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No.16277の一覧
[0] 【1stガンダムネタ】認めたくないモノだな【転生・憑依】 [29](2011/01/04 10:19)
[1] いつも二手三手先を考えて[29](2010/04/14 20:05)
[2] そうあたるモノではない[29](2010/04/14 20:07)
[3] 見せてもらおうか、連邦の[29](2010/04/18 12:42)
[4] ば、馬鹿な [29](2010/04/17 07:33)
[5] な、なんという [29](2010/04/11 15:38)
[6] どうということはない[29](2011/01/04 10:18)
[7] い、一撃で[29](2011/12/24 10:02)
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[16277] 【1stガンダムネタ】認めたくないモノだな【転生・憑依】
Name: 29◆752cebb3 ID:abd99a2c 次を表示する
Date: 2011/01/04 10:19
 ヘイ、ヨウ! 元気ですかぁ!
 俺は元気だ。そして、周囲も俺以上に元気だ。周囲含め元気すぎて、鬱になりそうなくらいに。いやぁ、元気なことがこんな恨めしいとは、自宅警備員目指して就活中だっただけに、全く気づきませんでしたよ。
 え、状況がわからない? まあ、そうだろうね。説明なんて何にもしてないから。
 では、軽く説明しましょうか。……って、俺、誰に話してるんだろうね。
 まあいいや。
 今俺がいるのは、庭園って感じのところ。一見しただけで豪邸って表現が当てはまる邸宅の裏手にある、青青とした芝生の真ん中だ。所々に日本庭園風の置物《オブジェクト》が転がっていたりするのは、何気に微笑ましい。鹿威しの、かぁこぉ~ん、って間の抜けた音が、いかにも勘違いした日本を演出してくれてる。
 そのお庭で何をしているかというと……
「はぁはぁ、ほら、もうちょっとだ」
「お兄様、がんばって」
 まあ、何だ。要するに、子供と鬼ごっこしてるわけだ。
 素敵な笑顔で一生懸命追いかけてくる金髪の少年と、そんな兄を応援する妹。何とも微笑ましいじゃあ、ありませんか。
 尤も、その追いかけてる相手が俺だったり、その上肉体《からだ》はお子様なので、実際には一生毛延命走ってたりするわけだが。全く、傍目には微笑ましい姿なんだろうなぁ。俺も含めて。
 ところで、俺、前世の記憶があるんだぜ。
 よくある転生物--いやこの場合は憑依になるのか? とにかく、お約束に巻き込まれちまったって訳だ。ココで、トラックにひかれて神様でもでて来れば完璧にテンプレート通りってとこだけど、実際はトラックに惹かれて……ってそんなだじゃれ言ってどうする気だ。ちなみに、二次創作、前世では大好物でした。
 ……さて、現実逃避もこれくらいにしておくか。
「キャスバル兄さん、もう少しよ」
「よし、ガルマ。今度は君が鬼の番だ」
 そう。俺の名前は、ガルマ。ザビ家《セレブ》の四男であるガルマ・ザビだぜ。
……なんて死亡フラグ満載 orz
 で、せめて『謀ったな』ってのだけは回避しようと思い立って『キャスバル君、遊びましょ』ってダイクンさん家に連れてきてもらいました。
 あ、そうそう。とりあえず、ORIGINじゃあないみたい。ジオンおじさん、穏健みたいだから。
 おや、金髪幼女《アルテイシア・ソム・ダイクン》が父親《ジオン・ズム・ダイクン》に駆け寄ってるな。流石赤い彗星《キャスバル・レム・ダイクン》、通常の三倍で妹君を追いかけてる。
 って、俺も追いかけるとしますか。上手いこと取り入って、あわよくばこのまま戦略シュミレーション《シミュレーション》に移行。でGの違いを体験させていただこうではありませんか。よし、タイトルは『閃光のガルマ』で…… いや、それは銃殺フラグだろう、常考。

