俺と鬼と賽の河原と。
「やっと……、できた。」
稀代の錬金術師が部屋にこもって数日間。
払った犠牲は数知れず。
試行錯誤の末に、遂に銀子は完成させた。
「惚れ、薬……!」
所で、引きこもりニートと化した銀子さん、居候の立場的にそれはどうなんでしょう。
其の百三十三 薬師と銀子と惚れ薬。
惚れ薬への道程は、非常に厳しいものであった。
まず最初に、銀子は無職である。まあ、売れないアクセサリーを売らない作業が仕事であるならその限りではないが。
しかし、要するに収入は零。よって、材料の用意は困難を極めた。
自分で採ってくる一割、あり合わせでどうにかする三割、少ない小遣いで購入する二割、愛情四割。
ロッククライミングまでする羽目になったのは、銀子的にいい経験になったのかどうか。
そして、それが終われば、次の戦いが待ち受ける。
当然、材料だけ集めても、どうしようもない。作る必要がある。
しかし、それもまた、簡単な道ではなかった。まず、あの大天狗をどうにかする程の惚れ薬とはどれ程の物か。果たして効くかどうか。
そして、あの妙に勘のいい天狗は気付かないだろうか。もしかすると、なにかに混ぜても気付くかもしれない。だったら、揮発性にして、ガスのようにすればいいのではないか? いや、相手は天狗、それこそすぐばれるかもしれない。
と、注射型、ガス型、細菌型、液体型、固体型、粉末型、等々色々な形が考案され、却下が繰り返された。
そして、最後に落ち着いたのは、結局液体型だ。
しかし、ただの液体型ではない。無味、無臭に徹底的にこだわった、状況以外からは決して気付けない一品だ。
ここにこぎ着けるまでに、家族とも戦った。
『おーい、銀子。飯だぞー』
『今、忙しい』
『我侭言うなっての。引きずってくぞ?』
『ダメ。今入って来たら全裸になって貴方に脱がされたって言う』
『そいつは――』
『でも多分誰も信じない』
『……』
『ということで、忙しいから』
『しかたねーな。今日の飯はすき焼きなんだが――』
『食べる』
数多の誘惑にも――、打ち勝った。
『おま、食べないんじゃなかったのか』
『やだやだ、たべる』
『駄々こねたって駄目だ。世界の肉は俺のもんだ」
『除けものだめっ』
……打ち勝った。
『へいへい、じゃーいくぞ』
そう、他にも、
『いい加減風呂入れよ』
『うん』
打ち……、勝ってない。
『飯は?』
『食べる』
『しばらく食べないで集中するんじゃなかったのか』
『お腹すいて集中できないということがよくわかった』
『……そうか』
と、まあ、さまざまな誘惑に惨敗を喫しつつ、引きこもり生活で家族との亀裂が生まれることもなく、遂に銀子は惚れ薬の製作に成功した。
そうして、今。
「今まさに貴方はこれを飲むべき」
全ての努力が無に帰そうとしていたっ!!
