俺と鬼と賽の河原と。
世の中には、嬉しくない法則というものがある。
例えば、楽しいことをしていれば時間が速く過ぎる、や、来てほしくない時に限って来客、とか。
その中の一つに、こんなものがある。
「……やばいなぁ……、この橋渡りたくねえな……、絶対なんかある気がすんだよな……、ああ、『いやな予感がする』」
嫌な予感程、的中率が高い。
「……久しぶりだな薬師。……時間にして七百十二時間ぶりだ。……我がことながら、……うんざりするほどの腐れ縁だ」
まるで、緑の川の様なクールでニヒルな声。
橋の上にそいつは居た。
透き通った紫色に輝く……、
液体。
まるでグミの様な体が、陽光を照り返して輝いていた――。
神よ。何故私を見捨てたもうたか。
其の七十六 俺と厨二で世界がやばい。
「腐れ縁以前にお前と会ったのは二回目くらいだと思うんだが」
「……何とでも言えよ。お前が一番わかってるんだろ?」
「なあ、その縁切っていいか? 切っていいかおい」
容赦なく、果てしなくぶつ切りにして生ごみに捨てたい。
むしろこのでろっでろとした生物を丸ごと袋に入れて捨ててしまいたい。
このスライムに何なら効くだろうか。
液体窒素か、火炎放射か、それとも凝固剤だろうか。
しかし、そのどれもがこいつを殺すに至らないだろう。
これはそういうスライムだ。
「っふ……、切ろうとして切れるもんじゃない。……わかってるんだろう?」
これほどの殺意が湧いたのはもしかすると初めてだったかもしれない。
「ああはいはいそうですかそうですね」
こいつの、相手がすべて納得ずくであるかのような語り。
口があったら千切って捨てるくらいにはいらっと来た。
ともあれ、すごく帰りたいなぁ、と思う。
そもそも、ちょっと出かけた帰り道なのだ。
速攻帰りたくて仕方がないのです。
だがしかし、どうにもこのスライム、如何様な思考をしたのか、彼の中では凄いことになっていた。
「しかし……、このタイミングとは……、因果だな。いや、そうか。お前はそういう奴だったな」
「そーですねー」
どういう奴なんだよ俺はお前の中で。
だが、突っ込んでも泥沼は確実。
そういう理解不能な思考回路している。
きっと多分、こいつの思考回路は学者にだって解明できないと思う。
その証拠に――。
「そうだな……。お人好しめ。……好きにしろ、もう止めない。来るなら、付いて来いよ」
いつの間にか俺がどこかへ行くことになっていた。
「いや、あのな。どこに行くんだよ」
何故か俺は、路地裏を歩いている。
もしかすると、お人好しなのは本当なのかもしれない。
ただ、まあ、こんなスライムが出来上がったのは半分俺の責任であるし、何をしているのか、確かめる義務はある。
の、だが。
「……わざわざ説明しろ、と?」
帰りてえー……。
超帰りてえー……。
土にでも母なる海にでもいいから帰りたかった。
むしろこのスライムにお帰り願いたかった。
しかし。
「仕方ない……。教えてやろう」
このツンデレっぷりからして、俺を帰す気はないようだ。
下手に逃げて追いかけられるのも困るのである。
果たして、どうやって逃げたものか。俺は考える。
と、そんな時。
スライムがいきなり語り出した。
「……麻薬シンジケートだ」
「そいつはすごいやー」
「……この近辺に、薬を流してる奴らが居る」
「わーかっこいいー」
仕方ないから、その全てに妙に高い少年の声を返す。
ちなみに、返答はすべてレコーダーである。
そして俺の肉声ですらない。
「……俺には関係ないことだが、寝床の近くで騒がれると困るのでな」
「それはすごいね!」
「俺の寝床は現場から十キロ先だ」
「お前自分家遠いって言ってんじゃねーかっ!!」
こいつっ! カミングアウトしやがったっ!!
