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No.9402の一覧
[0] 【本編・後日談完結】 小池メンマのラーメン日誌[岳](2015/04/25 21:41)
[1] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 一話 「知らせなき開幕ベル」[岳](2011/09/22 01:33)
[2] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 二話 「出会って別れて」[岳](2011/09/22 01:34)
[3] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 三話 「開店」[岳](2011/09/22 01:35)
[4] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 四話 「とある木の葉のラーメン屋台」[岳](2011/09/22 01:37)
[5] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 五話 「癒しを求めて三千里」[岳](2011/09/22 01:38)
[6] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 六話 「暗中飛躍」[岳](2011/09/22 01:40)
[7] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 七話 「橋の上の出会い」[岳](2011/09/22 01:40)
[8] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 八話 「新ラーメンと中忍選抜試験」[岳](2011/09/22 01:42)
[9] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 九話 「死の森にて」[岳](2011/09/22 01:42)
[10] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 十話 「入って乱れて」[岳](2011/09/22 01:43)
[11] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 十一話 「死の森を越えて」[岳](2012/03/15 21:52)
[12] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 十二話 「本戦予備選、試される下忍達」[岳](2012/03/15 21:53)
[13] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 外伝の壱 とある3匹の珍道中[岳](2009/06/14 20:30)
[14] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 外伝の弐 死闘!砂の里~赤い狐と緑の狸~[岳](2009/06/15 23:05)
[15] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 十三話 「人間距離」[岳](2012/03/15 21:54)
[16] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 十四話 「木の葉崩しに向けて」[岳](2012/03/15 21:55)
[17] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 十五話 「遭遇戦」[岳](2012/03/15 21:56)
[18] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 十五・五話 それぞれの一日[岳](2012/03/15 21:57)
[19] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 十六話 「嵐の前に」[岳](2012/03/15 21:59)
[21] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 十七話 「中忍選抜試験本戦・一試合目」[岳](2012/03/15 22:00)
[22] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 十八話 「中忍選抜試験本戦・三試合目。二試合目? え、なにそれ」[岳](2012/03/15 22:01)
[23] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 十九話[岳](2009/09/21 01:00)
[24] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 二十話[岳](2009/07/11 00:16)
[25] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 二十一話[岳](2009/07/11 16:28)
[26] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 二十二話[岳](2009/07/05 22:10)
[27] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 二十三話[岳](2013/08/14 23:24)
[28] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 二十四話[岳](2010/02/14 22:22)
[29] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 24.5話[岳](2009/07/15 01:55)
[30] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 二十五話[岳](2009/07/15 21:33)
[31] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 二十六話[岳](2013/08/14 23:14)
[32] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 二十七話[岳](2009/07/25 22:43)
[33] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 二十八話[岳](2009/08/01 15:05)
[34] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 二十九話[岳](2009/08/01 15:37)
[35] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 三十話[岳](2009/08/02 02:08)
[36] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 三十一話[岳](2009/08/03 07:50)
[37] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 三十二話[岳](2009/08/05 22:37)
[38] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 三十三話[岳](2009/08/05 22:35)
[39] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 三十四話[岳](2009/08/09 17:47)
[40] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 三十五話・前編[岳](2009/08/08 20:40)
[41] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 三十五話・後編[岳](2009/08/09 18:08)
[42] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 三十六話[岳](2009/08/16 23:02)
[43] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 三十七話[岳](2009/08/16 04:05)
[44] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 三十八話[岳](2010/05/02 01:14)
