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No.43484の一覧
[0] おっぱい[不眠翔](2020/03/04 16:04)
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[43484] おっぱい
Name: 不眠翔◆e9bd7a34 ID:84954ba9
Date: 2020/03/04 16:04
おっぱい

あーおっぱい揉みたいおっぱい触りたいおっぱいおっぱいおっぱいぱーいおっぱいぱいぽぱいぽのしゅーりんがんしゅーりんがんのちくび


「おい、お前、なに言ってるんだ」

「おっぱい」

「そうか、手遅れか‥‥‥」

「あー、ちぶさ」


こいつの名前はムロタ。

昨日私の乳房に顔を埋めてから変になってしまった。

あれは事故だった。

「なあムロタ、いつになったら元に戻るんだ?」

「おっぱい」

「くそっ‥‥‥もう知らんぞっ!」

「おっぱいぱーい」

私は家の外へ出た。



「‥‥‥はぁ、わからない」

「どうしたの、ユキエ」

「ねぇ‥‥‥どうして、男子はあんなにおっぱいが好きなの?」

「はぁ、またムロちゃんの話か」

「‥‥‥」

「そんなの、私が血管の浮き出た上腕二頭筋が好きなことくらいわからないものよ」

「‥‥‥アキったら、またそんな‥‥‥」

「なによ、あなただって、ムロちゃんにフェチを感じないの?」

「‥‥‥」

「そーいうもんよ。ほら、はやくムロちゃんのところへ行ってやりなさいよ」

「‥‥‥はぁ、そうする。ありがとね、アキ」

「どーいたしまして」



家に帰ると、部屋が血まみれになっていた。

「‥‥‥なに、これ!?」

「‥‥‥おっぱい‥‥‥」

「‥‥‥ムロタ!? どうしたの、その鼻血‥‥‥」

ムロタの鼻から、マーライオンのような鼻血が吹き出ていた。

「‥‥‥おっぱい、おっぱいぱい‥‥‥」

「‥‥‥ムロタ、しっかりしろ! 何があった!!」

「俺は‥‥‥あの日お前の胸に顔を埋めてから、お前の乳房の感触にに脳を焼かれた‥‥‥」

「!!」

「ユキエ、もうダメだ‥‥‥俺はお前の乳の感触を思い出すだけで‥‥‥ああっ」

ムロタの鼻血の勢いが強くなった。

まるで滝。

「‥‥‥ムロタ!! 思い出すな!!」

「‥‥‥ありがとう、ユキエ、おっぱい‥‥‥」

そう言って、ムロタは目を閉じた。

「ムロタアアアアアア!!!」



ムロタは、救急病院に搬送された。

「‥‥‥くそっ、なんでこんなことに‥‥‥」

「‥‥‥ユキエ」

「‥‥‥アキ、来てくれたのか‥‥‥」

「ムロちゃん、どうなっちゃったの‥‥‥?」

「‥‥‥わからない‥‥‥くそっ、こんなものがついているから!!」

「‥‥‥だめよユキエ!! ここ、病院よ!!」

「‥‥‥アキ‥‥‥私、もうアイツに会えない」

「‥‥‥え?」

「ムロタが‥‥‥死んじゃう‥‥‥」

「‥‥‥ユキエ‥‥‥」

アキは、そっと私を抱き締めた。

「‥‥‥アキ‥‥‥!」

「‥‥‥」

アキは、何も言わないで、私を抱き締めた。

「‥‥‥アキ‥‥‥ありがとう、アキ‥‥‥!」

「‥‥‥おっぱい‥‥‥」

「え!?」

アキは、私を待合室のベンチに押し倒した。

「‥‥‥アキ‥‥‥?」

「‥‥‥おっぱい‥‥‥」

アキは、私の服を剥いだ。

「‥‥‥い、いや、‥‥‥アキ!!」

「おっぱい!!おっぱいぱーい!!」

アキはよだれをたらしながら私の乳首をダブルクリックした。

「はぁん!! アキ!!」

「おっぱい!!」

「待ちたまえ!!」

「!! 」

ムロタの部屋のドアが開いた。

そして、中から白衣を着た人物が現れた。

「君たち‥‥‥ここは、病院だ」

「‥‥‥せ、先生!!」

「‥‥‥おっぱい」

「‥‥‥そんな不衛生な真似は見過ごせんな!!」

先生は、聴診器をアキに投げた。

そして、投げ縄の要領で、アキの体を縛り上げた。

「おっぱい‥‥‥」

身動きが取れなくなったアキは、しゅんとした。

「さぁ、いこう、ここは危険だ」

「‥‥‥アキ‥‥‥」

私は、先生に手を引かれるがまま、病院の外へ出た。

「‥‥‥先生、アキはなぜあんなことに!?」

「‥‥‥わからない、ただ、一つ言えることはーーームロタくん、アキくんには共通点がある」

