ラ「ジャァァアアアック・ルァァァアアアクァンのぉおっ!!!! 転生武道伝コタ・・・ま? 質問コーナー!! ぷぅぁぁあああああとっつぅぅぅううううううっ!!!!」小「またこの展開かいな!? つか、溜めが長過ぎて最早PART2の部分何言うてるか分かれへんからな!?」ネ「え? え!? な、何なのここっ!? というかその人誰っ!!!?」小「…………今回はネギも巻き込まれた訳な」ラ「みなまで言わなくても分かると思うが、この質問コーナーではこの俺様『つかあのおっさん剣が刺さんねーんだけど?』ことジャック・ラカン様が、皆さまから送られてきたお便りにビシバシ答えてくんでヨロシク!!」小「ビシバシて…………あんたこないだ最初の1つで飽きて大暴れやったやんけ?」ラ「ハッハッハッ!! 細けぇこたぁ良いんだよ!!」ネ「ね、ねぇ? 結局、ここはどこなの? 何か学校の教室みたいだけど…………」小「あー…………正直俺にも良ぉ分からん。つかもう悪い夢を見てると思って流れに身を任せてもうた方が楽やで?」ネ「わ、悪い夢…………?」ラ「ん? 嬢ちゃんなんかどっかで見たことあるような…………もしかして、ナギの娘か?」ネ「!!!? お、お父さんを知ってるんですか!?」小「…………その辺の話をこの幻想空間でやるんは止めたが良くあれへん?」ラ「ム…………確かにその通りだな。悪いが嬢ちゃん、それ以上の話は現実世界で会った時の楽しみに取っておこうぜ?」ネ「で、ですがっ…………!?」ラ「ってなわけで!! まずは最初の質問だっ!!!!」ネ「えぇーーーーっ!!!?」小「容赦あれへんな…………」ネ「あ、あの、質問って一体何の…………?」小「まぁ、見てれば分かると思うわ」ラ「一通目は、住所不明『夜に』様からのお便りだ」ネ「不明!? 不定じゃなくてっ!?」小「いや、単純に住所が載ってへんだけやろ?」ラ「その通り!! えぇと何なに…………『九尾の力を取り込んだといっても、そんな強大な力を直ぐに身体に適応させることが出来るものなのでしょうか? 元々自分に無い力、例えるなら臓器移植したようなものでしょうし。あと相当寿命も延びたみたいだけど、エヴァみたいにもう身体の成長も止まったの?』とのことらしいが…………その辺ってどうなんだ?」小「答えられへんのかいなっ!!!?」ラ「いや、俺って強ぇじゃん? 外から魔力取り込むとか、そーゆー話は考えたこともねぇから詳しくねーんだよ」小「まぁある意味予想通りの展開やけど…………しかし俺に聞かれても困るで? ぶっちゃけ今回の件はエヴァやアルにおんぶにだっこやったからな。その便利な台本に何か書いてへんのかいな?」ラ「おお!! そうだったな!! 何なに…………何か特別VTRがあるらしいぞ?」ネ「よ、用意周到ですね…………」ラ「それじゃあ早速!! VTR、スタートォッ!!!!」―――――プツンッ…………エ『…………へ? もう撮影してるのか!?」茶『yes. マスター。バッチリ録画中です』エ『ま、待て!! まだ心の準備が出来てない!! と、撮り直しだ!!』―――――プツンッ…………小「エヴァっ!!!? い、いや、聞く相手は間違うてへんけど、しかし良ぉ答えてくれたな?」 ラ「台本によると、有名老舗の茶菓子となんとかって陶芸家作の茶器で買収したそうだ」ネ「? え、ええと、2人の知り合いの方ですか?」小「ま、まぁな。その内自分も会うことになるんやないか?」ネ「? そ、そうなの?」ラ「お? どうやら、TAKE2の始まりみたいだぜ?」―――――プツンッ…………エ『フンッ…………良く来たな? それで? この不死の魔法使い、闇の福音、エヴァンジェリン・A・K・マクダウェル様に聞きたいこととは一体何だ?』小「…………それにしてもこの幼女ノリノリである(ボソッ)」エ『…………なるほど、九尾の力についてか。無論、一朝一夕で取り込めるようなものではない。そのため、私が駄犬に掛けた封印術には、時間を掛けて九尾の魔力を奴の身体に馴染ませる役割も担っていたのだ。…………どうだ? 愚鈍な貴様らでも、実に分かりやすい親切な解説に感涙が止まるまい?』小「…………こんだけ踏ん反り返られとったら、涙なんか1ミリも出ぇへんけどな」エ『何? まだ質問があるのか? …………まぁ良い。特別に答えてやろう』小「…………もう突っ込むんも飽きて来たわ」エ『…………駄犬の身体か。前にも言ったが、奴は私と違って魔獣型の魔族だ。加えて、奴に起こった変化は『半妖が完全な妖怪になった』という程度のもの。寿命は莫大に延びたが、身体の成長が止まった訳ではない。