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No.15332の一覧
[0] 転生武道伝コタ・・・ま? (現実→犬上小太郎憑依・魔法先生ネギま!二次創作)[さくらいらくさ](2011/08/27 01:23)
[1] 転生武道伝コタ・・・ま? 0時間目 有言実行 いやいやいや!!これはなんか違うから!![さくらいらくさ](2010/01/08 01:27)
[2] 転生武道伝コタ・・・ま? 1時間目 愛別離苦 のっけから重たい予感が・・・・・・[さくらいらくさ](2011/07/25 00:26)
[3] 転生武道伝コタ・・・ま? 2時間目 合縁奇縁 原作が崩壊し始めたようです[さくらいらくさ](2010/01/08 01:28)
[4] 転生武道伝コタ・・・ま? 3時間目 一触即発 おっもーいーこんだぁらっ♪とか笑えないし! [さくらいらくさ](2010/01/08 01:28)
[5] 転生武道伝コタ・・・ま? 4時間目 管鮑之交 フラグ?いいえケ○ィアです[さくらいらくさ](2011/08/14 00:06)
[7] 転生武道伝コタ・・・ま? 5時間目 因果応報 用意するもの:鋼の精神力[さくらいらくさ](2011/08/14 00:06)
[8] 転生武道伝コタ・・・ま? 休み時間 掌中之珠 すいませーん!台本くだs・・・・・・へ?あ、ない?[さくらいらくさ](2010/01/19 23:41)
[9] 転生武道伝コタ・・・ま? 6時間目 報本反始 いざ尋常に・・・・・・ん、キャラがおかしい? [さくらいらくさ](2010/10/17 22:03)
[10] 転生武道伝コタ・・・ま? 7時間目 乾坤一擲 某魔砲少女の影をせっちゃんに見た!![さくらいらくさ](2010/10/30 21:08)
[11] 転生武道伝コタ・・・ま? 8時間目 急転直下 行くぜ、行くぜ、行くぜ、行くぜぇ!! [さくらいらくさ](2010/10/30 21:10)
[12] 転生武道伝コタ・・・ま? 9時間目 嚆矢濫觴 思春期ってムツかしい年頃よね・・・・・・[さくらいらくさ](2010/10/19 21:51)
[13] 転生武道伝コタ・・・ま? 10時間目 破鏡重円 使い方間違ってる? いやいや木乃香と刹那は夫婦ですよ?[さくらいらくさ](2010/10/20 22:06)
[14] 転生武道伝コタ・・・ま? 11時間目 膠漆之心 このちゃん可愛いよこのちゃん!![さくらいらくさ](2010/10/21 01:33)
[15] 転生武道伝コタ・・・ま? 12時間目 意気軒昂 明日菜め、いつか見てろ!![さくらいらくさ](2010/10/21 23:54)
[16] 転生武道伝コタ・・・ま? 13時間目 阿鼻叫喚 そもそも13って数字が不吉だって・・・・・[さくらいらくさ](2011/08/26 02:39)
[17] 転生武道伝コタ・・・ま? 14時間目 開巻劈頭 幻想を抱いてるものって、実際に見るとイメージが崩れるよね[さくらいらくさ](2010/10/23 19:06)
[18] 転生武道伝コタ・・・ま? 15時間目 舐犢之愛 いやいやいやいやっ!! これは可愛いがるってレベルじゃねぇぞ!?[さくらいらくさ](2010/10/23 22:13)
[19] 転生武道伝コタ・・・ま? 16時間目 捲土重来 俺にはまだ、帰れる場所がある・・・・・・[さくらいらくさ](2010/10/24 00:50)
[20] 転生武道伝コタ・・・ま? 17時間目 確固不抜 意外とエヴァは可愛いところが多いと思う[さくらいらくさ](2010/10/25 19:55)
[21] 転生武道伝コタ・・・ま? 18時間目 常住坐臥  いや、そんなに闘うことばっか考えてる訳では・・・・・・[さくらいらくさ](2010/10/25 19:54)
[22] 転生武道伝コタ・・・ま? 19時間目 青天霹靂 もうヤダ……女の子怖い……[さくらいらくさ](2010/10/26 01:29)
[23] 転生武道伝コタ・・・ま? 休み時間 改過自新 マッチ一本火事の元って言葉がガチだとはな……[さくらいらくさ](2011/08/19 00:49)
[24] 転生武道伝コタ・・・ま? 20時間目 焦唇乾舌 人ってつくづく見かけによらないと思うんだよ[さくらいらくさ](2011/09/04 10:35)
[25] 転生武道伝コタ・・・ま? 21時間目 玩物喪志 本当に大事なもんって、意外と気がつかないよね?[さくらいらくさ](2010/11/01 23:06)
[26] 転生武道伝コタ・・・ま? 22時間目 暗雲低迷 和服もいいけどゴスロリもねっ!![さくらいらくさ](2011/08/26 02:40)
[27] 転生武道伝コタ・・・ま? 23時間目 人面獣心 そこはかとない大荒れの予感……オラわくわくしてきたぞっ!![さくらいらくさ](2010/11/02 19:55)
[28] 転生武道伝コタ・・・ま? 24時間目 金剛不壊 つくづく性格の悪い奴もいたもんだ……あれ? 人のこと言えない?[さくらいらくさ](2010/11/02 23:14)
[29] 転生武道伝コタ・・・ま? 25時間目 大胆不敵 木乃香って本当に良い性格してるよなぁ……[さくらいらくさ](2010/11/03 16:53)
[30] 転生武道伝コタ・・・ま? 26時間目 背水之陣 ……くくっ、今宵も影斬丸は血に飢えてお(ry[さくらいらくさ](2010/11/04 23:37)
[31] 転生武道伝コタ・・・ま? 27時間目 狂瀾怒涛 頭によぎったのは、某狂戦士さんの姿でした……[さくらいらくさ](2010/11/06 16:10)
[32] 転生武道伝コタ・・・ま? 28時間目 一致団結 燃え尽きたぜぇ……真っ白になぁ……[さくらいらくさ](2010/11/07 00:35)
[33] 転生武道伝コタ・・・ま? 29時間目 一陽来復 もう、ゴールしても、いいよね……?[さくらいらくさ](2010/11/09 01:28)
[34] 転生武道伝コタ・・・ま? 30時間目 日進月歩 タカミチはやっぱすげぇ苦労したんだと思うのよ[さくらいらくさ](2010/11/09 01:36)
[35] 転生武道伝コタ・・・ま? 休み時間 辺幅修飾 見栄っ張りって損だと思わない?[さくらいらくさ](2010/11/10 23:46)
[36] 転生武道伝コタ・・・ま? 休み時間 欲念邪意 女の人って本当に分かんないよ……[さくらいらくさ](2010/11/11 23:51)
