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No.4424の一覧
[0] ダンジョン、探索しよう![山川走流](2009/06/21 12:18)
[1] その2[山川走流](2009/02/08 06:52)
[2] その3[山川走流](2009/02/08 06:54)
[3] その4[山川走流](2009/02/08 06:55)
[4] その5[山川走流](2009/02/08 07:36)
[5] その6[山川走流](2009/06/21 11:42)
[6] その7[山川走流](2009/06/21 11:45)
[7] その8[山川走流](2009/06/21 11:50)
[8] その9[山川走流](2009/06/21 11:55)
[9] その10[山川走流](2009/06/21 12:19)
[10] その11[山川走流](2009/06/21 11:59)
[11] その12[山川走流](2009/06/21 12:03)
[12] その13[山川走流](2009/06/21 12:04)
[13] その14[山川走流](2009/06/21 12:20)
[14] その15[山川走流](2009/06/21 12:10)
[15] その16[山川走流](2009/06/21 12:12)
[16] その17[山川走流](2009/06/21 12:13)
[17] その18[山川走流](2009/06/21 12:14)
[18] その19[山川走流](2009/06/21 12:17)
[19] その20[山川走流](2009/08/24 00:13)
[20] その21[山川走流](2009/08/24 00:48)
[21] その22[山川走流](2009/12/06 21:53)
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[4424] その14
Name: 山川走流◆f1f61d82 ID:957db490 前を表示する / 次を表示する
Date: 2009/06/21 12:20
 わからないものだ。クライドは小さくため息をついた。入学当初、担当の教師によって強制的に組まされた最初のパーティはクライドにとって不満しかなかった。

 アレから四年に届こうとしている時がたった。あのパーティは解散したがその仲間とは現在も繋がりを持っている。本当にわからないものだ。しっかりとした実力を持ったヴィクトールに対して不満はなかったが、彼は獣人だった。人であるルークと修貴、二人は完全な格下だった。

 そして今、二人は同世代において上位の実力を有し、ヴィクトールもかつて以上に高い力を持っている。

 なぜ、僕はやつらとのことを引きずるのか。クライドは人以外の種族を嫌っている。意思表示が下手くそなやつは最低だと思っている。明るく楽観的思考を持つ者を馬鹿にしている。だからこそ、わからないものだと思うのだ。

 クライドが今属しているパーティには嫌いな人種はいない。より良くするための意見を述べ、ダンジョン探索においても楽観的になる事なく慎重で、皆人間だった。そして、クライドの指揮の下、体系だった動きをすることが出来る。

 何だかんだと最終的には思い通りに動く仲間たちに不満はない。そう、不満はないはずだった。

 しかし、思い出すのだ。今よりも未熟であった頃に組んでいた四人。その動きを思い出してしまう。不満ばかりだったはずのパーティを思い出すのだ。

 獣人特有の肉体を生かした力押しをするヴィクトール。その脇を固めるルーク。敵を発見する修貴。そして、後ろから魔法で援護する自分自身。

 不満だらけであり、ルークやヴィクトールとは幾度となく意見がぶつかり、煮え切らない修貴には苛立たされたが、悪くなかったと思い返してしまうのだ。もし、今一度パーティを組もうと言われれば頷いてしまう。

 人の心とはわからないものだ。不満が蓄積していたパーティをもう一度組みたいなどと思ってしまう。だが、それは仮に一時的なパーティを組むことはあっても、長期期間パーティを組むことはないだろう。それをクライドは悟っている。

 ルークは己のパーティを見定め、ヴィクトールは仲間を作り、修貴でさえ相方を手に入れている節がある。

 ならば、半端者は自分ではないかと自嘲するしかない。初めてパーティを組んでから、半端者どもと蔑んできた自分が今では半端者だ。

 講師が話す神話の歴史は頭に入ってこない。入ってこなくとも既にその程度のこと、クライドは学んでいた。

 自らが何をしたいのかがクライドには見えてこない。父に言われるままに、やって来たこの迷宮都市"ヴォルヴァ"。世界で最も神話が混じりあった街で、あの父はいったい息子に何を望んでいるのか。わかってはいる。父は円卓の時代の情報が欲しいのだ。