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 確かに、子供という存在は、親にとって最大の癒しなのかもしれない。
 仲良く走り回る子供達を眺めながら、彼はそんなことを考える。
 実際、先ほどまでの討議で高ぶった精神が、温るくなってきた地球産珈琲を片手に三人の子供達が文字通り跳ね回っているのを眺めているだけで、潮が引くように静まっていくが感じとっるほどに。
 一口珈琲に口をつけ、顔をかすかにしかませる。思った以上に苦い。酸味以上に苦みを感じてしまう。理由はわかっている。いや、落ち着いたおかげで、理由を認めることが出来たと言い換えてもいい。
 先ほどまでの、盟友と一応は呼ぶべき存在であるデギン・ソド・ザビとの議論の後味の悪さ。
 デギンは有能だ。そう、確かに、彼、デギンは有能だ。むしろ有能すぎることこそが問題といえる。実際、デギン、そしてその息子達の力は無能とは全く言い難い。
 その結果、単なる治安部隊程度の存在でしかなかったムンゾ防衛隊を、共和国軍と名乗っても失笑されないだけの存在に育て上げたのだから。
 確かに共和国独立には駐留部隊の切り崩しが必要であった。その為には軍事力が必要なことも。その後の混乱と、連邦の圧力に対抗するだけの力が必要であるのも認めよう。
 だが、デギンの望む規模の軍隊となると話は別だ。連邦に力で対抗出来るだけの規模の軍隊を簡単にそろえることなど出来はしない。であるならば、そんな中途半端な軍隊では、連邦に対し無用の不安を与えるだけで終わってしまい、かえって害になりかねない。それを、なぜ。なぜ、それが分からないのだ。
「お父様、どうしたの」
 まだ幼い我が子の言葉に、ジオンは顔を綻ばせた。
「ああ、アルテイシア。ちょっと、お仕事が忙しくてね」
 心配そうに父親の顔を伺う娘に、安堵させようと笑みを浮かべながら優しく頭をなでてやる。
 先ほどまで走り回っていた子供たちが、いつの間にか彼のそばに集まって来ていた。遊び疲れて、少し休憩といったところだろうか。
「ガルマのお父さんと、ですか」
 複雑な表情を浮かべる息子の肩に、反対の手を乗せる。
 やはり、デギンの息子は有能だ。たった一日で、あまり他の子供となじもうとしたがらない子供達に、友達と呼ばれるに値するだけの存在感を与えたたのだから。それも、拙いながらも要点を押さえた人心掌握術を駆使して。
 まず必要以上に接近することで印象付け、急に少しだけ距離を置くことで不安感を与え、一緒になってはしゃぎ回ることで親近感を与える。そして、最期に、庭で遊ぶという全く新しい楽しみを持ち込むことで、完全に友達として溶け込んでしまった。
 ムンゾの上流階級子弟に於ては、コロニーという環境もあってか、あまり外で遊ぶことはない。庭とはステータスシンボルであり、見て楽しむモノであり、常に整備された場所であり、遊ぶ場所という発想が希薄だったこともある。そんな中で、庭で走り回るということが全く違った楽しさを子供たちに与えるのは、少し考えれば納得の行く話だ。適度に体を動かすことは、なんと言っても楽しくも心地よいことなのだから。
「大丈夫だよ、キャスバル。ジオンおじさんも、父さんも、仲が悪い相手に口論なんてしないから」
「ははは、仲が良いほど喧嘩する、って言う事かな」
 ジオンは、わざと分かりやすい俗な表現を使って、子供たちに笑った。つられて、子供達のみならず、あまり面白くなさそうな顔でたっていたジンバ・ラルも子供たちに笑みを浮かべる。先ほどまでそばにいた、護衛役でもあるランバ・ラルは、気を利かせて子供達の為にソフトドリンクを取りに向かっていた。
