「どうしてこーなった」
「横島君、ご家族が今いらっしゃらないそうじゃない?」
うん、何故か横島がうちにいるんだ。夕飯食ってるんだ。
士郎も反対しろよ、仮にも娘が三人もいる家なんだぞ……うん、貞操の危機という単語とは世界で一番遠い家なのは自覚してる。
とりあえず、なのはに手を出すような奴じゃないのは間違いないしな。
…下手な手の出し方したら冥王光臨フラグが立つだけだが、逆行系主人公なユーノも側にいるし大丈夫だろ。二人は今箸の使い方上手だねーとか固有結界:二人の世界を展開しております。
今日は魔法の訓練して来たんだと。で、ユーノ君教え方が凄い上手なのとかもうハイテンションですなのはさん。
尤も、横島が来てからは念話で魔法関係の話をしつつ、口では横島に俺や恭也の学校での事を訊いたりと器用この上ない事してたり。
なんで分かるかって? たまに逆になるからだ、口と念話が。横島は気づいてないけど。
まあ、一週目バッドエンドとはいえクリア済みなんだから、なのはの魔法の癖位覚えてるわな、ユーノの頭なら。そしてソレが分かってて伸ばし方が分からない程無能な訳もなく。
原作よか何割増しで強くなるのかね、なのはさん。
それは兎も角。
この馬鹿どうしてくれよう。いやいや有能なのは間違いないんだ、むしろ使いこなす方向で行くべきじゃないか? そう横島育成計画だ、ごめん嘘。
しかし商才は誰よりあるんだよな、個人的には全国展開よかワンオフ、世界一の喫茶店の方が好きだが、どちらを目指すにもこいつは便利、だよな。いや人を機能だけで判断するのはイクナイ事だが。
「ん? ほっふぁの?」
「だから口に物入れたまま喋るな」
とりあえずこの下品なトコ矯正しないとどうにもならんな、中身と将来性は高いのに。
……そういえば、念能力使えるんだよな、俺。
凝で拳にオーラ集めてぶん殴れば念能力者YOKOSHIMA爆誕? それなんて最強系主人公?
よし、この線で行こう。ぶっちゃけこいつ程使いやすい戦力もないし。
志貴は嫌いじゃない、むしろ好きだが型月系主人公だけあって根本的な意味でアレだし実家の遠野家もアレだし。
現状の俺自身が最強系とはほど遠い以上、手持ちカードは増やしておくべきだよな。うん。
俺、横島嫌いじゃないし。まあ嫌いだったら家で飯食ってる背中から飛針ぶっさして殺してるけど。
とりあえず飯を食べてしまおう。
ちなみに夕飯の料理当番は俺と高町母と交代である。美由希は殺人料理人だし。
夕食後。
「これ静香ちゃんが作ったの!? マジうまいっす!」
「黙って喰え」
昨日の晩、俺が作っておいたプリンを皆で食す。
まあこんなものだろ、少なくとも不味くないし鬆(す)も入ってないしな。
というかお前図々しいだろ、何食後のプリンまで……もういいや。
なのははユーノ引きずってお風呂に行きましたよ。
あの年代だと遠慮がないねぇ、ユーノは嬉しいやら恥ずかしいやらと言った風情だが。
「父、ちとこの馬鹿を鍛えてみないか?」
「む?」
食後の食器洗い担当の父と美由希。まあ士郎(と恭也)は普通に料理上手いけどな。
「鍛える?? なんすかそれ?」
「…ふむ、いいかも知れんな。歪んだ性根をたたき直すという意味でも」
甘い物苦手な恭也はお茶すすってる。
「性格はまあちとアレだが。ちとアレだが。ちとアレだが」
大事な事なので三回言いました。
「才能だけは恭也を超えるモノを持ってるぞ、こいつは」
「?」
さぱーり分からんと言った横島と、ハァ?と言わんばかりの恭也と美由希。
まあそうだわな、特に美由希はいきなり恭也以上の男がいるなんて認められんよな。
「横島、うちは、というかうちの親父は古流剣術の師範なのだ。
で、お前さんはあくまで私の主観だが才能あるから鍛えてみないか、という訳だ」
まあ才能はあるよね、何処まで伸びるかは知らんけど。
「横島、ちょっと道場来い」
恭也、大人げないにも程があるぞ。
「ええ!? 俺なんてそんな強くないですたい!?」
「鍛えてもいないのに強い訳がないのは当たり前だろう」
あー、お茶が旨い。プリンも旨い。
