俺と鬼と賽の河原と。生生世世
酷く目に眩しい、白いドレス。まるで磨いた銅のような輝く金髪。
白磁のような肌に、宝石のようにも見える灰色の瞳。それら全てが俺の視界に陣取っていた。
そう、そんな、まるでおとぎ話から出て来た姫のような彼女は。
「――そう、妾はぺけ美なのじゃ!!」
ぺけ美。そう彼女は名乗った。
俺に、呆ける以外の術は無かった。
「む? 妾が名乗ったのだから、そちらも名乗るのが礼儀であろ?」
そう言って、自称ぺけ美さんは呆ける俺に自己紹介とやらを促している。
まあ、確かにこれで名乗らないのも失礼だ。
俺は止まった思考を再起動して言葉を紡ぐ。
「そうだな……、ジョン・スミスだ」
ただ、本名を名乗るのは負けた気分なので水底に沈んだモアイの名を借りようと思う。
しかし、そんな俺の名乗りに、ぺけ美は不快そうに眉を歪めた。
「偽名じゃろ?」
「何故?」
「お主は日本人か?」
「あー、ほらあれだ。父親が外国人なんじゃないか?」
「そういうことを言ってるのではない。そうじゃな、日本で山田太郎という人間が中々見つからないように、ジョン・スミスなんて人間は早々いない。しかも、外国人とのハーフという特殊な人間なら余計に。そうじゃろ?」
「まあ、そうだが。それで?」
「偽名を名乗るのは失礼だと思わんか?」
そんな、ぺけ美の言葉に俺は肯いた。
まあ、確かに偽名を名乗るなどというのは失礼にあたるかもしれない。
しかし。
「お前さんはどうなんだ?」
こいつにだけは言われたくない。
「あ……」
「百歩譲って、こんな金髪の日本人がいたとしよう。俺も父親が外人説を使ったのでその方向で。しかし、だ」
「ぐぅ……」
「日本中を探してもぺけ美なんて早々いねーよ」
「ぬぬぅ……」
「あと、姓を名乗らない当たり失礼だろ」
「……」
ぐうの音もありゃしない。
「そ、それで?」
取りつくろうように、慌ててぺけ美は声を上げた。
それで、とはどういうことだと聞き返そうとする前に、彼女は言葉を続ける。
「妾になんの用じゃ?」
今度は、俺が黙る番だった。
そう言えば……、
――一体なんの用だろう。
「……あー。警察です。この猛暑に白いドレスで出歩く頭のいかれた女がいると通報を受けてやってきました。ちょっと署まで来てもらえますか?」
「お主のような目の死んだお巡りさんがいるかっ」
うわぁ……、なんかいきなり酷いこと言われた気がするぜ。
「じゃあ……、なんの用だろうなぁ……?」
「……新手のナンパかの?」
「あ、それでいいや」
「なんて投げやりな……」
「じゃあ、それがいい」
「言い方を変えればいいというものではないっ。それに、ナンパなら間に合っておる。残念だったな」
「じゃあナンパじゃないな」
「一体何じゃというんじゃ……」
しかし、考えなしに話しかけたはいいのだが、なにも考えていなかった。
ええいああ、もうこうなったら。
「実は運営の関係者でお前さんをとっ捕まえろって言われてるんだわ」
俺は全てをぶっちゃけ、ぺけ美は走り去った。それはもう脱兎のごとくであった。
俺は、追わないことにした。
其の七 俺と笑うあの人。
結局、ぺけ美を何故追わなかったのかと聞かれれば、彼女のことが気になったからだと答える。
とっ捕まえて、運営に差し出しちまえば、この件は終了。本当に終了してしまい、俺は何が何だかわからないまま事件は終結。
しかし、閻魔は俺の一般人としての働きに期待すると言っていた。
そして、一般人の俺としては、野次馬根性丸出しである。
あのよくわからんぺけ美が何ゆえ軟禁状態にならねばならないのか、そこから逃げださなければいけないのか。そして捕まえなければいけないのか。
何も閻魔は説明しなかった。あえて説明しなかったようでもある。
有り体に言ってしまえば、興味が湧いたのだ。ぺけ美に。
