やってきました憧れのダーマ。正式にはダーマ教皇直轄領。
雰囲気はロマリアに似てる。と言うのも、ここダーマを総本山にしている宗教の創始者が、ロマリア出身とのことらしい。詳しいことははっきりとは分からないようだが、そういうこともあって、ロマリアとダーマの関係は非常に密である。
現在のダーマ教皇レオ十世も、ロマリア出身。かのメディチ家の御子息、ジョバンニ・デ・メディチである。
この教皇、芸術などの雅な文化を愛し、そのためには湯水のごとく教会の財産を使っていく悪癖があり、今ダーマは財政難だという話だが、そのおかげで学問も後押しされ、『アカデメイア』も色々と充実しているとのこと。
クレシェッドがフィレンツェにやって来たのは、アタシ達が陛下に謁見してから一週間後だった。キメラの翼でやって来たらしく、陛下とどんな話があったのかなどは一切知らない。
クレシェッドはアタシ達と会えたことを非常に喜び、ダーマに行きたい旨を告げると快く頷いてくれた。
そして一気に、キメラの翼でここ、ダーマにやって来たのである。
アカデメイアどこ? 図書館どこ? 聞きまくるアタシに、クレシェッドはなぜか引き気味で、妹には「姉さん落ち着いて!」と押さえられ、フィーノは「ガキかお前は!」と呆れたように言われてしまった。シグルドはなぜか諦めたかのように溜息こぼしていたが。
いかん。我を忘れてしまったようである。
クレシェッドは教会に一度帰らなければならないらしく、案内はまた今度ということになった。
ならせめてと、「変わり者のエルフ」について尋ねてみたのだが、
「ああ、彼ならすぐにでも会いに行ってもいいと思います。今は仕事も落ち着いている時期だから、すぐに会えますよ」
そう言って、その人物の家の地図を描いてくれた。
え? 何の約束もなくいきなり会いに行くのは失礼なのでは?
「彼はそんな事は気にしませんよ。むしろ、歓迎してくれるでしょう。アデル、あなたとは気が合うかもしれませんね」
アタシの不安もなんのその、クレシェッドは何が楽しいのか、「ふふっ」と笑っている。
お勧めの宿を教えてもらい、案内する時はそこに行くとのことだったが、別れ際に、
「今日は宿に行かずに、直接彼の家に行くといいですよ。きっと泊めてくれますから」
そんな言葉を残して、楽しそうに去って行った。
ええ? いきなり行った客を泊めるとか、それどんな人だよ?
「どうしよう?」
「いいんじゃねえの? あいつがそう言ってんなら、その通りにすりゃ」
フィーノはあっさりと言うし、妹もそれでいいんじゃないかと言うし。クレシェッドがいい加減なことを言うとも思えないので、素直にその言葉に従うことにした。
ダーマも中心部は大聖堂なんかがあり、上流階級が住む世界だが、今アタシ達がいるのは庶民の住む、下町と言っていいところ。
「変わり者のエルフ」の家は、そこの一角に、こじんまりした感じであった。
至って普通。変わったところはない。エルフが住んでると言われても、そんな感じは全然しない。
あ、ちょっと緊張してきた。どんな人だろ、「変わり者のエルフ」って。どう「変わっている」のか。なにが「変わっている」のか。
玄関の前で躊躇していると、
「何グダグダしてんだよ。お前が来たいって言ったんだろ!」
アタシの態度に業を煮やしたフィーノが、呼び鈴を鳴らしてしまった。
『ぐずぐずしているからだ。マスターらしくもない』
やかましいっての。軽くシグルドを小突いておく。文句を言ってきたが無視。
ちょっとすると、家の中の気配が玄関に向かって動いてきて、
「おやおや、お客様だね?」
見た目ダンディな初老のエルフが、微笑みながらドアを開けた。
なんか、エルフっぽくないな。何というか、雰囲気がかなり人間臭い。エルフと実際に会っているから分かるのだが、この人、エルフと言うより人間に近い感じがするのだ。
「初めまして。クレシェッド・ボルネン氏の紹介で参りました、アデルと申します」
「は、初めまして。リデアです」
「フィーノ」
