習作&ネタ?】真・恋姫†無双 ~~陥陣営・高順伝~~ 第99話。馬騰と高順が合流してから一月ほど後のこと。~~~寿春、太守執務室~~~太守専用の椅子に深々と座った孫策は、一枚の書状を何度も何度も読み返し、不機嫌そうに「むーっ・・・」と唸っていた。そこに、周喩が「入るぞ」と言いながら部屋に入ってくる。彼女の手には、孫策同様一枚の書状がある。孫策はそれを一瞥して「「入るぞ」って言う奴ってさ、言いながら入ってくる手合いが多いわよね・・・」とブチブチ文句を言う。「? 何の話だ?」「んーん、なんでもない。で、何かあったの? それ誰からの書状?」「ああ、祭殿からさ。けっこうな大事だが・・・そういえば、雪蓮の持つそれは誰から?」「読めば判るわよ・・・」ほら、と孫策は机の上に書状を投げ捨てる。その書状を拾い上げた周喩は、行儀の悪い奴め、と読み始めた。食い入るように文面を読んでいた周喩だが、暫くして読み終わったのか・・・僅かに不機嫌そうに鼻を鳴らして机に書状を置いた。「ふん、機嫌が悪くなるのも仕方なし、だな・・・」「でしょ? ったく、こんな時期に・・・曹操との戦いが一段落ついてからにしろっつーの」やってくれるじゃないの、劉備・・・と、孫策は言い捨てた。内容は「劉表殿が病死。現在、長男である劉琦派と次男の劉琮派の跡目争いになっている。私こと劉備は劉表殿の嫡男であり、正当な後継者である劉琦殿を旗頭に、北荊州を押さえ・・・」というものだった。更に、劉琮を指示する荊州豪族は南荊州に拠って反撃の準備をしているという。劉表が病死したときに明確に誰を後継者にする、と言っていなかったのが原因だが、劉備は武力での制圧を狙って動いたのだ。これに関しては孫策は「やるじゃない」くらいは思っている。権力と言うのは・・・さすがにある一定までだが、能力有るものが得るべきものだ。ぼんやりしているだけの人間が世襲で安穏とする、という時世ではない。平和な時代であればまだしもだ。それに、劉備にも言い分はある。劉琮を後継にしたい蔡瑁・張允が劉琦と劉備の抹殺、或いは排除を狙って何度も動いたからだ。さすがに劉琦は殺せない、と中枢からの排除に留めたが、劉備に対して遠慮をする必要はないと、幾度も暗殺を目論んでいる。それらは関羽・張飛・華雄らの活躍で防がれたが、ここまでされて黙っている義理こそ劉備には無かった。ともかく、劉備は動き、それに反発した劉琮とその配下は南荊州に逃れた。ただし、南荊州の主要四都市・・・即ち「零陵」「桂陽」「武陵」「長沙」のうち、武凌太守である金旋だけは非協力的、というかほとんど動かなかった。周りに蔓延る山越、そして武凌蛮の動きを警戒して動くに動けない、というほうが正しいか。しかもこの四都市の太守は曹操が派遣した人々で、劉琦・劉琮の両者にさほど協力的と言うわけでもなかった。まあ、南荊州はいいとして、劉備はこれらの情報を孫策に流し、その上で「同盟しましょ♪」(意訳)と・・・そんな内容の書状だったのである。こちらが荊州に手を出せない情勢、そして曹操がまだ南下をしてこないとみてとった行動に違い無い。しかもこれ、書いたのは劉備なのに、名義はあくまで劉琦なのである。劉琦を推すという形にして劉備と孫策、ではなく劉琦と孫策の同盟を求める・・・そんな意味あいだ。腹立たしくはあるが、やはり手が出せない。そこが孫策の不機嫌の理由だった。それと、孫策は知る由も無いが劉備の手元に兵力があるのは、汝南に跳梁していた劉辟・龔都(きょうと)ら、黄巾残党を吸収していたのである。劉表がいないとはいえ、劉備が速攻を仕掛けることが出来た理由だった。更に、劉琦が江夏(袁術から劉表が取り返し、劉琦を派遣していた)から兵を出したことも理由として挙げられる。