エヴァの別荘で、タカミチに稽古をつけてもらってから、三日後の水曜日。約束通り、タカミチはくだんの3年生に話を付けてくれたらしく、俺は目下彼女との待ち合わせ場所に向かっていた。タカミチに相手の人相が分からないと待ち合わせようがないんじゃ?って聞いたんだが。『向こうは絶対に君のことが分かるから大丈夫だよ』なんて、笑顔で返されてしまった。知り合いに影使いなんていた覚えはないんだけどなぁ……?ちなみに、待ち合わせ場所は世界樹の広場だったりする。前回の生活指導みたいに春休みだったら堂々と女子部の校舎に行くんだが、流石に平日に堂々と行くのは問題があるしな。しっかし……世界樹の広場に女子と待ち合わせなんて、まるで……。「デートみたいやな……」年甲斐もなくニヤついてしまうではないかっ!!なんて、るんるん気分で、俺は世界樹の広場に続く階段を駆け上がっていった。時刻は4時30分。日は既に傾き始めていたが、さすがは学園内で人気のデートスポット。ちらほらと学生カップルの姿が見受けられた。……リア充どもめ、爆発しろっ!!学校が始まったせいで、最近任務以外で女の子に全く会えない俺は、弱冠女の子分が不足気味でイライラしてたりする。こないだエヴァに会った時は、本気で癒されたともさっ!!……自分で言っててなんだが、キモいな俺。アホなこと考えてないで、さっさと待ち合わせの相手を探すか……。しかし、どうやって探したものか。全く心当たりなんて……。「もしや……犬上 小太郎さんですか?」「はい?」周囲をキョロキョロと見回していると、後ろから女の子に呼びかけれたので振り返る。俺の名前を知ってるってことは、この子が例の影使いかな?けど、この子……どっかで見たことある気がするんだけど、どこだったかな?俺の後ろに立っていた女子は、ハーフなのか長い金髪のストレートヘアーに、青い瞳。すらりとした長身で、プロポーションは、ネギクラスの面々に負けず劣らず素晴らしいものだった。顔もかなり整っていて、共学ならさぞかしモテただろうに、と悔やまれるくらいだった。「やっぱり……切れ長で凛々しい目つきに、黒い艶やかな長髪、長身で無駄なく鍛えられたしなやかかつ強かな体つき……あなたが犬上 小太郎さんで間違いないですねっ!?」「は、はぁ? 俺が、犬上 小太郎で間違いあれへんけど……」な、何だこの子?やたら俺の容姿に詳しくないか?い、いや、内容自体は、こっちが恥ずかしくなるくらい美化されたことを言ってて、まぁ悪い気はしないけども……。殺人鬼みたいだと、揶揄され続けたこの壮絶な悪役面を、凛々しいて……。そんな詳しく知られてると、弱冠の薄ら寒さすら覚えるんですが?弱冠表情を引き攣らせてる俺を余所に、その子は瞳を爛々と輝かせながら、ばっ、と両手で俺の右手をしっかりと握った。「お会いできるのを楽しみにしていました! 私が高畑先生よりあなたに操影術を指南するよう承った、女子部3年の高音・D・グッドマンです」「へ? は、はぁ、こ、こちらこそ、どうぞよろしゅうたのんます……?」たかね・でぃー・ぐっどまん……?何か、これまたどっかで聞いたことある気がする名前だが……って、ああ!?こいつ、どっかで見たことあると思ったら、ウルスラの脱げ女じゃねぇか!!麻帆良の制服着てるもんだから気が付かなかったぜ。そうか、まだ原作が始まる2年も前だから、麻帆良に通っている訳か……。それにしても、何だろう、この長年憧れていたヒーローにようやく出会えました、見たいな彼女の目の輝きようは?「えーと、高音で、ええか? 自分、俺に会えるんを楽しみにしてたって……俺のこと前から知っとったんか?」「い、いきなりファーストネームで呼んで頂けるなんてっ……そ、それはもうっ!! あなたは魔法生徒の間では英雄ですから!!」