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No.9402の一覧
[0] 【本編・後日談完結】 小池メンマのラーメン日誌[岳](2015/04/25 21:41)
[1] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 一話 「知らせなき開幕ベル」[岳](2011/09/22 01:33)
[2] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 二話 「出会って別れて」[岳](2011/09/22 01:34)
[3] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 三話 「開店」[岳](2011/09/22 01:35)
[4] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 四話 「とある木の葉のラーメン屋台」[岳](2011/09/22 01:37)
[5] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 五話 「癒しを求めて三千里」[岳](2011/09/22 01:38)
[6] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 六話 「暗中飛躍」[岳](2011/09/22 01:40)
[7] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 七話 「橋の上の出会い」[岳](2011/09/22 01:40)
[8] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 八話 「新ラーメンと中忍選抜試験」[岳](2011/09/22 01:42)
[9] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 九話 「死の森にて」[岳](2011/09/22 01:42)
[10] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 十話 「入って乱れて」[岳](2011/09/22 01:43)
[11] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 十一話 「死の森を越えて」[岳](2012/03/15 21:52)
[12] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 十二話 「本戦予備選、試される下忍達」[岳](2012/03/15 21:53)
[13] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 外伝の壱 とある3匹の珍道中[岳](2009/06/14 20:30)
[14] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 外伝の弐 死闘!砂の里~赤い狐と緑の狸~[岳](2009/06/15 23:05)
[15] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 十三話 「人間距離」[岳](2012/03/15 21:54)
[16] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 十四話 「木の葉崩しに向けて」[岳](2012/03/15 21:55)
[17] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 十五話 「遭遇戦」[岳](2012/03/15 21:56)
[18] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 十五・五話 それぞれの一日[岳](2012/03/15 21:57)
[19] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 十六話 「嵐の前に」[岳](2012/03/15 21:59)
[21] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 十七話 「中忍選抜試験本戦・一試合目」[岳](2012/03/15 22:00)
[22] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 十八話 「中忍選抜試験本戦・三試合目。二試合目? え、なにそれ」[岳](2012/03/15 22:01)
[23] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 十九話[岳](2009/09/21 01:00)
[24] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 二十話[岳](2009/07/11 00:16)
[25] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 二十一話[岳](2009/07/11 16:28)
[26] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 二十二話[岳](2009/07/05 22:10)
[27] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 二十三話[岳](2013/08/14 23:24)
[28] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 二十四話[岳](2010/02/14 22:22)
[29] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 24.5話[岳](2009/07/15 01:55)
[30] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 二十五話[岳](2009/07/15 21:33)
[31] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 二十六話[岳](2013/08/14 23:14)
[32] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 二十七話[岳](2009/07/25 22:43)
[33] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 二十八話[岳](2009/08/01 15:05)
[34] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 二十九話[岳](2009/08/01 15:37)
[35] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 三十話[岳](2009/08/02 02:08)
[36] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 三十一話[岳](2009/08/03 07:50)
[37] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 三十二話[岳](2009/08/05 22:37)
[38] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 三十三話[岳](2009/08/05 22:35)
[39] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 三十四話[岳](2009/08/09 17:47)
[40] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 三十五話・前編[岳](2009/08/08 20:40)
[41] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 三十五話・後編[岳](2009/08/09 18:08)
[42] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 三十六話[岳](2009/08/16 23:02)
[43] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 三十七話[岳](2009/08/16 04:05)
[44] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 三十八話[岳](2010/05/02 01:14)
