俺と鬼と賽の河原と。
ふと、老後に思い馳せる時がある。
その度に、既に老後だということを思い出し、考えるのをやめるのだが。
「相変わらず雪が積もってんな」
もしかすると、老後って、あんな感じなのかもしれない。
俺は、これから向かう所に思いを向けた。
「さて、家にいるのかね。居るんだろうな……」
そう言って踏み出した足が、雪を踏みしめる。
既にその雪は先月、先々月の厚みを失いつつあった。
俺は、ふと空を見上げ、そのまぶしさに目を細める。
「陽射しが強いな。現代っ子の俺には眩しすぎるわ」
道路では既に路面が見え始めている。
そろそろ春が近づきつつあった。
其の九十七 俺と本気と貴方と春と。
「おっじゃましまーす、と」
呼び鈴を鳴らしても反応しないので、俺はいつも通りに不法侵入を試みることにした。
日本庭園を抜けて、純和風の屋敷に侵入する。
さて、玲衣子は何をしているのだろうか。
「居間は、いない。ふむ」
まあいい。居間で待ってようか。
と、俺はその場に座り込む。
そんなとき、俺の耳に、シャワーの音が風に乗って届けられた。
「あー、風呂か」
果たして、反応が無かったのは風呂の水音で呼び鈴が聞こえなかったからなのか、それとも俺なら勝手に入ってくるだろうと判断してのものなのか。
まあ、どちらにせよ不用心だ。
どうせここに来るのなど、俺と李知さん位だが。
そんなことを考えていると、不意に畳が軋む音が聞こえた。
「あら、うふふ、いらっしゃいませ」
玲衣子だ。
「邪魔してるぜー。だが服を着ろ」
だがも何もあったもんじゃない文脈だが、この季節にバスタオル一枚は堪えると思うのだが。
まあ、言っても聞く一族ではないだろうので、答えもまたそれに準じるものだった。
「こういうシチュエーションは好みじゃありませんの?」
すっと呆けたように言った言葉に、俺は呆れ気味に返した。
「俺にそれを聞くかね」
確かにその肌の白さとか、体型の素晴らしさとか艶っぽい黒髪とか、綺麗だとは思うが、情けないことに、不肖薬師、まったくもってなにも湧き上がってこない。
よく、友人には人生の七割を損していると言われたものだが、無理なもんは無理だ。
ともあれ、そのままにして置くのも悪いと思って、俺はとりあえず玲衣子にスーツの上を掛けてやることにする。
俺は上着を取れば、スラックスとYシャツ一枚になってしまうが、そこはそれ、男の見栄と流石にそこまで寒くない事実だ。
スーツを掛けられた玲衣子は、少し驚いたように目を開いて、そして、すぐに笑った。
「ふふ、ありがとうございます。でも、わざわざ掛けてくれるということは、しばらくこのままでいても?」
そう返すか。
俺は呆れたように嘆息して見せる。
「もう好きになさってくれ」
流石にここで俺が健康的な男子だったら危ないのでとっととしまってもらう所だが、相手は俺である。
自分で言うのも物悲しいが、俺の危険度は零に等しい。最悪負の数を突破していることだろう。
「では、そうしますわ」
そんな残念な俺の心境を知ってか知らずか、玲衣子はそのまま俺の腕にその白い腕を巻き付けた。
完全に舐められている。俺が何もしないと。
まあ、まったくもってその通りなのだから、見事な慧眼だと関心はしてもおかしい所など何もないのだが。
「当たってるんだが」
「当ててるんですの」
「そう来ると思ったぜ」
その返答は昔藍音と実践済みだ。
「んふふ、じゃあバスタオル、取りましょうか?」
しかし、その発想はなかった。
「俺にどうしろと?」
流石に慌てる様な年でも人格でもないが、しかし非常に困るのが俺だ。
こんな時、どうしていいか分からない。曖昧に笑えばいいだろうか。
ぶっちゃけると、非常に反応しにくいです……!
からかわれてるとは理解できるが、しかし、からかう方の求める様な面白い反応が俺には返せない。
無茶ぶりされた芸人とはこんなもんなんだろうか……。
と、思わず常に滑る恐怖と闘う漢達に思いを馳せてしまう。
「なにもしないで構いませんよ?」
そう言って玲衣子はバスタオルを取りはらった。
そのまま、滑らかな手つきで、俺の胸元のボタンを外していく。
うーむ、なにをやっているのだろうかこの人は。
もしかすると、俺がこの人の望む反応ができるまでこれは続けられるのだろうか。
どうする?