しかし、ここで1つの問題が浮上する。荊州の半数以上の武将・・・というか、豪族、そしてほとんどの荊州知識人が「劉琦はともかくも劉備の力になどなりたくない」と隠棲なり、劉琮の元へ走るなどしてしまっていた。これについて、劉備は「何で~~~・・・?」と悩んでいたが、そもそも彼女は名門層でなく、それが理由で知識人から白眼視されているような存在だった。諸葛亮や龐統のおかげで(彼女達は荊州知識人に一定の伝手があった)一部は部下に出来たが、招こうと思っていた能吏はほとんど得られなかった。「ふむ。それで、どう返事をするつもりだ?」「無視しても良いけどねー。どっちかと言えば建前上の不可侵くらい」そうか、と周喩も然程気にも留めないふうに頷く。「どっちが勝つか判らないし、どっちが勝ってもあまり関係ないのよねぇ、これ。」「だが、劉備が曹操と組む可能性もあるぞ?」ないない、と孫策は周喩の言葉を笑い飛ばす。「劉備にそこまでの度胸あるわけ無いでしょー?」どっちにしても、劉備はこっちに食指伸ばせないわよ。と締めくくり「で、そっちの書状は?」と周喩を促しつつ酒を取り出す。「む、そうだな。っておい」「あによ」「何を呑もうとしている?」「いや、見たとおりのお酒・・・ちょっと、そんなに睨まないでよー(とくとくとお酒を杯に注ぎつつ)」「睨みたくなることを言い、しようとするからだ。で、祭殿からの書状だが一言で言うと」「言うと?(くぴくぴ)」「馬騰殿と高順が合流、南中に退いた。これが一ヶ月ほど前のことだ。以上」「ぶふぅぅぅうーーーっっっ!!」「・・・汚い奴だな。噴くならその前に言え」ひょいっと避けて、周喩は嫌そうに言った。「無茶言うんじゃないわよっ!!? えほ、げほっ・・・ぐずぅ、鼻にお酒がぁっ・・・」はぅぅぅ・・・を涙目になっている孫策を放置して周喩は続ける。「それで、こちらの件はどうするつもりだ。無視は出来んだろう」「うー・・・当たり前よ。しっかし、変な事が続くわねぇ」「全くだ。しかし、実際どうする? こちらの戦略として、馬騰殿と結ぶという前提はあるが、彼のお人は土地も兵もない・・・」結ぶ価値はあるか? という問いに孫策は「あるわ」と断言する。「ほぉ。しかし、結ぶにしてもどうする。高順を餌にすれば・・・いや、しなくても話は出来るだろうが、その後にどう扱う。高順同様の扱いをすれば、馬騰殿が良しとしても高順が認めんぞ?」「やっぱりそう思う?」「ああ。高順は性格が大人しいとはいえ、自分以外の親しい人間が同じ扱いをされ黙っているほど、物静かと言うわけではない。怒らせるとどうなるか判らん手合いだ、あれは。」山越・南蛮・武凌蛮。それらを悉く手懐け、しかも経済的に豊かな土地も押さえている。高順のような大人しい人間を暴発・暴走させると、何を仕出かすかわからないものだ。現状までは無いと思えたが、こちらの出方次第で「無い」と言い切れない情勢になっている。もしそうなったら、と思うとさしもの周喩も不安になってしまう。南方の戦力を一気に纏めて、10万か20万か・・・或いはそれ以上の軍勢を動員して蜀を陥とし、江南方面に攻め下ってくる状況も想定できるのだ。眉根に皺を寄せて憂慮する周喩に比べ、孫策は暢気に「うふふー。私なりに考えてるわよ。さて、と」と、軽いノリだ。「だいじょぶだいじょぶ。任せてよね」不安など必要ないとばかりに言い置いて、孫策は筆と白紙の書状を取り出し、癖気ある字でつらつらと何かを書いていく。暫くして「よし、できた」とそれを周喩に投げ渡した。「これは・・・高順宛て、か? ふむ・・・馬騰殿とその配下も連れてここまで来い、と。・・・ん?」じっと見ていた周喩が不思議そうに「雪蓮。少し良いか」と疑問を口にする。「うん?」「呼びつける、というのは少し感心しないが・・・何故、道程を指定してある。」