主人公である鳴無卓也の登場により原作とは異なる成長、異なる変化を得たキャラクター、機体のまとめ。
キャラの変更前設定において一部筆者の主観が交じっているが、この項目自体は読んでも読まなくても話の進行に問題はないのであまり深く考えないこと。
※この設定まとめは本編のネタばれを含みます。本編未読の方が閲覧する場合はそこら辺を理解した上でお進みください。
※既に死亡し、復活の予定の無いキャラについてはここでは言及しないものとします。
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バンプレストオリジナル
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紫雲 統夜(しうん とうや)
スーパーロボット大戦J男主人公。
空から降ってきた女の子付きロボットのパイロットにされたり、戦いを続ける中で実は騎士の血を継いでいることが判明したりする、いわゆる巻き込まれ系の王道主人公。
三人娘の中からヒロインを選ぶ事の出来るエロゲ体質でもあり、後々気分が高揚すると騎士っぽい言葉使いになる事が判明した。多分サイトロンのせい。
今作では初戦闘時に鳴無卓也と鳴無美鳥の援護を受けながら戦い、それ以後オーブで別れるまでは頼れる仲間として共に闘っていた。
原作ではどうにかこうにか三人娘のサポートを受けながら自らの戦闘法を確立していったが、今作ではボウライダーでの戦闘法を見よう見まねでトレースして戦い方を覚えた。
そのせいか射撃機体であるにも関わらず突撃を繰り返し、接近されるとショートランチャーのグリップで殴ったりオルゴンランチャーをフルスイングで叩きつけたりもする。
そんな訳で最初の頃は機体の損耗率が高かったが、後々ボウライダーがブレードを装備して格闘戦を始めたりすると、『あれと同じ戦い方は無理だ』と悟り、ようやく距離をとっての射撃をメインにし始める。
それでも癖がついたのかどうなのか、やはり気付かないうちに距離を詰めてしまう事が多いが、そこら辺はサブパイロットの三人娘が勝手に心配してくれるので本人はあまり気にしていない。
オーブ脱出後に手にした後継機が挌闘もできるものであった為、全ての距離で均等に戦えるようになった。
逆に言えば全距離で器用貧乏。ステ振りも格闘と射撃に均等に振られているタイプ。
鳴無卓也が毎日欠かさずメルアのおやつを持ってくる関係上、ナデシコにいる間、一日一度は間違いなく遭遇していた。
それ以外にもシミュレーション訓練で相手をして貰ったり一緒に飯を食ったりなんだりと付き合いが多く、鳴無卓也をこっそりと人生の先輩的な相手として慕っていた。
しかし、フューリーの騎士として覚醒しかけていた頃、鳴無卓也のボウライダーが無双する姿をみて心を不吉な感情でざわつかせていた。
この頃から密かにラストバトルの状況を予知しかけていた事から、フューリーの騎士としての優秀さがうかがえる。
ラストバトルではB・ブリガンディを黒いボウライダーの繰り出す新ラースエイレムで停止させられて破壊され重傷。
改修した旧ベルゼルートで再出撃し黒いボウライダーに一太刀浴びせるも敗北、記憶を書き換えられ地球に転送される。
最終決戦時の怪我のせいでパイロットとして復帰できるか微妙になった。そもそもベルゼルートもB・ブリガンディも修復不能なレベルにまで破壊されている為、復帰しても乗る機体が存在しない。
エピローグ時点でカティアと同棲、一学生としての生活を満喫している。
月を見る度に何かを思い出しそうになるが、今は何よりも勉強の遅れを取り戻し、カティアとの生活を楽しもうと思っている。
搭乗機体
『ベルゼルート・ブリガンディ』
ベルゼルートの強化型だが、原作とは異なり接近戦も想定した骨格と武装に変更されている。
肩周り、肘周り、脚周りが骨太になっており、拳、肘、膝、踵などの各部位に搭載されたヒートエッジで格闘戦を行う。
両腕に備え付けられたオルゴンライフルはラフトクランズのソードライフルを参考に組直され、オルゴンソードを形成することが可能。
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カティア・グリニャール