[37] 転生武道伝コタ・・・ま? 31時間目 旱天慈雨 幼女(見た目)のエロい発言は心臓に悪いと思わんかね? [さくらいらくさ](2010/11/12 23:19)
[38] 転生武道伝コタ・・・ま? 32時間目 八面玲瓏 明日菜姐さん、マジイイ女ッス……[さくらいらくさ](2010/11/14 23:44)
[39] 転生武道伝コタ・・・ま? 33時間目 報恩謝徳 人を驚かせることに、体張ってますから!![さくらいらくさ](2010/11/15 22:18)
[40] 転生武道伝コタ・・・ま? 34時間目 香囲粉陣 ちょっとしたホストの気分だぜ[さくらいらくさ](2011/08/31 23:22)
[41] 転生武道伝コタ・・・ま? 35時間目 有頂天外 調子に乗りすぎたらダメだと、身をもって学んだお……[さくらいらくさ](2010/11/18 00:41)
[42] 転生武道伝コタ・・・ま? 36時間目 冒雨剪韮 ほ、本当に長い闘いだった……[さくらいらくさ](2010/11/20 00:17)
[47] 転生武道伝コタ・・・ま? 37時間目 千客万来 謂れのないことで責められると、訳もなく焦ることってない?[さくらいらくさ](2010/11/27 14:27)
[48] 転生武道伝コタ・・・ま? 38時間目 異体同心 べ、別に妹属性ってわけじゃないんだからねっ!?[さくらいらくさ](2010/11/27 14:28)
[49] 転生武道伝コタ・・・ま? 39時間目 奇策縦横 ちょっと親父にイラッとした[さくらいらくさ](2010/11/27 14:28)
[50] 転生武道伝コタ・・・ま? 40時間目 甘言蜜語 ……なぁ? これって番外編扱いじゃねぇの!?[さくらいらくさ](2010/11/27 14:30)
[51] 転生武道伝コタ・・・ま? 41時間目 暗中模索 刹那の活躍に全俺が泣いた(主人公的な意味で)[さくらいらくさ](2010/12/01 20:01)
[52] 転生武道伝コタ・・・ま? 42時間目 不倶戴天 ようやく出番!!……って、刹那と扱いが違い過ぎるだろっ!?[さくらいらくさ](2010/12/01 19:59)
[53] 転生武道伝コタ・・・ま? 43時間目 悪漢無頼 最悪の状況ってのは、起こるべくして起こるんだよな……[さくらいらくさ](2010/12/03 12:04)
[54] 転生武道伝コタ・・・ま? 44時間目 金科玉条 出番の少なさは俺へのいじめか?[さくらいらくさ](2011/01/24 21:44)
[55] 転生武道伝コタ・・・ま? 45時間目 悪酔強酒 いや色んな意味で……どうしてこーなったっ!?[さくらいらくさ](2011/01/28 17:24)
[56] 転生武道伝コタ・・・ま? 46時間目 羊頭狗肉 結局のところ何も解決しなかったし俺の活躍少ないし……[さくらいらくさ](2011/01/30 00:26)
[57] 転生武道伝コタ・・・ま? 47時間目 首尾一貫 そろそろタイトルのネタも尽きて来たなぁ……[さくらいらくさ](2011/02/01 00:23)
[58] 転生武道伝コタ・・・ま? 48時間目 頓首再拝 やっぱ学ランが一番楽だわ[さくらいらくさ](2011/02/08 22:40)
[59] 転生武道伝コタ・・・ま? 49時間目 乱痴気騒 賑やかなのは良いけど、偶にはまったりとしてぇよな……[さくらいらくさ](2011/02/08 22:41)
[60] 転生武道伝コタ・・・ま? 50時間目 時世時節 一つ事が絡むと、女子ってビビるほど大胆だよな[さくらいらくさ](2011/02/13 17:04)
[61] 転生武道伝コタ・・・ま? 51時間目 時期尚早 恋愛に時期もクソもないとは思うけど原作的に[さくらいらくさ](2011/04/24 22:25)
[62] 転生武道伝コタ・・・ま? 52時間目 艱難辛苦 世界の悪意が聞こえるようだよ…………[さくらいらくさ](2011/06/29 22:56)
[63] 転生武道伝コタ・・・ま? 53時間目 苦心惨憺 あれ? 死亡フラグが立った音が聞こえたよ? [さくらいらくさ](2011/07/02 21:18)
[64] 転生武道伝コタ・・・ま? 54時間目 周章狼狽 き、貴様!? 裏切ったのかっ!?[さくらいらくさ](2011/07/05 00:05)
[65] 転生武道伝コタ・・・ま? 55時間目 竜騰虎闘 たかが鬼ごっこ、されど鬼ごっこってとこか?[さくらいらくさ](2011/07/06 21:57)
[66] 転生武道伝コタ・・・ま? 56時間目 一件落着 まさか俺にこの技を使わせるとはな(ニヤリ)[さくらいらくさ](2011/07/08 12:36)
[67] 転生武道伝コタ・・・ま? 57時間目 一虚一実 オリキャラはあれほど慎重にって…………!?[さくらいらくさ](2011/07/11 19:12)
[68] 転生武道伝コタ・・・ま? 58時間目 烏兎匆匆 だから捏造設定も慎重にって…………!![さくらいらくさ](2011/07/11 19:16)
[69] 転生武道伝コタ・・・ま? 59時間目 一旦緩急 俺、今めっちゃ主人公してる…………[さくらいらくさ](2011/08/26 02:41)
[70] 転生武道伝コタ・・・ま? 60時間目 意趣遺恨 良かった…………最後の最後で役に立って、本当に良かった[さくらいらくさ](2011/07/18 00:21)
[71] 転生武道伝コタ・・・ま? 61時間目 金蘭之契 祝!! 俺様、復・活!!!![さくらいらくさ](2011/07/20 23:53)
[72] 転生武道伝コタ・・・ま? 課外授業 閑話休題 夢の内容なんて大体覚えてない[さくらいらくさ](2011/07/21 20:55)
[73] 転生武道伝コタ・・・ま? 62時間目 天罰覿面 いや、これは天罰って言うか人誅だろっ!?[さくらいらくさ](2011/07/23 10:53)
[74] 転生武道伝コタ・・・ま? 63時間目 円転滑脱 手際が良いを通り越して、むしろ恐ろしいけどな[さくらいらくさ](2011/07/23 23:37)
[75] 転生武道伝コタ・・・ま? 64時間目 十人十色 だからって許容出来ないこともある[さくらいらくさ](2011/07/25 16:16)
[76] 転生武道伝コタ・・・ま? 65時間目 一期一会 嘘だと言ってよ、バー●ィィィィィィイイイイイッッ!!!!!![さくらいらくさ](2011/07/28 10:53)
[77] 転生武道伝コタ・・・ま? 休み時間 進取果敢 思い切りが良いって言えば聞こえは良いけどさ…………[さくらいらくさ](2011/07/29 00:34)