顔を真っ赤にしてあわあわと慌てるのが最も定石通りの反応だろうが、好きに顔を真っ赤にできるほど俺は役者ではない。
じゃあ、他に面白い反応は……?
普通ではだめなのだろう。今の状況をみるに。
だが、普通でないとしたら?
あれだろうか。天狗の力を生かした飛びあがりながらの驚きとかか?
出来得る限りひょうきんな体勢で……、片手を上げ、左足を捻って腰は左に七十度で――。
俺が考えている間に、俺の上のボタンは既に仕事を放棄していた。
胸元がすーすーする。
目の前には艶っぽく満足げに微笑む玲衣子の顔。
そして、その手がズボンにまで伸びる。
「ううむ、なにをする気なんだ玲衣子さんよ」
玲衣子は怪しく笑った。
「えっちなことと、卑猥なこと、どっちがいいですか?」
「一択ですかい」
「はい、ああ、一夜限りのお遊びですから。気兼ねなくどうぞ?」
「ううむ、じゃあ……」
と、ことここに至ってやっと俺は平常な思考を取り戻した。
今僕は何をやっているのでしょう。
面白い反応選手権……、じゃない。
「いやいやいやいや待て待て待て待て」
俺は伸びていた手を引っ掴むと、顔が近いとばかりに玲衣子を引きはがし、距離を取った。
「なんでこないなことになっとるんですかー? と俺は突っ込みたく候」
勢いで押し倒されそうになってたけどこいつはいかん。
流石に布団突入はいかんよ。
なにがいかんて、俺が使いもんになるかどうか怪しいよ。
流石に布団に入ってから無理でしたじゃ女性に精神的外傷を植え付けかねん。
「なんかおかしいぞお前さん」
いざ布団まで行ってみれば何とかなるという人もいるかも知れんが、しかし、俺だぞ?
多分九割無理だ、とここに血文字で書き記しておく。
ともあれ、なんとなく卑猥な状況に突入しそうになった現状を、なんとなく止めた今。
玲衣子は曖昧に笑う。
「先日、助けてもらったのにお礼がまだだったと思いまして」
それでこれか、と俺は現状を見渡す。
しかし、やっぱり玲衣子の様子が変な気がする。
流石に俺相手でもここまではしないと思うのだが。
とは思ってみたものの、特に追求できる訳でもなし。よって俺はとりあえずの片を付けることにした。
「まあとりあえずなんか着てくれ」
女性を全裸で立たせるというのは色々な意味で今一つ心臓によろしくない。
ということで、落ちていた上着をもう一度玲衣子に掛けた。
「ただ、別にお礼ったって体で寄越すこともねーと思うんだけどな」
俺はぽつりと呟いた。
正直に言うと、これまで似たような経験が無かったわけではないが、極論を言うと、情けないことに嬉しくないのである。
えろというものにまったくもって見放された俺にはそいつは宝の持ち腐れであり、猫に小判豚に真珠と言ったところか。
ともかく、えろと俺は適合性を持たずえろがえろである故に俺はえろと相いれずえろはえろでもうなに言ってるのかわからなくなってきた。
「でも、他にありませんもの」
ごちゃっとしてきた俺の思考に、すとんとその言葉は収まった。
玲衣子はやはり曖昧に笑っている。
曖昧すぎて、その表情にどんな感情が浮かんでいるのかすらわからない。
「お金も、地位も、物もありませんから。家だけはありますけど、これは譲れません」
笑いながら泣いているようにも見えて、俺は何とも落ち着かない。
ただ、言いたいことはわかった。
要するに、自分は無価値である、と彼女は言いたい訳だ。
ふむ、なんといったものか。
そんなことはない、なんて安い言葉では片付かない。片付くならこんなことにはなっていない。
だから、もっと心に響かせなければならない。
俺は、ゆっくり考える。
よく考えろ、彼女は自分に価値がない、というのだ。
そして、出した答えは――。
『厨二病か』
……いや、その返答はない。そんな年じゃないっていうかうん、これを言ったら俺はどれ程空気を読めない奴なんだろうか。