放置し続けると危ない、と閻魔は言っていたが、それはもうしばらくは大丈夫、ということに相違ない。
そして閻魔もまた、ぺけ美を即座に掴まえることを望んではいないようだ。公式的に認めることはできないが、この期に外を楽しんでほしいと思っているのかもしれない。
「どっか行くか……」
不意に、俺は一人呟いた。
ぺけ美を追うのは明日でも明後日でもいいだろう。
むしろ焦って追いかけまわす方が逆効果だ。
しかし、俺は前さんの不調で仕事場を放り出された身である。
帰るのも間抜け、かといってどこかへ行くような金もない。
と、そこで。
ふと思ったことが一つ。
うち以上に和風建築なあのご家庭は大丈夫だろうか、と。
最近ご無沙汰していたのだが、あの家に一人暮らししている彼女が、うっかり――、その、なんだ。謎の死を遂げていないとも……。
いや、もう死んでいたか。
しかし、ともあれ、思い出すとやっぱり心配ではある。
数珠玲衣子。李知さんの母親は、息災であろうか。
「やっほー、薬師お兄さんだ」
「あらあら、こんにちは。玲衣子お姉さんですわ」
純和風のまるで武家屋敷が如き邸宅で、相も変わらぬ笑みで玲衣子は俺を出迎えた。
俺がお兄さんで、玲衣子がお姉さんを名乗る当たり、お互い年か。
に、しても。
「あ、もしや仕事かね? だったらすまん事をした」
李知さんをそのまま優しい感じにしたら、玲衣子になる。
いつも真っ直ぐに髪を下ろしている李知さんと比べれば、髪型も若干ふわふわした印象を受ける。
まあ、ともあれ、彼女はいつも和服なのだが、今日は所謂タイトなスカートとという奴に白いブラウス、そしてその首元には黄土のリボン。
まさに仕事人。
彼女は、仕事をするときこういう格好をする。
だから、俺はこれから仕事かと思って場を辞そうとしたのだが、
「いえ、今帰ったところで。どうぞ、上がっていってください」
と、彼女は言う。
「ん、あー。うん、上がってくわ」
断る理由もなかったので、俺は玲衣子に続いて部屋に上がることにした。
そうして、二人廊下を歩き、俺は呟く。
「む、思ったより涼しいな」
風通しのいい和風建築に対し、流石というべきか。
まあ、思ったよりであって、暑いことに変わりはないのだが。
「思ったより、ですか?」
「いやあ、お前さんが家で倒れててもおかしくねーな、と思ってな」
「あら、心配してくれたんですの?」
「んー。まあまあ」
「ふふ。ありがとうございます」
にこりと俺に笑みを受けて、玲衣子は頭を下げる。
「別にそんな大げさなもんじゃねーって」
言って、俺は誤魔化すように足を速めた。
そのようにして、俺と玲衣子は居間に辿り着き、今まで炎天下を歩いていた俺は、一息ついたようにその場に座り込んだ。
「にしても、仕事か。また交渉か?」
「ええ、そうですわ」
「ふーん、今回は危なかったりはしなかったのか?」
玲衣子の仕事は、たまに物騒な相手と交渉することとなる。
まあ、護衛は付けるだろうから大丈夫なんだろうが。
しかし、そんな俺の内心を知ってか知らずか、玲衣子はにこにこ笑って首を振った。
「今日は一般企業間での話し合いにオブザーバーとして出席しただけです」
「ははぁ、なんか、かっこいいねー。俺もそんな風に仕事してみてーよ」
「あら、貴方の生前は私なんてめじゃない位だったんじゃないんですか?」
「残念ながら、書類仕事と喧嘩両成敗でとりあえず両方ぶん殴るだけだったりしてな。泥臭くて仕方ねー」
確かに、昔は交渉のようなこともした、というか、立ち退き勧告とか、争いの調停とかはしたのだが――。
残念なことに妖怪は、事あるごとに『あいわかった、ならば力尽くで』などと口走る派閥だ。
そしてこっちは、『なるほどそちらの主張はわかった。じゃあ力尽くで』だ。
話し合いで解決する様なやさしい妖怪はそもそもひっそり生きて問題を起こさない。