スーパーロボット大戦J三人のヒロインの一人。
真面目かつ物静か、クール系のお姉さんキャラと見せかけて電波担当、物語後半では何故かお嬢様言葉になる時がある。実は本質的に三人娘の中で一番子供っぽく、精神的に脆く臆病。
猫耳付けてグリニャーン仮面参上だにゃん☆とかは言わない。
今作で統夜のハートを射止めたヒロイン。
脳内に残留していた洗脳用ナノマシンを魔法の杖が鳴無卓也の一部と誤認したお陰で、大規模記憶改竄魔法の対象から外された。
が、もしまた戦ったら今度こそ統夜が死んでしまうと考えている為、事件の真相は墓まで持って行くつもり。
テニアが統夜に好意を向けていた事を知っており、少しだけ申し訳なく思っている。
エピローグ時点では統夜と同棲生活をおくりつつ学生としてそれなりに順調にやっている。
最近月を見上げて物思いに耽る事が多い。
趣味は秘密のポエムノート。が、たまにやたら上手いゲキガンガーの絵が描かれていたりする。
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フェステニア・ミューズ
スーパーロボット大戦Jの三人ヒロインの内の一人。
第二部本編では大食い意外に特に特徴の無い地味キャラと認識されていたが、エピローグでまさかの独白担当に大抜擢。三人娘の中ではあて馬になり易い性格をしている。
おやつの時間でどさくさにまぎれて統夜にアプローチを仕掛けていたようだが、結局は搭乗回数によりヒロインの座から転落。
同じく鳴無卓也にアプローチを始めていたメルアに共感を覚えていた。
気付いたら告白する前に統夜とカティアがくっついていた為、振られる前に自分から身を引いて諦めた。
活動的な性格だが、恋に関して微妙に奥手なところがある。というか、軽いツンデレ、素直になれない性格。
カティアと同じ理由で記憶改竄を免れたが、恋破れたとはいえ想い人に死んでもらいたく無く、また、自分も二度と戦場に立ちたくないと考えている為、真相をどこかに漏らすつもりはない。
エピローグ時点では、春から学生生活を初めて心機一転、一人暮らしを始めてみた。近所には千鳥かなめや相良宗助が住んでいたりする。
クラスではこっそりと人気があるが、まだ失恋を引きずっている節があり、新しい恋を探すのはまだ先になる模様。
晴れの日にはペットボトルのお茶で月見をするのが日課になっている。
趣味は色々、最近は実益も兼ねて料理を初めてみた。
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メルア・メルナ・メイア
スーパーロボット大戦Jのヒロインの内の一人。
甘い物が好きでおっとり系で巨乳で金髪でと狙い過ぎなヒロイン。三人娘の中で実は一番芯が強い。
サブパイロットとして乗せると移動力と装甲が上がり、なおかつベルゼルート・ブリガンディのサブパイロットにして必殺技を使うと全弾発射したりと、割と機械系に強いと思われる。
原作では戦う事を苦手としているような節があるが、今作では自らベルゼルートで戦ったりと割と活動的。
最終的にナデシコから離脱し、鳴無卓也のお願いにより月の中心で生体コアとなった。
サイトロンによる予知を危険視した鳴無卓也の手により三人娘に洗脳用ナノマシンが盛られたが、その洗脳用ナノマシンをケーキに入れて出したものだからしょっぱなから計画が狂う事に。
この洗脳用ナノマシンは鳴無卓也に対して非常に好感を持ちやすく悪印象を忘れやすくするように脳の働きを弄る機能、更にサイトロンを操る為の生体情報を報告する機能を有していた。
しかしそのナノマシンを盛られたケーキをメルアが他の2人から半分づつ貰ったが為に二倍摂取してしまい、そのせいか速攻で鳴無卓也に懐いた。
初めは犬猫が餌をくれる人間に懐くような感覚で鳴無卓也を慕っていたが、何時の間にか恋愛感情の様なものに変化していった。
実は半分眠った状態でラストバトルでの鳴無卓也とナデシコ、アークエンジェルクルーとのやり取りを聞いていたが、モルモットとしてでも役に立てるのなら嬉しいと考えている。