は? 英雄? 俺が?何だ、その与太話は……?だって今一番浸透してる俺の渾名と言えば『麻帆中の黒い狂犬』ですよ?悪役の筆頭みたいな扱いを受けている俺が、どこをどうすれば英雄になるというのだ。「とんでもない!! 多くの魔法先生が忌み嫌い、誰も護衛を引き受けなかった、あの闇の福音の護衛を単身買って出る、とても慈愛に満ちた方だと伺っています!!」「はぁ!? なんじゃそりゃ!?」あれは学園長のクソジジィが俺らに押し付けただけだっつーの!!しかも単身じゃなくて刹那とバディだったし。しかしながら、高音には最早俺の言葉など届いていないらしく、更に自分の世界に入り込み、俺自身の知らない俺の英雄譚を語り始めてしまっていた。「瀕死の重傷を負いながらも、彼女を護らなくてはという使命感と優しさから立ち上がり、ついには東洋の名のある妖怪だった刺客を打ち倒すという、本来なら見習いの魔法生徒にはとてもできない偉業を為しておきながら、なおそれを鼻にも掛けず自己の未熟を顧み、高畑先生に師事して更なる研鑽を積む勤勉さ……私、あなたのお話を聞いて、とても感銘を受けました!!!!」「わーお、今までで一番長いかっこつきの台詞やぁ……」ところで、この妙なノリはいつまで続くんだい?「かくいう私自身も、闇の福音を保護することについて疑問を抱いていましたが、あなたのお話を聞いて考えを改めました……真に偉大なる魔法使いを目指すなら、どんな者にでも躊躇わず手を差し伸べる覚悟が必要なんです!! あたなは、そのことを気が付かせてくれました!!」「……どーでもええけど、この話まだ続くん?」あ、いけね口に出しちまった。まぁ高音には聞こえてないみたいだし良いよね?しかし……これは、誰かがこの話をお脚色して吹聴しているとしか考えられないな。もっとも、犯人は一人しかいませんが……。……あんのクソジジィ!!大方、一人の見習いが身を呈してエヴァを助けたのに、偉大なる魔法使いに連なる諸君らはそれで良いのか!?みたいな人心掌握のために俺を利用しやがったな!?エヴァの保護に対して、否定的な魔法先生たちを、丸め込むためにやったんだろうが……ふざけやがって!!こんな謂れの無い讃えられ方したって、まるで喜べねぇってーのっ!!しかし悲しいかな、ここまで話が独り歩きしてしまうと、最早俺が何を言ったところで『そんなに謙遜して……何て慎ましい人なんだ』ってな感じで、聞き手にとって良いようにしか変換されまい。それまで計算ずくか……あの狸ジジィめ。「そんな素晴らしい人物が、私のような者から少しでも学べることがあるとおっしゃるのでしたら、この高音・D・グッドマン、喜んでご協力いたします!!」「そ、そりゃ、おおきに……」い、いかん……がんばって笑ってるつもりだが、どうやっても笑顔が引き攣ってしまう。そう言えば原作でも思い込みの激しそうな娘だったな……タカミチめ、彼女がこんな様子だと分かっていたから、大丈夫だとかぬかしたな……。彼女の方が大丈夫でも、俺が大丈夫じゃねぇよっ!?こんな調子で、本当に彼女から操影術なんて学べるのか……?万が一の時は、もうタカミチにチェンジを要求する他なさそうだ。「それでは、早速操影術に関して少しお話をしましょうか?」「それは願ったりやけど、場所変えへんか? 立ち話も何やろ?」何だ、ちゃんと操影術の話をするために来てくれてたんだな。そう言えば、原作でもやたら使命感と正義感に溢れた描写が多かったもんな。刹那同様、少々生真面目すぎて暴走するタイプの性格なのだろう。それが分かっていれば、まぁ何とかやって行けそうかな?「それもそうですね。それでは、下のカフェテラスにでも移動しましょうか?」