[45] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 閑話の1:その後、それぞれの一日[岳](2009/08/17 01:51)
[46] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 閑話の2:そして、そんな日々[岳](2009/08/18 23:35)
[47] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 幕間の1 ~我愛羅~[岳](2009/08/22 02:17)
[48] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 幕間の2 ~テマリ~[岳](2009/08/22 16:23)
[49] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 幕間の3 ~サスケと多由也~[岳](2009/08/23 19:42)
[50] 劇場版 SASUKE ~大疾走!雪姫忍法帳・その虹の先に~ 1[岳](2009/08/31 02:43)
[51] 劇場版 SASUKE ~大疾走!雪姫忍法帳・その虹の先に~ 2[岳](2009/08/31 02:52)
[52] 劇場版 SASUKE ~大疾走!雪姫忍法帳・その虹の先に~ 3[岳](2009/09/05 02:05)
[53] 劇場版 SASUKE ~大疾走!雪姫忍法帳・その虹の先に~ 4[岳](2009/09/09 18:46)
[54] 劇場版 SASUKE ~大疾走!雪姫忍法帳・その虹の先に~ 5[岳](2009/09/21 01:12)
[55] 劇場版 SASUKE ~大疾走!雪姫忍法帳・その虹の先に~ ep[岳](2009/09/13 22:52)
[56] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 幕間の4 ~宿は道連れ湯は色気・前編~[岳](2009/09/27 19:46)
[57] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 幕間の4 ~宿は道連れ湯は色気・後編~[岳](2009/09/21 06:09)
[58] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 閑話の3:夏祭り[岳](2010/03/16 00:36)
[59] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 三十九話[岳](2009/10/04 17:52)
[60] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 四十話[岳](2009/10/04 19:20)
[61] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 四十一話[岳](2009/10/11 15:59)
[62] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 四十二話[岳](2009/10/18 11:24)
[63] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 四十三話[岳](2009/10/14 01:45)
[64] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 四十四話[岳](2009/10/18 11:22)
[65] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 四十五話[岳](2009/10/24 16:26)
[66] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 四十六話[岳](2009/10/25 23:07)
[67] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 四十七話[岳](2009/10/27 19:39)
[68] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 四十八話[岳](2009/10/30 23:47)
[69] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 四十九話[岳](2009/11/07 14:45)
[70] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 五十話[岳](2010/02/25 00:35)
[71] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 五十一話[岳](2010/03/30 00:48)
[72] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 五十二話[岳](2010/02/14 13:24)
[73] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 五十三話[岳](2010/02/25 00:46)
[74] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 五十四話[岳](2010/02/25 00:53)
[75] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 劇場版・Ⅱ その壱[岳](2010/05/19 18:09)
[76] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 劇場版・Ⅱ その弐[岳](2010/05/19 18:12)
[77] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 劇場版・Ⅱ その参[岳](2010/05/19 18:16)
[78] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 劇場版・Ⅱ その四[岳](2010/05/23 14:07)
[79] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 劇場版・Ⅱ その終[岳](2010/05/19 18:21)
[80] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 五十五話 「うちはイタチ」[岳](2010/03/18 00:52)
[81] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 五十六話 「小池メンマのラーメン日誌」[岳](2010/03/21 17:38)
[82] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 五十七話 「別れと再会」[岳](2010/03/21 22:12)
[83] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 五十八話 「始まり」[岳](2010/03/22 21:09)
[84] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 五十九話 「因果の果てに」[岳](2010/03/28 11:12)
[85] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 六十話  「譲れないもの、ひとつだけ」[岳](2010/10/25 02:16)
[86] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 六十一話 「木の葉の忍び達」[岳](2010/04/02 21:58)
[87] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 六十二話 「地摺ザンゲツ」[岳](2010/04/04 18:49)
[88] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 六十三話 「泡沫の光彩」[岳](2010/09/15 03:49)
[89] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 六十四話・前 「乱戦」[岳](2010/04/07 00:59)