南中から交阯へ行き、そこから寿春、なら納得はしたが、それだけではない。交阯から南海へ抜けそこから北上。柴桑・蘆江・寿春・・・となっている。「何故、わざわざ・・・?」「んふー。ちゃんと後で教えてあげる。ほらほら、それ伝令に持たせて大急ぎで高順の元に行かせて♪」そんなこんなで話が進む中、南中では。「ねぇ、高順さぁん・・・言われたとおりにちゃんとお留守番してましたし、ご褒美をくださいな・・・少しご無沙汰でしたし」「あら、麗羽さんだけずるいですよ。そろそろ私も・・・あ、その前にお茶をどうぞ」「ありがとうございます・・・(ゲッソリ」それを見て「ギリバキ」と歯を噛み締め拳を振るわせる馬超。「ふむ、色を好むという話は本当でしたか・・・まあ、それくらいでなければ娘の夫にはなれません」と余裕綽々な馬騰。「へぇ、やっぱ種馬なんだぁ・・・にひひっ♪」と興味津々な馬岱。高順が、麗羽と蹋頓に挟まれて言い寄られて死に掛かって・・・というか、本人の意思とは無関係に死の13階段を登らされていた。「いやあの、ご褒美とか・・・判りました、特別手当でs「体で払っていただきますわ♪」のぉぉぉぉっ!」高順の耳にそっと息を吹きかけ迫っていく麗羽。蹋頓も負けじと豊満なむn(以下長くなるので削除)。その光景を見ていた馬超はもう我慢できないとばかりに高順を怒鳴りつけた。「おいてめーこら高順! おま、お前いきなりなぬを・・・つか、いつの間に愛人増やした!!!」そう、彼女は蹋頓、趙雲、楽進、李典が高順の愛人さんである事は知っている。だが、麗羽は彼女の知らないところで増えていた側の一人だし、近くにいた周倉も「お? 俺も何度か一緒にシたぜ?」といらん事を抜かした。「な、ぬなっ!? お前、何人増やせば気が済むんだよー!? そんな物好きな連中・・・」「どうも、そんな物好き一号です。」←自分を親指で指す麗羽「えーっと、俺、時期的に見て物好き二号?」←自分を親指で指す周倉「三号じゃが何か?」←自分を親指で指す黄蓋「ぇ、ぇえ~・・・」物好きが沢山いることを思い知らされ、馬超の表情が一気に沈む。「たいしょー、また言ってくれよな、ちゃっとヌいてやっから!」「ヌくって何をだ!」喧しくなってきた連中を差し置いて、蹋頓は馬騰の隣に座り、周倉以上にいらん事を抜かす。「馬騰さん。実は高順さんには既に子供が」「ほぅ、子供・・・」と、今度は馬騰も反応する。「ええ、そこで困ったお母様に強い味方」と、変な事を言いつつ、蹋頓は胸の谷間・・・彼女は胸元が大胆に開いたチャイナドレスを愛着しているが―――そこから、一つの小瓶を取り出した。「華佗さん印の超強力媚薬。その名も摩訶敏敏。これさえあれば、夜どころか一昼夜・・・ふふふっ♪」色々と著作権的にやばいかもしれない薬である。特に名前。それは置いて、馬騰はこの薬に興味ありげだった。「・・・それは、未通娘でもぇろぇろになりますか?」「勿論♪ これ、お近づきの印に差し上げますね。」「それは有難いですが・・・毒ではないでしょうね?」「たまに高順さんに一服盛ったりしてますけど? 実は先ほどのお茶にも何滴か」「飲むほうが効果が高いのですか?」「いえいえ、直接【ヤーン】に塗りこんだほうがもっと激しく・・・でも、馬超さんも何事かと思うでしょうから、お茶に混ぜて慣れさせて」「そして、二人きりにさせると。なるほど、悪くない」「でしょう? 馬超さんは見た所、知らないゆえに弱そうです。あの手は一度味を覚えると、後がすごいですよ?」「ほぅ、よく見ていますね。・・・では、媚薬は・・・」「あくまで下準備です。覚えこんだら、後は薬などなくても・・・そうしたら、2人とも若いですからね。