なお、投与されたナノマシンが突然変異を起こし、肉体がフューリー寄りのモノに作りかえられている。御蔭で統夜と同じかそれ以上のサイトロンリンケージ率を誇る(二十一話、二十二話参照)。
実は余剰投与分のナノマシンはかなり初期の頃から徐々に肉体と脳、神経系との融合を開始しており、その片鱗はサブパイロットとしてベルゼルートに乗った時の移動力補正に現れていた(第九話、第十一話参照)。
エピローグ時点では月の中心で生体コアとなり、只管演算を行いながら幸せな夢を見続けている。
その演算を終えれば鳴無卓也に会えると信じているが、このままでは演算終了まで数十年掛かるので、優秀な生態コンピューターの材料(人間の脳味噌)を集めるために数年後、地球への侵攻を開始する。
その際に自らを倒しに来たかつての仲間達と相対するが、その時点では既に髪の毛がロングになっている。
全滅させられたフューリーの連中の次に人生を歪められた人間の一人。
搭乗機体その一
『ベルゼルート改』
ベルゼルートの改造機。
B・ブリガンディ乗り換え後にも関わらず機体が残っていた経緯については十八話、十九話参照。
操縦系統にIFSとサイトロンコントロールを併用し、補助としてMSの操作を簡略化したモノを採用、更に小型の量子コンピューターを操縦補助に回している(第十九話参照)。
オルゴンエクストラクタは機械的に出力を底上げされ、後にメルア自信のサイトロンリンケージ率が上がった際に、出力を底上げされたオルゴンエクストラクタが暴走、オーバーフロウを起こし、恐るべき戦闘能力を発揮した(第二十一話参照)。
オルゴンライフルはバッテリパックとマガジンを組み合わせたモノで出力を維持し、更に鳴無卓也の残した超合金ニューZ製のブレードを括りつけてある。
また、全身にフューリーの機体から剥ぎ取った武装を装備しており、ハリネズミのような状態になっている。
メインパイロットとしての経験がないメルアの為に、荒い動きでも壊れないように全身のフレームがB・ブリガンディを参考に骨太に造り直されている。
搭乗機体その二
『ズィー・ガディン(DG細胞侵食)』
搭乗、というよりも、コアユニットとして組み込まれただけ。
壁に埋没しているので戦闘能力は無い。
搭乗機体その三
『デビルガンダム衛星(月がベース)』
エピローグでカティアが見上げていた月。
実は二十一話時点で鳴無卓也の手により月は完全にデビルガンダムの一部と化していた。メルアは完成品にコアとして組み込まれただけ。
鳴無卓也が『次元連結システムのコピー』『火星遺跡の中枢のコピー』などを残していったため、それを使用して防衛システムが作られている。
お陰でゼオライマーのワープや火星出身者のボソンジャンプでは侵入する事ができない。
中心にあるガウ・ラとその周囲は巨大な演算装置として使われているが、表面の外殻は自由自在に変形して悪意を持って接近してくる敵を排除する。
この外殻は全てデビルガンダム細胞であるため、これに触れる、または撃墜されるとゾンビ兵にされ月の番人として朽ち果てるまで働かされる。
地球で配備された量産型ゼオライマーはこの外殻を触れずに打ち砕く為に用意された。
なお、外殻の上に住んでいるテッカマン軍団は、遺伝子に調整を施されたフューリーの一般人のなれの果て。
ガウ・ラ内部で殺された分以外はすべてここで暮らしている。
このテッカマン達は、いずれ鳴無卓也が神様系の属性を手に入れた時に作られる奉仕種族の材料である為、崇拝や従属の感情が遺伝子に刷り込まれている。
鳴無卓也がこの世界に存在しない今、その代理であるメルアの命令に絶対服従。
当然のようにブラスレイター化の処置も施されており、大規模戦闘時にはDG細胞で作られたMFやゼオライマーもどき、SPTもどきと融合するグループと、テッカマンとして戦うグループに分かれる。
普段は何事も無く月面で宇宙野菜を栽培している。農家というよりも農奴のような感じ。テッカマン兼ブラスレイター兼アストロノード。
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フー=ルー・ムールー
フューリー聖騎士団のとても漢らしい女騎士。戦とは死狂いである。