[78] 転生武道伝コタ・・・ま? 66時間目 前途多難 いや、可愛いよ? 可愛いけどもさっ!?[さくらいらくさ](2011/07/30 23:46)
[79] 転生武道伝コタ・・・ま? 67時間目 脚下照顧 早急にインフラ整えないと俺が死ぬる!!!![さくらいらくさ](2011/08/02 16:27)
[80] 転生武道伝コタ・・・ま? 68時間目 複雑怪奇 これが偶然だとしたら、ミラクル以外の何物でもねぇよ[さくらいらくさ](2011/08/03 00:12)
[81] 転生武道伝コタ・・・ま? 69時間目 益者三友 ひ、一先ず首は繋がった…………のか?[さくらいらくさ](2011/08/07 23:40)
[82] 転生武道伝コタ・・・ま? 70時間目 海千山千 俺はまた、奴の掌に居る訳ね…………[さくらいらくさ](2011/08/26 02:41)
[83] 転生武道伝コタ・・・ま? 71時間目 奇奇怪怪 予想外の連続に、俺のハートはブレイク寸前だぜ[さくらいらくさ](2011/08/12 01:51)
[84] 転生武道伝コタ・・・ま? 72時間目 闘志満満 久々の見せ場キターーーーッ!!!![さくらいらくさ](2011/08/14 01:00)
[85] 転生武道伝コタ・・・ま? 73時間目 伝家宝刀 しかし、この温度差はどうにかなんねぇもんかね?[さくらいらくさ](2011/08/15 01:18)
[86] 転生武道伝コタ・・・ま? 74時間目 一諾千金 約束は絶対守りたいけど…………この状況はねーよな?[さくらいらくさ](2011/08/19 00:52)
[87] 転生武道伝コタ・・・ま? 75時間目 鶴鳴之士 過剰な期待に応えたくなるではないか…………!!(CV.子●武人)[さくらいらくさ](2011/08/19 01:21)
[88] 転生武道伝コタ・・・ま? 76時間目 異体同心 親のこと知らなくても、子は親に似るもんだ[さくらいらくさ](2011/08/21 12:30)
[89] 転生武道伝コタ・・・ま? 休み時間 難行苦行 …………くー…………(←爆睡中)[さくらいらくさ](2011/08/26 02:39)
[90] 転生武道伝コタ・・・ま? 休み時間 氷山一角 …………(←死体のように爆睡中) アル:…………息、してますか?(ニコニコ)[さくらいらくさ](2011/08/26 02:43)
[91] 転生武道伝コタ・・・ま? 77時間目 用意周到 レッツパァァァリィィィイイイイッ!!!!(寝起き=テンションMAXIMUM)[さくらいらくさ](2011/08/26 08:01)
[92] 転生武道伝コタ・・・ま? 78時間目 意趣遺恨 怨霊、物の怪困ったときは…………レッツパァアアアリィィィイイイイッ!!!!(最後までクライマックス)[さくらいらくさ](2011/08/27 01:23)
[93] 転生武道伝コタ・・・ま? 課外授業 閑話休題 こたろーーーーっ!! うしろうしろーーーーっ!!!![さくらいらくさ](2011/08/28 00:24)
[94] 転生武道伝コタ・・・ま? 79時間目 泥中之蓮 いつのまにかルームメイトがクラスのマスコットになってたんだが?[さくらいらくさ](2011/09/04 10:44)
[95] 転生武道伝コタ・・・ま? 80時間目 邯鄲之夢 俺が女性関係で調子に乗ると、本当に碌なことがない[さくらいらくさ](2011/08/31 23:54)
[96] 転生武道伝コタ・・・ま? 81時間目 一家団欒 父親の情けない姿って、見ると妙に切なくなるよね…………[さくらいらくさ](2011/09/04 10:12)
[97] 転生武道伝コタ・・・ま? 82時間目 七難八苦 俺の知らないところで死亡フラグが乱立していく…………[さくらいらくさ](2011/09/07 13:41)
[98] 転生武道伝コタ・・・ま? 83時間目 灯台下暗 口にする言葉は慎重に選びましょう[さくらいらくさ](2011/09/11 23:56)
[99] 転生武道伝コタ・・・ま? 84時間目 九死一生 自分が草食系だとは思わないけど、明らかに狩られる側なのは何故?[さくらいらくさ](2011/09/25 00:52)
[100] 転生武道伝コタ・・・ま? 85時間目 哀鴻遍野 気持ちは分かるけど、つーかその水分は一体どこから絞り出してんのさ?[さくらいらくさ](2011/09/25 00:18)
[101] 転生武道伝コタ・・・ま? 86時間目 千辛万苦 …………ジーザス…………[さくらいらくさ](2011/10/04 03:07)
[102] 転生武道伝コタ・・・ま? 87時間目 臥薪嘗胆 まだだっ!! まだ終わらんよっ!!!![さくらいらくさ](2011/10/09 02:32)
[103] 転生武道伝コタ・・・ま? 88時間目 蓴羹鱸膾 美しい思い出の筈なのに、何故か蔓延るラスボス臭[さくらいらくさ](2011/11/21 01:10)
[104] 転生武道伝コタ・・・ま? 89時間目 和気藹藹 母の語る親父象が、思い出補正じゃなかったと思い知る[さくらいらくさ](2011/11/01 19:56)
[105] 転生武道伝コタ・・・ま? 90時間目 断腸之思 決断って、迫られると焦って、後で後悔すること多くない?[さくらいらくさ](2011/11/07 01:46)
[106] 転生武道伝コタ・・・ま? 91時間目 跳梁跋扈 怪奇!! 長頭木乃伊男現る!?[さくらいらくさ](2011/11/10 23:45)
[107] 転生武道伝コタ・・・ま? 92時間目 出発進行 旅行前のテンションて、色々とカオスだよね?[さくらいらくさ](2011/11/21 01:09)
[108] 転生武道伝コタ・・・ま? 93時間目 呉越同舟 席順とか適当で良いと思う!!(切実)[さくらいらくさ](2011/11/21 18:50)
[109] 転生武道伝コタ・・・ま? 94時間目 風雲急告 俺、新幹線がトラウマになりそうだわ…………[さくらいらくさ](2011/11/26 02:40)
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[15332] 転生武道伝コタ・・・ま? 77時間目 用意周到 レッツパァァァリィィィイイイイッ!!!!(寝起き=テンションMAXIMUM)
Name: さくらいらくさ◆829d3bc8 ID:51e32238 前を表示する / 次を表示する
Date: 2011/08/26 08:01