[90] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 六十四話・中 「混戦」[岳](2010/04/07 23:00)
[91] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 六十四話・後 「決戦」[岳](2010/04/09 23:41)
[92] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 六十五話 「犠牲」[岳](2010/04/11 22:16)
[93] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 六十六話・前 「宴の前」[岳](2010/04/17 23:07)
[94] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 六十六話・後 「多由也」[岳](2010/04/29 05:00)
[95] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 六十七話 「桃地再不斬×白」[岳](2010/04/26 00:05)
[96] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) ~章前~ 「始まりの終わり、終りの始まり」[岳](2010/05/01 22:17)
[97] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 六十八話 「月は見ていた」[岳](2010/05/06 00:58)
[98] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 六十九話 「錯綜する運命」[岳](2010/05/19 18:05)
[99] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 七十話  「疾走する宿命」[岳](2010/05/18 00:03)
[100] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 七十一話 「動き出した者たち」[岳](2010/05/19 18:05)
[101] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 七十二話 「薬と呪印と男と漢女」[岳](2010/05/22 11:45)
[103] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 七十三話 「慟哭、訪れた後に」[岳](2011/06/17 02:21)
[104] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 七十四話 「うちはサスケ」[岳](2011/06/17 02:20)
[105] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 七十五話 「事後処理と小騒動」[岳](2010/05/26 00:47)
[106] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 七十六話 「人の輪、外れた者」[岳](2010/05/29 09:21)
[107] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 七十七話 「五大国、隠れ里の動向」[岳](2010/05/30 21:40)
[108] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 七十八話 「木の葉にて・上」[岳](2010/07/30 01:27)
[109] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 七十九話 「木の葉にて・中」[岳](2010/06/20 22:53)
[110] 小池メンマのラーメン日誌 八十話 「木の葉にて・下」[岳](2010/07/19 02:30)
[111] 小池メンマのラーメン日誌 八十一話 「決戦を前に」[岳](2010/08/02 00:13)
[112] 小池メンマのラーメン日誌 八十二話 「最後の最後の第一歩・前」 [岳](2010/09/17 20:32)
[113] 小池メンマのラーメン日誌 八十三話 「最後の最後の第一歩・後」[岳](2010/10/11 17:49)
[114] 小池メンマのラーメン日誌 八十四話 「集結、予兆」[岳](2010/10/18 02:24)
[115] 小池メンマのラーメン日誌 八十五話 「五影会談」[岳](2010/11/03 18:56)
[116] 小池メンマのラーメン日誌 八十六話 「退けない一線」[岳](2010/11/06 18:23)
[117] 小池メンマのラーメン日誌 八十七話 「曇天、雪降る荒野にて」[岳](2010/11/21 21:15)
[118] 小池メンマのラーメン日誌 八十八話 「意志、燦燦と」[岳](2010/11/26 22:13)
[119] 小池メンマのラーメン日誌 八十九話 「その一歩、踏み出すのならば」[岳](2012/05/08 00:40)
[120] 小池メンマのラーメン日誌 九十話   「風に舞い」[岳](2010/12/11 20:25)
[121] 小池メンマのラーメン日誌 九十一話 「共に」[岳](2010/12/23 17:18)
[122] 小池メンマのラーメン日誌 九十二話 「十の尾、全の龍を前に」[岳](2013/08/15 02:48)
[123] 小池メンマのラーメン日誌 九十三話 「青い鳥となって」[岳](2013/08/15 02:51)
[124] 小池メンマのラーメン日誌 最終話 「夢の空へ」[岳](2013/08/15 03:01)
[125] 小池メンマのラーメン日誌 エピローグ 「そして………」[岳](2013/10/25 21:43)
[126] あとがきの1[岳](2011/01/31 23:03)
[127] 後日談の1 ~シカマル忍法帳~[岳](2011/02/06 16:35)
[128] 後日談の2 ~とある組織の花火職人~[岳](2011/02/18 22:05)
[129] 後日談の3 ~重なる黒と赤~[岳](2011/03/20 19:21)
[130] 後日談の4 ~帰ってきて~ [岳](2011/04/01 22:21)
[132] キャラクターシート(6/12追記)[岳](2011/06/12 23:54)
[133] 幕間 「小池メンマ 対 桃地再不斬」[岳](2012/03/15 22:04)
[134] 感想返信 (3/1追記)[岳](2011/03/01 22:18)
[135] 忍術一覧[岳](2011/06/12 23:53)
[136] 余談・裏話(6/19に追加)[岳](2011/06/19 01:32)
[137] 後日談の5・前 ~桃地再不斬と白~ [岳](2011/06/16 01:05)
[138] 後日談の5の幕間 ~密談~ (6/22・後半部を改訂、追記)[岳](2011/06/22 19:52)
[139] 後日談の5・後 ~手をとりあって~ [岳](2011/07/10 22:30)
[140] 後日談の6 ~あちこち色々ドタバタ模様~ [岳](2011/07/13 23:38)
[141] 後日談の7・前 ~サムライ達の訓練~[岳](2011/07/24 17:22)
[142] 超番外編 「MENNMA THE・MOVIE」[岳](2011/07/26 00:40)
[143] 後日談の7・後 ~サムライから侍へ~[岳](2011/08/09 23:25)
[144] 後日談の8 ~青空満月~[岳](2011/10/07 00:04)
[145] 後日談の9-1 ~永遠の意味・前編~ (1/29:タイトルだけ変更)[岳](2012/01/29 17:55)
[146] 後日談の9-2 ~永遠の意味・中編~[岳](2012/01/29 20:44)
[147] 後日談の9-3 ~永遠の意味・後編~[岳](2012/02/26 22:17)
[148] 後日談の9-4 ~永遠の意味・完結編~[岳](2012/03/20 20:52)
[149] 後日談の終 ~終わらない空に~[岳](2013/05/04 01:58)
[150] あとがき・その2[岳](2013/05/03 23:07)
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[9402] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 二十九話
Name: 岳◆3d336029 ID:6d0af7c1 前を表示する / 次を表示する
Date: 2009/08/01 15:37