無論、その速度は恐ろしく緩慢なものになっているだろうがな』小「へぇー…………俺の身体って、そないなことになっとったんか」ネ「いや、そんな他人事みたいに…………」エ『質問は以上で終わりか? フンッ…………下らん手間を掛けさせおって。用が済んだなら出ていくが良い…………この私の気が変わらぬ内にな?』茶『…………カット。迫真の演技、お見事ですマスター』エ『フッ。この程度、私にとっては造作もないことだ。…………ところで、早速例の茶菓子が食べたいんだが?』茶『では、すぐにお茶を用意いたします』エ『ああ、頼む』茶『少々お待ち下さい』エ『~~~~♪』―――――プツンッ…………小「TAKE1と最後の部分は完全に放送事故やったやんな?」ラ「ちゃんと質問の答えになってたから良いだろ? そんじゃ次の質問行くぜ?」小「お? 今日はちゃんとやるんやな?」ラ「ああ。何か前回のクレームが酷かったらしくてよ。ええと…………こりゃ結構来てるみたいだな。『極夜の葬送曲使用時の小太郎はどれくらい強いんですか?』と…………つまり、前と同じで強さ表を作れば良い訳か」小「おお!? それは俺も気になっとったし、是非お願いするわ」ラ「んじゃ、早速準備に掛かるぜ!!(カツカツカツカツッ)」ネ「ねぇ? 強さ表って何?」小「表世界の一般人を1として、俺の戦闘力がどれくらいか、色んなやつと比較した表の事や。ちなみに、それやと自分の親父さんは12000以上で、前回の俺は2800やったで?」ネ「え゛!? そ、それじゃ、小太郎君は単純計算で一般人の2800倍強いってこと!?」小「まぁな。けど、それを言うたら自分の親父はそんな俺の更に4倍強の強さっちゅうことやからな?」ネ「…………ボク、お父さんに追い付ける自信がなくなってきたよぅ」小「まぁまぁ。自分はまだこれからやろ? それに、そんな親父さんの血を受け継いでるんやし、自分ならきっと大丈夫やって」ネ「こ、小太郎君…………ありがとう」ラ「いちゃついてるとこワリィが、準備の方が出来たぜ?」ネ「い、いちゃっ…………!?」小「…………まぁ良えけどな」ラ「今回は特別に、お前が使った3度の極夜の葬送曲と完全魔獣化時の戦闘力、及び牙狼丸の強さも表にしてやったぜ!!」小「そらおおきに。どれどれ…………」―――――牙狼丸(完全召喚・獣化時):11000―――――小太郎(極夜の葬送曲・魔力制御装置装備):10000―――――小太郎(極夜の葬送曲・完全魔獣化時):9000―――――小太郎(極夜の葬送曲・九尾化時):8500―――――小太郎(完全魔獣化・暴走時):7000―――――牙狼丸(完全召喚時):6800―――――小太郎(完全魔獣化・獣化時):6000―――――小太郎(完全魔獣化・通常時):3500ラ「ちなみに、牙狼丸と極夜の葬送曲時の戦闘力は時間制限があることを加味した上での数値だ。実際の戦闘力は俺やナギみたいな連中とも互角に闘えるだきゃあるだろうよ」小「…………ようかくここまで来た、って感じやな」ラ「いやいや、異例のスピード出世に俺もたまげてるぜ? だがしかぁしっ!! これはあくまで限られた効果時間内での話だ。テメェが本物になりてぇんなら、これに慢心せず、これからも精進を続けんのが肝要だな」小「おう。肝に命じとくわ」ラ「ダッハッハッハッ!! 顔に似合わず素直じゃねぇか!? そんじゃ、早速3つ目の質問だ!!」ネ「ここまでの質問だと、何かボクがここに呼ばれた意味ってないような気が…………」ラ「安心しな嬢ちゃん。最後の質問はおめぇさん宛てみたいだぜ?」ネ「えぇっ!? ぼ、ボク宛てにですか!? い、一体どんな質問でしょう…………?」ラ「台本によるとぶっちゃけ、この質問が一番多かったらしい。んじゃ、読むぜ? えーと…………『ネギ嬢のスリーサイズを教えてください』…………」ネ「ぶっ…………!!!?」小「ラカンのおっちゃんが言うたら、完全にただのセクハラやな…………」ラ「…………いや、俺もさすがにダチの娘捕まえてそんなこと聞く羽目になるたぁ思わなかったわ(汗)」ネ「ど、何処の誰ですかっ!? そ、そんなふざけた質問を送って来たのは!?」ラ「いや、だから無数に寄せられてんだって。台本によると、作者のリア友からまで『ネギのスリーサイズが気になって眠れないんだが?』ってメールが送られて来たらしい」小「完全に変態紳士です。どうもありがとうございました」ネ「ありがたくないよっ!!!!」ラ「まぁ質問なら仕方ねぇ。嬢ちゃん、減るもんでもねぇし、ここはズビシッと発表しちまってくれ」ネ「絶対に嫌です!! た、助けて小太郎君!?」