[45] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 閑話の1:その後、それぞれの一日[岳](2009/08/17 01:51)
[46] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 閑話の2:そして、そんな日々[岳](2009/08/18 23:35)
[47] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 幕間の1 ~我愛羅~[岳](2009/08/22 02:17)
[48] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 幕間の2 ~テマリ~[岳](2009/08/22 16:23)
[49] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 幕間の3 ~サスケと多由也~[岳](2009/08/23 19:42)
[50] 劇場版 SASUKE ~大疾走!雪姫忍法帳・その虹の先に~ 1[岳](2009/08/31 02:43)
[51] 劇場版 SASUKE ~大疾走!雪姫忍法帳・その虹の先に~ 2[岳](2009/08/31 02:52)
[52] 劇場版 SASUKE ~大疾走!雪姫忍法帳・その虹の先に~ 3[岳](2009/09/05 02:05)
[53] 劇場版 SASUKE ~大疾走!雪姫忍法帳・その虹の先に~ 4[岳](2009/09/09 18:46)
[54] 劇場版 SASUKE ~大疾走!雪姫忍法帳・その虹の先に~ 5[岳](2009/09/21 01:12)
[55] 劇場版 SASUKE ~大疾走!雪姫忍法帳・その虹の先に~ ep[岳](2009/09/13 22:52)
[56] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 幕間の4 ~宿は道連れ湯は色気・前編~[岳](2009/09/27 19:46)
[57] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 幕間の4 ~宿は道連れ湯は色気・後編~[岳](2009/09/21 06:09)
[58] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 閑話の3:夏祭り[岳](2010/03/16 00:36)
[59] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 三十九話[岳](2009/10/04 17:52)
[60] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 四十話[岳](2009/10/04 19:20)
[61] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 四十一話[岳](2009/10/11 15:59)
[62] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 四十二話[岳](2009/10/18 11:24)
[63] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 四十三話[岳](2009/10/14 01:45)
[64] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 四十四話[岳](2009/10/18 11:22)
[65] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 四十五話[岳](2009/10/24 16:26)
[66] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 四十六話[岳](2009/10/25 23:07)
[67] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 四十七話[岳](2009/10/27 19:39)
[68] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 四十八話[岳](2009/10/30 23:47)
[69] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 四十九話[岳](2009/11/07 14:45)
[70] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 五十話[岳](2010/02/25 00:35)
[71] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 五十一話[岳](2010/03/30 00:48)
[72] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 五十二話[岳](2010/02/14 13:24)
[73] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 五十三話[岳](2010/02/25 00:46)
[74] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 五十四話[岳](2010/02/25 00:53)
[75] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 劇場版・Ⅱ その壱[岳](2010/05/19 18:09)
[76] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 劇場版・Ⅱ その弐[岳](2010/05/19 18:12)
[77] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 劇場版・Ⅱ その参[岳](2010/05/19 18:16)
[78] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 劇場版・Ⅱ その四[岳](2010/05/23 14:07)
[79] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 劇場版・Ⅱ その終[岳](2010/05/19 18:21)
[80] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 五十五話 「うちはイタチ」[岳](2010/03/18 00:52)
[81] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 五十六話 「小池メンマのラーメン日誌」[岳](2010/03/21 17:38)
[82] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 五十七話 「別れと再会」[岳](2010/03/21 22:12)
[83] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 五十八話 「始まり」[岳](2010/03/22 21:09)
[84] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 五十九話 「因果の果てに」[岳](2010/03/28 11:12)
[85] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 六十話  「譲れないもの、ひとつだけ」[岳](2010/10/25 02:16)
[86] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 六十一話 「木の葉の忍び達」[岳](2010/04/02 21:58)
[87] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 六十二話 「地摺ザンゲツ」[岳](2010/04/04 18:49)
[88] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 六十三話 「泡沫の光彩」[岳](2010/09/15 03:49)
[89] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 六十四話・前 「乱戦」[岳](2010/04/07 00:59)
[90] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 六十四話・中 「混戦」[岳](2010/04/07 23:00)