「あらあら、うふふ、そうなんですか」
そう言ってこちらを見る玲衣子を後目に、俺はだらけて、目の前の机に突っ伏した。
「にしてもあっついな……」
涼しい、というのはあくまで、思ったよりの話。
暑いもんはあっつい。和風建築は風通しが良く、風が涼しいが、しかしクーラーなんていうハイカラな存在は付いていないのだ。
そして、そんな俺に、玲衣子は言う。
「ふふ、じゃあ、涼みに行きませんこと?」
「涼みに? どこにいくんかね」
「それは着いてからのお楽しみで」
その時、俺に正常な判断力なんて残されていなかった。
「んー、わかった」
そうしてやってきました。
「人が多いな……」
溢れんばかりの水と人。まるで海だが、屋内であり、人工物。
プールである。
「この暑さですから」
確かに、涼むには最適である。やたら広い施設だから楽しみようもあるしな。
しかしそれを考えると上がったら地獄だな。特に自転車なんかできてる少年少女たちは涼んでも帰りには地獄が待っているという残念な事態だ。よく考えればまるっとこの世界地獄だったが。
しかし、流れる奴から滑る奴に、深い所にその他諸々。こんな施設にやってくるのは初めてだ。
「にしても、水着買っちまうなんて、中々に金持ちだな」
そして、まあ、当然水着なんて用意しているわけないので、受付隣にあるそういう店で購入だ。
「まあ、女の独り暮らしですから。李知ちゃんは仕送りを受け取ってくれないし」
確かに、俺も一人暮らしの頃はそれなりに貯まったものだったな。そう言えば。
ちゃんとした仕事についている玲衣子なら、俺よりもっと貯まるのだろう。
「では、行きましょう」
俺は、玲衣子に手を引かれて水に入るのだった。
「しかし、競泳水着、か」
無論、競泳水着なのは玲衣子だ。
俺は無難なものを選ばせてもらった。
「ええ、その。変ですか?」
ふと、玲衣子がこちらを向く。
その姿は、うむ、確かに競泳水着と言えど似合っている。いるのだが。
「なんつーか、アレだな。はちきれんばかりというか。おっさんに暗がりに連れ込まれそうというか」
「あら、貴方が連れ込んでくださるのですか?」
「……難しい問題だな」
どちらかというと俺がプールに連れ込まれた側である。
「ふふ、では、どうしますか? まずはひと泳ぎでも如何です?」
ああ、いいなそれは。うん、プールだもんな。
確かに、こう、水か溢れてたらな。泳ぎたくもなるな。
しかし。
一つ問題がある。
「すまん。俺カナヅチだったわ」
言えば、玲衣子にしては珍しく目を丸くし、驚きを示した。
「そうなのですか? 意外ですわ」
「山育ち舐めんな。川は足届くとこまでしか入ったことねーしな」
不貞腐れたように俺が言うと、玲衣子は俺の前に回ってにこりと笑う。
「うふふ、じゃあ、私の両手を握ってくださいな」
「この年になってそれは恥ずかしいんだが」
「途中で手を離したりしませんから」
「ぐむう……、そういう問題じゃねーんだが」
その後も、色々と、言葉を並べてみるが、しかし煙に巻かれ、誤魔化され、説得されたり。
結局、俺は彼女の手を掴んでバタ足する羽目となった。
恐るべし、交渉。
「さて、次はどうしましょう」
美人の手を掴んでバタ足し続ける新たな競技、エクストリームバタ足し続けることしばらく。
結局俺の泳ぎは上手くならなかった気がする。
「流れるプールなんていかがですか?」
「俺が流れるわ」
「深いところは……」
「まあ、沈むな。もしくは浮いているだけで精いっぱいだ」
「では、波のあるところは……」
「俺が波にさらわれるな」
「じゃあ、ウォータースライダーにでも」
「あー、あの滑り台みたいな奴な」
そう言って、そのウォータースライダーとやらを俺は見上げる。
中々高いな。あれの中から水と一緒に落ちてくるのか。