あり得ますよ、色々と♪」「しかしながら、この小瓶の量では少し心許ないですね・・・」「そう仰ることも予想して」じゃんっ♪ と、更に胸の谷間から小瓶を10ほど取り出す蹋頓。・・・どこにそれだけの量を隠していたか追求してはいけないと思う。「・・・」「・・・」「アリガトウゴザイマス(・ω・)b d(・ω・)イエイエ、ドウイタシマシテ」変な所で変な友情が成立していたのであった。馬騰は受け取った薬を懐に無理やり押し込み、蹋頓の顔をじっと覗き込む。この女性は何を考えて馬超と高順の仲を取り持つような真似をするのだろうか。見た所、愛人としては彼女が一番丁重に扱われているように思うのだが・・・そうなれば、娘は好敵手となる。なのに何故・・・?そんな馬騰の表情から何を言いたいのか読み取ったのだろう。蹋頓が笑った。「私は、強い牡は牝を囲うべきものだ、と思っていまして。」「は?」「高順さんはああ見えて強いですよ? それに、自分の縄張りを守ろうとする気概がとても強くて。本当に、獣みたいなものでしょう?」「ふむ。」「まあ、あそこまで気弱な獣などまずいないでしょうけど、ね」そう言って、未だに色々な人に揉みくちゃにされている高順を見つめて、蹋頓は嬉しそうに笑う。そこに、孟獲などが「ちちーーー!!」と突撃していって、更に事態が悪化。「え、ちち? ・・・お前、いつの間にこんなでかい子を・・・!」「誤解ですよ!? 確かにこの娘達は子供同然ですが!」高順くらいの年齢で孟獲のような年齢の子供がいるのはどう考えてもおかしいが、先ほどの蹋頓の言葉で勘違いしたのか、馬超は高順の胸倉を掴んでガクガクと揺すっている。蹋頓は本当の事(孟獲らが高順の子供同然)を言って、本当の事(張遼との間の子)を言っていないだけだ。本当の事を言って騙す、ではないが、他意も悪意もなく、事実だけを言った、ということだ。さすがにからかい過ぎましたかね、と苦笑し、蹋頓は事を収めようと高順の方へと戻っていった。そんな光景を見て「我が婿殿は多くの女性に好かれているな」と馬騰も苦笑した。強い牡云々は馬騰も同意見で、彼が多くの愛人を囲っていることには特に抵抗は無い。その中で馬超が良い立ち位置でいられるなら、くらいは思うし、大事にしてもらえるのならそれで、という考えもある。もし扱いが悪くて不幸になるようなら婿殿を許しはすまい、とも思っていたが、蹋頓の言葉、他の女性を見るにそんな心配も要らなさそうだった。「・・・なるほど。高順君、少し良いですか?」「え、何・・・?」俺、殺される? と本気でブルっている高順だが、馬騰の言葉は「別の意味で」死にそうになる言葉だった。「私、そろそろ孫の顔が見たいのですよねー(棒読み」「・・・はい?」「正確に言えば翠の子供なんですけどねー(棒読み」「はっ!?」「頑張ってください。今 か ら(ある意味脅迫」「ちょおおおっ!? 何言ってんだ母様ーーーー!!!」「何ってナニですが? もっと明確に言えば、青k」「わー! わーーーー!!!(大声で発言を遮る馬超」「なm「だあああ、やめ、やめてくれーーー!!!」」「ほぉ・・・翠は、私が何を言おうとしたのか理解しているようですね。」「っ!?」馬騰は、シモネタ嫌いと言うわけではない。韓遂のアレはねちっこい上にしつこいから嫌なだけで、笑い話にする程度のモノであれば、特に抵抗感は無かったりする。どころか、そんなネタを振ってやった時の馬超の反応が面白いので率先して困らせたりしている・・・と、わが子に関しては、あまり閻行と変わらないレベルの逸材であった。 さて。馬騰らが南中の高順の元で世話になって早一ヶ月が過ぎた。その間、彼女達が何をしていたかと言うと、意外にも何もしていない。鍛錬などは欠かさないが、何か仕事をしていたか? と言えばしていない、と答える他無い。