[91] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 六十四話・後 「決戦」[岳](2010/04/09 23:41)
[92] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 六十五話 「犠牲」[岳](2010/04/11 22:16)
[93] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 六十六話・前 「宴の前」[岳](2010/04/17 23:07)
[94] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 六十六話・後 「多由也」[岳](2010/04/29 05:00)
[95] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 六十七話 「桃地再不斬×白」[岳](2010/04/26 00:05)
[96] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) ~章前~ 「始まりの終わり、終りの始まり」[岳](2010/05/01 22:17)
[97] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 六十八話 「月は見ていた」[岳](2010/05/06 00:58)
[98] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 六十九話 「錯綜する運命」[岳](2010/05/19 18:05)
[99] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 七十話  「疾走する宿命」[岳](2010/05/18 00:03)
[100] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 七十一話 「動き出した者たち」[岳](2010/05/19 18:05)
[101] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 七十二話 「薬と呪印と男と漢女」[岳](2010/05/22 11:45)
[103] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 七十三話 「慟哭、訪れた後に」[岳](2011/06/17 02:21)
[104] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 七十四話 「うちはサスケ」[岳](2011/06/17 02:20)
[105] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 七十五話 「事後処理と小騒動」[岳](2010/05/26 00:47)
[106] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 七十六話 「人の輪、外れた者」[岳](2010/05/29 09:21)
[107] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 七十七話 「五大国、隠れ里の動向」[岳](2010/05/30 21:40)
[108] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 七十八話 「木の葉にて・上」[岳](2010/07/30 01:27)
[109] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 七十九話 「木の葉にて・中」[岳](2010/06/20 22:53)
[110] 小池メンマのラーメン日誌 八十話 「木の葉にて・下」[岳](2010/07/19 02:30)
[111] 小池メンマのラーメン日誌 八十一話 「決戦を前に」[岳](2010/08/02 00:13)
[112] 小池メンマのラーメン日誌 八十二話 「最後の最後の第一歩・前」 [岳](2010/09/17 20:32)
[113] 小池メンマのラーメン日誌 八十三話 「最後の最後の第一歩・後」[岳](2010/10/11 17:49)
[114] 小池メンマのラーメン日誌 八十四話 「集結、予兆」[岳](2010/10/18 02:24)
[115] 小池メンマのラーメン日誌 八十五話 「五影会談」[岳](2010/11/03 18:56)
[116] 小池メンマのラーメン日誌 八十六話 「退けない一線」[岳](2010/11/06 18:23)
[117] 小池メンマのラーメン日誌 八十七話 「曇天、雪降る荒野にて」[岳](2010/11/21 21:15)
[118] 小池メンマのラーメン日誌 八十八話 「意志、燦燦と」[岳](2010/11/26 22:13)
[119] 小池メンマのラーメン日誌 八十九話 「その一歩、踏み出すのならば」[岳](2012/05/08 00:40)
[120] 小池メンマのラーメン日誌 九十話   「風に舞い」[岳](2010/12/11 20:25)
[121] 小池メンマのラーメン日誌 九十一話 「共に」[岳](2010/12/23 17:18)
[122] 小池メンマのラーメン日誌 九十二話 「十の尾、全の龍を前に」[岳](2013/08/15 02:48)
[123] 小池メンマのラーメン日誌 九十三話 「青い鳥となって」[岳](2013/08/15 02:51)
[124] 小池メンマのラーメン日誌 最終話 「夢の空へ」[岳](2013/08/15 03:01)
[125] 小池メンマのラーメン日誌 エピローグ 「そして………」[岳](2013/10/25 21:43)
[126] あとがきの1[岳](2011/01/31 23:03)
[127] 後日談の1 ~シカマル忍法帳~[岳](2011/02/06 16:35)
[128] 後日談の2 ~とある組織の花火職人~[岳](2011/02/18 22:05)
[129] 後日談の3 ~重なる黒と赤~[岳](2011/03/20 19:21)
[130] 後日談の4 ~帰ってきて~ [岳](2011/04/01 22:21)
[132] キャラクターシート(6/12追記)[岳](2011/06/12 23:54)
[133] 幕間 「小池メンマ 対 桃地再不斬」[岳](2012/03/15 22:04)
[134] 感想返信 (3/1追記)[岳](2011/03/01 22:18)
[135] 忍術一覧[岳](2011/06/12 23:53)
[136] 余談・裏話(6/19に追加)[岳](2011/06/19 01:32)
[137] 後日談の5・前 ~桃地再不斬と白~ [岳](2011/06/16 01:05)
[138] 後日談の5の幕間 ~密談~ (6/22・後半部を改訂、追記)[岳](2011/06/22 19:52)
[139] 後日談の5・後 ~手をとりあって~ [岳](2011/07/10 22:30)
[140] 後日談の6 ~あちこち色々ドタバタ模様~ [岳](2011/07/13 23:38)
[141] 後日談の7・前 ~サムライ達の訓練~[岳](2011/07/24 17:22)
[142] 超番外編 「MENNMA THE・MOVIE」[岳](2011/07/26 00:40)
[143] 後日談の7・後 ~サムライから侍へ~[岳](2011/08/09 23:25)
[144] 後日談の8 ~青空満月~[岳](2011/10/07 00:04)
[145] 後日談の9-1 ~永遠の意味・前編~ (1/29:タイトルだけ変更)[岳](2012/01/29 17:55)
[146] 後日談の9-2 ~永遠の意味・中編~[岳](2012/01/29 20:44)
[147] 後日談の9-3 ~永遠の意味・後編~[岳](2012/02/26 22:17)
[148] 後日談の9-4 ~永遠の意味・完結編~[岳](2012/03/20 20:52)
[149] 後日談の終 ~終わらない空に~[岳](2013/05/04 01:58)
[150] あとがき・その2[岳](2013/05/03 23:07)
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[9402] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 五十五話 「うちはイタチ」
Name: 岳◆3d336029 ID:6d0af7c1 前を表示する / 次を表示する
Date: 2010/03/18 00:52