「ちょっ!? まっ! アッー!!」
やかましい。
あ、今のは横島が恭也と美由希に引きずられて言った時の声なんで悪しからず。
とはいえ追いかけないと不味いか。タダでやる気を出す程、今の横島は強くも何ともないしな。
「静香、ホントに彼に才能があると?」
「ああ、才能だけは間違いなくある。少なくとも私なんかよりは遙かにな」
なんせYOKOSHIMAですからー。
「時間をかければ恭也は超えるぞ、間違いなく、な」
まあ恭也もKYOUYAとかになってしまえば無敵モードだろうが、今のところその徴候は見られないし。
そういえばU-1はいないのか? この世界。探す気にもならんけど。
「ただし、現状ではただのセクハラ高校生にしか過ぎん。
ま、原石だな、それもアレキサンドライトクラスの」
アレキサンドライトとは滅多に取れない事で有名、人工製造も可能だがコストが割に合わないので市場には出回らない。紫外線吸着効果があるからNASAとかで作られてるとかなんとか。
「とりあえず、背中押してやってくるか。
やる気出させないといじめにしかならん」
両親ども、その目は止めろ。別に横島とはそういう関係じゃないんだからな。
しかし現状、そういう対象になりそうなのは確かに横島しかいないかも知れん。美神がいないという点も含めて。
まあ10年後にいい男になってたら考えてやろう。
さて、道場である。
「静香、こいつはホントに強いのか?」
「……あのな、現状ではただの素人だぞ? いくら才能があっても戦いにすらならんだろうが」
というかもはやいじめだなこれは。
「横島」
ちらり、とスカート(まだ制服のままなのだ)の端を持ち上げてみる、かなり際どいラインまで。
「おおおおお!!」
死にかけて道場の床にぶっ倒れていた筈の横島が凄まじい勢いで迫る!
「サービスはここまでだ」
突っ込んでくるのに合わせて前蹴りのカウンター。まあ足を出しただけの蹴りだが。
「うう、静香ちゃん、恭也と美由希ちゃんが苛めるとです。苛めイクナイ」
「まあ待て横島。
賭けをしよう」
ま、やる気出させるには餌が一番だよね。
「これから恭也と試合をしてもらう。ただし恭也は素手、その上で殴ったり蹴ったりなどの攻撃は禁止。
あとついでに神速も禁止だ。
横島は一時間以内に恭也を三回ぶん殴れたら勝ち。
勝ったら美由希と俺と一緒に風呂に入ってやろう、水着着用だが」
「キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!」
「ちょっ! 静ちゃん!?」
「恭也が負けなきゃいいだけの話だろう?」
という風に言われると何とも言えなくなるわけだ、恭也の強さを知ってるから。
「まあいいだろう。やろうじゃないか」
「忍と付きあってる上に金髪外人とも婚約してるような奴だ、横島、思い切り殴ってやれ」
「誤解だそれは!」
この情報で火が点いた横島。さあ見物だな。ついでに美由希にも火が点いたが俺には関係なかった。
「では俺が審判してやろう」
いつの間にか入り口に立っていた士郎。どうでもいいが、なのはに彼氏が出来るのは嫌だが俺や美由希ならいいのか。この駄目親父め。
「静香ちゃんと美由希ちゃんとの混浴の為! やったるでぇ!!!」
異様に燃えてるなぁ。まあいいけど、どうせ無理だし。
****
ふう、良い湯であった。
うちの風呂はでかくて良いね。士郎の趣味なんだろうけど。
前世じゃ男だったから風呂上がりはTシャツにパンツ一丁ですんだが、女だと面倒やね。
とりあえずTシャツの上にパジャマ着こんでたり。パジャマだけだと怒られるのだ、美由希や高町母に。
Tシャツとパンツ一丁で家の中彷徨かないだけでも褒めて欲しいもんである。
あと髪切ろうかなぁ…長すぎて風呂上がり重いんですけど。なんせポニーに纏めても腰まで届くしな、長さ的に。似合うし格好良いしで気に入ってはいるんだが、風呂上がりと朝起きた時がなぁ……
まあ、兎も角、涼みがてら道場の方へ足を伸ばす。
予想通りぶっ倒れてる横島と、意外と息の荒い恭也の姿。というか恭也の息を乱せたのか、凄くね?