 円卓の時代は暴虐神バルバロイと魔族の一つに上げられる、その眷属バーバリアンとの戦いが主な時代だった。バルバロイと法神ヘレネスは生れ落ちたときから争いあってきたという。法神ヘレネスは人間の王の一人に聖剣を授け、そしてその王は部下に十一人の騎士を従え、バーバリアンと魔王ホロフェルネスとの軍勢と争ったという。

 この神々の代理戦争の一幕を円卓の時代と呼び、最後には暴虐神バルバロイは聖剣を手にした王によってその肉体を打ち滅ぼされた。同時に聖剣の王もまた死して、ヘレネスの手でヴァルハラに上ったとされている。

 クライドの父は異常と言い表せるほど、バーバリアンを憎んでいる。魔族バーバリアンを憎むものは多い。多種多様に存在する魔族の中でもその凶暴性が輝くバーバリアンは幾度となく暴虐神バルバロイの肉体復活のために戦を起こしてきた。それ故、憎まれる理由には事を欠かない。

 バーバリアンの王ホロフェルネスは死しても蘇り、戦を起こす。現在は、小国乱れるアキーム地方で勇者と戦っている。

 バーバリアンの王ホロフェルネスを長きに渡って封じてきたのは聖剣の力だという。その効力は神代の終焉とともに途切れた。再度の封印のために必要な聖剣は、バルバロイとの戦いの果てに行方不明になった。だからこそ、クライドは父の手で父の息がかかったシーカーと共にこの迷宮都市に送られてきた。己を磨き、あわよくば聖剣の情報を手に入れるためにだ。

 しかし、クライドには父が自らに期待しているようには思えなかった。

 この迷宮都市には大陸中の国々の手の者が居る。創世の時代にさえ遡るようなダンジョンが不自然なほど集まっているこの街は、神代を知るには何処よりも近い場所だ。

 研究機関が存在し、ダンジョンに潜るシーカーが何処よりも沢山存在する。ダンジョンにいたっては、誰かが作ったもの以外にも、気づいたら新しいものが発見されたという不自然極まりない事態が発生することがあるのだ。

 そして、発見されたダンジョンであり神代の遺跡は、区切られた時代区分などものとはせずランダムに存在する。同じ場所にまるで世代が違うものが集中しているなど、滅多にあることではない。

 それ故、神代に曰く、この土地は約束の地だったという。その意味を躍起になって探している学者たちは多い。

 そんな狂った土地で魔法の才があるだけのクライドに何が出来るというのか。期待などされているはずがない。

 クライドは一度頭を左右に振る。自虐に入っていった思考が、脱線に次ぐ脱線をしていた。

 講師の授業に意識を向ければ、丁度、円卓の時代についてだった。何よりも、クライドが詳しい時代だ。聞く必要などありはしない。神話史4の授業の前半は円卓の時代についてやるらしい。

 気取られぬようにため息をつくと、聞くふりだけする。

 何がしたいのか。何が見たいのか。父は本当にクライドに期待をしているのか。クライドはその狭間で揺れていた。










ダンジョン、探索しよう!
その14









 神話史4の授業の後の東方神話史2の授業も終え、修貴はノートを鞄に片付けると刀を手に取った。


「シュウキ。この後どうする? 何ならば、どうだ、一戦やらないか?」


 ニヤリと笑みを浮かべてヴィクトールは言った。その相貌に張り付いた笑みはとても人にやらないかと誘いをかける表情ではない。生まれつきの凶悪な顔は、知り合いではなかったら逃げ出したくなるような笑みだ。

 この後の予定と照らし合わせながら修貴は首を振った。


「わるい。この後、行く場所があるから無理だ。ルークでも捕まえてくれ」

「予定があるのか。ならば、いいか。ふむ、ならば俺は、一度第一迷宮にでも潜ってみるか」

「一人か?」

「ああ、体が鈍らないよう五階でも歩き回ってみようと思うが。お前を見習って、索敵技術を磨くのも面白い。お前と組んでいたからこそよくわかる。敵の発見が早いというのはそれだけで武器だからな」