 「・・・麺のメンマのラーメンは、銃弾よりも強いのさ」



     劇場版・小池メンマのラーメン日誌「美味という力」より抜粋













翌日。


何故か俺はキリハの修行を手伝うことになっていた。


「ワシは綱手を説得するから」らしい。あのガマじじい、いつかコロス。



(みえみえ過ぎて嫌なんだよ、あのエロ仙人の気遣いは)



「よろしくお願いします、春原さん!」


でも、勢いよく頭を下げるキリハに今更無理だとも言えない。


(・・まあ、仕方ないか)


了承はしたんだし。報酬は後でせびるが。高い酒とかで。


「うん、じゃあ始めようか、キリハ」

名字ではなく、名前で呼びます。


「名前で呼んで」と言われたので。それなんてフラグ?

それはともかくキリハさん。額当ての上に鉢巻きを巻いているけど、それはダサイのでよしなさい。


「え、でも特訓なんだから・・・」


お約束はいいから。ていうか誰が教えた。もしかしてガイか。あるいはリーか。大穴はカカシか。




「分かりました・・・」

としょぼくれて、鉢巻きを外すキリハ。やっぱり天然なのか。



ま、まあここは気を取り直して。

「じゃあ、始めようか」

・・・とは言ったものの。何を教えたらいいのやら。

(どうしようか、マダオ)

(うーん、まずはアレを教えたら?)