SIDE Negi......



―――――気が付くと、ボクらが図書館島で遭難して3日目の朝がやって来ていた。



「…………はぁ。結局、目新しい発見はなかったな…………」


現在、ボクは1人で地底図書室の再探索を行っていた。

ちなみに、みんなの勉強は木乃香さんに見てもらってる。

この2日間で、魔法使いとバレたこともあって木乃香さんとは随分仲良くなって色んなことも話した。

アスナさんにも、木乃香さんが魔法の存在を知っていたという件は離したんだけど…………。

もの凄く驚いてて、思わず笑ってしまった。

まぁ、その後彼女が放った一言で、ボクは別の意味でさらに驚いたんだけど…………。

木乃香さんから魔法に関することは一通り知っていると言われたアスナさんは、一しきり驚いたあと、こめかみに青筋を浮かばせながらこんなことを言ったのだ。


『…………とりあえず、テストが終わったら小太郎は八つ裂きにするわ』


…………あのときのアスナさんは本気の目をしていた。

まぁ、実際ボクも、一言ぐらい言ってくれれば良かったのに、とそう思わなかったことも無い。

だけど、よくよく考えてみれば、小太郎君の思惑に関して、思い当たる節があったのだ。

ボクがみんなに隠していたのは、何も魔法使いである、ということだけではない。

男子部に通っているけど、本来ボクは『女の子』なのだ。

魔法の件がバレたからと言って、特定の人と親しくすると、何の拍子にその事実が露見するか知れたものではない。

なので小太郎君は、ボクが隠している2つの事実、その両方を隠すつもりで行動した方が安全だと判断したのだろう。

…………おかげで余計な気を遣い過ぎた気がしなくもないけど。

恐らく小太郎君のその考えは、ボクの身を案じてのことだし、そう考えると、どうしても怒る気にはなれないよね。

さて、話を戻そう。

ボクがみんなの下を離れて1人周囲を探索していたのには訳がある。

それは、脱出路の確保にあった。

ボクらがここに辿り着いて今日で3日目…………それはつまり、翌日には学年末テストが迫っていると言う訳だ。

もし今日脱出出来なければ、せっかくこの2日間で勉強したことも無駄になってしまう。

そうならないように、ボクは何とか手はないかと考えて、この再探索を実施して見たんだけど…………。

結果はものの見事に空振り。

地上への脱出路は愚か、上の迷宮に戻る道すら見つけられなかった。

もちろん、小太郎君の助けが間に合わないとは思っていない。

彼はボクに『本当にピンチになったときには駆け付けてくれる』とそう約束してくれたしね。

だけど、それと同時にボクは、小太郎君からみんなのことを任されているんだ。

最悪の事態に備えて、手を打っておくのは当然のことだと思う。

とは言え…………今のところ八方塞りなんだけどね。

…………仕方ない。一旦みんなのところへ引き返そう。

ボクはそこで探索を一度打ち切ることにして、みんなの居る場所へと踵を返すのだった。









「あれ? みんなどこに行ったんだろ?」


さっきまでみんなが居た場所に戻ってみると、そこは既にもぬけの殻となってしまっていた。

おかしいな? さっきまで確かにここで自習してたはずなんだけど…………。

そう思って辺りをきょろきょろと見回すボク。

すると、建物の脇にある通路、その柱に、さっきまで無かった張り紙があることに気が付いた。

何だろ?

不思議に思って近付いてみる。

するとそこには、こんなことが書かれていた。


『女子水浴び中につき、これより先男子禁制 のぞいたらあかんえー?^▽^』


「…………なるほど」


最後の注意書きは木乃香さんだな。

そういえば上の迷宮を彷徨って泥と汗まみれになった後2日間もお風呂に入ってなかったもんなぁ。

女の子としてはその辺はやっぱり気になるよね。

…………まぁ風呂嫌いのボクとしては、合法的にお風呂に入らなくて良いから嬉しいくらいなんだけど。

べ、別に今だって変な匂いとかしないよっ?

ちゃ、ちゃんと浄化のルーン使って細菌とか老廃物とか溜まらないようにしてるし。

だ、だから、本当は普段のお風呂だって無理して入る必要なんてないんだよっ!?

…………って、本当ボクは誰に言い訳してるんだろうね?

それはさておき…………どうしようかな?

みんながいないなら、ここでぼうっとしてても仕方ないし、今の内に昼食の仕込みとか済ませちゃおうかな?

そう思って、ボクはキッチンへと向かおうとする。


「あ、やっと戻って来たんだ?」

「え? あ、アスナさん?」


キッチンへ向かおうとしていたボクは、不意に聞こえて来たアスナさんの声に、思わず足を止めていた。

声のした方へと振り返ると、そこにはやはりアスナさんが居て、彼女は笑顔を浮かべながらボクの方へと近付いて来る。

ど、どうしてここに? みんなと一緒に水浴びに言ってたんじゃ…………?

そんなボクの動揺も余所に、アスナさんはボクのすぐ傍まで来ると、何でもないような雰囲気でこう尋ねて来た。


「どうだった? 脱出する方法は見つかりそう?」

「い、いえ…………というかアスナさんはどうしてここに? みんなと一緒に水浴びに行ったんじゃなかったんですか?」


張り紙を指差しながら、アスナさんに尋ねるボク。

するとアスナさんは、照れ臭そうに後ろ頭を掻いた。


「あ~…………最初は私も一緒に、って思ったんだけどさ。そしたらあんた1人置いて行っちゃうことになるでしょ? さすがにそれはちょっと、ね?」

「アスナさん…………」


…………本当、彼女には迷惑を掛けっ放しだな。

そう申し訳なく思うと同時に、ボクはそんな風に気に掛けて貰えることを嬉しく感じていた。

イギリスに居た時はアーニャやお姉ちゃんに、麻帆良に来てからは小太郎君やアスナさんに、ボクはいつも誰かにそうやって気遣われて生活してきた。

もちろん、性別を隠している以上、誰かの手を借りずにやって行くなんて不可能だけど、だからと言ってその状況に甘えたままで良いとは思っていない。

だから、いつかボクが偉大なる魔法使いになれたその日には、みんなに恩返しが出来れば良いな。

そんな風に思いながら、アスナさんの優しさに感銘を受けていたボクだったんだけど…………。


「それに、あんた1人じゃ水浴びするのも気が気じゃないでしょ?」

「え゛…………!?」


アスナさんの放った一言で、ものの見事にそんな感傷は吹き飛んでしまっていた。


「あ、アスナさん? い、今、何ておっしゃいましたか?」


彼女の言葉の意味が分からなくて…………否、理解りたくなくて、ボクはそんなことを尋ねてしまう。


「だから水浴びよ。あんたの性別を知ってるの私しかいないし、1人で入ってると、誰か来ても気が付けないんじゃないかって心配で、ゆっくり入れないでしょ? だから私と一緒だったら、少しは安心して入れるかなって、そう思ったんだけど」


残酷にも、アスナさんから返って来た答えは酷く明瞭なものだった。

…………うぅっ。今だけはアスナさんの優しさを素直に喜べないよぅ。

とはいえ、わざわざボクのために1人だけみんなと離れ、ここに残っていてくれたアスナさん。

そんな彼女の厚意を無碍に出来るほど、ボクの心臓は鋼じゃなかった。


「あ、ありがとうございます、アスナさん。そ、それじゃ、早速行きましょうか?」


結局、ボクはそんな風に愛想笑いを浮かべながら、アスナさんの意見に従うことしか出来なかった。

…………う゛ぅっ。NOと言える英国人になりたい…………。











…………市場に売られて行く子牛って、きっとこんな気持ちなんだと思う。

アスナさんに連れられて、ボクはみんなが水浴びしてる場所とは、建物を挟んで反対側の湖へとやって来ていた。

到着した途端、ぽいぽいっと衣服を脱ぎ出すアスナさん。

…………いや、いくら女同士だからって、羞恥心を捨て去り過ぎじゃありませんか?

まぁ、彼女は初等部から寮生活だって言ってたし、誰かとお風呂に入るなんて日常茶飯事なんだろうなぁ。

ある意味、ボクとは対極の存在だよね…………。


「ん? どうしたのネギ? 入らないの?」


いつまで経っても服を脱ごうとしないボクを訝しく思ったのか、不思議そうな顔でそんなことを尋ねて来るアスナさん。

…………これはもう、覚悟を決めるしかないよね。

大きく深呼吸をして、ボクは学ランのボタンに手をかけるのだった。

全てのボタンを外して、学ランの袖から腕を抜くと、ボクは綺麗にそれを畳んで水に濡れない場所へと移す。

続いて、今度はカッターのボタンへと手を伸ばす。

もちろん、それもすぐに終わって、ボクはカッターも上着と同じように綺麗に畳んだ。

うぅっ…………か、かなり恥ずかしいんですけどっ!?