「獣人の敏感さなら、ある程度はどうにかなると思う。あとは、それこそ第六感だからなぁ」


 くく、とヴィクトールは頬を歪める。修貴の言っていることは本当に変態だった。気配を感じるということは生命ならば誰もが少なからずやることだ。だが、その能力を修貴のように広範囲に広げられる者はごく少数でしかない。

 ヴィクトールもただの人間に比べれば、気配には敏感だ。それでもそれは修貴のように広い範囲ではない。獣人であるヴィクトールでさえ広範囲は探れない。そのため、通常の索敵行為は気配を探すというやり方は稀だ。

 例えば、五感が優れている種族ならば気配以外の要素で誰が何処にいるかに気が付く。エルフなどの精霊に好かれた者たちならば、その精霊が教えてくれる。魔法使いならば、探索魔法を行使し発見する。

 しかし、修貴は五感にも頼ってはいるが、それ以上に気配そのものを探るという行為を磨き上げている。

 これを変態といわずして何とするのかと、ヴィクトールは笑う。


「変態は参考にならんから困る」

「まだ言うか。ヴィックが索敵を磨くなら、俺と同じ方向性を行くのが一番なんだから参考に出来るならした方がいいだろ?」

「それは分かるがな。お前、どうやって磨いた?」

「……がんばってとしか」


 ヴィクトールはやれやれと首を振る。どうやってとは聞いたが、ヴィクトールは修貴が気配察知の技術を伸ばしだした初期を知っている。四人の中で最も実力が下だった修貴は足手まといにならぬようにと安全把握の役割を主に果たしていた。そして、気づけば今のようになっていた。

 努力をしたのは分かるが、真似を出来るはずがない。武術の流派によっては気配察知を鍛えるものもあるらしいが修貴ほどの者は中々いないだろうと、ヴィクトールは思った。気配というのは感覚的、概念的過ぎるのだ。


「だから、お前は変態なのだ」

「変態言うな」


 さてと呟き、じゃあなとヴィクトールは修貴に声を掛け、鞄を片手にその巨体を窮屈そうにし扉から出て行った。

 あの野郎、変態変態言い過ぎだ。修貴は一度嘆息し、立ち上がった。鞄を手にかけ、ヴィクトールと同様に教室から出る。行く場所はアトラス院。アークライン学園からは距離があるため、都市内を張り巡らされた路面列車を使用するのが一番だ。

 路面列車は元々、神代において世界が最も富んでいた時代とされる五賢神時代の産物だ。この迷宮都市が迷宮都市と呼ばれる以前に五賢神時代のダンジョン"ナポリ"で発見されたものを、魔道の都"リ・ヴェネフィル"の魔道技術者たちが修復し、世界の主要都市などで見られるようになったものだ。

 修貴は学園から出ると、学園最寄りの路面列車の駅である、道路の一部を高くし屋根があるだけの簡素な作りの停車所に向かい、列車を待つことにした。

 駅には修貴の他に四人が待っていた。服装からすぐにその職業が分かる。手に持った槍や杖、そして、着付けた防具。明らかにシーカー達だった。これから、何処かのダンジョンに行くのだろう。手入れの行き届いた武具防具はそれを教えてくれる。

 何処に行くのかとは思うが、修貴からそれを訊く事はない。また、もし逆に話しかけられたとしても、会話が続かないであろうことは修貴自身が把握している事実だった。

 道に埋め込まれた線路が揺れ、列車が走ってくる甲高い車輪音が聞こえてくる。列車は速度を落としながら駅の前までやってくると止まり、戸が開いた。四人のシーカーが先に乗り込み、お金を払うと修貴もそれに続き倣う。そして、アトラス院最寄りの駅を壁際に貼り付けられた地図で確認すると、修貴は窓際の席に座った。

