「こないだなんてさぁ、あいつったらヴァンプさんトコの怪人さんの催眠術とかにかかっちゃって。退行催眠? とかいうので赤ん坊に精神が逆戻りしちゃって」
「まあ。それではレッドさん負けてしまわれたのですか?」
「いや、何かよく分からないけどあたしが家帰ったら暫く催眠術解けなくなっちゃったって謝られて」
「そのままレッド様をやっつけなされば良かったのではありませんか?」
「ほら、ヴァンプさんに無断であの人に催眠術かけちゃったからじゃない?」
「ヴァンプ将軍は部下の方に慕われておりますものね」
「それから数日、ずっと赤ん坊状態だったからもう。仕事休まざるを得なかったし、大変だったわぁ」
「それは大変でしたわねぇ…具体的にはどうでしたの? あのレッド様が赤ん坊状態など、ちょっと想像しづらいですわ」
「ラクスさん、かよ子さん。おやつ食べませんか?」
「あ、パンの耳揚げた奴ね。懐かしいわぁ」
「まあ、パンの耳をこのように食すのですか。初めて知りましたわ」
「お昼にサンドイッチ作った残りなんだけどね。たまにはこういうのも美味しいでしょう?」
ここは悪の秘密結社フロシャイム川崎支部。
神奈川県川崎市は今日もサンレッドのおかげで平和である、多分。
「あ、ラクス様とかよ子さんだー!」
「あら、ウサコッツ様。今日も可愛らしいですわ」
「ウサちゃん、こんにちわー」
今日も平和である。
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「クロノ君クロノ君、今度の休みに、デートに行かないかい?」
「今度の休みは第97管理外世界でAPECホモ会議に出席しなければならないから無理だな」
「にょろーん」
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今回の投稿は本編とは何の関係もないかも知れない事をお詫びしておきます。
で、ついsageチェックしちゃったのでageるんだぜ。