男性として性別を偽って生きて来たボクは、他人の目がある場所で肌を曝すことなんて殆どなかった。

せいぜいが小さい頃にお姉ちゃんと一緒にお風呂に入ったくらいだ。

水泳の授業ですら、宗教上の理由を大義名分に、一度たりとも参加しなかったボクだ。

いくら同性とは言え、こうして誰かの前で裸になるなんて、恥ずかしすぎて死んじゃいそうなくらいだった。

とは言え、余りアスナさんを待たせても悪い。

ボクはズボンを脱いで畳むと、すぐにさらしの結び目へと手を伸ばした。


「へぇ…………あんたって、いつも大きめの服着てるから分からなかったけど、こうして見ると肌綺麗よねぇ」


そんなことを言いながら、ショーツとさらしだけになったボクをマジマジと見つめるアスナさん。

あうぅ…………あ、あんまり見つめないで欲しいな。


「そ、その、あまり見ないでください…………ボク、人に肌をさらすことって殆どなかったから、実を言うと凄く…………は、恥ずかしいんです」


そう言ったボクの顔はきっと茹でダコみたいに真っ赤だったに違いない。

だって自分でも体温が上がっちゃってるの分かるんだもん…………。


「ゴメンゴメン。男として生活して来たんだもんね? 考えてみれば当然か」


そう言いながら、アスナさんはボクが着替え易いようにだろう、ふいっと後ろを向いてくれた。

…………はふぅ。

こ、これで安心して着替えられる…………。

まぁ一緒に水に入るんだし、どうせただの悪あがき何だけどね?

そんなことを考えてる内にボクは全ての衣服を脱ぎ終えていた。


「お、お待たせしました…………」


緊張のため、少し上ずった声になりながら、アスナさんに準備完了を申告するボク。


「あ、う、うん。そ、それじゃ入りましょうか?」


そんなボクの緊張が伝染ってしまったのか、アスナさんまでが上ずった声になってしまっていた。











「ふぅ~…………やっぱ気持ち言いわね~」


まるで白鳥のような優雅さで背泳ぎしながら、アスナさんはしみじみとそんなことを口にする。


「…………まぁさっぱりはしましたけどね」


そんな彼女とは対照的に、ボクはあまり晴れやかな気持ちにはなれそうになかった。


「何よネギ? あんまり気持ち良さそうじゃないわね?」

「そ、そんなことアリマセンヨ?」


不意に浴びせられた質問に、思わずカタコトになりながら返事をしてしまう。

さすがにお風呂嫌いだなんて言って、せっかくの厚意に水を差したくはないしね…………。


「…………(じぃ~~~~っ)」

「あ、アスナさん?」


そんなボクの様子が疑問だったのか、アスナさんは突然動きを止めると、ボクのじいっと凝視し始める。

さ、さっきも言ったんだけど、あんまり見つめないで欲しいよぅ…………。

そんなボクの考えが伝わったのかどうかは定かじゃないけど、アスナさんはすぐにボクを見つめるのを止めると、すい~っと軽やかな動きでボクのすぐ近くまで泳いで来た。

そしてすぐ目の前まで近付いて来たアスナさんは、すっと立ち上がると今度はボクの顔をじっと見つめて来た。

な、何なのさ一体!?

それにしても…………アスナさんって背高いよなぁ。

もちろん、楓さんや小太郎君はもっと高いけど、それでもボクとアスナさんは10㎝以上身長が離れている。

こうして隣に並ぶと思わず見上げなくちゃいけないしね。

…………とまぁ、そんなことはさておきだ。


「あ、アスナさん? どうかしたんですか?」


余りにも彼女がボクを見つめて来るので、さすがに堪え切れなくなってそんな風に尋ねてしまう。

すると、アスナさんは、徐にこんなことを言い出したのだ。


「…………あんたって、意外に胸デカいわね?」

「ぶっ!!!?」


そんなアスナさんの言葉に、思わず吹き出してしまうボク。

い、いいい、いくら同性だからって、何の前置きも無しにその発言は反則だと思います!!

ボクは慌てて、両腕で胸を覆うようにして隠した。


「あ、ちょっと、別に隠さなくても良いじゃない?」

「だ、だってアスナさんがじっと見つめて来るからっ!! は、恥ずかしいって言ってるじゃないですかぁっ!!」


見られてなくても、本当は人前で裸になるってだけでボクにとってはかなりハードル高いんですよ!?

さっきから凝視され続けてることもあって、ボクはすでに涙目だった。


「いや、だってあんたがあまりにも良い乳してるもんだから…………ところで、参考までにサイズはいくつ?」

「うぅっ、アスナさん容赦なさ過ぎですよぅ…………え、ええと、普段は上の下着をつけることはないんで、あまり正確じゃないですけど、最後に測ったときは確か…………

は、85だったと思います」

「は、はちじゅうごぉっ!!!?」

「あ、アスナさん!? こ、声が大きいですっ…………!!」


ボクがバストサイズを告げた瞬間、そんな風に驚きの声を上げるアスナさん。

そ、そんなに驚くようなことじゃないと思うんだけど…………。


「わ、私より2㎝も大きい…………しかも、最後に測ったときってことは、まだデカくなってるかもしてないってことでしょ?」

「ま、まぁその可能性は捨て切れないですけど…………」


ボクとしては、これ以上育って欲しくないんだけどね?

だって、さらしを巻いたときに息苦しいし、押し潰しちゃってるからいつか型崩れとか起こしそうで怖い。

家に居た時は出来るだけしないようにしてたけど、今は男子寮だしいつ誰に会うか分からないから気も抜けないしね。

それでも眠ってるときは外してるんだけど。


「な、なるほど…………大きめの服はこのワガママボディを隠すためでもあったのね…………」

「わ、わがままって…………ま、まぁ服のことは否定しませんよ?」


実際、ボクは学ランだけじゃなくて、私服もサイズが大きいものを買うようにしてるし。


「…………ね? ちょっと触っても良い?」

「はぁっ!!!? な、何言い出すんですか突然っ!!!?」


手をわきわきとさせながら、そんなことを言い出すアスナさんに、ボクは思わず飛び上がりそうになりながら答えた。


「良いじゃない? 女同士だし、それに減るもんじゃないでしょ?」

「だ、だからって、肌をさらすのも恥ずかしいのに、そんなの絶対ムリですよぉっ!!」


そう言ったボクは、もう殆ど泣きべそ状態だった。

…………というかアスナさん、さっきから発言が女子中学生と言うより中年男性のそれなんですが…………?