「‥‥‥!」

「そう、君の乳房だ」

私は、思い出した。

アキは、私を抱き締めた時ーーー乳房に触れたのだ。

「‥‥‥せ、先生‥‥‥」

「‥‥‥」

「‥‥‥私の乳房を、何とかしていただけませんか?」

「‥‥‥断る」

「‥‥‥先生!」

「‥‥‥それをどうにかしてしまうだなんて、とんでもない。君の個性じゃないか」

「‥‥‥でも!」

「‥‥‥いいかい、一時の感情で判断を誤ってはいけないよ。君のそれは、君が女である証だ」

そう言って、先生は私の乳房を鷲掴みにした。

「‥‥‥先生!」

「‥‥‥さぁ、逃げるんだ。私に理性があるうちに、はやく‥‥‥」

「‥‥‥」

私は、その場を走り去った。

「‥‥‥おっぱい」






「‥‥‥」

こんなのの、何がいいんだろう。

ただの脂肪の固まり。

肩が凝るだけの代物。

それをみんな、欲しがるーーー。

「‥‥‥」

私は、あの日のことを思い出した。

ムロタがタンスの角に足を引っかけてーーー私の胸に飛び込んだ日。

その日から、ムロタは「おっぱい」しか言わなくなった。

「‥‥‥でも、ムロタはアキや先生と違ってーーー私を襲うことはしなかった‥‥‥」

「‥‥‥何を言っているんだい、じょうちゃん‥‥‥」

「‥‥‥!」

目の前に、ゴロツキがいた。

「‥‥‥へへ、じょうちゃん‥‥‥こんな路地裏で1人でいちゃ‥‥‥危ないじゃないか‥‥‥」

「‥‥‥いや、いやあああああ!!!」





「‥‥‥そうか、彼氏さんが危ないのか」

「‥‥‥」

「‥‥‥まぁーね、おじさんも、昔はおっぱい星人なんて呼ばれてたよ」

「‥‥‥もうっ」

「‥‥‥へへっ、うちの女房も、いい乳してたよ‥‥‥」

「‥‥‥奥さんがいたの?」

「‥‥‥ああ、もう死んじまったがな‥‥‥」

「‥‥‥」

「‥‥‥乳ガンでな‥‥‥まだ、若かったのに‥‥‥」

「‥‥‥おじさん」

「‥‥‥ああ、ごめんよ。暗い話を聞かせちまったな」

「‥‥‥ねぇ、おじさん」

「なんだい」

「‥‥‥私、これからも、ムロタといられるかな?」

「‥‥‥大丈夫だ。ずっといられるさ」

「‥‥‥本当?」

「ああ、本当だとも。そのムロタって子は、君の事が本当に好きだろうからな」

「‥‥‥」

「おじさんが、保障するさ‥‥‥」

「‥‥‥うん」

「‥‥‥さぁ、行きな。路地裏は、危ないとこなんだ‥‥‥」

「‥‥‥おじさん、ありがとう!」

私は、おじさんが教えてくれた出口に向かって走った。

「‥‥‥いいね、若いって」





「‥‥‥ムロタっ!!」

ムロタはベッドに寝かされていた。

ムロタの口には、呼吸器が取り付けられていた。

「‥‥‥ごめん、ムロタ‥‥‥」

私は、昏睡状態のムロタの腹に顔を突っ伏した。

「‥‥‥ユキエ?」

「‥‥‥ムロタ!?」

「‥‥‥ああ、やっぱりユキエか」

「‥‥‥ムロタ、ごめんな、私のせいで‥‥‥」

「‥‥‥なんでお前が謝るんだよ」

「‥‥‥だけど‥‥‥」

「‥‥‥なぁ、ユキエ」

「‥‥‥なに」

「‥‥‥俺はお前が好きだ」

「‥‥‥知ってる」

「‥‥‥俺は、お前のおっぱいよりもーーーお前が好きなんだ!」

「‥‥‥!」

「‥‥‥いや、これは、寝ている時に気付いたんだけど‥‥‥」

「‥‥‥なぁ、ムロタ」

「‥‥‥なんだよ」

「‥‥‥私のおっぱい、好き?」

「‥‥‥はあ? そんなの、当たり前じゃんか‥‥‥」

「‥‥‥じゃあ、もう一度、顔を埋めてみるか?」

「‥‥‥え」

私は、ムロタにおおい被さった。

「おい! ユキエーーー」

「‥‥‥ムロタ」

「‥‥‥!」

私はムロタに乳を、いや、おっぱいを押し付けた。

「‥‥‥ほら、においをかげ」

「‥‥‥ユキエ‥‥‥」

「‥‥‥気分はどうだ、ムロタ‥‥‥」

「‥‥‥ユキエのにおいがする」

「‥‥‥ムロタ」

ムロタは、暴走しなかった。

私は嬉しくなってーーームロタを抱き締めた。

「‥‥‥ゆ、ユキエ?」

「ムロタムロタムロタムロタムロタムロタムロタムロタムロタムロタ」

「‥‥‥ふふ、ユキエユキエユキエユキエユキエユキエユキエユキエユキエユキエユキエ」

おわり


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