「僕ら同様、お父様達も仲が良いってことだ。アルテイシアも、ガルマもそう思うだろう」
「そうね」
「仲がどうこうてよりも、二人とも目的と目標を間違わない人だからね」
「何か言ったかい、ガルマ」
「いや、何でもないよ」
「でも、なんでそんな難しい顔をなさっていたの」
 アルテイシアの頭を撫でながら、ジオンは優しく語り出した。
「そうだな、どう説明しよう……
 易しく言うと、力の強いやつにたいして、ガルマのお父さんは力で対抗しようって言うんだよ。一番わかりやすい方法だからね。
 まあ、それも方法だが、お父さんは出来ればそんなことしたくない。でも、その場合はどうしても時間がかかってしまう。
 まあ、そういうことだよ」
「喧嘩は良くないの」
「お父さんの言うとおり、時間がかかっても話し合いで解決できるならそれにこしたことはないと思います。でも、ガルマのお父さんの言う事も分かる気がする」
 子供達の言葉に、軽く頷いた。この問題が簡単でないことは重々承知している。逆に言えば、簡単でないからこそ、何度も意見を戦わせ、その都度口論にまで発展してしまうのだ。
「カなき正義は無能であり、正義なき力は圧制である。だっけ」
「なんだい、それは」
「えーと元ネタなんだっけ。とにかく、古典に出てくる文句だよ」
「どういう意味なの」
「お父さん達に聞けば教えてくれると思うよ」
 慌てたそぶりで、早口でまくし立てるガルマに、アルテイシアは上目遣いでお願いをする。
「私、ガルマに教えてほしいの」
「そうだな、ガルマ。ボクからもお願いするよ」
「おじさんも、君が子供たちに教えてくれたら嬉しいな」
 皆の期待を受けて、ガルマは少し緊張しつつも、お皿に置かれたクッキーを一つつまむとゆっくりとしゃべり出した。
「えーと、つまり、要するに、何というか……
 力がないと、相手が無視したら何も出来ない。でも力だけだと、単なる押しつけで。
 アルテイシアも覚えがあるでしょう。子供だから、大きくなったら、って言われて、何かさせてもらえなかった事って」
「ええ。でも、お父様でなく、なぜかキャスバル兄さんがよくそういうの」
 恨みがましい視線に、キャスバルがやや慌てたのか、続きを促してくる。
「へぇ、僕は末っ子だから、言われる立場だからねぇ。
 要は、そのときのアルテイシアが力なき正義で、キャスバルが正義無き……って冗談だから怒るなよ」
「そうよ、本当のこと言われて怒るなんて、キャスバル兄さんの横暴」
「図星指されて怒るなんて、キャスバル兄さんの横暴」
「何でガルマまで言うんだ」
「非情で無ければ生き残れない。優しさがないなら生きるに値しないってところだね」
「つまり、ガルマは生きるに値しないって事だな」
「キャスバル兄さんと違って、ガルマは優しいの」
 いつの間にか、再び鬼ごっこを始めていた男の子達を眺めながら、ジオンは満足げな笑みを浮かべる。
「また、ガルマ君に来て欲しいかな」
 アルテイシアは、楽しそうな笑みと共に大きな動きで首肯した。
「はい。キャスバル兄さんも同じと思う」
 こんな嬉しそうに笑う娘を見のはいつ以来だろうか。最初断ろうかと思ったガルマの訪問だが、断らずに受け入れ良かったと、彼は満足そうにつぶやいた。そのつぶやきに、ジンバが軽く頷くのを、飲み物と追加のお菓子をもって戻ってきたランバは認めた。