よく考えたら酔狂な遊びだぜ。
などと考えつつも、玲衣子に手を引かれ、俺は乗り口までやってくる。
さて、滑るのか。いつも高速で滑空とかしている俺だが、自分で制御が効かんのもまた趣がある。
うんうんと肯いて、俺が搭乗口に座って――。
「なあ」
今気付いた。
「なんで俺の膝で待機?」
「ウォータースライダーとはこういうものですわ」
「へぇ……、ってぬおわ!」
手を離すと危ないのでしっかり抱きとめててくださいねー、という係員の声と共に、俺は背を押された。
滑走が開始される。
「あっ……、薬師さん、もっと強く抱きとめててください」
確かに、手を離すとやばい。
滑りながら考えてみれば、手を離して別々に滑ったと仮定しよう。
すると、玲衣子は当然位置的に先に下に着く訳だが、その次の瞬間には俺が下りてくるのである。
そうなれば、俺の超天狗脚が玲衣子に当たりかねない訳だ。
しかし――。
玲衣子の体は、触れれば折れそうな程、華奢だった。
果たして、どこまで強く抱きしめていいものか。
迷う俺。
「もう少し……、強く。もっと強く抱きとめてください……」
せがむ様な声。
そして。
力の入れ具合を迷ったせいだろうか。
それとも、水で滑ったのか。
はてまた両方か。手が滑る。
「むぅっ……!」
慌てて、俺は離れかけた玲衣子へ手を伸ばし、掴む。
ふう、これで問題ないな。
まあ、なんというか。
こう、言いにくいのだが。
そう、一つだけ言うことがあるとすれば、先程の言葉に訂正を加えよう、ということか。
では、訂正。
ふう、これで『思い切り玲衣子の胸を掴んでいる以外は』問題ないな。
ひたすらに、俺の両手は柔らかい感触を伝えている。
「あんっ……、薬師さん……。駄目ですわ、こんなところで……」
エロい声を出されても困ります奥さん。
どうにかしたい。
しかし、手を離す訳にも行かず。
南無三。俺は全てから目を瞑った。
そして――。
ど派手な水音を立てて俺と玲衣子は着水した。
「なんつーか……、すまんかった」
俺は苦笑気味に身を抱くようにして肩から下を水に沈めている玲衣子を見る。
彼女の頬は、ほんのりと赤い。気がしないでもない。まあ、いきなり野郎にあんなことされたら……、俺、通報されても仕方ねーな。
果たして気にしているのかいないのか。
不意に玲衣子は立ち上がる。
そして、これもまた不意に、彼女は俺の首にその細い腕を巻きつけた。
そうした後、彼女は俺の耳元で囁く。
「私は……、少しもの足りませんわ……、ふふっ」
玲衣子は、妖艶に笑っていた。
俺は呟く。
「まあ、確かにこのスライダーってのは短かったかもな」
確かに、中で滑っていたのは数十秒もない。
うん、確かにもの足りなかったかもしれないな。
と俺は肯いたのだが――。
玲衣子は少し驚いたかのように目を丸くし、すぐに表情を笑みに戻した。
「どうした?」
「いえ、貴方はそういう人でしたわ。……つれないひと」
「ん?」
「何でもありませんわ。このスライダーは、別の意味でスリリングでしたわね、うふふ」
「……否定はできない」
髪を湿らせたまま、俺は玲衣子と夕方の道を歩いている。
「なあ、結局の所なんだが」
「なんでしょう」
「楽しかったか?」
ほとんど俺がバタ足し続ける競技で、今日のプールは終わった。
正直玲衣子の手を掴んで二、三時間バタ足し続けた。
果たして、玲衣子は何が楽しいのかずっとにこにこ笑っていたが、内心てめぇこのクソ野郎とか思っていたらいやだなと思う訳だ。
しかし、その考えは杞憂だ、と彼女は言った。
「楽しかったですわ。……本当に、色々と」
ふふふ、と笑う彼女は妙に上機嫌で恐ろしい。
「まあ、まったく泳ぎは上達しなかった訳だがな」
残念ながら、俺と泳ぎは水と油らしい。プールなだけに。
浮くだけならできるんだがな。
しかし、そんな風に呟いた俺に玲衣子は笑いかけた。