勿論、馬騰らは「ただ世話になっているのが嫌なので自分達も働きたい」と申し出たが、高順がそれを由としなかった。変な意味がある訳ではなく、客人として迎えたのに孫家の一武将である自分の一存で働かせるわけにも・・・という遠慮だった。それに孟獲、というか、孟節だが彼女も馬騰には遠慮をしていた。高順自体が自分達にとっての客人であり、それなのに働いてもらってるという状態はかなり心苦しいのに、さらにその客人という立場。南中勢の態度が随分と緊張していて、馬騰もそこを気にしていた。「あまり、遠慮などしないで欲しいのですが」と思った所で向こうの態度が変わるわけでもなく、かと言って文句を言える立場でもなく。高順は「色々あったでしょうし、お疲れでしょうから緩々と休んでいてください」と言ってくれて、そこは有難い配慮であったが、やはり落ち着かない。心身共に疲労しているのは自覚しているし、馬超・馬岱も言い出しはしないが幾分疲れている。そんな理由で当初は戸惑っていたが、少しは慣れてきたのか。馬騰は兵舎まで行き、何度も見た高順の軍の訓練風景を見ていた。兵の動きを見て「良い動きをするものですね」と馬騰は感心する。武将の動きを見て、それに追随して一個の意思を持った生物のように、乱れなく動いている。そう動くように上がきっちりと教え込んで、それを兵が実践している。悪くない、と馬騰は感心した。まだまだ見直す点は多いだろうし、やれる事はあるだろう。が、この部隊は強い。とも確信している。前回助けられた時に自分で見たからこその確信だが、兵の力量も高く、また死を恐れていないようにも見受ける。何故か、と少し調べてみたら1つだけ判った。この部隊、兵士1人に使用する金額が他とは段違いに高い。聞いてみた所、戦死した場合でも家族がいる場合、それに子供がいる場合は成人するまでの間は給料が支払われるのだという。そこまで調べ、兵が死を恐れないのは、後に残る家族の生活に心配が無いからだ、ということが判った。自分が死んだとしても、高順が家族の生活を見てくれるという安心感。高順が兵を可愛っているというのも関係しているだろうし、彼自身が最初は一般兵だったのだ。上から目線はなく、下からの視線で兵を理解しようとして、異民族であれ漢民族であれ平等に扱い、戦地でも兵士と同様の生活をして彼らの輪の中に溶け込もうとしている。上下の関係が希薄なのはどうかと思うが、それでも兵は高順を上司として慕っている。金だけとは言わないが、そこで上下が繋がっている側面も強い。そこに不安はあるものの強い訳だ、と馬騰は納得していた。ただ・・・「ぎゃああああっ!?」「・・・少しは学習しろ。」馬上戦で、沙摩柯に一度も勝てない高順の姿を見て(・・・大丈夫なのでしょうか?)と不安になる馬騰であった。この後、孫策からの書状が高順の元へと届き、その内容に従い馬騰らと共に寿春へと向かう。この際に、南中の守将として李典・麗羽一党、田豫、閻柔に加えて卑弥呼・貂蝉に兵3千を残している。卑弥呼達に関しては見た目からのインパクトがあるし、その外見どおりの強さなので劉璋側がびびってくれたらなー、という目論見があったり。また備えとして、益州の各都市で米を買い込むように指示。金に糸目をつけるなとも言い含めていた。孫家と曹操との戦いが激化しそうだからとか、適当な理由を付ければ怪しまれるようなことも少ないだろう。交阯の留守役は劉巴ら文官と蹋頓。蹋頓は不満があったようだが、また趙雲・楽進を残したらそちらから不満の声が出てくる。それらの要因もあって、蹋頓はそれを了承。こちらは守備兵を4000ほど。残りの兵6千弱と馬騰率いる西涼残党兵4千ほど、それに、華陀も同行。総勢一万の兵と共に高順は寿春を目指していく。