三者三様のあいさつをするが、それぞれが戸惑いを含んだ声。妹もフィーノも、この人のエルフらしからぬ雰囲気に驚いたのかもしれない。
ぎこちないうえに、フィーノの失礼なあいさつにもなっていない言葉に怒ることもなく、彼は満面の笑みを浮かべた。それはまさに人好きの笑みで、ますますエルフのイメージから遠ざかる。
「彼の紹介で! よく来てくれましたね! さあ、上がって! 久しぶりのお客さまだ!」
初老のエルフは上機嫌でアタシ達を促し、何のためらいもなく中に招き入れた。
中はわりと雑然としていた。本や紙、その他何かの機材らしきものが散乱し、お世辞にもきれいとはいえない。
「いや、お恥ずかしい。掃除が苦手でしてね」
笑顔でそう言いながら、チェスとクルミが置かれたままの机にアタシ達に座るように言った。
妹は置かれている物を見回し、フィーノは興味がないのかチェスの駒をいじっている。
「蘇生魔法の研究なさっているのですか?」
アタシの問いに、初老のエルフは驚いたのか、目をまんまるにしたが、すぐに笑顔になった。その笑顔は楽しい遊びを見つけた子供のように輝いている。
「なぜそう思われますか?」
「この紙に書かれている式」
机に無造作に置かれていた一枚のメモを取る。そこには、乱雑にいくつもの式が書き込まれていた。
「今は失われたと言われている蘇生呪文ザオラルの術式考察ですね? 回復呪文を基盤に、それをより強力にした術式が書かれており、また、かつて魂を数式で表そうとしたツォイム・ロドライデムの考案したいくつかの公式が書かれています」
アタシの言葉が終わるや、初老のエルフは「すばらしい!」と目を輝かせ、惜しみない拍手をしてくれた。
「その通りです! よくお分かりになりましたね!」
「いや、そんなに言われることもないです。それよりもこの術式は素晴らしいですね。
問題は、回復呪文の術式と、魂の公式の間に矛盾が生じることですか」
「そうなのです。ツォイム・ロドライデムの公式はよくできてはいますが、正解ではない。故に術式に矛盾が起こります。この問題を解決するためには、魂の数式を完璧に仕上げなくてはならないのです」
「少し疑問がありますが、この術式では回復呪文をより強力にすることで蘇生呪文にしようとしていますが、そもそも回復呪文と蘇生呪文は同系列なのでしょうか?」
「と、申されますと?」
「蘇生とは命を呼び戻すもの。ケガを回復させるのとはまた違うでしょう。ケガを回復させる場合対象は生きていますが、蘇生の場合は死んでいる状態、魂がかい離しており肉体は空っぽの状態です。いかに回復の力を強くしても、それでは意味がないのでは?」
「ふむ、そうかもしれませんな。魂を呼び戻す過程が必要なわけですか。肉体から離れてしまった魂に呼び掛ける術式、今までにない術式だ」
「回復魔法とは、術者の魔力を生命エネルギーに変換して、対象に与えることによって回復を促しますが、死者にそれは通用しない。
この公式が矛盾するのは、魂の数式だけでなく、そもそもそれをあてはめる術式が違うからなのでは?」
「その通りだ! 何でこんな簡単なことに気付かなかったんだろう! 一から術式の考察のやり直しをしなくては!」
初老のエルフは興奮してそう叫ぶと、席を立とうとして、
「いやいや、私は何をしているんだ。お客様をほったらかしにして」
我に返ったらしく、ごまかすように頭をかいた。
人のこと言えないんだけどね。アタシもつい、「お手伝いします!」って言っちゃうとこだった。この人が我に返るのがもう一秒遅かったら、そうなっていたに違いない。
危なかった。気をつけねば。
「いえいえ、こちらが勝手に研究資料を見てしまったものだから」
「そんな事はありませんよ。おかげではかどりそうです」
そんなやり取りをしていたら、
『マスター。盛り上がるのはいいかもしれんが、少しは周りに目を向けろ』
シグルドが疲れたような口調でおかしなことを言ってきた。
何のこと? と思って周りを見てみると、こちらを凝視して固まっている妹とフィーノの姿が。
なにしてんの?