彼女にそう促されて、俺たちは連れだって世界樹の広場を後にするのだった。「端的に言うなら、操影術は攻防一体に秀でた魔法系統と言えます」注文したアッサムに、ミルクを注ぎながら、高音はそう得意げに言った。あー、何だろ……今更だが、俺、結構高音と馬が合いそうな気がしてきた。自分の専攻とする技術に関して聞かれた時に嬉しくなってしまうところは、俺にはいたく共感できる。木乃香と明日菜に剣術の話をしてるときなんて、実は楽しくてしょうがなかったしな。「影を纏うことで自らを護り、同時に物理的、魔法的攻撃力も向上させる、攻守の両面を補助できる属性という訳です」「それは何となく分かるな。俺の狗神もあんたらの使う影精に似たようなもんやさかい」開放した影斬丸が、俺の体裁きを補助するのは攻撃力を、狗尾(イヌノオ)は防御をという風に、それぞれ攻守を助けているのもそこに起因するのだろう。「そう言えば、犬上さんは狗神使いでしたね」「小太郎で構へん。それに敬語もいらへんで? 自分のが先輩やろ」だったら俺が敬語を使え? ……それは言わない約束だぜ。「そ、そんなっ!? ……それでは、小太郎さんと呼ばせて頂きますね。それから、敬語は癖のようなものですのできになさらないでください」まぁそうだろうとは思ったけど。原作で、佐倉愛衣にも敬語だったしな。俺は注文したカフェモカを啜りながら、ぼんやりとそんなことを思い出していた。「一つ気になったんですが、どうして操影術を学ぼうと? 狗神を使えるのなら、それほど、技能的に大差はないと思うのですが?」「ああ、俺が狗族……人狼と人間のハーフっちゅうのは知っとるんやったか?」「はい。そのおかげで一命を取り留められたのですよね?」「まぁ、そういうことや。魔族の血を引くっちゅうことは、俺の中には強大な魔力が眠ってるはずやねん。せやねんけど、俺はどういう訳かそれを操れへん」狗神は例外だけどな。「なるほど……つまりは操影術、魔法を学ぶことで、その魔力を引き出せるのではないかと、そういうことですか?」「そういうことや」さすが偉大なる魔法使い志望。話の飲み込みも早くて助かるな。そう言えば、原作で愛衣が彼女を『油断さえしなければ優秀』と称していたか。俺にとっては幸か不幸か、今の彼女はさしずめ、噂のヒーローと対面して、ガンガンに緊張しているという状態なのだろう。持ち前の優秀さが十分に発揮されているという訳だ。彼女は、未だ湯気の立ち上るアッサムティーを一口飲むと、ふう、と小さく吐息を零して、先程までとは違う真剣な表情を覗かせた。「小太郎さん、もう一つよろしいでしょうか?」「良いも何も、教えて貰うんはこっちや、気になることがあるなら何でも言ってくれて構へんで?」「では、お言葉に甘えて……あなたは、どうしてそこまでして強い力を求めるのですか?」「…………」いやはや、ヒーローに憧れるだけの、ただのミーハー女子高生、今は中学生だが、だと思っていたが、なかなかに鋭いことを言うじゃないか。彼女の言う通り、力とは何かを為すための手段に過ぎない。その手段を欲するということは、その先には必ず、果たしたい目的が存在して然りなのだ。奇しくも、それはかつて、幼い刹那に俺がしたのと、全く同じ問い掛けだった。かつての自分なら、或いは原作の小太郎なら、その問いに対して、あの日の刹那ほど明確に答えを出すことが出来なかっただろう。だからこそ、原作における彼女はあれほどまでに強かった。しかし、今の俺とて、同じこと。あの長い夜の勝負で、もう見失うことの無い、明確な目標を手に入れたのだから。「……多すぎんねん」「え?」俺の言葉に、高音は不思議そうな、きょとんとした表情を浮かべる。