「あからさまなまでに怪しいわっ」
ああ、銀子、頭は良いけどなんて馬鹿。
「だいじょーぶだいじょーぶ怖くない。ただの水。何も起きない、別に何も入れてない。決して私に惚れたりしない」
いきなりコップを差し出して、この様。ああ、なんてお馬鹿。二度言いたくもなる。
露骨過ぎだぜ、すごいよ銀子さん。変な所で空気を読まずにやけに鋭い薬師じゃなくたってこれは気付く。
正に、勉強できるのと、賢いのは違うという一例だ。
「大丈夫じゃない、怖い、ただの水じゃなさげだし、何か起きそうだし何か入ってそうな上、明らかに惚れ薬なお話をされましたから」
「男なら飲む」
「我男女平等を求めん」
「飲む」
「なんか尚悪くなった」
果たして、この状況でどうして飲めようか。
百人いれば、百人飲むまい。明らかに罠なのだから。
そう、どう考えても万人が手を出さない罠。
しかし――、
「まあいいか」
――薬師は予想を越えてギャンブラーだった。
流石の大天狗、伊達と酔狂で生きている。
コップを引っ掴むと、男らしく一気飲み。
その顔に違和感はない。当然だ、無味無臭なのだから。
そして、それを見ながら銀子は拳を握りしめる。歓喜と緊張が心中に渦巻いていた。
上向いて飲み干されたコップを薬師が銀子に返す。
次第に、銀子の元へ戻ってくる薬師の視線。そう、お約束に則りこの薬は飲んで初めて見たものに惚れさせる。
表面上は変わらない目で、薬師が銀子を見た。
銀子の胸が高鳴る。
「銀子――」
遂に来た、と銀子の肩が跳びはねた。心臓の音がやけにうるさい。
「お前、やっぱり何か盛ったな?」
気付かれている。
しかし、更に、銀子の胸は高鳴った。
惚れ薬に自覚があるというのは予想外であったが、それはそれで、乙女の心情的には胸を高鳴らせる不安と期待が存在している。
「このままだと、俺は――」
やはり、気付いていても効力に抗えていない。
銀子の肩を掴む薬師。高まる期待。破裂しそうな心臓。
そして、薬師は――。
「――柱と結婚する羽目になりそうなんだが」
困ったような面でそうほざいた。
「……え」
そう、惚れ薬を飲んで上向いた薬師。そして、薬の効果が発生し、視線を下に戻した彼がなんとなく一番初めに視界に認識したのは、銀子の後ろの柱であった。
しかし、惚れ薬飲んだ割に余裕綽々である。流石人誑しは格が違うようだ。
「これ。柱がこう、なんか、とても変な感じだ。非常に違和感がある。柱と結婚しても問題ないと思うことになんの違和感もないことが違和感だ」
「なんて変態」
「誰のせいだと思ってるんだ」
半眼になって銀子を見つめる薬師。
そして、銀子は不意にはっとなって走り出した。
非常に急いだ様子で、銀子は見えなくなり。
何事か、と、薬師が考えると、そう長くない内に銀子は帰ってくる。
惚れ薬の解毒薬の小瓶を差しだしつつ。
「これ、飲んで。解毒剤」
「おう」
小瓶の中身を、薬師が呷る。そして、どちらともなく息を吐いた。
「本当は、一時間くらいで効果が切れるんだけど」
ぼそりと銀子は呟いた。
別に、惚れ薬で薬師をどうこうしようというのは銀子の本意ではない。
ただ、ちょっとばかし、惚れ薬で甘い空間を楽しんでもいいんじゃないかというのが、銀子の本音だった。
「じゃあ、なんで解毒薬をそんな焦って持って来たんだ?」
「それは……」
放っておいたら柱相手にフラグを立てかねないから、というのは心にしまっておくことにした銀子であった。
科学とは、思考錯誤の歴史である。
幾度も失敗と改善を繰り返し、進んで来た。よって、銀子は一度の失敗程度で諦めることは無いのである。
前回の失敗点は何か。
そう、銀子を薬師が見ていなかった点だ。
よって――。
「貴方は私を見ながらこれを飲むべき」
ああ、なんてお馬鹿さん。
「なんだかどう考えても前回のあれを思い出すんだが」
「気のせい」
「流石に柱に向かって結婚を考えるのは一度だけで十分だ」
「今度の相手は私」
「凄いな、語るに落ちまくっている」
「とにかく飲む」