「おーい。戻ってこーい」
「どうなさったんでしょう? 具合が悪いのですか?」
アタシ達の言葉に、先に再起動したのはフィーノだった。我に返るや、かなり怒気を込めた目で睨んで来た。
「お前らふざけんなよ! なに訳の分かんねえ話してやがる!」
「はい?」
アタシと初老のエルフ、二人揃って首をかしげる。
何かおかしなことしました? さあ? なんて感じでアイコンタクト。フィーノの怒りが分からない。何か悪いことしたっけ?
「あ、もしかして、話に参加したかったの?」
「それは申し訳ないことを」
「参加できるか! お前らワザとか!」
顔を真っ赤にして怒鳴るフィーノに、どうしたものやらと、二人して顔を見合わせ、
「とりあえず、ごめん」
「申し訳ありませんでした」
謝るというアクションを取ることにした。しかしフィーノの怒りは収まらないようで、エルフさんとアイコンタクトしつつ、どうしようか真剣に悩んでいると、
「えっと、難しい話は終わったの?」
妹が、遠慮がちに声をかけてきた。
「え? 難しい?」
何のこと?
「エルフさんと難しい話し始めちゃって、全然意味が分からなかったから。聞いてたら頭がこんがらがってきちゃって」
ああ、妹は基本的な勉強してないもんなあ。訓練ばっかで。よく分からない話をされてつまらなかったんだろう。
「ごめんごめん。置いてけぼりはよくないよね」
『マスター。二人の反応の意味を、まったく理解していないだろう』
なにがさ。つまらないし、アタシとエルフさんの二人だけで話をしててほったらかしにしたから、おもしろくなかったんでしょ?
そう思いながらシグルドを見てると、あからさまな溜息をつきやがった。
なんだその態度! アタシがなんだっていうんだ!
「エルフさん、ですか? もしかして、クレシェッドから、私のことを聞いていないのですか?」
「え、ええ。実はそうなんです」
クレシェッドの奴、「変わり者のエルフ」という情報しかくれなかったのだ。これから尋ねる相手の名前くらい教えてくれと言っても、意味ありげな笑みを浮かべるだけで教えてくれなかった。
「ははは、彼も面白いことをしますね」
エルフさんは気分を害した様子もなく、むしろ面白がっているようだ。
「それでは自己紹介をしなくてはいけませんね。
私の名はレオナルド・ダ・ヴィンチ。『アカデメイア』で教鞭をとっている物です」
その瞬間、アタシは目の前の人物を凝視した。
なんて言った? レオナルド・ダ・ヴィンチ? 『アカデメイア』の? あの?
「ええええ! レオナルド・ダ・ヴィンチぃいいいいい?」
世界トップレベルの魔法学の権威じゃないか! 魔法学だけでなく、芸術にも秀で、あらゆる分野でその才能をいかんなく発揮しまくっている通称「万能人」。
ダ・ヴィンチの魔法学の数々の著作はアタシが最も好んで読んだものであり、現代における最高の頭脳であると信じている。爺ちゃんの集めたらしい蔵書には、ダ・ヴィンチのものが多くあった。
エルフだなんて知らなかった! てっきり人間だと思っていたのに!