さすがに言葉が足りな過ぎたか、と俺は自分自身の物言いに苦笑しながら、改めてその目標を口にした。「俺は欲張りやから、護りたいもんが、喪いたくないもんが多すぎんねん。せやから……護れるよう、取りこぼさんよう強くならなあかん。誰よりも、何よりも強く」喪う悲しみを味合うのは二度とごめんだ。喪う悲しみを味あわせるのは、もっとごめんだ。俺の周りにいて、俺に力をくれる皆を俺は守りたい。かつては、復讐のためと、そして自身の欲望を満たす為にと力を望んだが、今は違う。――――――――――俺は皆の、笑顔を護るための力が欲しい。それが、あの一夜を生き延びた、俺の見つけた答えだった。高音は、俺の聞いていて恥ずかしくなるような台詞に、驚いたように目を見開いていたが、やがて頬を上気させると、子どものような、心底嬉しそうな笑みを浮かべた。「噂に違わぬ、慈愛に満ちた方ですね」「いや、やからそれは買被りすぎやって……」頼むから、その話はいい加減忘れて欲しい……。「結構良い時間になってしまいましたね」カフェテラスを後にすると、すでに夕日は西に傾ききっていた。思いの外、操影術談義が弾んでしまったからな。まだ使ってすらいないが、結構奥が深いぞ操影術。これはタカミチに頼んで正解だったな。よしんば、俺の魔力が引き出せなかったとしても、戦術的な引き出しは驚くくらい増えてくれることだろう。……エヴァには叱られそうだがね。「結構遅いし送って寮まで送ってくで?」「そ、そそんなっ!? 噂の英雄に送って頂くなんて、恐れ多い!!」「……その設定引っ張るん、いい加減やめてくれ。ほな行こか?」俺は有無を言わさず、中等部の女子寮へと歩き出した。その後を高音が慌ててついてくる。原作ではピックアップされてなかったから気付かなかったけど、高音もさすがネギま!の登場人物だと思う。少し話しただけだが、ちょっとした仕草とか、純粋さとか、ちょっと行きすぎた正義感もそうだが、本当に魅力的な女の子だと思った。さっきまで、リア充爆発しろ、なんて言ってたのが嘘みたいに、今は可愛い女の子と連れだって歩ける嬉しさで胸がいっぱいだ。なんて思ってたのが顔に出てしまったのだろう。追いついた高音が不思議そうな顔をしていた。「何か面白いことでもありましたか?」「いや、何でもあれへんよ」悪戯心なしに、可愛いなんて女の子に言えるほど、俺のハートは鋼じゃないんだな。「あ、そうでした。小太郎さんにこれを渡しておきます」そう言って、高音が鞄から取り出したのは、日本語で書かれた影に関する魔法の入門書だった。「本来なら初心者用の杖と一緒にお渡しする物ですが、小太郎さんには魔力媒体は必要ないでしょうし、今渡しておきます」「なるほど……おおきに、ありがたく貸して貰うわ」俺が礼を言うと、いえいえ、と、嬉しそうに高音が笑った。……オイ、やっぱメチャクチャ可愛いじゃねぇかっ!? 誰だ、脱げ女とか言ったのっ!?(←お前だ)そんな彼女にドギマギしてるのを、決して表情に出さないよう心がけつつ、俺たち二人は女子寮への道を急ぐのだった。ほどなくして、俺たちは麻帆良の女子校エリア、中等部女子寮の前に辿り着いた。「すみません、本当に寮まで送って頂いて」「気にすんな。魔法生徒つっても高音は女の子やねんから、男が送るんは当然や」「小太郎さん……」「それに……謝られるより、嬉しい言葉があんねんで?」「ふふっ、そうですね……今日はありがとうございました。それでは明日から本格的な特訓に移りますので、覚悟しておいてくださいね?」悪戯っぽく、高音がそう言って笑う。中の人の年齢はさておき、その表情はやはり年上と言うべきか、そんな頼もしさを感じさせた。「ははっ、せいぜい叱れんよう頑張るわ。