俺がそんな返答をした日には己にデスソウルクリーパーを唸らせてやりたい。
いや、そんな技名ないけど。ともかく、そいつはない。
そもそも、俺は弁論が苦手っていうか、心に響く言葉が放てるのなんて、選ばれた人間だけだと思うんです。
俺は、そう考えて、いや。
考えを明後日の方向にぶん投げた。
「いらねーよ。んなもん」
仕方ないので思いつくまま言うとしよう。
それ以上のことはできそうない。
「別に欲しいつった覚えもねーしな」
俺と彼女の関係に、謝罪も礼も必要ない。
義理があればそれでいい。
私はふと、考えた。
毎週毎週私の家にやってきて温かさをくれる人がいる。
沢山の物をくれる人が居る。
そして今度は命を救われた。
だからこそ考える。
私は彼に何を渡すことができるのだろう。
お金はない、年金で生活しているようなものだ。
地位はない。昔捨ててしまった。
物もない。要らないものは全てどこかに放ってきた。
家だけは、思い出の残るこの家だけはどうすることもできない。
残る一つは、もう体しかない。
彼がそれを求めるとは思えなかった。
しかし、それしかなかった。
だから家に来た彼に、私は迫る。
前回の件のお礼にと。
だけど。
本当にそれだけだったのだろうか。
多分違う。
「俺にそれを聞くかね」
と、呆れたようにそう言ってスーツを掛ける様があの人に、死んでしまったあの人によく、似ていた。
だから、私は彼に迫った。
ああ、なんて浅ましい。
「はい、ああ、一夜限りのお遊びですから。気兼ねなくどうぞ?」
そう、これはお遊び。本気ではない。そう自分に言い聞かせる。
これを最後にしよう。こんな不思議な関係も。浅ましい自分も。
今日を限りに彼とは会わない。
私は彼に何もしてあげられないし、彼は娘の思い人なのだから。
抱かれて、全てを忘れるべきだ。
でも、結局彼は私を引き離した。
そして言う。
「いらねーよ。んなもん」
ああ、やっぱり。
すとんとその言葉は私の胸に入ってきて、虚しさがこみ上げる。
「別に欲しいつった覚えもねーしな」
わかってはいた。しかしもしかしたらとも思った。
でも結局、もしかしたらすら打ち砕かれてお仕舞いか。
ただ、これで娘に後ろめたさは覚えなくて済む。
そう思った瞬間、彼は言った。
「お前さんは自称金なし地位なし物なし、らしいが。んなこと知ってるんだよ」
それはそうだ。見ればわかるだろう。
だけど話はそれだけではなかった。
「織り込み済みだ。承知の上で付き合ってんだよ。別に何かが欲しくてやってるんじゃねーんだよ。わかってるんだよ」
彼の言葉は、きっとなにも考えていないのだろう。
女の気持ちと言うものを。言われて女がどう考えるかなんてお構いなしに彼は言う。
「何を勝手に価値を上げようとしてんだ。俺はな、自称無価値なあんたとわざわざ」
ただ、ふと思った。
「好き好んで付き合ってんだよ」
殺し文句だなぁ、と。
いやはや、うん。
俺が言ったことは要するに何の解決にもなっていない訳だが。
要するに、無価値だって良いじゃない、人間だもの。ということだ。
我ながら良いこと言った。
別にお礼を気にしてやってる訳じゃねーんだから、その辺気にされたって困るってもんだ。
ただ、まあ、納得してくれたらしい。
玲衣子は今服を着て、俺の隣に座って身を寄せてきている。
納得してくれたのはいいのだが、いまいち落ち着かない。
「玲衣子さーん、離れてくれまいか?」
「いやです」
うほっ、良い笑顔。
そんな笑顔で応答されてはこちらもどうにも邪険に扱えない。
ぴたりと、俺に寄り添う玲衣子を引きはがす術は俺にはなかった。
まあ、いいか。
美人を侍らせるのは男の夢って奴だ。
ただ、まあ意趣返しくらいはしたって、いいだろう?