戦の中であっても優雅さを忘れない騎士で、逞し過ぎるカットインが特徴の女傑であったが、オーブで鳴無卓也に殺害され、死体を機体ごと取り込まれる。
どのタイミングでかは不明だが鳴無卓也の手によって尖兵として再生され、優雅さなどを重視しないある意味で前よりも純粋な戦狂いに進化した。
と思いきや、思いもよらぬほどの少女趣味を見せつけてくれたりもする。
騎士として過ごしていた時から隠れ少女趣味で、団員に隠れてこっそりピンクハウスやゴスロリなどに分類されるヒラヒラフリフリ系の服を着て鏡の前でくるっとまわってみたり、
寝る前に枕元のヴォルレントのぬいぐるみ(従騎士時代からのお気に入り)に話しかけた後抱きしめて眠ったりしていたが、騎士としての自らの立場を考えて秘密にしていた。
再生の後遺症かそれとも騎士団が全滅したからかは不明だが、そういった少女趣味を隠しきれなくなっていった。
クローゼットの奥に秘蔵の少女服を隠していたが、それらを全て取り出しやすい位置に移動した。パジャマは猫の肉球がプリントされた愛らしいデザインのものを着用。
そんな少女趣味を抱え、しかし敵には一切悟られることなく、セミファイナルバトルにてメルアのベルゼルート改と激戦を繰り広げ敗北。
最高の戦いに満足して、上下に両断された上でモツをまき散らして死亡。
ある意味死後の二度目の生を誰よりも楽しんでいたと言える。
エピローグ時点では死亡している。
が、実は記憶や戦闘経験のバックアップが鳴無卓也の中に送られている為、記憶を連続した状態での復活が可能。
三度目の生を受けるのが何時になるかは、今のところ不明である。
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カルヴィナ・クーランジュ
スーパーロボット大戦J女主人公。今回はゲスト出演。
ネルガルからの仕事の依頼を断り、軍の退職金でのんびりやっていた所を突如家に押しかけた鳴無美鳥に『俺んとこ来ないか』と男らしく拉致された。
拉致された先で証拠を突き付けられつつ説明を受け、アル=ヴァンが自分と仲間達を裏切っていた事を知る。
そんな怒りに駆られた状態になった隙に洗脳を受け、見事にアル=ヴァン対策用のパイロットに任命された。
まだ襲撃時の後遺症が残っており、リハビリ無しではパイロットに復帰する事は不可能だったが、驚異の科学力&魔法により見事回復。
更に拉致られてからずっと高濃度のサイトロンエナジーを浴びていた為、サイトロンリンケージ率も高くなっている。
エピローグ時点での生死は不明。
だが、各地の紛争地帯でラフトクランズと並んで戦うクストウェルの姿を見た者がいるとか居ないとか……
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アル=ヴァン・ランクス
フューリー聖騎士団所属の騎士。
フューリーを滅亡させる未来に直結する鳴無卓也に突っかかり過ぎたせいで、統夜にあまりちょっかいを掛けることが出来なかった。
時の旅の果てに最終決戦の真っ最中に戻ってきて黒いボウライダーの次元連結システムを一時的に封印するのを手助けするが、あらかじめ用意されていたカルビさんにヤンデレられて退場。
しかし、世界の修正力の後押しを受けた愛の力により、僅か説得二回でヨリを戻す事に成功する。
エピローグ時点での生死は不明。
だが、各地の紛争地帯で通信でいちゃつきながら互いを援護するウザい凄腕の傭兵が現れたとかどうとか……。
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シャナ=ミア・エテルナ・フューラ
扱いは原作でも不遇だったが、今作では更に不遇。
現在は貴重なフューリーの生き残りとして、ネルガルにて丁重に『保護』されている。
流石に恋人と再会したアル=ヴァンを引きとめるほど空気が読めない訳では無いが、最近はどうにかして自分も連れ出して欲しかったなと考えている。
そろそろフューリーの知識も出しつくしたので、生体実験か地球人相手の交配実験が始まるかもしれないと怯えている。
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ここから版権キャラ