仲間が暴露してぶっきらぼうだが優しい奴だなってなるイベントを自分で実行しやがったよこいつは。
ツンデレを自分でばらしてどうする。
「って、もうどうでもいいよ。帰っていいか、てか帰らせろ」
今なら、由比紀に頭を下げてもいい。
しかし――。
そうもいかないらしい。
「……今更怖気づいたか? そんなことはないだろう?」
スライムの声。
「テメーら、俺のシマで随分物騒な話してんじゃねーか……!?」
「っは! 殺されてえようだな、あんちゃん!」
真にそれらしすぎる、チンピラ声。
「いやぁあああああっ! 助けてぇええええええっ!!」
そして、何やら女性の悲鳴。
場が一気に白けた。
状況が混沌すぎる。
まず、うざいことを言うスライムは俺の隣にいて。
そして、俺の突っ込みを聞きつけたチンピラやら構成員やらがぐるっと二十人くらいで俺らを取り囲み、そして絹を裂くような悲鳴が響き渡った訳だ。
こうまで混沌とした状況は、例えるなら腐敗聖域の如し。
特に悲鳴なんて、どうして聞こえたの、って感じである。
とりあえず、振り向く。
「あ」
悲鳴の主と、目が合った。
少女だ。
暴漢のずっと向こう。
うまい具合にできた隙間の向こうがわの路地裏の入り口で、ドレスを着た、金髪ロールの少女と眼があった。
なるほど、偶然路地裏を見たら、物騒な暴漢達を見つけて、気が動転したのか。
俺は目で合図する。
とっとと行けよ、と。
少女は肯き――。
「助けてぇええええっ! 暴漢に襲われてるのぉおおおおおおッ!」
「手前は阿呆かっ!!」
「ぷげらっ!」
俺は思わず高下駄を手に持ち、少女を遠距離から突っ込んでいた。
「何をいきなり巻き込まれようとしてるんだお前はっ! 襲われてるのお前じゃないからっ!」
「いやあああああああっ、誰か助けてええええええっ!!」
「そのまま逃げれば助かるっつのっ!!」
「……まったく、……素直じゃない奴だな。……助けたいなら助けたいと――」
「お前は静かに黙れ話がこんがらがる。なんなの? その三点リーダ。千切って捨てるぞ?」
そして、俺が霊侍を黙らせようとしている間にも、少女はチンピラ達を相手に熱く燃え上がっていた。
「汚い手で触らないでっ! そうよ、貴方の好きになんかさせない。きっと王子様が。私の王子様が助けに来てくれるのっ!」
思わず、目が点になる。
何なんだろうねこの子。
病んでるんだろうか。
「そう、私の王子様が貴方達の内臓の一片まで抉り出して千切って撒き散らしてくれるわっ!!」
病んでるんだね。
「グロイわっ!!」
ぱっこーんと小気味よい音を立てて、高下駄で少女をはたく。
「はんむらびっ!!」
どんな王子様だよ。
あーあー、暴漢かつチンピラかつ構成員の皆様はドン引きですよ。
何というか。
『何この子……、病院行かせた方がいいの……?』
と言った所である。表情から察するに。
まあ、当然の反応だ。
どう考えても本物のお方だ。
俺だって関わり合いになりたくない。
スライムと一緒に居た罰なのだろうか。
「ああっ……、どうすればいいの? この逆境、ピンチ。ヒロインに襲いかかる魔の手。王子様は間に合うの? 王子様っ、どこに居るの? 私はここよっ!?」
両手を広げ、やたらと大仰に少女はが天に咆える。
もう駄目だこの子。
自分でヒロインとか言っちゃったよ。
でもさっきから叫び声がヒロインじゃありませんね。はい。
ただ、どうにも暴漢達にも限界が訪れたらしい。心中お察しする。
その結果、彼らの矛先は俺たちではなく、道行くクレイジーさんに向けられた。
「何だこのアマぁ! イカレてやがんのか!」
うん、いかれてるとは俺も思う。だが。
……いい加減助けないとやばいかな。
「ああっ、もう駄目っ。でも大丈夫ここできっと王子様が来てくれるのよっ! さあ、さあっ、さあっ!! カムオン王子様ぁああああっ!!」
助けたくねええええええええええっ!!
