の中の普通と異常の境目が限りなく上方修正されていることに若干のショックを感じフリーズしていたがキルア君たちに現実へと呼び戻された。
意識を取り戻した私はそれから纏・絶・練の説明をし、今のが練により自身の身体能力を強化した結果だと説明、水流操作は発と呼ばれるもので私特有の必殺技だという説明もした。
念と燃についての基本的な事柄を説明し終えたとき、みんなからあげられるのは当然どうすれば念を扱うことが出来るのか。

「念に目覚める方法は2通り、ゆっくり起こすかムリヤリ起こすか」

当然ゆっくり起こすほうが確実でムリヤリ起こす方には危険が伴う、だからみんなには出来ればゆっくり起こして欲しい。
でも当然ながら希望されるのはムリヤリ起こす方法、でも私はウイングさんのように自信を持ってみんなに念を送り込むことなどできはしない。
なのでみんなにはこれから修行として天空闘技場に向かうこと、それまではゆっくりと起こすようにして欲しいこと、そして天空闘技場の200階に辿り着くまでに念に目覚めなかったらムリヤリ起こすことも考えるといっておいた。
もちろんそんな事態になったらウイングさんに頼み込む気満々だ、言わないけど。
でもみんなならおそらくゆっくり起こすやり方で十分間に合うような気がする、みんなが200階に辿り着くまでの時間はおそらく10日ほどであるはずだ、そしてここから天空闘技場に行くまでも何日かかかる。
ゴン君たちはゆっくり起こすやり方でも1週間かからないかもしれないとウイングさんに言われていた、2週間あれば足りる可能性は高い。
ゴン君たちはそれで納得してくれたようだがレオリオは少し悩んでいるみたい。
それはそうだろう、レオリオは他の3人と違い医者になることが夢で直接力を求めているわけではない、ただ私はレオリオのような人にこそ念能力を覚えて欲しい。

「レオリオ、一緒に来るかどうか悩んでる?」

「まぁ……な、医者になるためには猛勉強しなきゃいけないしよ、念の修行と頭の修行を両立出来るって言えるほどオレは要領よくねーからなぁ……」

「確かに難しいだろうけど……念能力は基本的な技術はみんな同じ、でも発と呼ばれる必殺技は人によって違い千差万別、どんな能力にするかは全てその人次第。だから……レオリオが望むなら、そしてそのための修行を怠らないなら、瀕死の重症でも不治の病でも癒す力を得ることも出来るかもしれない」

治療に最適な系統は強化系だ、大天使の息吹の能力者も強化系である可能性は高い、でもレオリオはほぼ間違いなく強化に近い放出系だろう、治療系の能力にしたとしたら相当な効果を得ることが出来るはずだ。
制約とそして修練次第では本当に大天使の息吹並の回復力にすることも可能かもしれない。

「そんなことも出来るのか念ってのは!?」

「戦うだけが念の全てじゃない、人の内蔵エネルギーを使うわけだから分け与えるという考え方をすれば治療に使えるのはむしろ自然な考え方」

医者になるのに必要な時間、受験勉強に1年、大学に6年、インターンに数年そう考えるとものになるまでにかなりの時間が必要になる。
念であればものになるまでであればそう時間はかからない、それだけの時間があれば効果も確実にあげることが出来る、専門が出来る医術よりももしかしたら汎用性も高いかもしれない、何しろ外科と内科両方に効く能力に出来る可能性が高いのだ。
そういったことを説明する、無理について来させようとは思わない、4人が一緒にいるところがみたいとは言ったがそれはそれぞれの夢を邪魔してまで叶えたいわけではない。
ただ私は原作を読んでいるときからレオリオこそ念の習得をすべきだと、レオリオの夢の実現には念が一番近道だと思っているだけだ。










今は飛行船の中、パドキア共和国を出発してから今日で3日目の夜だ。
飛行機と違い飛行船は時間がかかる、パドキアから天空闘技場への移動は大陸をほぼ横断する、それでも明日の昼には天空闘技場へつけるらしい。
窓から外を眺めながらジュースを飲み、これからのことを考える。
結局レオリオは一緒に来てくれることになった、念を覚えて治療系の能力を作るらしい。
あれからみんなはずっと念に目覚めるための修行をしている、いつ目覚めてもいいように纏をする際のイメージは既に伝えてある。
なるべく一緒にいるようにはしているがいくらみんなでもやはりこんな短時間で目覚めることは無理なようで、やっていることも静かに座禅を組み瞑想することなので、その、何と言うか……暇になって外の景色でも見に来てしまったのだ。
とは言っても暗くてよく分からない、街明かりが綺麗だとは思うがずっと見ていては飽きてくる、気分転換も済んだしみんなのところに戻ろうかと持っていたジュースの残りを口に含んだ矢先後ろから声が掛けれた。

「ユイ!!見て見て!!」

近づいてくるオーラはゴン君と、キルア君だ、何か面白いものでも見つけたのかと振り返った私は危うく口に含んでいたジュースを噴出しそうになった。
纏が出来ている、2人ともだ、思ったより時間がかかっちゃったねーとかオーラに包まれた感触について話している。
確かにウイングさんは1週間よりも短い期間で目覚める可能性もあると言っていた、1週間以下ということはつまり7日以下で、だから7より小さい数字なわけで3日はそこに含まれるわけで、つまり何を言いたいかというと……

「はやっ!!」

もうその一言に尽きる、どうなっているのだろうかこの天才児2人は、これがビスケに原石と称えられる力なのだろうか。
次はどうすればいいの?と聞いてくる2人にどうすればいいかなと自分自身に問いかける。
この2人ならきっと練を教えれば着くまでに会得するだろう、実際原作でも知ったその日のうちに覚えていた。
いやしかし普通の勉強でも出来たからといってどんどんと次へ行かせるのはあまり賢いやり方ではない、纏を覚えてから練を習うまで2ヶ月に及ぶ点の修行をはさんで纏の性能をあげていたのだ、この2人は。
まずは自然体で纏が出来るようにそれこそ寝ていながらでも維持できるように纏と点の修行を繰り返させるべきだろうと考え、その旨を2人に伝える。
少なくとも200階に到達するまではひたすらに点と纏の修行だけを繰り返してもらおう、190階以下であれば練を使う必要もない。
さて、クラピカとレオリオの調子はどうだろうか、末恐ろしいという言葉の意味を深く深く理解しつつ2人に比べればまだ理解の範疇である2人の下へと向かった。
――――この後結局翌朝にはクラピカ、飛行船を降りる前ギリギリにレオリオが纏を覚えた時にはこの4人はそういう人たちなのだと、もうこの先何があっても驚くのは止めようと心に誓った。































6/9投稿

ゾルディック編ほぼ全省略、変更点がほぼないし書いても仕方がなかった。
1の扉開けられるか開けられないかだったのが3の扉が開けられたら大体4~5倍の強化がされている事になる。
通常状態と練の状態でどれだけ差がでるのだろうか操作系である以上肉体強化の性能は60%ほどのはずだが……
大体こんなものだろうという予想でしか書けない。
レオリオの資質が他3人に比べて低いと考える人もいるかもしれないが私は大差ないと考えている、短時間で2の扉が開けられるようになっていることからもレオリオも才能豊かな人であるのは確かだろう。
多少の差はつくかもしれないがこれからも4人はほぼ同じペースで成長してもらう、ゴン君とキルア君の方が速く成長するはずだと思う人もいるかもしれないが私のSS内ではそういうことにして欲しい。



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