アイコンタクトで確認。ああ、あれか。その方が早く修得できるかもな。

「えーと、手の平の中心部に何か書いて、チャクラの集中点を示すっていう方法は知ってる?」

「はい。自来也のおじちゃんに教えて貰いました」

「で、だ。あれに工夫をこらすとこうなる」

俺はキリハにその書いた文字を見せる。



「『麺』、ですか」



「そう、麺」




頷き、俺はキリハから少し距離を取る。




「そして、これに魂を注ぎ込む感じで・・・!」




チャクラを放出し、そしてスープをかき回すかのように回転させ、その場に留める。



「凄い・・・」

「とまあ、こんな感じ。まあ、これはあくまで補助用だけど、実戦でも使えるよ。手のひらにさらされと書けばすむことだけどね」

愛用の筆を取りだして言う。

「イメージしやすいように、力を注ぎ込みやすいように、何かを書く・・・キリハも、何か書くかい?」

「えっと」

首を傾げて考えるキリハ。

「じゃあ・・・これで」

「これは、うずまき?」

螺旋ともいう。ペロペロキャンディーの中心のアレ。

「はい。『螺旋』丸ですし。あと、母と・・・兄の名字が『うずまき』だと聞いたので、私はこれにします」

少し悲しそうな顔で、それでも笑うキリハ。

うう、胸の奥が痛むぜ

あとマダオ。鼻水垂らして泣くなきめえ。

(だってだってだって!)

急に乙女になるな。え、何、キュンと来たから仕方ない?

知るかヴォケ。

「・・・それじゃあ、サラサラサラリと」

手のひらに渦巻きをかく。くすぐったいのか、キリハの肩が跳ねる。

「はい。じゃあ、乾くまでちょっと待ってね・・・あ、あと構えについてなんだけど」

「構え、ですか?」

「そう。キバ戦で使った時の構え。右脇に抱え込むかのような構えだったっけ。あれがいいね。逆に、こういう構えはよくない」

と左手で右手首を掴み、右手の手のひらを上に向ける。

これじゃあまるで操気弾。

死亡フラグになっちゃいます。あと、口に出しては言えないが某カ○シ上忍と同じになっちゃうし。

(・・・かませ犬属性?)