「まあ、恭也の勝ちなのは分かってたが。
何発殴られた?」
「…一発だ」
「確かに横島君には才能があるのかも知れん」
士郎も認める逸材。ところで士郎って書くけど正義の味方じゃないので悪しからず。
あいつもSIROUとかになっちゃうんだろうか。どうでもいいけど。
「恭也、修行不足なんじゃないか?」
( ´,_ゝ`)プッ って感じで笑ってやると思い切り顔を歪ませる恭也。ざまぁ。
「横島、褒美に美由希の下着をプレゼントしてやろう」
「静ちゃん!」
おわっ! おまっ! 木刀で殴るな馬鹿! 辛うじて避けたけどねっ!
「自分の下着をあげればいいでしょ!」
それもどうなんだ、妹の発言としては。
「下着!」
がばっと起き出す横島。ホント性欲が絡むと体力無限大だなこいつ。
「うむ、美由希が嫌なら仕方ない。後で美由希のブラジャーをだな」
「し・ず・ちゃ・ん!??」
そんなに怒るな、下着ぐらいで。
「しかしだな、美由希、私のブラは大きすぎて市販品じゃなかなか売ってないんだ、そう他人にやるわけにはいかんのだよ」
美由希の84㎝(Cカップ)は普通に売ってるから補充効くし良くね?
ところでさっき胸計り直したら100㎝に到達してたぞ、バストトップ。成長期? でかすぎね? いや男だった頃の俺ならむしろ好物だったんだが。体重自体は1㎏も変動してなかったし。
「きぃぃぃ!!」
というような事を伝えたらマジギレされました。理不尽な。大体84㎝もあれば普通に大きい方じゃないのか? よく分からんが。
「100㎝…」
何想像して鼻血出してやがる横島。というか恭也も士郎もとめろ馬鹿。せっかくお風呂入ったのに。
かんっ!
「それまで!」
無刀取りか、士郎。素手で天井まで美由希の木刀跳ね上げやがった…化け物め。
「とりあえず横島君に見込みがあるのは分かった。
だが本人にやる気がないとこういう事は意味はない。
そこら辺どうなんだ? 横島君としては。
勿論、稽古受けないからバイトはクビだ、なんて事にはしないから安心して欲しい」
ふむ、どうするか。パジャマの上のボタンでも外してやればうなずくんだろうが。
「あの、静香ちゃんもやっぱり強いんすか?」
「静香はそこまで熱心じゃなかったからそうでもないが。
それでもそこらの男が数人がかりでも負ける事はそうないだろうな」
まあその程度だな、俺の実力は。
美由希なんか数人が十数人でも問題ないけど、弱そうに見えるくせに。
「…宜しくお願いしまっす!」
……あれ、もしかしてコレ、フラグ立ってね? 俺か? 俺なのか。
美由希、恭也、その目は止めろ。というか士郎もなのはの時と違い過ぎるだろその目は。
****
とりあえず今日は何もなかった。まさかこんな深夜に起きないと思うし。
何かあるかと思って一応、ユーノの部屋にいったらいない、のでなのはの部屋に忍び込んだら一つのベッドに枕は二つ。
……いいけどさ別に。デジカメ取りに戻って、写真撮った俺は悪くない。
しかし高町家の倫理観がおかしい、あのセクハラ男を同居させるなんて……
ターゲットは間違いなく高町母と俺だろう、美由希の強さも分かったようだから美由希もか?