この状況で飲む人間はほとんどいるまい。
しかし、
「まあいいか」
薬師は期待を裏切らない。
わかっているのに飛び込むのは実は銀子のこと好きなんじゃないかと邪推したくなる、が、どうせ何も考えていないのだろう。
コップの水を飲み干す薬師。その視界内に常にいようと背伸びする銀子。
そして、薬師は今度はちゃんと銀子を見た。
瞬間。
「やっぱりか」
銀子の肩を掴む薬師。
心躍らせる銀子。
「そもそも惚れた腫れたってのは、理屈で説明がつくもんじゃない。だったら、この状況もある種自然なんじゃないかと思う訳だが、その辺りどうなんだろうな。まあ、なんていうか」
銀子の耳元で囁く薬師。頬を染めて聞き入る銀子。
果たして、このままベッドイン後、既成事実のターンに入れるのか。
「何が言いたいかっていうと。愛しいんだ、お前の……」
薬師は言う。
「――耳が」
「……え?」
果たして薬師は耳にフラグを立てることができるのか。
「要するにアレだな。柱を効果対象にできた時点で気付くべきだよな? 人間以外を好きになる可能性もあるって。そして、人間ってのは結構な部品からできている訳だ」
そしてやっぱり余裕がありまくる薬師。
本当に薬が効いてるのかどうか。
「うん」
「そういうことだ」
しかし、銀子は諦めない。
科学者に諦めの二文字は無いのだ。
もう馬鹿だから諦めないの領域に達してる気もするが、まあいいだろう。
前回の失敗は何か。薬が強すぎた、というか効果を上げ過ぎて、細部へ気を使わなかった結果が大雑把に何にでも惚れる状態だ。
惚れ薬を飲んで尚あんなに余裕がある天狗故に、効果を下げるのはよろしくない。むしろ効果を上げて挑みたい所であった。
そして、試行錯誤の末、いや、思考錯誤の末銀子は惚れ薬Mk-Ⅱを製作。
その努力が、今、実を、
「これを今まさに私をじっとりねっとり見ながら飲むべき」
結ぶことなく散ろうとしていた。
ああ、なんてお馬鹿さん。
「怪しすぎることこの上ないな。同じネタは二度までだ」
そして薬師、仏の顔は三度もいらねぇ信者のようだ。
そんな半眼の薬師に、銀子は表情一つ変えることなく。
「怪しくない。惚れ薬じゃない、なにも入ってない大丈夫、怪しくない」
「怪しくないのか、そーか。飲んでも何も起こらないんだな?」
「うん」
「よしよしわかった。なるほど? 飲んでも最初に見た相手に絶対惚れたりせん訳だ」
「うんうん」
「他の効果も起こらないんだな?」
「うんうんっ」
「じゃあ、お前さんが飲んでみてくれ」
「……え」
固まる銀子。十分予想の範囲内な気がする返しだが、銀子にとっては想定外。
「えっと……、それは無理」
「何故に」
「神様のお告げ?」
「じゃあ山神様の俺が言う、飲みなさい」
「むぐぐ」
「安心しろ。稀代の錬金術師殿が言うには何も起きないらしい」
「うーん……」
そして、銀子は、
「私が飲んだら貴方も飲む?」
「あー……、うんうん。ってまあ、流石に冗談だが――」
稀代の錬金術師であると同時に、稀代のお馬鹿さんであった。
「わかった、飲む」
「飲んじゃうのかこの野郎」
銀子はコップを両手で持ち直すと、意を決したように一気飲み。
「ところで、俺の飲む分は無くなったな」
「……あ」
気付いた時にはもう遅い。惚れ薬は全て銀子の胃の中だ。
と、その瞬間。銀子に薬が回り。
銀子は薬師に抱きついた。
「うおう?」
そして、薬師にとって想定外のパワーでそのまま押し倒すように、銀子が薬師の上に馬乗りになる。
「……すき」
「また鋤か」
本気か、冗談か、呟く薬師。
その口がふさがれる。
マウストゥマウス。
「んむ」
だが風情ゼロだぞ薬師っ。
そして、空気の読めない薬師の塞がれた口が離れ、銀子が唐突にポケットから小瓶を取り出した。
「おい、もしかしたらそれって……」
「原液」
簡潔な答えに、薬師は溜息を吐く。
しかし、この状況において尚余裕のある薬師。むかつくことこの上ない。
「飲む気はないぞ?」
「駄目、飲ます」
くいっと小瓶を呷る銀子。そして、その唇を、薬師のそれに重ね合わせる。