よろしゅう頼むで、高音センセ?」「はい! それでは、これで」高音は俺の言葉に満足そうに頷くと、軽く手を振って寮の中へと去って行った。さて、俺も帰るとしますかね……。そう思って踵を返す。「うおあっ!?」「……(じーーーー)」その次の瞬間、驚きの声を上げる俺。び、びびった……。そこには何故か、俺のことをやたらジト目で凝視する明日菜が私服姿で突っ立っていた。恐らく、夕刊の配達か、牛乳ビンの回収かのバイト帰りだろうが。つか、仮にも一般人にここまでの接近を許すとか、俺どんだけ高音との会話に舞い上がってたんだよ……。そんな下らないことで、己の未熟さを思い知らされることになろうとは思わなかった。しかし……。「何やねん明日菜。おったなら声くらいかけてくれてもええんちゃうんか?」「……はぁ。どっかの誰かさんが年上のお姉さんにのぼせて気が付かなかっただけでしょ?」 俺の問い掛けに対して、明日菜は何故か、物凄い険のある受け答えだった。なして?「いや、別にそういう訳とちゃうで? 高音とは今日あったばっかりで……」「今日あったばっかりで名前で呼んじゃうような仲になるんだ? へぇー、おモテになることですねー」……オイ、こいつ完全に俺の話聞く気ゼロだろ?「それを言うなら、明日菜のことかて会った日から下の名前で呼んでるやんけ?」「む、まぁそれはそうなんだけど……べっ別に、ちょっと言ってみただけじゃないっ!?」今度は逆ギレかよ!?本当に何なんですか一体!?女心とか分かんないお兄さんは、弱冠本気で泣きそうだよ!?「大体、今日会ったばっかりだってのに寮まで送ってあげちゃってさ。明日から何の特訓をするんだか……」「それかて、自分と初めて会った日も皆を送ったったやんけ!? しかも盗み聞きかいな!?」しかも完全に何かピンク色の勘違いをしている臭い。ったく、これだから思春期は難しい。一応誤解を解いておかないと、他の連中はともかく、木乃香や亜子みたいな純粋な子に、そんな話を聞かせるのは気が引ける。いや、木乃香はあれで結構耳年増だとは思うけどね……。「ちゃうからな? 俺と高音は、明日菜が思とるような関係やないからな?」「何必死になって否定してんのよ? バッカみたい」そう言うと、明日菜は、もう俺と話すことなんてないとばかりに、俺の横を素通りしていってしまった。って、ダメだろそれ!?「お、おい明日菜っ!? ちゃんと話を聞けや!?」「はいはいっ、お幸せにっ!!」な、なんやねんいったい……?結局、明日菜は俺の制止も効かずに、ずかずかと足取りも荒く、女子寮の中に入っていってしまった。さすがに寮の中まで追いかける訳もいかず、茫然と立ち尽くす俺。はぁ……次、木乃香達に会ったときに、白い目で見られないことを祈ろう……。可愛い女の子と知り合えて舞い上がっていた気分は、いつのまにか梅雨空のような曇天に早変わりしていた。――――――――――俺がいったい何をしたぁっ!!!?あとがきさて、皆さんの期待通り脱げ女こと高音さん登場ですv彼女との修行風景をきちんと描くかは考え中ですが、まあ反響しだいですかね?愛衣がいないって? いや、だって彼女のパクティオーカード、中等部の制服だったじゃない?多分、高音のパートナーになるのはこの翌年だと思うんDAZE☆今はアメリカのジョンソン魔法学園にいることでしょう。さて、感想板にて読者の方に、あとがきを感想板に移動しては?という、意見を頂きました。どうも、全文表示で読んでくださる読者の方々には煩わしかったみたいですね。次回からあとがきは、更新ごとに感想板にて行わせていただきます。毒を食らわば皿まで、仕方ないから見てやろうかな?ってな方は、ぜひ感想板までお越しくださいvではまた次回^^ノシ