美由希辺りは流石反対してたが、高町母があっさりOK出したから決まってしまったんだよな。流石高町家の頂点。
俺? 高町母が賛成した時点で諦めた。とりあえず自分の部屋の窓とドアの強度をあげて、鍵を二、三個増加しておかねば。
恭也も恭也だよなぁ。反対くらいしろよ馬鹿たれ。
なのはに手を出すような奴じゃないのが分かってるからってお前の態度は酷いと思うぞ、全く。
しかしホント、原作(笑)状態だよ…ホント。
とりあえず今日は例のオンボロアパートに帰ったけどな。
ドクターカオスとか貧乏神とかいるのかなぁ……あれ? カオスは別のマンションだっけ?
はあ、寝るか。
****
翌日の放課後。
大して荷物もないという横島の為に車を出した士郎と付きあう恭也。まあ引っ越しの手伝いだな。
なので美由希と俺は必然的に翠屋の手伝いだ。ついでにユーノもな。
というか有能過ぎるぞ、ユーノ。ユーノだけに。
ご近所のおばさま方のアイドルになってしまった。ウェイターやってるだけなのに。
なのはは今日は塾ですよ、アリサとかすずかとかと一緒に。
ユーノも塾行こうとか誘ってたが、大学出てるユーノに隙はなかったと教えてたやったら流石ユーノ君ときやがった。どんだけユーノ好きなんだ。
で、俺と美由希は店の前でお土産用のシュークリームなどの販売中。
「10個、シュークリームをもらおうか」
サングラスかけたひげのやくざキター。
こえーよ、このオッサン。
「ありがとうございます、1800円です」
「うむ」
まあどんなであれ客には変わらん。
手早く箱詰めしてドライアイスを詰めてと。
「「ありがとうございましたー」」
あの服とか趣味の悪いグラサンとかアレだよね、多分。
まあどうでもいいけど。やっぱり家ではまるで駄目な男、略してマダオなんだろうか。
「イチゴ! シュークリームが売ってるぞ!」
「うるせぇ! 道ばたで騒ぐな!」
……何という見事なオレンジ頭。
地毛か、地毛なのか? こなたとかみゆきさん(愚妹に非ず)ですら普通に黒髪なこの世界でお前の髪はなんなんだ!
「あー…シュークリーム、五個もらえるか?」
「待て、それでは一人一つずつしか食べられんではないか!
私はもっと食べたいぞ!」
テンション高いですね、死神貴族様。
「やかましい! 五個で」
「ありがとうございますー、900円になります」
二人とも普通に県立城西高校の制服着てるな。あ、城西は隣町にある普通の高校だぞ、念のため。
「ここのシュークリームは旨いのだ!」
「ありがとうございます」
甘い物そんな好きだったっけか?
「ほれ、けーんぞ」
殆どチンピラだな、イチゴなんて可愛い名前の割に。
「「ありがとうございましたー」」
ここに立ってるだけでカオスな世界だと痛感させられるぜ、全く。
「あー、シュークリームを10個ほどくれ」
やぶにらみのつり上がり気味の目、上から下まで黒一色の皮系の服、赤いバンダナに首から提げた「剣に絡む竜の紋章」風のペンダントのついたネックレス。
「……? どうかしたのか?」
身長180㎝に届く長身、何より身のこなしに隙がないやくざ。
これはアレか、借金魔術士なのか、この世界は何処と繋がってるんだ一体…
しかし、だ。
なんで金髪幼女と手を繋いでるんだ? というかこの子、フェイトだよね?
