●人物関連フェルナン・ド・モット 我らが主人公。チート能力満載の転生者。 特技はテンプレ大逆走。大量のチート能力持ちの転生者なのに、ことごとくテンプレの逆を行く漢。 トリステイン貴族であるモット伯ことジュール・ド・モットの息子。 色々とオリジナル魔法を開発していたりする。 水のスクエアメイジ。二つ名は「濁流」だが、濁流のごとく凄まじい威力の水を操る、ではなく、あくまでも心が濁っているから濁流である。あと、父親が「波濤」のモットなのでそれっぽく合わせてみた。 使い魔はラグドリアン湖の水の精霊で、水の精霊と一体化しているため、精霊の魔力のバックアップと先住魔法が使える上、肉体自体もかなり人間離れしている。 転生者としての能力は強力だが、使いこなせていない。 人格の基本は徹底的なまでの自己否定。そこから発展して、こんな自分が努力してもうまくいくわけない、とか、こんな自分に好意を持ってくれる人間などいるはずがない、とかいう発想になる。 割と神経質。考え過ぎたあげく何もできずに自滅するタイプ。 基本引きこもりで、対人スキルは壊滅状態。まともに話ができるのが、父親であるモット伯を除けば洗脳済みのメイドさん数名。 とりあえず、転生後の能力はギルガメッシュ(Fate)、ランスロット(Fate/zero)、メディア(Fate)、パピヨン(武装錬金)、グレン・アザレイ(円環少女)の五つ。 名前の由来は「巌窟王」に登場する元平民の悪徳貴族から。※モット伯爵家 表向きは普通の貴族だが、百年くらい前まではガリア北花壇騎士団のトリステイン版のような極秘部隊の役目を担っていた貴族で、特に尋問や拷問、精神操作などの裏工作を得意としていた。ただし、現在ではその上役が失脚してしまったため、その経緯を覚えている者はいない。 そのせいもあり、精神や肉体に作用するような魔法を得意とする。リーラ・ウルリカ・ド・アングラール フェルナンの専属メイドであり、フェルナンの手駒。カールした金髪ロングヘア。 主人公よりも一つ年上。顔の半分が焼け爛れたフライフェイス。おかげで安かった。あと、現時点ではフライフェイスはフェルナンの父親避けとして残している。メイジとしてのスキルは土のライン。 ダングルテールの元貴族(子爵家)だが、新教徒狩りで一族郎党皆殺しになり、本人も奴隷として叩き売られ、フェルナンに買われる。顔の火傷はその時のもの。下手人は多分メンヌヴィルかコルベール。 フェルナンの手によって精神改造が施されている。 名前の由来はラノベ「まぶらほ」のメイドだが、銀髪ではない。ついでに、あそこまで高スペックでもない。後、苗字は「巌窟王」の登場人物から。シャーリー モット伯家のメイドであり、フェルナンの手駒。 名前の由来は漫画「シャーリー」に登場するメイド。武装錬金の名前の由来は大槻ケンヂのアルバム「ミッドナイト プラグレス カフェ」より。 主人公よりも三つ年上。 ちなみに、出身はフェネット村という場所。出身地の地名は「反逆のルルーシュ」の登場人物「シャーリー・フェネット」より。 ホムンクルスとしてのベースは獣人。獣人由来の精神系の先住魔法と高い身体能力を有する。 自殺騒ぎを起こし、主人公にホムンクルス化される事で一命を取り留める。主人公とは「いつか彼を笑わせてみせる」という約束を交わしていた。ジュール・ド・モット モット伯家の当主にしてフェルナンの父親。 原作キャラ。 フェルナンの影響の為か、原作よりも多少鬼畜度が上昇している。ただし、フェルナンに対しては意外とマトモな父親をやっている模様。いわば唯一の癒し状態。とはいえよりにもよってモット伯が癒しになっている時点で、既にいろいろ終わっている気がしないでもない。 なお、従えている使い魔はどう見てもエロゲーから飛び出してきたようにしか見えない謎の触手状生命体。触手の尖端の形状が男のナニにしか見えない。全体から媚薬を分泌しているため、水の秘薬の材料には事欠かない。エマ モット伯家のメイド長。二十代後半。 名前の由来は漫画「エマ」に登場するメイド。外見だけはそっくりだが、実力も性格もあくまで劣化コピー品である。同等のスペックを期待してはいけない。ギーシュ・ド・グラモン 転生者。隠しスキル「主人公補正:A++」の持ち主。 内政チートであり、窒素系肥料やら二毛作やらといった定番のアレで、色々と儲けている。 今のところ判明しているハーレム要員はルイズ、アンリエッタ。 名門グラモン家の四男にして、土系統の魔法を使うスクエアメイジ、通称“鋼鉄”。グラモン家の“神童”であり、輪作や三毛作、窒素系肥料の製造などの農地改革や、味噌・醤油などの新種の調味料の製造や取引によって、傾いていたグラモン家の経営を立て直し、さらに大きく発展を続けている。 チート能力の質もあり、フェルナンよりも強い。メルセデス・エミリエンヌ・ド・モルセール フェルナンの婚約者。モルセール侯爵家の次女。 元々は別の婚約者がいたのだが、父の女遊びが過ぎたために金に困ったモルセール侯爵家によってモット伯爵家に嫁がされる。 事情を知らない本人は、侯爵家の尊い血筋(笑)が欲しいためにモット伯爵家が金に飽かせて圧力を掛けた結果と思っている。 なお、元婚約者とは今でもラブラブである。●魔法関連エモーション・カスタマイズ/メモリー・カスタマイズ モット伯家伝来のオリジナル魔法。 感情操作の魔法。 エモーション・カスタマイズは感情を、メモリー・カスタマイズは記憶を操る。 なお、それぞれ『エモーション・コントロール』『メモリー・コントロール』の上位魔法。練成 けっこう基本的な魔法。錬金の液体バージョン。とりあえず、一度成功した練成に関しては、自由に使用する事が可能。一例では硫酸、睡眠薬、媚薬、水銀、他。特に水銀に関しては、極めて強力な攻撃魔法としての応用が可能。 なお、これによる墨汁練成は、フェルナンによる現代知識の数少ない成功例である。アクア・ゴーレム モット伯家伝来ののオリジナル魔法。上記の練成の応用で水でできたゴーレムを作る。一応四脚獣の形状はしているが、液体なので変形する。斬撃とかそこらへんの攻撃が効かない。練成でいろいろな液体を使用する事が可能。 本来はスライム異種姦プレイを魔法でお手軽に実現するための魔法だったが、戦闘に使ってみると意外なほどに有用だったという、突っ込みどころ満載の出自。 なお、バリエーションとして、犬型や触手型のものも存在する。あと、一応人型も。ウォーター・スパイラル エア・ニードルの水バージョン。杖を取り巻くようにして水の渦を発生させる。風のドリルを発生させるエア・ニードルとは違い、受け流しによる防御と武器落としによる無力化を狙った非殺傷呪文。 アクア・ゴーレムと違って秘伝のような代物ではないが、そもそも水メイジが直接戦闘で活躍すること自体滅多にないので、戦闘で見かけることは結構珍しかったりする。 また、土はともかく、炎には多分同系統の技がありそうな感じ。