―――――選んできた。



二択があった。


良かれと思い、片方を取った。


でもそれが正しかったかどうかなんて、今になっても分からない。

きっとずっと、分からない。








































「――――人が近づいている?」

「はい」

菊夜が伝えた事実に対し、イタチが確認を取る。

報告とは、この屋敷に人が近づいているということ。そして、その数は3であるということだ。

「随分と多いな。それで、迷い込んだ一般人という可能性はあるのか」

「無いですね。目的を持ってここに近づいているようです。それに、近づいているのは―――――」

菊夜は向こうの部屋で寝ている紫苑に聞こえないように、その人物の名前についてイタチへと告げた。

「そうか」

イタチは頷き、立ち上がる。そして玄関横にある服かけに掛けていた暁のコートを手に取った。
そのまま振り返りもせず、イタチはこの2年あまりを過ごした家を出ていこうとする。
そして靴を履き、玄関を開けたその時、まだ部屋の中にいた菊夜がイタチの背中へと話しかける。


「近づいている人物について、話があります」

「………手短に頼む」

菊夜は頷くと、近づいている人物について、分かっている一人以外、他の二人についての詳細を告げた。

一人は中忍か上忍クラスの忍び。そして女であること。言うべきことはこの二つで、イタチと菊夜にとってこちらは問題とはならない。

伝えたいのは、残る一人のことだった。

「どうしてなんでしょうかね。あなたに聞いた、その人物の境遇――――あれが正しければ、絶対に似るはずがないのに」

なのに似ている、と菊夜が呟くと、イタチは眼を見開いた。

両目に刻まれた紋様が、顕になるほどに。

「………手短に、頼む」

イタチは先程とはまた違うニュアンスで、菊夜にたずねた。

「足運び、気配、チャクラもそう――――イタチ。あなたに似ています」























「本当にこっちであってるのか」

少し後ろを歩くサスケが、先頭で歩く俺の背中に向けて心配そうな声でたずねてくる。

「ああ、大丈夫だ」

知らない山の中で、道なき道、獣道を歩いているため不安になっているのだろう。
時間に余裕のない今の状況において、俺が道を間違え時間を無駄に浪費しないか心配しているようだ。

しかし、その必要はない。

今は遠い、5年以上前の記憶で思い出すことも無かった風景だが――――この道は間違っていない。
目的地はこの先にあると、俺の勘が告げていた。

「しかし、いきなり道を逸れて森の中へ入っていった時は何事かと思ったよ」

小一時間前。鬼の国の国境を越えてから、7、8年前は馬車で通った、鬼の国中央部まで続いていく道を道なりに進んでいた時。
その道の途中、俺はふと感じるものがあり、立ち止まった。
何やら言いようの無い、違和感みたいなものを感じたのだ。

感じた先は道の森の中で、その方向を凝視すると、とあるものを見つけた。

一般人には分からない、忍びにしか分からないであろう。ごく小さな獣道がそこにはあった。

「………見たことは無いが、忍犬が使う道っぽいな。あの時の違和感も、忍犬の気配だったのかもしれない」

「………確かに、昨夜聞かされた最後の状況を考えると、巫女やおまえ達が鬼の国の中央部に戻ったとは考え難いが」

「そのまま素直に城下町へ戻ったとも思えねえ。というか………知っているんじゃないのか?」

多由也が俺の腹の方を指してくるが、俺は無言で首を横に振った。

「相変わらずだんまり、か」

今は俺の中にいるマダオとキューちゃん。二人は、国境を越えてからは、一切喋らなくなった。
それは今も変わらず、進めとも引き返せとも言ってこない。

「あれから先の事、今も思い出せないか。この光景に見覚えは?」

「無いな。覚える程に見たわけでもないだろうし」

あれから後、目覚めた時俺は全身に深い傷をおっていた。右腕の傷が特に酷かったのも覚えている。
あの怪我の状況で、外を歩けるはずもない。

(…………外?)