「お気になさらず、簡単に習得されては困りますもの」
「何ゆえに」
何だ、俺が無様にバタ足している所を見てほくそ笑んでいるのか。
「上達してしまったら、教えることを理由に、貴方をプールに誘えませんわ」
「む」
俺は何か言おうとするのだが、俺の唇に玲衣子の人差し指が当たって、何も言えない。
「それに、貴方が溺れて、人工呼吸、なんてイベントもあるかもしれませんし、ね? ふふっ」
「……溺れたいとは思わんなぁ」
「あらあら、じゃあ、砂浜で目を閉じて、息を止めててくださいな……?」
「なんだかそれはそれで、そら恐ろしいんだが」
「大丈夫、私が全て頑張りますわ」
―――
夏だ、水場だ、ということでお約束のプールで。
ぺけ美編はしばらくちまちまと進みます。
では返信。
光龍様
まあ、でも背って中途半端な方が一番残念なんですけどね。背が高ければ、本棚の上まで背伸びしないで手が届くとか。デメリットは頭をぶつけやすかったり。
小さければ、それはそれで狭い所とかでもすいすい行けますし。問題点は中途半端だとメリットが存在しないことだと。
ただ、やっぱり男としては女性よりも高くありたいもんですよね。今更何しても伸びそうにありませんが。
ぺけ美の意味が明かされるのはしばらく後になりそうです。多分驚くほどよくわかんない所から飛び出してきます。
悪鬼羅刹様
風は読めて軽く数秒先くらいまでの疑似未来予知はできる癖に、空気読みスキルはゼロです。
あと、今回も能力全開にしておけば別に胸を触らずに済んだはずなのですが、しかしこういう時に限って気を抜いているがゆえにラッキースケベが発生。
もう常に予測発動しておけよと、薬師先生に言いたいです。できるなら通報したいです。
でも結局サツに捕まっても閻魔になんだかんだと釈放されるか、刑そのものが閻魔の秘書業とかになりそうで憎いです。
奇々怪々様
劣化版幸子ですが、これからはぺけ美として頑張ります。実を言うとこの小説、チョイ役ほどキャラが濃いんです。よって薄かった幸子が本命なんですね。
しかし、薬師もデリカシーとかプライバシーとか気を使っているようにも見えますが効果ゼロですねわかります。出梨花氏居とかそんなレベルです。
ぺけ美に関しては、これで意味がわかった、間違いない、こいつだっ! って言える方がいたら独断と偏見で神話検定二級を上げてもいいです。
サイクロプス氏は、今頃幸せそうに我が子を抱いていますよ。末永くお幸せだといいです。
SEVEN様
やってることはハートフルでも、見た目は未成年略取か援助交際か、みたいなことしてますからね。銀子とか。
何時通報されるかわかったもんじゃないのにそんなギリギリの死線を越えて薬師はここにいるのですね。
モテの花道はそこまでやらんといかんのですか。遠く険しいです。もう天狗じゃないと無理じゃないかと思います。
尚、ぺけ美は本名があるので、某AKMさんと競り合う危険性はありません。あと、AKMさんが基本名称になりかけてるのでまったく被っていないんじゃないかという学説を打ち出してみます。
志之司 琳様
高い人も低い人も気にし、中くらいの人はメリットがまったくないことに悩む。隣の芝は青いんですね。
あと、多分薬師は鬼子だと思います。天狗ですが、というか天狗ですし。しかし、現代基準じゃ大したことない。
そして、薬師は妙な認識のずれを直そうともしないから、前回のようなすれ違いや、今回のような頓珍漢な言葉が飛び出すのです。明らかに一般人じゃない。
ぺけ美さんとジョンのコンビに関しては、これからちまちま追いつ追われつな関係になりそうです。まるで銭型とルパンのような。明らかに立場が逆ですが。
最後に。
俺と鬼と賽の河原と。生生世世は、これからは、『ぺけ美とジョン・スミス』でお送りいたします。
嘘です。