そんなやりとりをしながらも、ボクの胸へと執拗に手を伸ばして来るアスナさん。

それに対して、必死で胸を隠しながら、彼女の魔の手から逃れようとするボク。

そんな攻防を続けていた時だった。


「アスナーーーーっ!? ネギくーーーーんっ!!!?」

「「っっ!!!?」」


少し遠くから、木乃香さんの呼ぶ声が響いて来たのは。


「あ、アスナさんっ!! ど、どどどど、どーしましょうっ!!!?」

「お、落ち着いてっ!! と、とりあえずどこかに隠れてっ!!」


そ、そんなこと言ったって…………どこにも隠れる場所なんてありませんよぉっ!?

ボクらが居たのは、見晴らしの良い湖。

身を隠せるような場所なんてどこにもない。

そうこうしている内に、木乃香さんの声はどんどんボクらの方へと近付いて来ていた。

こ、こうなったら一か八かだ…………!!


「杖よっ!!!!」


そう思い立った瞬間、ボクは着替えと一緒に置いてあった杖を手元へと呼び寄せた。

そして間髪入れずに念動かす、ボクとアスナさんの着替えを引き寄せる。


「アスナさん!! これを!!」


そして引き寄せた勢いのままアスナさんの分を彼女へと放るボク。

それを受け取ったアスナさんは、慌てた様子でボクに叫んだ。


「ちょ、ちょっとネギ!? どうするつもりなのよっ!?」

「時間を稼ぎます!! その間に、アスナさんは急いで服を着てくださいっ!!」


木乃香さんが来た時、ボクが服を着ていてもアスナさんが裸だったら、どんな嫌疑を掛けられるか分かったものじゃないからね。

アスナさんが服を受け取ったのを確認して、ボクは詠唱を始めていた。


「ラス・テル マ・スキル マギステル!! 逆巻け春の嵐!! 我らに風の加護を!! 風花旋風!! 風障壁!!!!」



―――――ゴォォォォオオオオオッ!!!!



ボクが詠唱を終えた瞬間、その周囲を囲むようにして巨大な竜巻が巻き起こる。


「ちょっとちょっとぉっ!? こんな盛大に魔法使って良い訳!?」

「木乃香さんなら魔法のことを知っているので大丈夫です。それに他の皆さんに見られても、図書館島のトラップだと言い張れば何とかなるかと…………」


口だけでアスナさんにそう答えながら、ボクは慌ててショーツを履き、すぐにさらしを巻き始める。

うぅっ…………こんなことになるなら、お姉ちゃんに言われた通り、ちゃんとサポーター買っておくんだった…………。

とはいえ、今は泣き言を言っていても仕方がない。

ボクは急いでさらしを巻き終えると、すぐに服を着始める。

そしてボクが学ランの袖に腕を通し、明日菜さんがブレザーを羽織ったまさにその瞬間だった。



―――――ゴォォォッ…………



ボクらを覆っていた竜巻が嘘のようにその姿を消したのは。

竜巻が消えた先では、呆気に取られたような表情で立ち尽くす木乃香さんの姿があった。

水浴びの途中で慌てて出て来たのだろう、下はきちんとスカートを履いていたけど、彼女の胸にはタオルが巻かれているのみだった。

しばらく硬直していた木乃香さんだったが、ボクたちの姿を見てはっとしたのか、すぐに大きな声でこう呼び掛けて来る。


「あ、アスナっ!! ネギ君!! 2人とも大丈夫かえーっ!?」

「は、はい!! ボクたちは何ともありません!!」


…………慌ててたせいで、さらしをきつく巻き過ぎて苦しいけどね。


「そ、それはそうと、一体どうしたのよ木乃香? そんなに慌てて…………」



「―――――キャーーーーッ!!!?」



「「「っっ!!!?」


アスナさんが木乃香さんに状況を尋ねようとした瞬間、すぐ近くから聞こえて来る悲鳴。

慌ててその方角へ振り向くとそこには…………。


「た、助けてーーーーっ!!!!」

『フォフォフォ!!!!』

「ご、動く石像(ゴーレム)っ!!!?」


水浴びの途中で襲われたのか、裸のままのまき絵さんを右手に捉えた、あの動く石像の姿があった。

まさか…………ボクらと一緒に、ここまで落ちて来てたの?

って、今は状況を分析してる場合じゃない!!

早くまき絵さんを助けないと…………!!


「アスナ殿!! ネギ殿!!」

「みんな無事アルか!?」

「ぜぇっ!! ぜぇっ!! …………た、たいへんなことにっ……ぜぇっ!! ……な、なったですね…………」


ボクがどうやってまき絵さんを助けようかと思案していると、木乃香さんのすぐ後ろから他の3人もやってきた。

…………楓さんと古菲さんに着いて来るなんて、夕映さんかなり無茶をしたんだろうな。

って、だから今はそんなこと考えてる場合じゃないんだってば!!

くそっ…………こうなったら、やっぱり魔法を使う他に方法はない。

この状況で魔法を使えば、もちろん残りのメンバーにも見られてしまうだろう。

そしてボクは、オコジョ収容所行き…………だけど!!



「―――――大切な友人を見捨ててまで、ボクは夢を叶えたくなんかないっ!!!!」



そう叫ぶと同時に、ボクは杖を構え、詠唱を始めようとした。

だけど…………。



『―――――ストップや。攻撃は良えから、自分はまき絵受け止めることだけ考えり』



「っっ!!!?」


自分の影から響いて来たそんな声に、ボクは思わず動きを止めてしまう。

い、今の声って、まさか…………。

その声の主にボクが気が付いた瞬間だった。



―――――ヒュゴウッ…………ドガァンッ!!!!



『フォーッッッ!!!?』


けたたましい衝突音を上げながら、後ろへと転がっていく動く石像。


「きゃーーーーっ!!!?」


その衝撃で投げ出されたまき絵さんを、ボクは慌てて受け止めに行く。


「…………よっ、と…………だ、大丈夫ですか、まき絵さん?」

「へ? あ、う、ネ、ネギ君? …………って、み、見ないでーーーーっ!!!?」

「っっ!!!?」


まき絵さんの叫び声に慌てて顔を背けるボク。

わ、忘れてた。まき絵さんは今、一糸纏わぬ姿だったということを。

慌ててボクの腕から飛び降りたまき絵さんは、楓さんからバスタオルを受け取ると、すぐにそれで自分の身体を覆い隠した。


「う、うぅっ…………お、男の人に裸見られるなんてぇ…………もうお嫁にいけないよ~…………」


半泣きになりながら、そんなことを言い出すまき絵さん。

…………な、何て声をかければ良いんだろ?


「マキエさんの嫁ぎ先の話は今は置いておくです!!」

「ゆ、ゆえちゃんひどっ!!!?」

「今はそんなことよりも気にすべきことがあるですよ!!」


まき絵さんには悪いけど、夕映さんの言う通りだ。

先程動く石像を吹き飛ばしたあの衝撃の正体。

そしてボクの影から響いたあの声…………。

その2つから導かれる結論に気が付きながらも、ボクらはその考えが正しいことを確認するため、水しぶきを上げて倒れる石像へと視線を移した。

視線を移したボク達は、その光景を目にして一様に言葉を失う。

何せそこには…………。


―――――黒い学ランを棚引かせる、頼もしい背中があったのだから。



SIDE Negi OUT......