 戸が閉まると、道路の中央を張り巡らされた路線に沿って列車は走り出す。窓際から目に入る迷宮都市の風景は混沌と言っていい。

 様々な時代の様式、数々な国々の文化が交じり合った建築物の風景。特に、時代ごとの建物はその殆どがダンジョンだ。巨大なホールとして存在感を持つもの。バックスの祈祷塔のように天まで貫くのではないかと錯覚する塔。塔は修貴が乗る列車からも幾本も目に付く。また、城と呼べるものものさえ存在している。

 その多く存在するダンジョンの周りに集まって来たシーカーたち。そのシーカーに対する各地からやって来た商売人。シーカーがもたらす成果を研究する研究所。多様多種のものが交じり合った結果、あまりに無国籍、多国籍な街となっているこの迷宮都市"ヴォルヴァ"。

 始めてくる人間は誰もがその無節操ぶりに息を呑む。

 既に四年近く住んでいる修貴でさえ、驚くことがある。

 列車が走り、景観として流れていく石を使用した帝国式の建物や、瓦を多く使った皇国風の館。目に入ってきた公園には噴水と共に滝が作られるという不自然さが笑いを誘っている。そんな光景を他所に列車は各駅に停車し、やがてアトラス院がある区画の駅にやって来た。

 アトラス院という研究機関があるこの場所は、街の主要なダンジョンに対する交通の利便性に優れている。そのため、各ダンジョンに対する列車の乗り換え地点にもなっている。列車の中にいたシーカーたちは乗り換えのためにこの駅で下車し、修貴はアトラス院に向かうために降りた。

 路面列車の戸が閉まる音が聞こえ、シーカーたちが乗り換えの列車を待っているのを横目に修貴はアトラス院に歩いていった。




*   *




 エルフとドワーフのハーフである錬金術師ヴィクター・フォン・ホーエンハイムはひょろりと伸びた長身を屈め、くつくつと笑っていた。


「これはこれは。ぼかぁ、驚いたよ、カリム。君の魔法剣いったいどんな威力をしているんだろうねぇ。試しに測ってみたいものだねぇ」

「ホーエンハイム。カリムの魔法剣の威力を測るのは構わない。だが、それは消し炭が一つ増えるだけのことだ」

「魔女殿は怖いことを言いますねぇ」

「事実だ。魔法を使わず、魔力をその肉体に溜め続けたエンシャントドラゴンを吹き飛ばす程の威力だ。対抗するには、貴様の魔法技術では無理だ」

「おんや。なら、魔女ルナリア殿の魔法ならばどうでしょうかねぇ?」

「私は手伝わない」


 ダークエルフの魔女ルナリアはヴィクターに素っ気ない言葉を投げつけ、半身を失っているドラゴンの屍に近づいた。

 ここは迷宮"ヴァナヘイム"地下二十八階、ランドグリーズとの決戦が懐かしく感じる神殿だ。カリムはヴィクターとルナリアの両術者を連れ、ランドグリーズの回収に遣って来た。ヴィクターもルナリアもランドグリーズに刻まれた破壊痕を繁々と眺めている。

 三十一階のテレポーターから、ルナリア、ヴィクターの圧倒的火力によってカリムは出番なくここまで辿り着いた。そうして、ここに入る為の鍵としての役割以外でもカリムの出番はなかった。