ここで助けたらまるで俺が王子様になりたかったみたいじゃねーかよ。
ほんっと助けに行きにくい空気ですよ。
いえ、本当にね、はい。行きたくないです。
あと、関わりたくないです。
確実に話の通じない人だと思うんです。
「ちょっ……、ホンマ黙ってくれません……? ねえ……」
暴漢達も引き気味だった。
そして、仕方がないので迅速かつ無理矢理に片をつけようと、拳を振り上げる。
その拳は少女の顔に迫っていき――。
「だっしゃらあああああああっ! もうどうでもいいからやってやるわああああっ!!」
自棄になった俺の高下駄に、弾き飛ばされた。
全員の視線が、俺に集まる。
「あー……、気が進まねーし、めんどくせー訳だが。でも、まあ女殴るの黙って眺めてんのも、なあ?」
「ふっ……、疾風怒濤の、“シュツルム・ウント・ドランク”の薬師坊と呼ばれた男が何を言う……」
「何それ、何その二つ名。腐った牛乳と混ぜあわせんぞ」
「そうやって、……心にもない憎まれ口を叩く。相変わらずだな」
「……」
話が、まったく通じない。
そんなイラつきを俺は――。
「もういいよ、もういいから。ってことで、八つ当たりさせてくれ」
「……、え?」
こいつらに比べれば数段まともな彼らに、ぶつけることにした。
結果的に。
普通に強いスライムと俺の二人に、人間に毛が生えた程度が勝てるはずもなく。
「なあ、もう帰っていいか? 帰っていいか? むしろ帰るぞ?」
「……そう言いながらも、結局付き合ってしまうのがお前だろう?」
「ああはいはいそうですね」
そう言ったその時。
「もしかして……、この女。お前の女かよ! だったら……」
偶然にも意識があった男が、何やらおぞましいことを言う。
すると、少女は再び燃え上がった。
「そうっ、私を攫って行きなさいっ!」
「……え?」
その声は、誰が漏らしたものだったろうか。
「え、いや、ああ、ええと、うん」
思わず、しどろもどろになる男。
「さあ……! さあっ、さあッ!!」
「ひっ、うわあああああああっ!!」
走り出す男。
そして――、少女はその首に捕まった!!
「ああああれえええええええええっ! 助けて王子様ぁああああああんっ!! 」
そうして、彼女は連れ攫われた。
疾風怒濤の名は、彼女に譲ろう。
「ちっ、行くぞ薬師!」
「もうどうにでもしてくれ……」
それから、色々なことがあった。
スライムと一緒に、シンジケートのボスが放った虎みたいな合成獣を張ったおしたり。
飛び去る飛行機と追走劇を繰り広げ、強引に侵入したり。
鉛玉飛び交う戦場を掛け抜けたり。
そして、最後は。
夜のビルの屋上で。
「私のことは気にしないでっ!! 早くっ」
組織のボスに取り押さえられ、銃を突きつけられる少女。
「くっ、きっさま……、汚いぞっ!!」
そして憤慨するスライム。
「ふん、最後に勝てりゃいいのよ、勝てりゃあなぁ!」
のりのりな相手ボス。
「もう帰っていいか?」
ひたすら帰りたい俺。
「さあっ、薬師いいい速く撃ってええええっ! 私ごとおおおっ、そして一緒に死ぬのおおおおおっ!!」
なにこのひと、こわい。
いつの間にか俺の名前覚えてるし。
だけど俺は何も言わない。
学んだのだ。この子にお話は通用しない、と。
そして、スライムに付き合うとロクなことにもならない、と。
だが、それで尚困るのは、俺が何も言わなくても――。
盛り上がっていくからだ。
「くそ……、そこまでの覚悟を。死なせてたまるか……」
「私のことは良いのっ、早くしてえええっ!!」
「ははははは、最後は俺の一人勝ちだぁっ!!」
「そんなことで得た勝利に何の価値があるっ!」
「良いのっ、私のことはっ! 私は、私は貴方に会えただけで!!」
「勝たなきゃいけねえんだよっ、この業界力がすべてだ!」
「だからって……!! やっていいことと悪いことがあるだろうがっ!!」