簡潔に言えば、口移し。
抵抗むなしく、というか抵抗する気があるのかどうかもわからない薬師は、仕方なくその無味無臭の液体を飲む。
無論、銀子以外視界に入らない。
「……ねえ、私のこと、好きになった?」
「あー、好きになった好きになった」
正に適当。もう初めから効果があるんだかないんだか怪しかったがここまでとは。それとも二度にわたる接種で免疫でもできたのか。
だが、そんなことは気にせず、ぎゅっと、銀子が薬師の首に手を回し、抱きしめた。
今度は、銀子が薬師の耳元で囁く番。
「……好き過ぎて、たまんないっ」
そんな言葉を受け、薬師は普通どおりに答えた。
「そーかい」
「……」
「なあ銀子、こういうのは……」
「……」
美少女に押し倒されているにもかかわらず、相も変わらず薬師は動かない。流石に惚れ薬に踊らされてそういった行為に走るのはよろしくない、と考えているらしい。
ここまで好き放題させといてどんだけだよとか、飲ませたのおまえだろ、責任取れよ、とか思わなくもないが、そこいらは事故とかそんな感じでここは一つ。
薬師的には本当に飲むとは思わなかったとか、銀子が予想を越えてお馬鹿さんだったとか、そんな感じだ。
「おい銀子」
「……」
薬師が再び問いかけるが、銀子の返事はない。垂らされた髪に隠れて、表情をうかがい知ることもできない。
わかるのは、首まで真っ赤になっていることだけ。
そして、不意に。
「ふに……」
銀子から、言葉とも言えない何かが発された。
「ふに?」
思わず聞き返す薬師。
答えは――、
「死んでる……」
薬師の胸に銀子の頭が当たって、帰って来た。
「もとい寝てるな」
目を回すように眠っている銀子。
常人が飲むと、そんな風になる位の惚れ薬だった訳で。
今回の件でわかったことはただ一つ。
「銀子は部屋に転がしとくか」
薬師の毒物に対しての鈍さもまた、像並みである、ということだ。
尚、それ以来、薬師の家では、薬師に得体のしれない液体を贈ることが流行した。
「おい、どうしてくれるんだ。少々水っぱらだぞこの野郎め」
「心配いらない」
「なんかあんのか?」
「はい胃腸薬」
「ぶん殴るぞ」
「むぅ、大丈夫大丈夫、ちゃんと考えてる」
「本当か?」
「うん」
「じゃあ、考えとやらを聞かせてもらおうか」
「――ここで私が、『惚れ薬に頼るなんて駄目ね、てへっ』とか言っておけばオチはつくと思う」
「……おい」
―――
お約束、惚れ薬ネタ。しかし、効果は今一つのようだ。
どうしてこうなった。
返信。
シュウ様
コメント感謝です。
暁……さん? そんなキャラ、いましたっけ……。え、ああ、いや、もしかして。
暁 潮(アカツキ ウシオ)さん、とかそんな感じの、マッチョで渋い感じの武人チックなおっさんでしたっけ。
……そっちの方がキャラが立ちそうな気もしますけれど。
悪鬼羅刹様
ツンデレ一族なことこの上ない閻魔一族でした。
ツンデレの家系って、どれだけツンデレ好き向けな家計なんでしょう。狙い撃ちなことこの上なさすぎます。
きっと阿呆の子も愛沙に育てられれば確変でツンデレに育つんじゃありませんかね。
でも、お馬鹿な感じに自爆すること間違いないんじゃないかなと思います。
光龍様
二人同時に攻略するほどに、最近の薬師は腕が上がって来たようです。
ある意味三人同時と言えなくもない当たり、後ろからどつきまわしたくなりますが。
あと、幼女はらませフラグとか、危険人物まっしぐらですね薬師。ロリはノータッチでないといけません。
ただ、きっと春奈に手を出したら各方面からというか、高確率で裁判で敗訴しそうだな、と。
通りすがり六世様
昔、母親に子供は頭から出てくるって言われて、それは無いだろ、嘘だろ、嘘だよな……? 嘘だと言ってよバーニィっ、ってなったことがあります。
そして、「ああ、あんたの場合逆子だから足からだわ」と言われ、どういうことなの……? ってなりました。
果たして、閻魔一族はあらゆる属性を網羅した萌え一族になれるのか――!