途中、劉巴に「2,3日で良いですから滞在してください! つうか少しでいいですから仕事手伝ってください本当に!」と言われ交趾に数日留め置かれたり、その間に楽進が馬騰に稽古をつけて貰って更におかしな事になったり、と色々あるのだが、それはまたいつかの機会に。~~~楽屋裏~~~やっと話が動き出したよあいつです(挨拶地震の話題で持ちきりですが、とんでもない被害ですね・・・。余震も続いていますし、被災地の皆様お気をつけ下さい;;ついに赤壁・・・いや、寿春があるから発生しないかもですが、近づいてまいりました。その前に同盟どうなるのさとか色々ありますが、この戦いでこの話が終わるか続くかは・・・どうなんだろう、そしてどうしよう(何で、ここからはちっとェロネタ。字数埋め。駄目な人は見ちゃイヤン。見た以上文句なしの精神(何警告はしましたからね?感想にもありました「馬騰さんのぇろはー?」ですが、考えてはいますが書く予定はサラサラありません。まあ、えろ設定というか、その手の・・・体の設定? だけは後付け万歳的意味でありまして、それくらいは書こうかと。本編と統合性取れないかもですが電波の導くままツラツラと設定だけ。それと、ぇろ書くならそっちの板いけよjkとか言われそうですが、更新するまでも無いネタな上、もう書きたくねぇ。酷い奴いたし(笑てなわけでー。○黄蓋・厳顔・黄忠に負けないほどのぇろばでー(笑 これは本編でも書いてましたか。○実はまだ子供が産める年齢。○馬超って年齢いくつくらいかな、と思うと・・・二十歳前、17~19くらいなんだろうと予想。ただ、恋姫武将のほとんどはこの設定に当てはまるんですねぇ。諸葛亮とか、ロリは10代前半ですが。それに手を出す一刀くんマヂ鬼畜。○この時代は早婚って誰かが言ってた(ぁ だったら馬騰さんも早かっただろうなと。下手したら15とか16で産んだかもしれないので微妙に30代半ば?○あと、馬騰さんは結婚してません。これは最初からの設定、あくまで子種欲しかっただけで強い男と契って馬超をあっさり妊娠。これは後付けでなく、本当に最初からw○あんな反乱多発地域(穎川も負けないと思う)にいたら、出来るだけ早く、出来るだけ多く、でもOKですよね(誰に言ってる そうじゃないと姉妹生まれた説明にならない。○3人産んだからおk、でそっから先は性交渉なし。経験回数5回未満。命中率高すぎ。え、何? 蹋頓さん? ・・・400や500じゃ効かないレベルと思います。相手も、一度に数人だったのでしょうねぇ(哀○それ故、男の味はもろちん、恋とか欠片も知らないまま。からかってはいるものの中身では馬超と大差なく、本気で恋をすると激しいタイプ。多分ナニも覚えると情熱的(おい○じゃあ体は開発されてない・・・と妄想するも「あ、韓遂に開発されてるわ」(死○馬超と同じく、ぇろも味を占めると止まらないタイプなんだろうなぁ・・・が、どちらかと言えば趙雲に近いかも。普段はクールで冗談好きながらも、ベッドの上では恥じらい、しかも激しくぇろぇろ・・・ああ、書けんわ。無理w○美人でかわいい親子丼は男の夢の一つ。異論は認める(!? ○お願いすれば裸エプロンくらいはやってくれs(拉致 でも、頼まれると断れないっていうのは馬超と似てますね。○どっかのファンタジーエロなら普通にありそうだね。○姦陣営vs性涼の狼(母子)・・・うん、想像できない。これ、姪も加わる可能性アリだし。馬岱はあと3年もすれば馬超に負けないぇろばでー。萌将伝のメーカー特典で見た人ならわかるネタですよね?○高順が孕ませた結果、休・鉄姉妹が生まれる構想もあった。でも最初に姉妹出してたから無理ですた(あああ・・・こんな感じ。ここまで考えたら後は書けそうなもんですが・・・めんどい、書きたくないwえろは皆様の脳内でよろすこ。それではまた次回。