自然と出てきた言葉に対し、俺は首をかしげた。

外………ということは、俺はどこかの家の中に運ばれたのだろうか。
あの時は真蔵も才蔵も菊夜さんもみな、深手を負っていた。

手当てを受けるにしろ、身を休めるにしと、雨風を防げる屋根の下に入ろうと思うのは自然な考えだが――――――

その思考はサスケの言葉により中断された。

昨日話した“根”の存在について、色々と聞きたいらしい。

根は木の葉の暗部を養成する部門だ。

通常の暗部は、中忍以上の忍びから適性のあるものが選抜されるもの。
暗部となった忍びは一定期間任務に従事する。
任務をこなし、忍びとして名が売れたもの、あるいは功績をあげ表に顔を出した方が良いと判断されたものは再び表に戻るが。

「カカシなんかがその類だな」

「………カカシがぁ?」

「今はエロ遅刻ロリコン上忍だが、昔………暗部時代は相当派手にやったらしいな。三忍は別としてだが、周辺の国や他の里からは木の葉隠れの里一番の使い手と認知されている。
でもまあ、“千の術をコピーした木の葉一の業師”っていう雷名は大きい。認知度でいえば三忍に継ぐだろうな。だから表に戻ったのだと思う」

名乗るだけで、相手の心胆を寒からしめるような雷名を持っているものは、表でこそ重宝される。

直接的には、複数で戦闘を行う部隊戦や、戦争の時。
雷名の持つ威力は、その存在をさらすことだけで相手の士気に影響を与えることもできるのだ。

「あのコピー忍者のカカシ、写輪眼のカカシがいるぞ、ってなるわけだ。再不斬でいえば“霧隠れの鬼人”だな。」

周囲にある国への宣伝にもなる。うちはこれほどの忍者を揃えていますよ、と言える訳だ。そうなれば依頼も増えるし、里の収入も増える。
一般にその活動を秘匿とする暗部では、それができない。

「グループ単位で二つ名をつける場合もあるな。“霧の忍刀七人衆”なんかはその筆頭だ」

元々は特殊な忍び刀が7つあっただけらしい。それを、当時の水影がまとめてひとくくりの呼び名をつけた。

「七人衆とまとめるだけで、相手の印象は随分と違ってくるしな。こいつが死んでもあと他に6人も残っていると思わせられる。
 あとは自来也、綱手、大蛇○の三忍とかある。三忍は雨隠れの半蔵が名付けたらしいけどな。戦った相手がその技を称え、二つ名を送る場合もあるらしい」

二つ名は忍びとしての誉だから、

「よくそんなことを知っているな」

「どこで役に立つか分からなかったから、マダオから学べるものは一通り学んだ」

相手の事を知らずに相対できるはずもない。ずっと、いつか来る戦いに備えてきた。
相手を知り己を知れば百戦危うからずというのは基本だ。

逆に言えば―――――

「だからこそ、名を知られるのは恥だと考えている者もいる」

裏で動いてこそが忍者。知られず影で動き、影の中で相手を葬る者こそが忍び。
そうすれば、相手に力を知られることもない。そして相手が力を出し切る前に殺す。暗部が面をしている理由でもある。

「それが、ダンゾウか?」

「正解。まあ、ダンゾウは別格だし、また別の意味で有名だけどな」

曰く、忍の闇。
木の葉の暗部、正式名称暗殺戦術特殊部隊に足るものを“養成する”部門を束ねる長。
裏の裏。影の影とも言われる老忍。

「養成する………ということは、選抜ではなく?」

「そうだ。真蔵や才蔵みたいな戦災孤児、血継限界はあるが表からは疎まれている忍を徴収して集め、暗部になるための忍びを作り出していた………らしい」

実際は自らを裏切らず、いかなる任務も遂行するという、ダンゾウの目的に沿ったものを作り出す機関だった訳だが。

「猿飛ヒルゼンが三代目火影に就任した時、解体されたらしいけどな。そこで大人しくするタマじゃなかったってことだ」

「影の影、か…………」

サスケは顎を手にやりながら、複雑そうに呟いた。

「…………里の上役と共に、うちはの事件にも関わっていると聞いた。その過程にも…………ダンゾウが絡んでいると思うか?」

「俺は当時の木の葉は知らないのでなんともいえんが、十中八九絡んでいるだろうな。逆にいえば絡んでいない方が不自然だ」

「だとしたら………いや、まてよ」

「思い当たる節があるか………何か、予兆となる事件は無かったのか」

「ああ、ある。虐殺の数日前、うちはの中で起きた、うちはシスイが死んだ事件………兄さんが殺した、という疑惑があった。
だが兄さんは殺していないと言った。尊敬する人だと言っていたし、殺しているとも思えない」