小「へ? あー…………質問なら仕方あれへんな」ネ「こ、小太郎君まで裏切ったっ!!!?」小「いや、ほら。俺も健全なオトコノコーやし? ネギが着やせするタイプなんは分かってる分、余計に気なるっちゅうか…………な?」ネ「な? じゃないよっ!? うぅっ…………小太郎君のこと信じてたのに!! 酷いや!! 訴えてやるーーーーっ!!!!」ラ「とはいったもんの…………嬢ちゃんがここまでノリ気じゃねぇなら、どうやっても迷宮入りだな」小「えぇー…………そこはおっちゃんのチートパワーで何とかならへんのかいな?」ラ「普通ならやれねぇこともねぇが…………嬢ちゃん、かなりきつくさらし巻いてんだろ? オマケにライン隠すような厚手な上にサイズがデカい服着ちまってるからな、さすがに上から見ただけじゃあどうしようもねぇわ」小「む、無念…………(orz」ネ「全然無念じゃなーーーーいっ!!!! 2人して変なことで落ち込まないでよっ!!!?」ラ「ん? 何だ? モニターの様子が…………?」―――――ザーーーーッ…………パッ『ネギ・スプリングフィールド身体データ:身長148cm スリーサイズ:B85.W52.H76』ネ「わーーーーっ!!!? な、何でっ!!!? 一体どこからボクのスリーサイズをぉっ!!!?」小「なん……だと……!?」ラ「ば、バストとウエストの差が33㎝…………亜人種ならともかく人間で、しかも成長期途中でこりゃあ半端じゃねぇな…………(ゴクッ)」小「し、しかもネギの身長は亜子とそう変われへん…………な、何と言うロリ巨乳、何と言うワガママバディ…………」ネ「いーーーーやーーーーっ!!!? お、お願いだから2人とも忘れてーーーーっ!!!!」小「い、いや、忘れようにも衝撃的過ぎて…………」ラ「ああ。正直忘れられそうにねぇわ…………」ネ「そんなぁっ!? …………うぅっ、ぐすっ…………お、おねーちゃんにも言ったことないのにぃ。ぐすっ…………ひーんっ!! ボクが何したって言うのさーっ!!!!」ラ「あーあ、泣ーかせた」小「いつの間にか俺1人が悪い流れに!? いやいやいやいや!! おっちゃんもノリノリやったやんけ!?」ラ「これはアレだな。修学旅行で女風呂覗きに行く流れになって、その過程は楽しいけど実際に知り合い(女)の裸を見ちまうと、気恥しさと罪悪感で何もリアクションが取れなくなるやつ」小「いや例えが意味分からんし、つかおっちゃん修学旅行とか行ったことあんのかいな!?」ネ「うぇ~~~~んっ!!!!」???『…………てめぇら、何人の娘泣かせてんだ?』小&ラ「「え゛…………!?」」始まりの魔法使い『―――――覚悟は出来てんだろうな?』―――――ゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ…………小「@*$#&%=~~~~~!!!? ちょっ!? 嘘ぉっ!? 何であんなラスボスがここにっ!!!?」ラ「ヤベ…………俺じゃあいつ斃すのはムリだわ」小「冷静に言うてる場合かっ!!!? つか、あんなん俺かて極夜の葬送曲なしやったら瞬殺や!!!!」始『―――――塵一つ残さず消え失せろ』―――――ギュピィンッ!!!!小&ラ「「――――――――――ノオォォォォォオオオオオ!!!!!?」」―――――チュドォォォォオオオオンッッ…………「―――――っハッ!!!?」唐突に目を開く俺。気が付くとそこは、良く見なれた自分の部屋だった。「…………あ゛~~~~っ…………な、何や久々にごっつい夢見が悪かったわ…………」もっとも、どんな夢を見ていたのかはまるで思い出せない。悪夢にうなされるなんて、最近は殆どなかったんだけどな?しかし喉カラカラだな…………汗もひでぇし、飲み物取りに行くついでに顔も洗いに行くか。そう思って身体を起こそうとする俺。だが…………。―――――ぎゅっ…………「…………またか」例により、いつの間にか俺のベッドに潜り込んでいたネギに抱きつかれて、俺は再びベッドへと引き戻された。もしかして、これが悪夢の原因?…………まさかな。「…………んぅ…………えへへっ…………おとーさん…………」余程良い夢を見ているのだろうか、幸せそうな笑顔を浮かべて、そんな寝言を零すネギ。俺は徐にそんな彼女の胸へと視線を落として…………。「…………は、はちじゅうごせんち…………(ゴクッ)」思わず生唾を飲み込んだ。あれ? 何で俺、ネギのバストサイズ知ってんだろ?…………まぁ良いか。知ってて困るもんじゃないし。そう結論付けると、俺はいつものように転移魔法を使って、ネギの腕から脱出を図るのだった。