―――――1時間前。



「…………もう何度目になるか分かれへんけど、一応言っとくわ…………知らない天井や」


唐突に目を覚ました俺は、開口一番そんなことを口にしていた。


「フフッ。まぁお約束と言うのは何度もやるからお約束ですしね」


そしてそんな俺の傍らから聞こえてくるのは、聞き覚えのある涼しげな声。

言わずと知れた紅き翼の参謀殿だった。


「…………自分がここにおるいうことは、やっぱ親父を召喚したんは自分やったんかいな?」


ゆっくりと身体を起こしながら、ジト目でアルを睨みつける俺。

しかしそんな俺の苛立ちもどこ吹く風。

アルは涼しげな笑顔を浮かべたまま、右手で『正解』と書かれたプレートを掲げて見せた。

…………いつの間に用意したし。


「大正解です。正解のご褒美に『ナギへのファーストアタックに失敗して年甲斐も無く一晩泣き明かしてしまったエヴァ』のレアショットを進呈しましょう」


そして、すっと俺に一枚の写真を差し出して来る変態司書。

渡された写真には、外見相応な子どものように泣きじゃくるエヴァの姿が写っていた。

…………ま、まぁくれるって言うなら仕方ないよね?(きゅんきゅん❤)

俺はすぐさま、渡された写真をゲートから自室の机、その引き出しへと送った。


「もうご存知だと思いますが、あなたを完全な魔族とするために、どうしても誰かに追い詰めてもらう必要があったんですよ。どうです? なかなかに粋な演出だったでしょう? 影斬丸を見た時点で、あなたが彼の息子だということには見当がついていましたし、こんなこともあろうかと彼を呼び出す準備をしておいて正解でした」


相変わらずの笑顔を張りつけたまま、いけしゃあしゃあと自分の犯行を得意げに語るアル。

…………あんたのその周到さに、こっちは涙がでそうだけどね?

しかしまぁ、考えたら分かりそうなもんだったな。

図書館島に来る前、アルが俺にした質問。

あの時、アルは既に俺の魔獣化が不完全なものだと看破していたに違いない。

そして俺にそのことを伝えず、敢えて親父をぶつけて来たのは、俺に相応の危機感を抱かせ追い詰めるため。

…………完っ全に俺はこいつの掌で踊っていた訳だ。

もっとも、それは全て俺に極夜の葬送曲を完成させるため必要だったこと。

そう考えると本気で怒る気にはなれないがね。


「で? 自分の思てた通りに事は進んだんかいな?」

「それはもちろん。あなた自身も自分の変化には気づいてるんじゃありませんか?」


…………まぁ、そりゃ、ね?

自分の身体から溢れて来る魔力。

今まで九尾の力は、自分の中にもう一つ別な魔力があって、九尾の力を行使する際は、そこから新たに魔力を引き出すって感じだった。

しかし今は、完全にそんな感覚はなくなり、単純に自分の魔力がこれまでより大きくなっているのをありありと感じられる。

つまりはそういうこと。

俺はアルが思い描いていた通り、完全に魔の眷族となった訳だ。


「とはいえ、百聞は一見に如かずという言葉を思い知りもしました。実際に見てみないと分からないことというのはあるものですね」

「? それはどういう意味や?」


アルの言った言葉の意味が分からなくて、思わず首を傾げる俺。

そんな俺に、アルはぴっと右の人差し指を立てるとこんなことを言った。


「あなたの使う極夜の葬送曲。その限界時間が極端に短いことに関する解答です。実際に見てみると意外とすぐに気付けるものでした」

「へ? それって、単純に俺が完全に魔獣化出来てへんかったからとちゃうん?」


実際、理性を取り戻した状態で使ったときは1分くらいは持ったぜ?


「フフッ。もちろんそれもあります。ですが、実のところことはもっと単純なものでした」


そこまで言って、アルはぴっと右の人差し指を伸ばした。


「さて、ここでクエスチョンです。小太郎さんが得意とする影の属性ですが、他属性と比較しで、際立った特徴と言えば何でしょうか?」


そしていきなりそんな質問を俺に投げかけて来るアル。

あまりに唐突な展開に戸惑った俺だったが、まぁアルのことだし何か意図があってのことだろう。

おう結論付けた俺は、高音から教わったことを必死に思い出そうとした。

確か操影術の稽古を始める前に、高音が得意げに語ってたはずなんだが…………。


「あ~…………攻防一体に秀でた属性やったか? 影を自身に纏うことで攻撃力と防御力の両方を高められるとか、確かそんな感じや」

「はい、またまた正解です」


俺の答えに満足げに微笑んで、アルは再び先程の正解プレートを掲げて見せた。

…………いや、だからそれどっから取り出してんだよ?


「2問連続正解のご褒美として、小太郎さんにはこれを進呈しましょう」

「?」


そう言ってアルが俺に手渡して来たのは、簡素な黒い指輪だった。

デザインはやや太めだがシンプルなリングと、それに沿って湾曲されたプレートが取り付けられている物。

早い話が、原作でネギがエヴァに貰っていた魔法媒体と同じ意匠のものだ。

もっとも、ネギが持っていたリングはプレート部分に文字が刻まれていたが、アルが渡したそれは、プレート部に一匹の狼が彫刻されていた。


「えーと…………何やコレ?」


さすがに魔法媒体ってことはないだろう。

魔族の俺は魔法媒体を必要としないことはアルも先刻承知だろうし。


「はい、良い質問ですね。それは所謂『魔力制御装置』というやつです」

「魔力制御装置?」


…………それって、あれだろ?

確か、強い魔力を持って生まれてしまった子どもが、幼いうちに魔力を暴走させないように使ったりするマジックアイテム。

早い話が、俺に掛けられていた封印と同じような代物だ。

…………いや、何で今更封印?

そんな疑問が顔に出ていたのだろう。

俺が尋ねるよりも前に、アルは説明を始めてくれた。


「もちろん、それは世間一般の制御装置とは趣を異にするものです。それは極夜の葬送曲使用時にしか発動しない特別製ですから。あ、ちなみに私のお手製ですよ?」


…………伝説の大魔法使いお手製のリング。

それはそれは、魔法世界でオークションに掛けたら小国くらいなら傾きそうな品だな。

しかしながら、今のアルの説明ではこいつの機能はイマイチ不明瞭だった。


「で? 結局こいつは、どういう代物なんや? 極夜の葬送曲使用時に発動って、発動したらどないなんねん?」

「簡単に言えば、魔力の流れを最適化する、といったところでしょうか?」

「最適化?」

「はい。今しがた小太郎さんのおっしゃった通り、本来操影術は攻防一体のもの。群を抜いた威力を持つとはいえ、操影術である以上極夜の葬送曲もその特徴を持ちます」

「まぁ、その理屈は分かる」


実際、極夜の葬送曲を使用すると、俺は数千の影精を練り込んだ影精外装を纏うからな。

しかし最適化とはこれ如何に?

それじゃまるで、俺が魔力の流れをきちんと操れていないみたいじゃないか。

魔力の制御には自信があったので、その答えはイマイチ納得できなかった。


「ふふっ。まだお気づきになりませんか? 良いでしょう。ではお教えしますが、小太郎さん。あなたは極夜の葬送曲、その効力の殆どを膂力の向上に回していたのです」

「いや、まぁそれは当然やろ? そもそも、この術の肝はそこにあった訳やし」


それを責められるのはやっぱり納得が行かないんだが?