何か関係があるのかもしれない、というサスケに、多由也がたずねた。

「………そもそも何故うちはイタチがうちはシスイを殺した、ということになったんだ? 普通ならば他所の里の仕業を疑うだろうに」

写輪眼は最高峰の血継限界。どの里からも狙われている、値千金の瞳だ。

「いや、その頃のはまだ小さかったし………でも言われてみればおかしいな」

「事件が起きる数日前だというのもな………あるいは、こうも考えられる」

多由也は情報を分析し、推測を並べた。

「例えば、ダンゾウが巫女の力のように、大蛇○と同じく写輪眼を狙っていたと仮定する。その場合、気をつけ無くてはならない点はなんだ?」

昨夜きいた話から、多由也は有り得る状況を想定する。

「写輪眼を手に入れるには、うちは一族の誰かを殺して奪うしかない。だがうちはは木の葉の一員だ。殺して奪うにしても、誰がやったのかは絶対に知られてはならない。
 ダンゾウは木の葉の忍びだからな。身内殺しが知られれば木の葉からの粛清は必死。里の者全てを敵に回す行為だからな」

「だから、事件のどさくさ紛れにシスイを殺した………そうか。ダンゾウは当時のうちは内部の状況を知る内の一人だったな」

いずれ虐殺が起きるということは知っていたに違いない。
他ならぬうちはイタチの手によって起こるということも、ダンゾウは知っていた。

前もって情報を流し、うちはシスイは裏切り者のうちはイタチに殺されたと思わせたのだ。シスイ殺害の報から虐殺まで数日。
そして、事件が起こった誰もがうちはイタチの凶行を信じたに違いない。

「木を隠すには森というわけか………つまり、ダンゾウは兄さんに罪を被せたのか」

サスケの手が怒りに震える。

「あるいは………うちは内部でも、気づいていたものがいるのかもな。うちはシスイはダンゾウ、つまりは木の葉の暗部によって殺されたのだと。
 それを知った故に、木の葉へクーデターを起こす、その意志が固まったのかもしれない」

「………兄さんはその事を知っていたと思うか?」

「どうだろうな。どっちにしろ選ばざるを得ない状況になった」

あるいはうちは一族への説得という手段も考えていたのかもしれない。だが、シスイ殺害の容疑をかけられたイタチはその言葉の説得力も失った。
下手に提案でもすれば、一族の裏切り者とされ、うちは一族の手で処断されていただろう。

その後は戦争だ。木の葉対うちは。

「………これは再不斬に聞いた話なんだけどな。その当時の水影……三代目水影だが、どうにも様子がおかしかったらしい。何でも、水面下で戦争を起こす準備を整えていた動きがあったと言っていた」

「戦争、だと?」

「ああ。前にも言ったと思うが、三代目水影の裏にはうちはマダラの影がある。そこで戦争というからには
 ………かつて自分を追い出した相手、木の葉とうちはに対する復讐のため、その両方が争っているを脇をついて、戦争を仕掛けるつもりだったのかもな」

「………最高のタイミングで横合いから殴りを入れるわけだ。霧隠れの利にもなる」

当時はまだ血霧の里と呼ばれるほど、武闘派が揃っていた時代だった。反対はすまい。

木の葉 対 うちは 対 霧。

そうなれば、木の葉もうちはも両方が壊滅していただろう。鬼鮫含む霧の忍刀七人衆。うちはマダラ。三尾の人柱力、三代目水影。うちはマダラ。暁も幾人かいたのかもしれない。
勝機は十分にある戦いだったはずだ。

「木の葉壊滅となると………霧隠れも、そのままでは済まなかっただろうけど」

最大の里、木の葉が潰れる――――それだけ大きく情勢が動けば、まず間違いなく砂、雲、岩も動く。戦う相手は木の葉との戦争で疲弊した霧。
そうして戦いが戦いを呼び、血が血を呼ぶ。