ーーーーー

「今日はガルマ、来ないのね」
 どことなくつまらなさそうな声に、つまらないということを密かに同意しつつも、年長者として妹を軽く諭すことにする。
「仕方ないさ、彼も僕達同様、忙しいんだからね」
「分かっているわ。でも……」
 アルテイシアの言葉に、彼も同意せざるを得なかった。何かと忙しい父に連れられて様々な場所に出向くことが多い上に、立場やしがらみから同世代の友人と遊ぶことがなかなか出来ない二人にとって、ガルマの存在は貴重なものだったから。
 実際、ダイクン家の子息であるキャスバルやアルテイシアほどではないが、ガルマもザビ家の御曹司としていろいろ引っ張り出されていた。
「しかし、08小隊ですか……」
 そんなガルマの不明瞭な言葉に、ソファーに可愛らしく腰をおろしたアイナは小首を傾げる。先ほどまでは、ガルマがしてくれた他のサイドやサイド3でも彼女が行ったことのない番地の話に聞き入っていたが、ちょっとお休みと言う感じでテーブルに出されたお菓子をつまんでいたところだ。彼の話は、やや家族が過保護気味で外の世界をあまり知らない彼女にはとても新鮮で、いくら聞いても飽きなかった。
「どうしたガルマ。退屈か」
 退屈ではないですが、話のネタが尽きかけていて…… などといえるはずもなく、声をかけてきたドズルの言葉にガルマは曖昧に頷いた。
 今日は非公式の会合と言うことで、公務という訳ではない。尤も、正確にはガルマ自身は何ら官職に就いているわけで無いことから、学校行事等以外は全て私事にあたる。だが実際には、場を和ませるためのいわばマスコット的存在として父親や兄達の公務と、準公務とでも呼ぶべき事柄に随伴する場合が多々あった。特に先日ダイクン家に同行して以降、デギンは何かとガルマを随行させたがり、それに歩調を合わせるかのようにギレンも彼が随伴することを望んだ。
 今回も、ダイクン派の一角を占めるサハリン家に国防軍幼年学校設立に関する事前折衝を目的に訪れたデギンとドズルの随伴として来ている。
「子供達にしてみれば、大人の話などつまらないでしょうから仕方ないでしょう」
 子供達に語りかけるサハリン家の当主の言葉に、デギンが笑みを浮かべながら近づいてくる。
「家庭用ゲーム機でもあればよかったのですが」
 父親のそばに控えるように立っていたサハリン家の長男が、つぶやくように話す。懐古趣味故か衒学趣味か知らないが、地球と異なりムンゾにおいてはことさら紙に書かれた本に重きをなし、ゲームよりも読書が推重される傾向がある。一方の地球では、どちらかと言えば紙はバックアップ用媒体としての位置づけが濃く、ヴィデオクリップや音声ガイダンスが主流である。写真やビデオもデジタル式が主流だが、これはミノフスキー効果に対し懐疑的だったという点も作用いている。。
「そんなことはないぞ」
 ギニアスと年齢の近いが、ある意味対照的なドズルの胴間声が響き渡る。そして、誇らしげに言葉を続けた。
「父上や兄貴達だけでなく、ダイクン首相にも覚えがめでたい。政治家としてもだが、武人としてもなかなかのモノだ。
 実はこの案はガルマが言い出した。全くたいしたやつだ。将来、俺を使いこなしてくれる将に絶対になってくれる」
 ガルマ以外なら、ギレン兄貴とキャスバル坊主以外の下で戦うなぞ、ごめん被りたいはと呵々大笑する。
「ほう、この子が幼年学校設立を提言したというのか」
「へー、ガルマ様すごいんですね」
 大人達に自分の意見を採用させるだなんて、なんてすごいんだろう。アイナは尊敬のまなざしを送る。
「いえ、ボクは」
「そう謙遜するな。
 今回の幼年学校、確かにサハリン殿の言うように軍事面での補強が第一目標だ。
 だが、ガルマが最初に言い出したのは別のことだった。
 この子は、以前、マハルにこっそり遊びに行ったことがあってな」
 デギンの言葉に、大人達は皆顔を向けた。同時に、ガルマの顔が引きつる。逆に、アイナとギニアスの顔には驚駭の色が浮かんだ。
 子供だけで別の番地に行くなどと言う事は、よほどのことが無いと考えられないことだ。
「そう、こっそり遊びに行ったと聞いたときは肝を冷やしたぞ。その所為でおやじにさんざん怒られたしな」
「ドズルの言うとおりだ。しかも、ジオンの息子も一緒だったという。幸い、たまたま帰郷していた三番地出身の女性准士官が保護してくれ、すぐに見つかったがな。
 まあ、それはよい。
 その後、ガルマはこう言いおった。『頭好い児が学校行けないなんて、勿体無ですよね。義務教育が困難なら、軍隊で子供の兵隊さんを教えてあげることに出来ないかな』とな。
 ……今回の件、確かに、軍の増強が目的だ。
 だが、もったいないと思わないか。才能を埋もれたままにしておくなど。
 だが、同時に貧しい家庭で子供に高等教育を受けさせることがいかに困難か、貴公も知っているだろう」
「失礼だが、貴公、変わったな」
「ジオンにも言われた。だが、それはお互い様だろうと返すと、彼奴奴、しかりと笑い出しおった」
「良かろう。発想の原点は分かった。貴公の思惑とは異なることになるかも知れんぞ」
「それも良かろう」
「アイナ、どうやら今日できたお友達はかなり優秀らしい。負けないようにしないとな」
「はい、お兄様」
「ははは、流石だなガルマ。ダイクン家に引き続き、早速にも兄妹共々たらし込みおった」
 ドズルは、再度の高笑いとともに何か言おうとしていたガルマの背中を軽くどんと叩いた。
 親たちはそんな子供達を微笑ましく見守っているのだった。