「まぁ確かにそうですね…………ですがそのせいで影精外装が不安定になり、あまつさえ使用時間を縮めているのだとしたら、さすがに問題だとは思いませんか?」

「む…………それはその通りやな」


攻撃力の望むあまり、実用性を欠いているのだとしたら、それは確かに忌々しき問題だ。

とはいえ、俺は一応影精外装が安定するよう四苦八苦しながら魔力を制御してるつもりなんだが…………?


「恐らく性格上の問題でしょうね。攻撃こそ最大の防御…………あなたなら無意識にそう思っていても不思議じゃありませんから」

「…………」


…………図星ですが何か?


「…………と言う訳で、その指輪は自動的に極夜の葬送曲、その魔力の攻防バランスを黄金比に振り分けてくれる。そういう機能を持っている訳です」

「なるほど」


それは確かに便利なアイテムだな。

つまりこれを使用すれば、今まで安定していなかった影精外装を、きちんとした形状で保てるということだろう。

となると、本来使える筈の極夜の葬送曲の固有スキルも使えるようになる訳か…………まさに日進月歩だな。


「おおきに、アル。ありがたく使わせてもらうわ」


俺は笑顔を浮かべて、アルに礼を告げた。


「いえいえ、きちんとお代は頂いたので礼には及びませんよ?」


もちろん、アルの言ってるお代ってのは、相談料として払ったエヴァのスク水写真のことだろう。

…………本当に残念なイケメンです。ありがとうございました。


「それに…………あなたに肩入れしておくと、後々面白いものが見れそうですからね」

「? それはどういう意味や?」

「フフッ。それはそのときになってからのお楽しみです♪」


問い掛けた俺に対して、アルは含みのある笑みを浮かべるばかりで、それ以上は答えてくれなかった。


「ああそれから、1つ断って置きますが、くれぐれも連続使用には気を付けてくださいね? さすがに2日間の突貫作業で作った代物ですから、強度に不安がありますし」

「え゛? そうなんか?」


何だ。これさえあれば完全体極夜の葬送曲使い放題って訳じゃないのか…………。

まぁ、いつまでもアルにおんぶに抱っこってのも格好付かないし、いつかは自力で完成させたいところだから特に問題はな…………。


「…………なぁ? 今自分『2日間』言うたな?」

「ええ、言いましたとも」


にこにこと、相変わらずの笑顔を浮かべてそう答えるアル。

そんな彼とは対照的に、俺の顔からは一気に血の気が失せていった。


「…………い、一応確認やけど、俺はあれからどんくらい眠っててん?」

「丸2日になりますね。3日前の夜から眠っていたので、実際はもう少し長いですが。フフッ。余りに静かだから途中で死んでないかと心配しましたよ?」

「…………」


…………完っ全にアウトォォォォォオオオオオッ!!!!

いくら消耗してたにしても寝過ぎだろ俺っ!?

ナルコレプシーかっ!?

某オリンピック刑事かっ!!!?

どんだけ寝過ごしてんだよっ!!!?

…………お、俺のフォローなしで、ネギは大丈夫だったのか!?

さ、さすがに眠ってる内に有罪判決が下ってたなんてオチは勘弁してくれよっ!!!?


「心配なさらなくても、ネギ君たちなら無事ですよ?」

「俺が心配しとんのは自分の身の安全や!!!!」


学園長が噛んでんのは分かってるんだ。

あいつらが無事だってことは、何も疑っちゃいない。

問題なのは…………ネギの性別が、木乃香を初めとするメンバーにバレていないかどうかということだ。


「フフッ。あなたは本当に見ていて飽きない人ですね? まぁ今から余り意地悪して嫌われると勿体ないのでお教えしますが、『ネギ嬢』のことなら心配に及びませんよ?」

「へ…………?」

「今はまだ『彼女』の性別はバレていないということです」

「…………はふぅ」


どさっ、と俺は背中から再びベッドへと倒れ込んだ。

…………つか、アルの奴め。最初から何も心配がないこと分かってて俺の反応を楽しんでやがったな?

魔力制御装置と魔獣化の借りがあるし、今は黙っておくが…………いつか見ていろこの性悪魔法使い。

とはいえ、ネギの身に何も起こっていないというなら一安心だ。

幸い、今日が図書館島潜入から3日目ということなら、後は彼女たちに合流して地上へと連れ出せば良い。

原作通りなら、今頃連中は地底図書室だろう。

確か滝の裏側から地上への直通エレベーターに辿り着けてる筈だ。

ネギが俺との約束を守ってくれてるとすれば、ちゃんと勉強してるだろうし…………今の彼女たちなら問題なく答えられるだろう。

そう高を括って安心していた俺だったのだが。


「ん? …………申し訳ありません小太郎さん。どうやら少し状況が変わったようです」

「え゛…………?」


アルの放った一言で、思わず背筋が凍りついた。


「マズいですね…………水浴び中のネギ嬢に、近衛右門のお孫さんが近付いています」

「よりによって木乃香かいなぁっ!!!?」


つーかネギ!! 何風呂嫌いの癖に水浴びとかしてんだよっ!!!?

…………あれ? 今から行ったら合法的に美味しい目に会えるじゃね?

そんな邪な考えが頭に過ぎった瞬間俺は、ゲートから代えの学ランを取り出して羽織ると、ベッドから跳び起きていた。


「フフッ。若いですねぇ。そんな欲望に忠実な小太郎君に1つアドバイスです。地底図書館にある滝の裏、そこに地上への近道があります。有効活用されるとよろしいかと」

「お、おおきに。つか自分良かったんか? あの妖怪爺さんと共謀とちゃうかったん?」


アルのくれた助言に、思わず目を瞬かせながら、そう尋ね返す俺。

そんな俺に、アルは再び含みのある笑みを浮かべてこう言った。


「言ったでしょう? あなたに肩入れするのは個人的な興味です。それに…………共謀? 一体何の、そして誰のことを言っているのか『さっぱり』です」

「!? …………ああ、なるほど。確かに、俺も誰が黒幕か『さっぱり』やわ」


そうして、俺たちは互いに、黒い笑みを浮かべて笑う。

さて…………そんじゃまぁ、さくっと妖怪退治に行くとしましょうかね?

俺はアルからもらったリングを右の中指に嵌めると、ネギの魔力をトレースしてゲートを開いた。

しかし…………さすがはマメな男、アルビレオ・イマ。サイズぴったりだぜ。


「ほんなら、またなアル。この借りはいつか必ず返すさかい!!」

「いえいえ、お気になさらず。そのままのあなたで突き進んで頂ければ、それが私にとって何よりの褒美ですので」


最後まで意味深な台詞を残していたアルの居室を後にして、俺はネギの下へと続くゲートへと身を躍らせる。

…………待ってろよネギ?

今すぐ、約束を果たしに行ってやる…………!!

そんな決意と、多分に邪な欲望を抱きながら、俺はネギの下へと急ぐのだった。




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