「………第四次忍界大戦に発展していた。そしてイタチは、それこそを恐れた。幾千、幾万もの人が死ぬことを認められなかった」

「だから…………父さんと母さんを、一族のみんなを殺さざるを得なかった? ………一族を殺すか。一族に味方し木の葉に戦いを挑み、泥沼の戦争を呼ぶかを………」

世界の行く末をも決める、究極の選択だ。

選んだ選択は前者。そうしてうちはイタチは一族殺しの大罪を犯すことを選んだ。
誰にも告げず、誰も頼らず、罪を全て己で背負い込み、己の手で木の葉を守ったのだ。

うちはイタチは木の葉のとうちは………いや忍び世界が持っている歪への犠牲となったのだ。

忍びには向かない、優しい性格をしているうちはイタチ。

だが彼は誰より忍びであったとも言える。究極の状況においても下すべき判断を下せる、随一の忍びだった。













「―――――そこまで大したものじゃない」


「「っつ!?」」










突然の声。

驚いた俺達は、声が聞こえた背後へと振り返る。

そこには、今話していた人物………うちはイタチの姿があった。



「………兄さん」


「…………サスケか」




8年前、あの血に染まった月夜以来の、兄弟の再会。

サスケは兄を真っ直ぐに見つめている。その視線に害意は含まれていなく、ただ真摯なもので満ちているようだった。

対するイタチは無表情を保っている。だが、イタチがサスケの名前を呼ぶ瞬間、表情を微かに和らけたのを俺は見逃さなかった。




「先程の話は聞いていた。サスケ………お前はあの事件について、全てを知っているのか」

「ああ。聞かされたからな」

「そうか……………」

イタチは眼を閉じ、顔を僅かに下へと傾ける。


「先程言った通り………犠牲になったなどと、俺はそんなに大したことをした覚えはない。ただ、俺の力不足が生んだこと。木の葉も、うちはも………俺には両方を守れるだけの力が無かった」

「だが………他の誰でも、どうにもできなかったはずだ! うちはマダラのことも、兄さんは知っていたんだろう!?」

「………知っていたが、それは関係ない。霧が攻めてこなくとも、水影の裏にうちはマダラがいなくとも、うちはと木の葉が争えば、その隙に乗じてどこかの里が必ず攻めて来る」

そしてイタチは眼を開け、写輪眼を見開いた。


「争いは忍びの常。そして勝利者だけが歴史を語れる。つまりは勝利者こそが正義。だが正しいと吠え、誰かの命を奪うことに躊躇わず、相手の痛みを思いやる気持ちすら忘れた忍びは………」

「兄、さん?」

サスケが聞くと、イタチはこちらの話だといい、首を横に振った。

「………砂隠れの一戦で、お前たちはペインと出会ったのであろう。そうすれば、あれを見た筈だ」

突然変化した話題に、俺が食らいつく。

「あの黒い化物の正体について、知っているのか」

「ああ。あれこそが鬼の国代々の巫女が封じ込めようと………復活を阻止せんと見張っていた、世界を滅に誘う化物だ」

「巫女………紫苑は! 真蔵は、才蔵は………生きているのか!?」

「巫女についてだけ答えよう。生きてはいる。本人は再会を望むまいが………会わせよう。ついて来い」


「ついて………何処にだ? それに化物正体については、知っているのか!?」

尋ねると、イタチはやはりか、と前置いて説明をしてくれた。

「完全には戻っておらず、忘れたままの部分もある、か………いいから、追いてくれば分かるはずだ。
 そう術式を組んだと言っていた。お前が全てを思い出した上で、話すべきこと全てを話す」


そして背中を向け、言葉を続けた。

「事はすでに木の葉だけの問題ではなくなった。ペインを止めなければ忍びの世界が滅びるだろう」


唐突な言葉に、俺達は黙らざるを得なくなった。忍びの世界が滅びるとはどういうことだろうか。

新たに出た疑問に構わず、イタチは俺達を背中ごしに見る。


「人の力には運命が宿る。うちは然り、巫女然り、人柱力然り。逃れられぬ定めというものは、何処にでもある。
 だがこの状況で………サスケ。お前と、うずまきナルト、そして巫女の血筋の者が揃うというのは…………一体、どういう運命なのだろうな」


「兄さん………」


「全てはあそこで話す」



そうして走り出すイタチ。

俺達は沈黙を保ったまま、その後について行った。





























「―――――サスケ………お前に託すモノについてもな」




そうして呟き、イタチは己の眼を覆った。


覆われた瞳にある紋様。万華鏡写輪眼。


そこには、ある決意が宿っていた。








あとがき


短め投稿。

ここから後は題名を載せていきます。


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