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 なんて言うか、調子に乗っておりました。
 確かにテンプレート的には内政充実コマンドだけど、まずは死亡フラグ《ジオン公国に栄光あれ》を叩きおろうと思っていろいろしました。が、まさか幼馴染フラグ《お兄ちゃんのお嫁さんになるの》を立てる事になるとは…… それも、二人も。
 いや、アルテイシア《セイラさん》も、アイナも嫌いじゃないですよ。嫌いじゃないけど、ほら。イセリナ・エッシェンバッハさんという恋人(候補)いますし。残念。って、取らぬ狸の皮算用もいいとこだよ。
 しかし、ガルマ君。ホントに金髪好きだねぇ。恋人も友人も金髪だらけですよ。あ、ちなみに自分の髪の色、紫じゃ無くて青毛ですよ? さすがにリアルで紫は、若干厨二病が残っているとはいえ、やはり厳しいモノありまして。青の方が変だって? 何を言ってるんですか、君は。青毛はブルーじゃないの知らないんですか? これだからゆとり世代は…… あ、ごめんなさい。言ってみたかっただけです。だから削除依頼は止めて。
 それよりも、まさかヤンデレにはならないよな。大丈夫だよね。せっかく叩き折ったはずの死亡フラグの代わりに、別の死亡フラグ《俺今度結婚するんだ》たててたりしないよね?

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おまけ

「兄上、これをお読み下さい」
「何だ、キシリア。
 何々

アルテイシアの手を逃れたガルマを待っていたのは、まさに地獄だった。
コロニー自治法の廃案による困惑と混乱。
コントリズムの闇が生み出したソドムの街。
悪徳と野心、退廃と混沌とをコロニーにぶちまけたここはムンゾのゴモラ。
次回「マハル」
来週もガルマのリア充につきあってもらおうお

 ……まさか、これをやりたいが為だけのネタということはあるまいな」

「……ご想像にお任せします。
 しかし、兄上もなかなかお好きなようで」
「おい、冗談はよせ」

初 稿:H22.2.6
改訂1:H22.3.8
改訂2:H22.3.21 (タイトル修正)
改訂3:H22.4.11 加筆修正(感想掲示板指摘に対応)


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