ツインテールの金の長髪に黒ずくめだし。
隣に額に宝石はっつけた美人のお姉さんがいるのもポイント高いよね、うん。
どうしよう?
「? はい、1800円になります」
「えーと…はい」
ウェストポーチから一万円札を取り出す少女。
しまったな、固まってる間に美由希が対応してしまった。
いやしかしこの状況はどう判断したらいいんだ? 引き留めるのが正解なのか?
それとも泳がせる? 追う手段がないのに?
そもそもフェイト何してるのこんな所で? プレシアの命令で集めてるんじゃないのか??
いやいやその前になんでこんなやくざみたいなのと一緒に歩いてるのさ。
いやいやいやいや。その前にホントにこの少女がフェイトかどうか、この黒ずくめがオーフェンがどうか確かめるべきか?
しかし不必要に警戒心を持たれてしまう事を考えると――あーもーどうすりゃいいんだ?!
「フェイト、ドッグフード買って帰ろう、ドッグフード」
はい、フェイトさんケテーイ。
という事はこのお姉さんもアルフ決定か。まあ額に宝石なんて斬新なファッションだし間違いないのは確定的に明らかなんだが。
「はい、お釣り。なくさないようにね」
「あ、ありがとうございます」
受け取ったお金を無造作にポーチに突っ込むフェイト。
お金の使い方も怪しそうだな。
「ドッグフードはコンビニとか言うトコだったか、売ってるの」
「昨日の行ったトコでいいだろ」
何のかんのと話し合いながら去っていく黒ずくめ達。
何もしてないのにえらい疲れたぜ……
「どうかしたの? 静ちゃん」
「…何でもない」
****
深夜、自部屋。
ユーノに相談する事も考えたが、原作と違い過ぎるからなぁ。それにオーフェンの情報は、当たり前だがユーノが知る筈もないからな…
そもそも何でオーフェンがいるんだ? この世界、カオスはカオスだが「元ネタが日本が舞台」な作品のキャラしか今の今まで遭遇した事ないから、完全にそうなのかと思ってたんだが。
仮説1:実は俺の知らない所でもっと色々活躍・暗躍してる奴らがいっぱいいる。
→お手上げ。俺に出来る事は何もない。
仮説2:次元漂流者オーフェン。
→どちらかといえばこっちが可能性高いと思うが、希望的観測である事は否めない。
というか、オーフェンの出自がどうあれ、人見知り激しいフェイトが懐いてたってのもポイントだよな…
ふむ、次元漂流者であるオーフェンを拾ったプレシアが一目惚れ、他の事がどうでもよくなり、オーフェンにいい顔する為にフェイトにも優しくするうちにフェイトがオーフェンに懐いた、とかどうだろう?
ないないw ヤバい薬でもやってんじゃねーの的狂信プレシアが一目惚れとかワロスww
とりあえずオーフェンなら桃缶で釣れるだろうし、出たとこ勝負でいいかなぁ。
フェイトさんとはなのはと喧嘩してもらわんといかんし、なのはの成長フラグ的な意味で。
この世界、ホントに平和で終わるんだろうな? なんか戦争起きたら確実に行くトコまで行きそうなんだが。
死神いるから死んだ後でも大丈夫とかそういうLvじゃねーぞ。
はあ、幸せが欲しいわ。平穏とセットで。
翌日、ボロ雑巾のようになった横島が庭で見つかった事をここに記す。
というか、鍵三つも付けた(うち二つは内側からしか触れないタイプ)のにどうやって入ってきたんだこいつは…おかげで寝不足だわ、全く……
****
フェイトさん前倒し登場。
ユーノが強すぎて暫くジュエルシード集める必要ないんで、間がもたなくなったとかどうとかw
しかし作者の好きなキャラを贔屓する、これも一つの地雷要素(`・ω・´)