あ、ほんとだ。良いところに気がつきましたね、マダオ君。

「キバ君と戦った・・ああ、中忍試験予備戦の、あれですか。」

「そう長い間留められない以上、発動から当てるまでの時間は短い方がいいし。そして、抱え込む事で相手の視線を防げるから、術の正体を悟られにくい」

「そうですね」

「あと、邪道だけどこんな方法もある」

まず影分身を発動する。


「あ、影分身の術」


「そう。それで、こうやって」


原作のナルトと同じ方法だ。チャクラを出す役と、抑える役を2分する。

「分割思考、展開・・・なんちて」

「いや、思考は分割できてないでしょ。それに、本格的にやるにはミニスカニーソが必要になるけど・・・はく?」

「きめえ」

「噛むぞ?」

「すんません」

笑顔で八重歯剥き出しにするキューちゃん。即座に謝るマダオ。

「あの・・・」

あ、ゴメン話がそれたね。

「まあ、こんな方法もあるって事。おすすめはしないけどね。馬鹿みたいにチャクラ使うし、発動時に影分身が必須になるようじゃあ、使い所が限られてくるからね」

「そうですね。1人で発動できた方が、使い勝手が良いです」

不満顔で頷くキリハ。

「・・・あと、そういう方法では勝った事にならない?」

「はい。螺旋丸は以前から練習していた術ですから、1人で完全に発動できるようにならないと・・・勝った事にならないです」

真剣な表情で手のひらのうずまきを見つめる。

「意地じゃの」

「意地です」

むん、とガッツポーズをして気張るキリハ。



「じゃあ、墨も乾いたようだし、やってみようか」








「はああぁあ・・・!」

キリハ頑張ります。完成一歩手前までのレベルには至ってるけど・・・もう少しって事か。全力で放出すると、未だに留めきれてない感じ。

でも、うずまきマークが効果あるのか、前にみたアレよりは大分コントロールできている。

「全力で放出し、留める・・・!」

が、失敗。

「きゃあ!?」

抑えきれなかったチャクラが散乱し、その余波の風に弾き飛ばされる。

だが懲りずに、また立ち上がり続ける。



それを少し離れた場所で見ている。まあ、1人で集中するのが一番だからね。

チャクラコントロールが肝の術だから、これ以上こっちが教える事もできないし。

あとは、本人の感覚と技術次第。


まあ、それにしてもだ。

「懐かしいなあ・・・」

「そうだねえ・・・」

失敗して弾き飛ばされるキリハを見て、自分の修行時代を思い出す。

1人森の中、必死に頑張ったもんだ。



あと、『麺元突破・螺旋砲弾』の術の開発中の時にあったことも思い出した。

「最初、失敗して酷い目にあったもんなあ・・・」

「あれはもう局地的な台風そのものだったねえ・・・」

分かりやすくいうと空子旋だった。風龍のケツ触ってないのに・・・。

余波で部屋がえらいことになるし、もう散々だった。



「しかし、見ているだけっていうのもな。時間がもったいない」

「こっちも、何か術の開発でもする?」

「そうだなあ」

「案としては、こういうのあるんだけど、どう?」



言うと、マダオは印を組んだ後、両手を上げて術の名前を言う。



「ばーりーあー」



言葉と共に、術を発動。激しい風の壁が、マダオの周囲を包んでいく。成るほど、確かに使える事は使えるだろう。


だがしかし!


「人生守りに入ってるやんけー!」


術が切れたマダオの顔面に、ドロップキックをかます。


「チグリス!?」


反応できなかったマダオが顔面に蹴りを受け吹き飛んでいく。

俺は倒れ込むマダオに駆け寄り、襟元を掴んで引き起こす。


「てめ、そんな事で視聴率取れると思っとんのか!芸なめとんやないで!」


怒りのあまり、関西弁になってしまう。


「もっと派手に!そんでもって漢気でも女の柔肌でもええから、色気を前面に出す方向で!・・・ということで、キューちゃんが見本を見せてくれるようです」


無茶振りする俺に、キューちゃんは真っ赤な顔で「せんわ!」と怒鳴る。


「えー・・・」


俺とマダオはキューちゃん白けた視線を送る。


「そもそもこの外見でそんなこと出来るわけなかろう!」


と、自分の胸を叩くキューちゃん。


「えーっと、本来の姿ならできるの?」

「当たり前じゃろう」

ふふんと胸を張り偉ぶるキューちゃんだが、無い胸を張られても痛ましいだけだ。

おいたわしや。

(・・・ってそれどころじゃなくて!)

「マジで・・・!?」

あの大きい狐の姿で色気を出す?

え、どういう事?


「む、そういえば一度も戻った事なかったのう・・・やってみるか」



「ちょ!?」



こんなところで!?と叫ぼうとするが、時既に遅し。



「変化!」



ボンという音と共に、キューちゃんの姿が煙りにつつまれる・・・アレ?



(大きくならない・・・?)


と不思議に思う時間もなかった。




煙が晴れた先には、






「どうじゃ」


桃源郷が存在していた。




背が高くなっただけではない。

長く美しい睫に、切れ長の赤い瞳。

顔には、健康的な白い肌の上に、天上の桃のような美しさをもつ、形よく色もいい整った唇が浮かび上がっている。

腰まで伸びて風に棚引く、絹のような金の髪を手でかきわける。仕草が色っぺえなおい。

小さくなく、そして大きすぎない、着物の上からでも分かる美しい胸元の稜線。

折れるかという程に細く、たおやかな腰。





其処には、この世全ての美そのものが顕現していた。





だが、



「あ」



呟きと共に、変化が解けた。


煙が晴れた先。

そこには、子供ながらに大人なセクシーポーズを取っている童女キューちゃんの姿があった。

髪も元に戻ったので、手が空しく虚空を彷徨っている。

何か盆踊りのワンカットみたいなポーズ。


夏だなあ、って言ってる場合じゃねーや。


「「「・・・・・」」」


あまりの状況に、3人全員が固まる。


(なんか、何ていったらいいのか分からねえ・・・!)