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アイバ・タカヤ&アイバ・ミユキ
ミユキの身体に施された処置がどのようなものであったか解析され、その技術でブラスター化の後遺症を無くした。
そんな訳でDボウイことアイバ・タカヤは今日も元気にマイクを破壊している。
エピローグ時点では何故か再び地上に現れたラダム樹によって大量に生み出された素体テッカマンの暴動を治める仕事を任されている。
月のテッカマンの軍団については、今の自分達ではどうする事も出来ないと考え、仲間を増やすことから始めようと考え、素体テッカマンのスカウトと、テックシステムの解析に日々の時間を費やす。
なお、ただの人間であるアキを戦場に連れて行くのは危険すぎるという名目で、ミユキは見事アキとタカヤを一時的に引きはがす事に成功する。
アキを引きはがしている間にタカヤの心を掴めるかは、今後の努力次第だろう。
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アルバトロ・ナル・エイジ・アスカ
地球に帰化し、SPT関連の技術を生かして働きながら学校にも通っている。
何だかんだで姉が生き残って嬉しい。
最近、姉に色気を感じてしまう。
戦争が終わった今、彼の思春期は始まったばかりである。
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アルバトロ・ミル・ジュリア・アスカ
地球に帰化し、SPT関連の技術を生かして働いている。
エイジと二人暮らしだが、最近エイジの部屋からエロ本を見つけて慌てる。
思春期に入って興奮する暇が生まれたエイジの視線を少し意識してしまう。
いわゆる一つの欲求不満の未亡人。
戦争が終った今、彼女の欲求不満の日々は始まったばかりである。
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秋津 マサト(あきつ まさと)
ラストガーディアンは潰れてしまったが大冥界に行ってはいないので、まだごみ箱に隠れる程のバイタリティは身に付けていない。
月の脅威をどうにかする為という名目で説得され、渋々簡易型の次元連結システムを設計した。
しかし、量産型ゼオライマーに搭載した簡易型次元連結システムに、オリジナルゼオライマーと次元連結システム、そして操縦者のマサトの意思によって何時でも異次元との連結を解除する事が出来る安全装置を仕込んだりもしている。
エピローグ時点で氷室美久と二人暮らし。そろそろ学校生活に戻りたいと思っているが、量産されたゼオライマーの監視でそれどころではない。
統合したマサキの影響か、軒先に氷柱が出来る時期を心待ちにしている。
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氷室 美久(ひむろ みく)
死んでいないのでドラマCD程スレていない。
エピローグ時点で秋津マサトと二人暮らしだが、簡易型次元連結システム(通称ロリ美久)達の教育に忙しいのであまりエロい事は出来ていない。
マサトの目線が自分の尻を追いかけるのを感じて、しょうがないなぁと思ってしまう程度にはお姉さん属性だが、それが意味する正確なところは未だ察する事が出来ていない。
尻氷柱未体験。
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キラ・ヤマト
セーフティシャッターをものともしない超高圧電流によって炭と化したはずだが、何故か今はオーブの外れにある孤児院で暮らしている。
体には何故か傷一つ無いが、撃墜された後遺症なのかどうなのか、アークエンジェルで戦っていた頃の記憶がほとんど残っていない。
これまた何かの後遺症なのか、何故か無かった筈の空間認識能力が発生している。
不思議な事にラクスの記憶だけはくっきりと残っており、とても懐いている。
このキラの初めての相手はフレイではなくラクス、というだけで色々と察して貰えるだろう。
彼には何一つ罪は無い。今はまだ、と付け加える必要はあるが。