「それでは諸君らの活躍に期待している」
そういってワシは式辞を締めくくった。
はぢめまして、ワシの名前はオスマンという。
ちょっとおちゃめな転生爺じゃ。
ちなみにゼロの使い魔はファンフィクションでしか知らんので、ここまで来るのにとても苦労したのは秘密じゃぞい。
それにしても近年入学式でテラスから落ちるというコントを行うのがつらくなってきたわい。
でも、これやらないと他の転生者(いた場合)に怪しまれちゃうしのぉ。
まぁ、身体にガタはきてないんじゃがの。愚息はかなり昔に立たなくなってしまったのじゃが・・・
とりあえず、今年は上から見た感じでっかい赤いのやちっこい青いのやピンクなのがいたので原作キャラの入学の年じゃろう。
あほっぽい格好の金色も見えるしの。
それに新入生名簿を見ても原作知識ノートに乗ってた名前が多数見受けられる。
今年の修繕予算は多めに見積もっておかねばのぉ。
今から頭が痛いわい。
「それでは担当の先生のあとをついていってくださいね」
おぉ、あそこで新入生に指示を出している形の良いお尻はミス・ロングビルじゃな。
彼女はいいのぉ。
手放したくはないが、これも原作の為。
来年にはあのお尻も見納めになってしまうのか。
よし、今年一年はミス・ロングビルのお尻を愛でる一年にしよう。
そうとなればさっそく・・・
「今日も一段と良い尻じゃのぉ、ミス」
あぁ。やわらかい。
これを失うのはやっぱり寂しいものがあるのぉ。
たとえこの後折檻が待っているのが分かっておってもやめられんわい。
「いた、やめて、もうしませんから・・・」
嘘じゃ、今年いっぱいセクハラ(パワハラか?)しまくるぞい。
「お願いじゃ、ミス。許して」
ふう、ようやっと折檻が終わったか。
今日は一段と厳しかったわい。
ワシの考えていること、もしかしてつつぬけ?
いかんいかん。威厳は大事じゃ。
そういうわけで今日は学園長室でお湯を張ったタライに足を入れて威厳を出す練習でもするかのぉ。
あとがきのようなもの
はじめまして、ダレットです。
今回頭に浮かんだのをちょっと文章に起こしてみました。
初めて書いたので拙いかと思いますが、ダメ出しなどありましたらガンガンお願いします。
最後に、5分で書いた。きっと続かないと思う。