「ほ、本当に、レオナルド・ダ・ヴィンチさんなんですか? あの『魔法学の根本問題』の?」
「ほお! あれを読まれたのですか? いやあ、こんな形で読者と会えるとは」
「あなたの著作には非常に感銘を受けました!」
がっし! と手を握る。レオナルドさんはてれたように笑い、だが嬉しそうに、
「うれしいですな。こんな非常に有望な人に本を褒めてもらえるんて」
「もったいないお言葉です!」
「おーい」
「姉さーん。置いてかないでー」
『いい加減にしろ、マスター!』
シグルドのやたらでっかい声に、「は!」と我に返った。レオナルドさんの手を握ったままだったのを見て、「すいませんでした!」と慌てて離した。
何やってんだ自分! そもそも魔法学の権威に術式の疑問とかいきなりぶつけるとか! 失礼だろ!
あああ。穴があったら入りたい。何度もすいませんと頭を下げまくる。
「いえいえ。非常に楽しいですよ。今は『アカデメイア』も休みで、他の仕事も何も入っていなかったのですが、思いのほかいい刺激になりました」
そう言っていただけるとありがたいですと、ひたすら恐縮する。
クレシェッドめ。アタシが前に「レオナルド・ダ・ヴィンチを尊敬している」と言ったのを覚えていたらしい。ちょっと話しただけだったのだが、クレシェッドはえらいサプライズをしてくれたもんである。
「クレシェッドも面白いことをしてくれましたね」
そうですねー、なんて言葉を返しつつも、今度会ったら締めてやると固く心に誓う。
「おい、こいつそんなにすごいやつなのかよ」
「無礼者!」
フィーノの頭にチョップを食らわせる。「いってー!」と頭を押さえるが、自業自得だ。
「えっと、ごめん姉さん。私も知らない」
「リデアは仕方ないよね」
ちゃんと勉強させてもらえなかったんだもんね。
そんなアタシを見て、「ひいきだ」などと呟くフィーノ。
「大したことはないですよ。ただの変わり者のエルフです」
説明しようかと思ったが、ご本人がそれで終わらせてしまった。ま、説明すると長いし、今はいいか。
「確かに変わってるよな。エルフが魔法の研究だ?」
それは確かに。エルフは天術がある。生まれついての術者であり、いちいち理論を研究する必要もない。実際、エルフが術の研究してたなんて聞いたことがない。
それに、魔法は天術の劣化した模倣、というのがエルフの基本的見解のはず。それをわざわざこんなところで研究し、しかも教鞭をとっているというのは前代未聞だろう。
これは確かに「変わり者のエルフ」だ。
「私は人間が好きなのですよ。魔法は人間の可能性の一つ。だから研究しているのです」
「芸術活動をなさっているのも?」
エルフは芸術活動なんてしない。自然の中で自然のままに生きる彼らにとって、そんなものは無駄でしかないからだ。芸術活動をし、その作品を愛でるのは知る限りでは人間だけだ。
これもまた「変わり者のエルフ」と言えわれる所以か。
「ええ、芸術は素晴らしい。人間の可能性を強く感じられます。それに、これは一度はまると抜け出せません。人間が芸術を愛するのが、よく理解できます」
レオナルドさんは「ふふっ」と笑うと、
「どうでしょう? ちょっとした遊びをしてみませんか?」
そう言って、机の上に置かれていたチェス盤を指した。
「遊び、ですか?」
妹は不思議そうだ。何の脈絡もなく、いきなりそんな事を言われたら、確かにそうなる。アタシも「へ?」っと思った。口には出さなかったが。
チェス盤上にある駒を机の上に移動させる。
「この駒は一つ一つが兵です」
その駒はそれなりに固まって置かれているが、それぞれ他の駒とは数センチ離れている。
そして、大量のクルミが入った皿から一つクルミを出し、それをアタシ達に見せた。
「このクルミが、メラゾーマとでもしましょうか。一回の攻撃で、この兵を全滅させてください」
「え? それは……」
妹が戸惑いの声を上げる。フィーノも難しい顔で駒を睨む。