「だから……、速く撃って……!」
「もう、今さらだ。どれだけの悪事に手を染めたと思っている!?」
「それでも、遅いなんてことがあってたまるかっ!」
「お願いっ……、貴方の手で逝きたいのっ!」
「ふっ……、もっと早くその言葉を聞けたら何か変わっていたかもな」
「お前……」
「さあっ、貴方の手で決着を付けて!」
「……さあ、やれよヒーロー。さもなきゃ、殺すぜ?」
「……ちっくしょおおおおおおっ!!」
スライムの色が輝き、金に変わる。
そんなスライムを俺は――。
「うるっせええええええええええッ!!」
――ボスの顔面に思い切り蹴りつけたのだった。
びったーんっ、と小気味よい音を立てて、ボスの顔面にスライムが直撃する。
「ぶべらぎゃんっ!!」
それきり、ボスは動くことはなかった。
ああ、すっきりした。
すべてが片付いた屋上の上。
俺は空を見上げていた。
ああ、満天の星空だ。
「あ、あのっ!」
だが、その一声で俺は全力で見ないようにしていた人物を視界に入れざるを得なくなる。
まあ、流石にこの子もこれ以上暴走しな――
「貴方が私の王子様なのねっ!」
「そおいっ!」
「ぴげらっ!」
想わず、スライムでビンタしてしまった。
誰か助けてくれ。
「隅に置けないな……。お前も」
「黙れ」
お前は助けるな。だがしかし。
ああ、どうしようこの子。
スライムと同じ匂いかする。
ある種の中二の病。夢見がちを発症してやがる……。
……一体俺が何をした。
余りの悲しみに、俺は天を仰いだ。
「どうすんだよ……。この状況」
厨二に囲まれ、俺は幸せです、なんて言える状況ではない。
正直、厨二に囲まれ脳がとろけそうだった。
しかし、現実は無常にも、俺が無視している間を、少女が燃え上がる時間に変えていた。
「ふふうふふふうふふふふふふふふふっ! 照れてるのね! そういうところも可愛いわ!」
照れてねーよ。
言っても聞かないから心で呟く。
ああ、どうやって説得して帰――。
「愛してるのっ! ドロドロに付き合ってっ!!」
「そぉおいっ!!」
俺はそこらに転がっていた、もとい隣に居たスライムを背負い投げの要領で、びったんと少女の顔面に叩きつけた。
「ぽげらばっ!!」
ドロドロってなにそれこわい。
と、言うことで、俺は速攻走って逃げたのだった。
俺と一緒に逃げてきたスライムは、肩で息をする俺に、こう告げた。
「……愛はスライムの如し、か」
「黙らっしゃい。上手いこと言ったつもりか」
いい加減オチろ。
一番最初の橋の上。
ひたすらに、夕日が輝いていた。
ああ、もうスライムには付き合わん。
ろくなことにならんだろう。
この世には、よろしくない法則というものがある。
「……久しぶりだな薬師。……時間にして七百十二時間ぶりだ。……我がことながら、……うんざりするほどの腐れ縁だ」
二度あることは三度ある、と言うように。
「薬師、良く聞け」
嫌なことは連続する。
「この間の少女が……、攫われた」
「へー、はいはい、そうですか。ふーん」
別に助けには行かなかった。
スライムもそれなりにうまくやってるみたいです。
おまけ。
『手前……、この間の奴の女か?』
『そうよっ! あのお方のフィアンセとは私のこと!』
『ほお……。だったら』
『わかったわっ!!』
『……え?』
『さあ、私を攫って行って!!』
『え、いや、あのー……』
『さあ……! さあっ、さあッ!!』
『いっ、寄るなっ、寄らないでくれっ!!』
『早く私を攫ってあの人の元に手紙を出すのよ!!』
『ひっ……、ひいいいいいいっ!』
―――
そのうち続くかも。
スライムと薬師のドキドキワクワクアドベンチャーが。
ある意味少女Aの番外ともいえる。
もしかすると④だったのかもしれません。
ちなみに少女Aは病んでるけどヤンデレではないです。
病んでるけどヤンでません。
では返信。
てゅん様
掛かったなっ!