でもよく考えれば閻魔分家として数珠家の人に一人くらいヤンデレとか居ても……、いいような気も。
奇々怪々様
体は眼鏡かけ、それがビーチェ、ってキャラ付けになってしまうんですねわかります。
あと、やっぱり薬師の英語センスは良くわからない。先生のおかげで辞書と首っ引きになった経験上みたいですが。
鋤に関しては、スコップみたいな素敵な農具ですからね、日常会話で使いたくなるのも納得です。
まあ、なんというかやっぱり、愛沙がなんて言って説明したか気になりますね。やっぱり頭からぽーん、と?
AK様
偏差値……、マイナス……だと……!?
そいつは恐れ入ります。正直マイナスに至るにどのような道を歩めばよろしいのやら。
ある意味茨で険しい道ですよ、色々な意味で。険しすぎて困りますけど。
もういっそ誇って良いんじゃないかと思います、そのお方は。胸張って生きていけばよろしいかと。
SEVEN様
ビーチェはAKMの二の轍を踏むのか、踏まないのか。ジョグレス進化か。
ビーチェはあの閻魔の家系を見習えばいいと思います。家系皆ツン自爆。いや、それはそれで、なんつーか。
薬師は、天然なんでしょうけど、あの領域は天然とか言いたくないです。いいたくないです。
むしろわざとやってると言ってくれた方が救いがあります。
taku様
はい、申し訳ない。惚れ薬ネタもありかなと思ってみたけどこの様でした。申し訳ない。
甘さの欠片もなかったです。コメディ七十八パーセント感がありました。
もう、薬師が像並みの鈍さだということしかわかりませんでしたしね。ええ。
まあ、その内リベンジしたいと思います。今度は下詰辺りが薬師もイチコロの惚れ薬を用意してくれると思います。
あも様
マッドさんはそれなりの存在感ですけど、でもなんかメイン登場が少ないのでここで登場です。
そして、母なのに恋愛偏差値零。教育のし甲斐がある、と見せかけて教育されるべきは薬師である、と。
まあ、なんというか、薬師はいい加減に免許を取るべきですね。ええ。そして一発大事故起こしましょう。
あと、本当に赤ちゃんが頭から生まれてきたらエイリアンですよね、ええ。
kota様
感想感謝であります。今度ともどうぞごひいきに。
愛沙はなんというか、登場当時は誰もこんなことになるとは予想してなかったんですけどねぇ……、今ではしみじみと思います。
ビーチェは、まあ、色々と考えてますよ。ある意味準備期間ともいえる何かですので。
あと、設定集は、ホームページの方に格納させよう、と思って……、まだやってません、ごめんなさい。そろそろ更新します。
霧雨夢春様
このままではステルス眼鏡参上でダブルステルスに……!
しかし、暁御の方が眼鏡がついていない分、なんか旧型機見たいな状況で更に残念化するんですねわかります。
愛沙の方は、このまま行けば小学生か園児並みの恋愛事情になりかねない、そんな感じの愛らしさが出ればいいなと。
あと実は某恋っぽい無双のヒロインは最近になって知りました。あと、なんか自分はとある姫神さんを思い出します。
最後に。
遂に……、立つか!? 柱フラグ。