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No.9402の一覧
[0] 【本編・後日談完結】 小池メンマのラーメン日誌[岳](2015/04/25 21:41)
[1] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 一話 「知らせなき開幕ベル」[岳](2011/09/22 01:33)
[2] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 二話 「出会って別れて」[岳](2011/09/22 01:34)
[3] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 三話 「開店」[岳](2011/09/22 01:35)
[4] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 四話 「とある木の葉のラーメン屋台」[岳](2011/09/22 01:37)
[5] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 五話 「癒しを求めて三千里」[岳](2011/09/22 01:38)
[6] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 六話 「暗中飛躍」[岳](2011/09/22 01:40)
[7] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 七話 「橋の上の出会い」[岳](2011/09/22 01:40)
[8] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 八話 「新ラーメンと中忍選抜試験」[岳](2011/09/22 01:42)
[9] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 九話 「死の森にて」[岳](2011/09/22 01:42)
[10] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 十話 「入って乱れて」[岳](2011/09/22 01:43)
[11] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 十一話 「死の森を越えて」[岳](2012/03/15 21:52)
[12] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 十二話 「本戦予備選、試される下忍達」[岳](2012/03/15 21:53)
[13] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 外伝の壱 とある3匹の珍道中[岳](2009/06/14 20:30)
[14] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 外伝の弐 死闘!砂の里~赤い狐と緑の狸~[岳](2009/06/15 23:05)
[15] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 十三話 「人間距離」[岳](2012/03/15 21:54)
[16] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 十四話 「木の葉崩しに向けて」[岳](2012/03/15 21:55)
[17] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 十五話 「遭遇戦」[岳](2012/03/15 21:56)
[18] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 十五・五話 それぞれの一日[岳](2012/03/15 21:57)
[19] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 十六話 「嵐の前に」[岳](2012/03/15 21:59)
[21] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 十七話 「中忍選抜試験本戦・一試合目」[岳](2012/03/15 22:00)
[22] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 十八話 「中忍選抜試験本戦・三試合目。二試合目? え、なにそれ」[岳](2012/03/15 22:01)
[23] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 十九話[岳](2009/09/21 01:00)
[24] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 二十話[岳](2009/07/11 00:16)
[25] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 二十一話[岳](2009/07/11 16:28)
[26] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 二十二話[岳](2009/07/05 22:10)
[27] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 二十三話[岳](2013/08/14 23:24)
[28] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 二十四話[岳](2010/02/14 22:22)
[29] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 24.5話[岳](2009/07/15 01:55)
[30] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 二十五話[岳](2009/07/15 21:33)
[31] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 二十六話[岳](2013/08/14 23:14)
[32] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 二十七話[岳](2009/07/25 22:43)
[33] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 二十八話[岳](2009/08/01 15:05)
[34] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 二十九話[岳](2009/08/01 15:37)
[35] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 三十話[岳](2009/08/02 02:08)
[36] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 三十一話[岳](2009/08/03 07:50)
[37] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 三十二話[岳](2009/08/05 22:37)
[38] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 三十三話[岳](2009/08/05 22:35)
[39] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 三十四話[岳](2009/08/09 17:47)
[40] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 三十五話・前編[岳](2009/08/08 20:40)
[41] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 三十五話・後編[岳](2009/08/09 18:08)
[42] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 三十六話[岳](2009/08/16 23:02)