「寂しいのか?」
「え?」
ふっと、いつもと違う顔を、玲衣子は見せた。
驚いた顔。
気付いてないとでも思っていたのだろうか。
寂しさを猫で埋めようとするほど寂しいならもっと口に出せばいいのに。
そう思った瞬間、彼女はぽつりと呟いた。
「寂しい、です」
そう言った彼女は本当に弱弱しくて。
彼女は俯いていたから実際分からないし、目の錯覚かどうだか知らないが、彼女はさめざめと泣いているように見えた。
「夫が死んで娘も育って……、屋敷に一人で。寂しかったんですわ」
彼女らしくもない弱み。俺の袖を掴む指に力が籠もる。
お礼にこだわったのは俺を繋ぎとめたい半分だったのかもしれないな。
俺は、そんな彼女に一つ、笑って見せた。
「――なら、この先ずっと一緒にいてやんよ。きっと、人間よりかは丈夫だぜ?」
どうせこの先地獄で長いのだ。
こんなのも、死後の楽しみ方の一つだろう。
「――なら、この先ずっと一緒にいてやんよ。きっと、人間よりかは丈夫だぜ?」
そう言って彼は笑った。
おおらかな笑みだな、と思う。
娘が惚れた理由がわかった気がした。
それがなんとなく癪で、彼を困らせてみたくなった。
「ねえ……、愛してると言ってくれません?」
「何故に?」
「遊びですわ」
すると、彼は溜息一つ、私の眼を見て言った。
ああ、彼をからかうのは実に楽しい。
ただ、この時ばかりは本当に遊びのつもりだったのだが。
「愛してるよ」
「――っ……!」
存外に私は動揺した。
顔が赤くなるのがわかる。
この人が、酷く愛おしい。
「――私もですわ」
私はそう言って、今一度強く彼に体を寄せた。
遊びのつもりが、
――とうに本気になっていたのだなぁ。
「勝負ですわね、李知ちゃん?」
私は誰にも聞こえない声で呟いた。
――
ってことで、フラグ建設完了。
玲衣子さん本格参戦の模様。
人妻の意地を見せるか。
それと、前回返信できず申し訳ない。
前回では明日とか言っといて無理でした。
すぐ後にならまだしも間が空いてしまったのでまたみていただくのも卑怯だななんて思いまして。
という訳で今回で前回と今回の感想返信とさせていただきます。
ってことで返信であります。
SEVEN様
バレンタインデーにチョコを買うとどの角度から見ても寂しい人ですからね。
自分も自重してる一派です。昔罰ゲームで買いに行くようなトランプもやりましたが。誰ももらえない組で。
前さんは手堅い人です。メインヒロインですから。派手さは見せず堅実に立場を確固たるものにするのが彼女のあり方だと。
まあ、薬師鬼畜説に関してはよく考えてみれば薬師は十分鬼畜ですよ。フラグ着工以来ずっと放置プレイですから。
二回目
学園物はラブコメの基本ですから、大分前から計画はしてたんですよね。
ただ、数珠家が終わるまで設定的にも余裕的にもどうしようもなかったんでここで解禁です。
閻魔がセーラーなのは、一応学校編先駆けってことにはなっていたのですが、気付いた人が居るとは。
しかし、スパッツですか。すぱっつって、平仮名で書いた方が萌える気がするのは良いとして、私は普通のジャージでもいけます。
紅様
そんなプレゼントされたスライムなんて捨ててしまいましょう。
バレンタインデーに貰ってもどうしていいか非常に困ると思います。
多分スライムなんて食べたら重度の厨二病に掛かってしまいます。
そりゃもう末期患者で助かる見込みはないでしょう。
二回目
藍音さんの保健体育。
実にやりたそうですね。二人で補習とか。
実習とか。卑猥なことまで。
ただ、薬師に保健体育は実際必要だと思います、確実に。
春都様
パーフェクトメイドは何でも薬師のことに限りお見通しです。
バレンタインデーに関しては薬師の見通しが甘いだけだと思いますが。
ザラキーマカレーの文化レベルは致死級です。致命の傷になりかねません。
多分薬師が大天狗だから食べられるのであって、人間だったら原子崩壊を起こすと思います。
二回目
現在まで学校があるような描写は一つもありませんでしたからね。
個人経営の寺子屋みたいな物はありますが、値段が張るので就学率はかなり低かった模様です。
閻魔さんも最近我侭を覚えて来たようで、職場の皆さんからも好評です。
スランプに関してですが、もう小説書きはライフワークに近いので、遅いながらも書けるというか、書かないと落ち着かないんですね。更新できないとなにしててもふと申し訳なくなりますし。
奇々怪々様
きっと薬師は異世界にわたってまでフラグを立てて来たのでしょう。よく考えれば薬師的には地獄も異世界ですし。
ザラキーマカレーは相手をパーティ単位で一定確率で即死させる、そんなアイテムでございます。きっとドラクエあたりから輸入されたのでしょう。ザラキーマの呪文が。
あと、現世からチョコを送るには仏壇に置いておけば何とかなると思います。
ちなみに、暁御さん本人はチョコを手渡ししようとしたそうです。無理でしたが。