 ドラゴンの亡骸に対する興味が失せたヴィクターは次にこの空間そのものに目を向けた。


「このレベルの空間拡張はどうやってるんでしょうねぇ」

「流石は神代の魔法ということだ、ホーエンハイム。貴様の作っている魔法袋に施した空間拡張魔法の数百倍のレベルだ」

「それはそれは。素敵な話だ。迷宮自体も空間拡張がされていますが、ここはその比ではないと、魔女殿?」

「そうだ。ここをこうして切り開いた魔法は再現不能だろうな。魔道の都の魔道王と四導師を連れて来ることが出来れば話は別かもしれんが」


 ルナリアは黒のローブの裾を揺らし、その頭に被った漆黒の三角帽子を弄りながらつまらなそうに言った。

 やれやれとヴィクターは首を揺らす。首の動きと共にその手入れを一切していない白髪も揺れた。

 カリムは二人の話が終わったのを確認するように口を開く。


「さて、いいかな? 僕はこいつを回収したいんだけど」

「分かっていますよ、カリム。さっさと回収しようねぇ。魔女殿、空間拡張の術頼みます。維持はぼくがしますので」

「ホーエンハイム。ならば、さっさとその為の空間を用意しろ」


 わかっていますよぉ、と間延びした口調でヴィクターは箱を取り出した。

 箱をランドグリーズの死体の元に置くと、ヴィクターはランドグリーズと箱を中心にペンタグラムの陣を描く。その各頂点には、簡易の術式を刻み込んだクリスタルが置かれていた。


「さあ、お願いいたします」


 ルナリアは飛翔の魔法によって浮かび上がると、陣を確認し魔法行使に移る。術式を展開。詠唱はしていない。理由は術式強度が攻勢魔法のように必要ではないからだ。加えて、詠唱をすればその分だけ時間がかかる。

 ルナリアは杖などの補助器具を使用せずに空間拡張の魔法を箱の中に施す。同時に保存する対象を箱の中に移した。

 補助なしというルナリアの実力が窺える魔法行使が終わると、配置されていたクリスタルは無くなっていた。


「これでいいな?」

「どうもどうも、魔女殿。相変わらず、とんでもない実力で。ぼかぁ、ちびっちゃいそうですよ。四導師どころか魔道王も蹴散らしそうで」

「は、心にもないことを。先代魔道王ならばまだしも、今代魔道王ルインには敵わないであろうことを知っているくせに」

「いんや、たとえ神の目を持つ魔道王ルインでも魔女殿ならば倒してくれそうじゃないですか。ねぇ、カリム」

「知らないよ、そんなこと。僕は魔道王の実力を知らないんだから」


 おや、とヴィクターは首を傾げるとカリムにその力を説明しようとし、ルナリアが遮った。


「そんな事は帰り道で話せ。ここでの目的は達成した。帰るぞ、ホーエンハイムにカリム。ホーエンハイム、貴様はこれからカリムの依頼で忙しくなるのだ。この世の時は無限だが、貴様の時は有限だぞ」

「仕方ないですねぇ。じゃあ、帰りながら話すとしましょうか」


 カリムはヴィクターに気づかれないようため息をつく。この男は博識だが、他人が何かについて知らないときに教えたがるのが玉に瑕だ。

 ルナリアが言っていた依頼で、ふとカリムは気づいた。防具を作るにしても、武具を作るにしても、使用者がいた方がより良い物ができる。ましてや、防具を汎用ではなくオーダーメイドで作るならば、寸法が必要だ。それを、この瞬間まで忘れていた自分自身が少し笑えた。

 帰ったらまずは修貴に連絡を取ろうと思い、カリムは笑みを浮かべる。

 その笑みに気づいた魔女は三角帽子を押し上げそのダークエルフ特有の艶やかな美貌を晒し、くつくつと笑った。







* * *

 ヴィクターとヴィクトールは国による読みが違うだけで同じアルファベットだったような気がする件について。
 ……やっちまった。すっかり忘れていた。しかもヴィックって愛称はどちらかというと、ヴィクターに対する愛称な件について。
 気にしないことにしよう。
 あと、久しぶりにノートPCを起動させました。デスクトップにはオープンオフィスしか入っていないため、ワードによる誤字チェックができないのです。
 そして、ワードによる誤字確認の結果、推敲してるのに誤字だらけ。甘いなぁ、俺。
 デスクトップ用にオフィス買おうかなぁ。高いんだよなぁ、マイクロソフト。せめて、ワードとエクセルとパワーポインタくらい、OSに付けてくれればいいのに。

*****
初投稿 2009/02/14
修正  2009/02/14
修正  2009/06/21


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