子供セクシーポーズみたいな何かを取ったまま、赤い顔で固まるキューちゃん。

予想外の事態に驚いているのか、微動だにしない。今の自分がどう見えてるのか、分かっいるようだ。

爆発する火山の前のように赤い顔をするキューちゃん。迂闊な事はいえない。噴火は嫌で御座る。



フォローについて、マダオとまたアイコンタクトで会議する。


(お前言えよ)

(やだよ)

(俺が言うとまた噛まれるだろ)

(いいじゃない。それも一つの愛の形っていうことで)

(それは食料に対する愛なんじゃないか?)

(食べられる男。いいじゃないかちぇりーぼーい)

(ど、ど、ど、ど、童貞ちゃうわ!)

会議らしく、脱線した。意見がまとまらない。


そこに、キリハが何かあったのかと駆け寄ってきた。



「何やってるんです・・・うわー、キューちゃんかわいー」

と、キリハは顔を真っ赤にして固まるキューちゃんの頭を撫でる。

「うーん、でもキューちゃんにはちょーっと早いかなあ」

キリハは苦笑しながら、キューちゃんの頭をポンポンと叩く。


「・・・う」


「う?」



「うわーんちくしょう、全員狐のうんこ踏んで死んでしまえーー!」



キューちゃんはいつぞやの俺の口調をまねて、泣き真似をしながら森の方へ走っていく。


「え、え、どうしたんですか?」

いきなりの逃亡にキリハが焦る。

「いい。何も語るな。言ってやるな。追ってやるな。武士の情けだ」

忍者だけど。

キリハの肩をポンと叩いて、目頭を抑えながら首を振る俺とマダオ。

「え、でもここらへん熊が出るって聞いたんですけど、大丈夫ですか?」

「・・・あー、それはあぶないねさがしてこよう(棒読み)」

キリハの心配を聞いて、すぐさま後を追おうと走り出す。

まあ熊より強いキューちゃんだから食われる心配はないけど、離れすぎるのもまずいしね。



「・・・って、え?」



ところが、キューちゃんはすぐに戻ってきた。



片手で何かを引きずっている。




「熊、取ってきたぞ」

「うそお!? ってか早いね!?」


襲ってきた所を、八つ当たりも兼ねて返り討ちにしたらしい。


うん、弱肉強食だね。







ということで、その日の特訓が終わった後。

夜飯は、熊を材料とした即席ラーメンとなりました。他の材料は街で購入済みです。

火力調節役はキューちゃん。昼頃から長時間煮込んでいます。

熊で元の出汁を取ってラーメン、これぞ熊元(熊本)ラーメン!

「熊本って何処さ」

「肥後さ♪」

「肥後って何処さ」

「熊本さ♪」

「だから熊本って何処さ」

「船場さ。船場山には狸がおってさー♪・・・っていらんこと思い出した」

狸を撃ったのは鉄砲どころか風の砲弾でしたが。でも砂狸さんの相手はもうしたくないでござんす。煮ても焼いても食えんし。むしろ泥団子になるし。

もう戦う事はないと思うけど、次対峙する時があれば自分、木の葉隠れの里でちょっと隠れます。

(あ、そういえば砂隠れの里で塩取ってきてないなあ)