二回目
薬師が教師。
薬師並みの鈍感を量産したが最後、フラグが各所に乱立して生徒以外が哀しいことに。
薬師の一般常識は、人として最低限を逝ってるのでどうしようもないです。ある意味特殊な倫理観とも言いますが。
閻魔様は多分「薬師先生と閻魔のいけない授gy(ry」を期待してないこともないと思います。
ヤーサー様
バレンタイン……、日曜だとまったく何も変わりません。
薬師の一般天狗へのモテ度は指して高くないようです。半分バトルジャンキーな上司だったので、一部近しい人から上司に上げる感じで貰ってる程度です。
薬師がモテたのは一部フラグを直々に立てた人のみであります。別に美中年でもありませんしね。
ちなみに今回で玲衣子さん完全参戦です。先生に関しては、薬師の師匠がそろそろ再登場なるか、と言っておきましょう。
二回目
とりあえず、来るもの拒まず、給食支給の学校が完成です。
希望者のみの入学ですが、地獄に来てすぐの人は一週間ほどここで勉強するらしいです。
由美と由壱も入学手続きを済ませたようですので、遂に由壱もボーイミーツガールが……。
藍音さんの教育によって量産型無双メイドが増えないか地獄が心配です。しかし、もう記事は百ですか。お祝いに関しては百の時にもお願いしますぜとふんぞり返って見ることにするので問題ないです。
Eddie様
ふっ……、チョコを貰えないのにバレンタイン編を書いている私の哀れさに比べれば……。
藍音さんは完全に薬師の行動を把握してらっしゃる模様。
まあ、薬師見てれば概ね辿り着きますけどね。胸やけするな、って。
もう薬師は胸やけで死ねばよろしい。
通りすがり六世様
ふふふ、私がチョコを貰えたとしたらもう、知らない人か、男からですよ。
それはそれで非常にこわいです。工業系なので男九割なのですよ。私のクラスには男しかいませんが。
閻魔様はもう、それはもう。言葉にできない物を作り上げていきました。
でもお父さんは負けません。お父さんですから。
二回目
閻魔は本当に『ピー』歳なんでしょうか。
最近そう思います。果たしてシリアスの時の凛々しさは何処にやってしまったのか。
それと、ラブコメ要素はつぎ込めるだけ突っ込みたいと思います。ラブコメの限界まで行ってみたいと。
収拾なんて、薬師がフラグ回収するまでつきませんし。
光龍様
たまに思うことがあります。
薬師は刺されないだろうか、と。まあ、どうせ刺されても死なないでしょうし。
もう薬師はチョコ死してしまえと。
しかし、百話もすぐですか。気合入れないといけませんね。
二回目
閻魔一族は寂しがりみたいです。
なまじ強そうに見える分逆に寂しいようです。
アホの子は、まあ、あれもまた多分寂しがりなんじゃないかな、と。
最終的にもう玲衣子さんの屋敷に住んでしまえばいいんだ。
トケー様
藍音さんは一家に一人欲しい逸材です。
それと、きっと青鬼さんは職場で人気があると思います、妬ましい。
しかし、それにしてもマッドサイエンティストとは、なにをすればそんな位置に収まるのでしょうか。
かく言う私も変人扱いですが。
二回目
薬師の様なフラグ製造者になれるならば、私も入学したいです。
閻魔分は定期的に補充されて限界突破するようです。
前さんとは対極的にド派手なことこの上ないです。
しかし、受験勉強ですか……、自分もほとんどしませんでした。先達としては、強く生きてますとしか言いようがありません。
春日井様
大学はそうですね。バレンタインって基本的に当日にコミュニテイにいかないと無理がありますからね。
薬師さんの本命チョコの数は二桁を越えるはずです。今回出なかったのを含めて。
愛沙さんは運営をつかいっぱにしました。間違いなく。
そもそも研究にかまけているので料理ができるか怪しいです。
あも様
確かに、義理チョコのお返しと言っても決して安くはありませんからねぇ。
と、ほとんどもらえない私には無縁な心配をしてみます。
薬師は三倍返しの法則であくせくすればいいのです。チョコ破産してしまえと。
閻魔姉妹は元々はそんなになか悪くなかったので、完全修復も近いです。
リーク様
実にやりたい放題です。
完全にちゃんぽんでやりたいことやってる空気ですが、書いてる方は楽しいです。
問題は読んでる方なのですが。
ともあれ、地獄で勉強って実にシュールですね。もう死んでるのに何をしようというのか。
蓬莱NEET様
閻魔の可愛さが既に天井を突き破っている件に関しては同意です。
しかし、校長までやって本当に大丈夫なんでしょうかあの子。
最近は薬師が来るから休みも取ってるようですが、ハードワークすぎる気が。
愛の力で乗り越える気なんでしょうか。
アキミ~無出番覇王伝~
遂にあの女が帰ってくる……。
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最後に。
遂に、遂に奴が現れる。