この駒がボーリングのピンのようにある程度固まっていて、クルミもボーリングのボールのようにそれなりに大きかったら出来なくもないだろうが、どう考えても一つしか倒せないように思うんだけど。運が良くて二つ三つ。とても全滅はさせられない。
立ちあがっていろんな角度から見る。配置に意味があるのかもしれない。しかし、どうしても無理、という結果しか出てこない。
「降参です」
結局、どう考えても不可能としか思えなかった。二人を見ると、妹は残念そうに首を振り、フィーノは「どう考えても無理に決まってるだろ」と文句を言っているし、シグルドも悔しそうに唸っている。
レオナルドさんはアタシ達を満足そうに見ると、
「では、実演してみせましょう」
言うや否や、クルミの大量に入った皿を取り、駒の上で勢いよくひっくり返した。
大量のクルミは大きな音を立てて落ち、あっさり駒を全部倒してしまった。
うそお……。茫然とレオナルドさんを見ると、彼はいたずらが成功した子供のような顔で言った。
「私はクルミを一つしか使わないで、とは言っていません。一回で、と言ったのです」
やられた。それは確かにそうだ。一回と一個は全く違う。
心理誘導だ。レオナルドさんはクルミを一つ手にとって見せた。それによって、「これ一つを使うんだな」と思い込んでしまったのだ。
「卑怯じゃねえか!」
「言葉の綾ですよ」
フィーノがかみつくが、レオナルドさんはどこ吹く風。
「はい、やめー」
アタシはフィーノの頭に手を乗せ、ポンポンと軽く叩いた。
「面白い遊びでした。ですが、やられっぱなしはシャクですので、こちらからも一つ」
そう言いつつ取り出したのは、一つのゆで卵である。殻はむいていない。
「この卵を立ててください。あのチェス盤の上に」
実はこの卵、ここに来る前にドーナツを買い食いした際、初めてダーマに来たんだという話を店のおばちゃんとして、「お祝いだ!」ともらったものだ。何でドーナツ屋でゆで卵をおまけでくれるのかは分からないが、これを考えるとちょうどよかった。
妹は不思議そうに卵を見るし、フィーノも「何言ってんだこいつ?」と言いたげな目でこちらを見る。二人とも、「無理だ」と顔に書いてある。
レオナルドさんは笑顔で卵を受け取ると、そっとチェス盤の上に立ててみた。当然、立つわけがない。
何度も挑戦するが、やがてレオナルドさんは卵をアタシに返しながら、「参りました」と言った。その顔には悔しそうなどと言った感情は見られず、どうするのかという期待に満ちていた。
アタシは卵の底を机で割り、チェス盤の上に立てて見せた。
それを見た途端、レオナルドさんは大笑い。腹を抱えて、涙まで流して笑った。
「それは思いつかなかった! してやられましたな!」
妹はぽかんとした表情で卵を見てるし、フィーノは「こいつら似た者同士だ」と呆れた口調で言いながら、足元のクルミを蹴った。シグルドは『マスターが二人……』などと言っているが、何でアタシが二人?
「今日は素晴らしい客人が来た! ぜひ泊まっていってください! あなた方とはもっと話がしたい!」
アタシは喜んでそれを受けた。だって、あのダ・ヴィンチと話ができるんだぞ。こんないい話蹴られるか!
妹は「姉さんが、姉さんが……」とうわ言の様に呟くし、フィーノは「勝手にしてろ」となんか不機嫌。シグルドにこっそり何でか聞いたら、
『暴走するからだ』
と突き放すように言われた。
アタシが何したって言うんだ。理不尽だ。
でもいいんだ。今日は素晴らしい日だ。ありがとうクレシェッド! でも今度会ったら覚悟しとけよ。
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クルミの話は漫画『チェーザレ―破壊の創造者』から。まるまる同じ話です。
卵は『コロンブスの卵』。これは有名ですね。
まだレオナルド・ダ・ヴィンチのターンは続きます。