守鶴で思い出した。

・・・いやな思い出し方だなあ。

「それ、何かの歌ですか?」

「へ? ・・・そう、童歌の一つで手鞠歌・・・って言っても分かんないか」

「テマリ歌?」

「そう、テマリの歌・・・って違う」

思わずテマリ=猟師、狸=守鶴で考えてしまったじゃないか。そんな姉弟で繰り広げられる火サスな展開は心底ゴメンです。

「手鞠ってこれさ」

忍具口寄せの応用で、自作の手鞠を口寄せする。

「これをこうやって、つきながら歌うんだ。やってみる? 息抜きも大事だからね」

「はい」

スープを煮込んでいる間、鞠つきで遊びました。



優勝は、ジョン・ウー監督作品並にアクロバティックな鞠つきを披露したマダオに決定。

歌も何故かロック風になってました。肥後ってここさー、イエイ!じゃないって。

「自重しろマダオ。動きは凄かったけど」


だがマダオは親指を立て、笑いながら歯を煌めかせ、言う。


「心はいつでも15歳。愛されるボクでいたいのザヴォィ!?」


ボディが甘いぜ! と、突っ込み待ちのマダオに一撃。


続いて、キューちゃんとのツープラトン攻撃だ。


「いくぞ!」


キューちゃんがマダオの肩を掴み、こっちに飛ばしてくる。


「ちょ、ちょ、ちょ!」


そこを。


「直径10mm! 氏ね、マダオ」


飛びつき、足でマダオの首を挟み、地面に投げる。


フ ラ ン ケ ン シ ュ タ イ ナ ー 。完全にきまった。


頭から地面に突っ込んで、マダオは死んだ。


「死んでないから・・・」

「ち」

しぶといな。


「あはは、仲いいんですねー3人とも」


一連の光景にを見た後で、俺たちの仲が良いと断定するキリハ。

やっぱり天然なのか。








さあ、出来上がったので食べましょう。

「あ、美味しいですね意外と」

「うん」

店で出される洗練された味じゃないけど、野性味があっていい。

野菜もあれこれ入れたから、栄養も抜群だ。

なんか熊鍋ラーメンみたいになったけど、旨いことは旨い。

「おかわり!」

疲れて腹が減ってたのか、キリハがもの凄い勢いで一杯目を食べ終わりました。

「はい。今日一日頑張ったから大盛りね・・・螺旋丸だけど、一週間以内に出来そう?」

「・・・正直、わかりません。ですが、やってみま・・・いえ、『やります』」

「その意気だ!」

じゃんじゃん食べて!

とどんぶりに大きい肉を入れます。




食べ終わった後、全員で寝ころびながら夜空を見上げる。

「綺麗ですねー」

「そうだねー」

マダオが星座について色々と説明している。

キリハは興味を引かれたのか、その説明を受けながら「そうなんですかー」とわくわくした声で相づちをうっている。

(『父親』っていうのは、こういうものなのかね・・・)

前世も今も親父というものを知らない俺に、二人の姿は眩しく映った。



横目で見ていた二人から目を正面に戻し、1人空の星を見続けている。



すると、



「ん?」


不意に、手が握られた。

横を見ると、キューちゃんが悪戯な表情を浮かべている。これはキューちゃんの手か。

「そんな顔をするな。似合わんぞ」

「悪かったね」

といいつつも、手を握り返す。

すると、キューちゃんはそういえば、と前置きしてある事を質問してきた。

「・・・昼前のあれ、どうじゃった?」

昼前のあれ・・・というと、童女セクシーポーズ事件?

「そっちじゃない」

「痛い」

思いだし笑いしていると、手に爪が立てられた。

そっちじゃないとすると、本来の姿という、あの美女姿の事か。

「・・・うん、綺麗だったよ。今まで出逢った誰よりも綺麗だった」

「・・・そ、そうか」

ストレートな言葉が返ってくるとは思わなかったのか、キューちゃんの頬が桃色に染まる。

でも、本当に綺麗だったし。

「・・・でも、持続はできないみたいだね」

「ん、まあ、そのようじゃのう・・・」

(・・・ん?)

何か、キューちゃんの返答に含まれたものを感じる。

(何か知っている、いや感づいている?)

それで、それを知られたくないのか、そういう感じがする。

「キューちゃん?」

「ん、なんじゃ?」

「・・・いや、なんでもない」

何を隠しているのか知らないが、言うべき時がきたら自分から言ってくれるだろう。

(ここで追求する必要はない、かな)




今は黙って、星の煌めきと手の温もりを堪能しよう。



(本当、贅沢な時間の使い方だな)



流れる風の音と共に、夜は更けていった。






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