[43] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 三十七話[岳](2009/08/16 04:05)
[44] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 三十八話[岳](2010/05/02 01:14)
[45] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 閑話の1:その後、それぞれの一日[岳](2009/08/17 01:51)
[46] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 閑話の2:そして、そんな日々[岳](2009/08/18 23:35)
[47] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 幕間の1 ~我愛羅~[岳](2009/08/22 02:17)
[48] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 幕間の2 ~テマリ~[岳](2009/08/22 16:23)
[49] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 幕間の3 ~サスケと多由也~[岳](2009/08/23 19:42)
[50] 劇場版 SASUKE ~大疾走!雪姫忍法帳・その虹の先に~ 1[岳](2009/08/31 02:43)
[51] 劇場版 SASUKE ~大疾走!雪姫忍法帳・その虹の先に~ 2[岳](2009/08/31 02:52)
[52] 劇場版 SASUKE ~大疾走!雪姫忍法帳・その虹の先に~ 3[岳](2009/09/05 02:05)
[53] 劇場版 SASUKE ~大疾走!雪姫忍法帳・その虹の先に~ 4[岳](2009/09/09 18:46)
[54] 劇場版 SASUKE ~大疾走!雪姫忍法帳・その虹の先に~ 5[岳](2009/09/21 01:12)
[55] 劇場版 SASUKE ~大疾走!雪姫忍法帳・その虹の先に~ ep[岳](2009/09/13 22:52)
[56] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 幕間の4 ~宿は道連れ湯は色気・前編~[岳](2009/09/27 19:46)
[57] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 幕間の4 ~宿は道連れ湯は色気・後編~[岳](2009/09/21 06:09)
[58] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 閑話の3:夏祭り[岳](2010/03/16 00:36)
[59] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 三十九話[岳](2009/10/04 17:52)
[60] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 四十話[岳](2009/10/04 19:20)
[61] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 四十一話[岳](2009/10/11 15:59)
[62] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 四十二話[岳](2009/10/18 11:24)
[63] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 四十三話[岳](2009/10/14 01:45)
[64] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 四十四話[岳](2009/10/18 11:22)
[65] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 四十五話[岳](2009/10/24 16:26)
[66] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 四十六話[岳](2009/10/25 23:07)
[67] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 四十七話[岳](2009/10/27 19:39)
[68] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 四十八話[岳](2009/10/30 23:47)
[69] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 四十九話[岳](2009/11/07 14:45)
[70] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 五十話[岳](2010/02/25 00:35)
[71] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 五十一話[岳](2010/03/30 00:48)
[72] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 五十二話[岳](2010/02/14 13:24)
[73] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 五十三話[岳](2010/02/25 00:46)
[74] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 五十四話[岳](2010/02/25 00:53)
[75] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 劇場版・Ⅱ その壱[岳](2010/05/19 18:09)
[76] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 劇場版・Ⅱ その弐[岳](2010/05/19 18:12)
[77] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 劇場版・Ⅱ その参[岳](2010/05/19 18:16)
[78] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 劇場版・Ⅱ その四[岳](2010/05/23 14:07)
[79] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 劇場版・Ⅱ その終[岳](2010/05/19 18:21)
[80] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 五十五話 「うちはイタチ」[岳](2010/03/18 00:52)
[81] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 五十六話 「小池メンマのラーメン日誌」[岳](2010/03/21 17:38)
[82] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 五十七話 「別れと再会」[岳](2010/03/21 22:12)
[83] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 五十八話 「始まり」[岳](2010/03/22 21:09)
[84] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 五十九話 「因果の果てに」[岳](2010/03/28 11:12)
[85] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 六十話  「譲れないもの、ひとつだけ」[岳](2010/10/25 02:16)
[86] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 六十一話 「木の葉の忍び達」[岳](2010/04/02 21:58)