いえ、言ってみたかっただけです。
はい。協力感謝です。
続くかもですね、はい。俺の脳は限界ですけど。
見てる人様
銀子さんはこのままぐだぐだと結婚を迫っていくみたいです。
ええ、この二人でほのぼの以外が今一つ思い浮かびません。
果たし性的なサービスに至れるのでしょうか、銀子さんは。
多分無理です。
ミャーファ様
銀子さんはトークでガンガン攻めるようです。
ただし、要塞VSマシンガンでは明らかに……。
勝敗が……。
しかし、いつの間にやら薬師の周りも凄いことになってますね。厨二スライムとか。
Eddie様
パラケルススは流石に呼びにくい気も。
パラスは本人が否定。ってことで銀子さんに。
藍音さんはもうあれですから。いっそ病んでるレベルですから。
きっとそんな薬師ごと愛してくれるに違いない。
通りすがり六世様
藍と銀の間で通じあうような何かがあったようです。
薬師は強大ですからね。最悪何人かで囲っても良いかなと思ってるようです。
そしてさらに薬師は千年モノですからね。既に帝ですよ。賢者なんてメじゃないです。
ある意味今回は4だった気もしたり。
f_s様
銀子さんと結婚すれば、淡々とほのぼのな生活が送れそうですね。
スライム遂に再登場です。
きっとまた事件を引き連れて帰ってくるでしょう。
白金のスライム、霊侍が。
光龍様
後になって私もニートなお方を思い出しました。
2しかない。貴様らっ……、共謀してるなっ。てくらい2ばかりでしたよ、ええ。
きっと私が読み手だったら2にしますけど。
後、指摘どうもです。移動させときました。
蛇若様
ふふふ、愚問だったようですね。
とても激しいテンション差でした。
薬師だけやたらテンション低かったです。
まあ、あのスライム空間に包まれたら誰だってそうなりますが。
春都様
遂に銀子さんが本気を出したようです。
長かったですね、はい。
藍音さんと合体攻撃する日もそう遠くないようです。
それとっ……、やせ我慢はよした方がいいっ……。その答えっ……、明らかに2っ!!
リトル様
感想どうもです。
いやはや、一気読みとは頭が下がる思いです、はい。
お疲れさまでした。
薬師の力を一パーセントでも再現するために、私は将来天狗になろうと思います。
ryo様
コメントどうもです。
これはあれですか。
ブルータス……っ、お前もか。と言うべきなのでしょうか。
ええ、余りの人気に帰ってきましたよ。
トケー様
感想ありがとうございます。
ええ、一人でも気に入った人が居ればこれ幸い。
たくさんいるならそれ以上はないです。
気に入ったスライムは、まあ、はい、ええ……。
ヤーサー様
これが二人暮らしなら家事をするのでしょうけど、周りがひたすら働いてますからね。
まあ、流石にパラケルススとか言われても見る人が見ないと分からないでしょうし。
実はレアなんでしょうね。魔術が起動してもおかしくない位には。
残念ながら、暁御は出てきません。多分八十くらいまでは。
では最後に。
一番かわいそうなのはチンピラである。