[87] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 六十二話 「地摺ザンゲツ」[岳](2010/04/04 18:49)
[88] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 六十三話 「泡沫の光彩」[岳](2010/09/15 03:49)
[89] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 六十四話・前 「乱戦」[岳](2010/04/07 00:59)
[90] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 六十四話・中 「混戦」[岳](2010/04/07 23:00)
[91] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 六十四話・後 「決戦」[岳](2010/04/09 23:41)
[92] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 六十五話 「犠牲」[岳](2010/04/11 22:16)
[93] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 六十六話・前 「宴の前」[岳](2010/04/17 23:07)
[94] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 六十六話・後 「多由也」[岳](2010/04/29 05:00)
[95] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 六十七話 「桃地再不斬×白」[岳](2010/04/26 00:05)
[96] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) ~章前~ 「始まりの終わり、終りの始まり」[岳](2010/05/01 22:17)
[97] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 六十八話 「月は見ていた」[岳](2010/05/06 00:58)
[98] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 六十九話 「錯綜する運命」[岳](2010/05/19 18:05)
[99] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 七十話  「疾走する宿命」[岳](2010/05/18 00:03)
[100] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 七十一話 「動き出した者たち」[岳](2010/05/19 18:05)
[101] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 七十二話 「薬と呪印と男と漢女」[岳](2010/05/22 11:45)
[103] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 七十三話 「慟哭、訪れた後に」[岳](2011/06/17 02:21)
[104] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 七十四話 「うちはサスケ」[岳](2011/06/17 02:20)
[105] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 七十五話 「事後処理と小騒動」[岳](2010/05/26 00:47)
[106] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 七十六話 「人の輪、外れた者」[岳](2010/05/29 09:21)
[107] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 七十七話 「五大国、隠れ里の動向」[岳](2010/05/30 21:40)
[108] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 七十八話 「木の葉にて・上」[岳](2010/07/30 01:27)
[109] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 七十九話 「木の葉にて・中」[岳](2010/06/20 22:53)
[110] 小池メンマのラーメン日誌 八十話 「木の葉にて・下」[岳](2010/07/19 02:30)
[111] 小池メンマのラーメン日誌 八十一話 「決戦を前に」[岳](2010/08/02 00:13)
[112] 小池メンマのラーメン日誌 八十二話 「最後の最後の第一歩・前」 [岳](2010/09/17 20:32)
[113] 小池メンマのラーメン日誌 八十三話 「最後の最後の第一歩・後」[岳](2010/10/11 17:49)
[114] 小池メンマのラーメン日誌 八十四話 「集結、予兆」[岳](2010/10/18 02:24)
[115] 小池メンマのラーメン日誌 八十五話 「五影会談」[岳](2010/11/03 18:56)
[116] 小池メンマのラーメン日誌 八十六話 「退けない一線」[岳](2010/11/06 18:23)
[117] 小池メンマのラーメン日誌 八十七話 「曇天、雪降る荒野にて」[岳](2010/11/21 21:15)
[118] 小池メンマのラーメン日誌 八十八話 「意志、燦燦と」[岳](2010/11/26 22:13)
[119] 小池メンマのラーメン日誌 八十九話 「その一歩、踏み出すのならば」[岳](2012/05/08 00:40)
[120] 小池メンマのラーメン日誌 九十話   「風に舞い」[岳](2010/12/11 20:25)
[121] 小池メンマのラーメン日誌 九十一話 「共に」[岳](2010/12/23 17:18)
[122] 小池メンマのラーメン日誌 九十二話 「十の尾、全の龍を前に」[岳](2013/08/15 02:48)
[123] 小池メンマのラーメン日誌 九十三話 「青い鳥となって」[岳](2013/08/15 02:51)
[124] 小池メンマのラーメン日誌 最終話 「夢の空へ」[岳](2013/08/15 03:01)
[125] 小池メンマのラーメン日誌 エピローグ 「そして………」[岳](2013/10/25 21:43)
[126] あとがきの1[岳](2011/01/31 23:03)
[127] 後日談の1 ~シカマル忍法帳~[岳](2011/02/06 16:35)
[128] 後日談の2 ~とある組織の花火職人~[岳](2011/02/18 22:05)
[129] 後日談の3 ~重なる黒と赤~[岳](2011/03/20 19:21)
[130] 後日談の4 ~帰ってきて~ [岳](2011/04/01 22:21)
[132] キャラクターシート(6/12追記)[岳](2011/06/12 23:54)
[133] 幕間 「小池メンマ 対 桃地再不斬」[岳](2012/03/15 22:04)
[134] 感想返信 (3/1追記)[岳](2011/03/01 22:18)
[135] 忍術一覧[岳](2011/06/12 23:53)
[136] 余談・裏話(6/19に追加)[岳](2011/06/19 01:32)
[137] 後日談の5・前 ~桃地再不斬と白~ [岳](2011/06/16 01:05)
[138] 後日談の5の幕間 ~密談~ (6/22・後半部を改訂、追記)[岳](2011/06/22 19:52)
[139] 後日談の5・後 ~手をとりあって~ [岳](2011/07/10 22:30)
[140] 後日談の6 ~あちこち色々ドタバタ模様~ [岳](2011/07/13 23:38)
[141] 後日談の7・前 ~サムライ達の訓練~[岳](2011/07/24 17:22)
[142] 超番外編 「MENNMA THE・MOVIE」[岳](2011/07/26 00:40)
[143] 後日談の7・後 ~サムライから侍へ~[岳](2011/08/09 23:25)
[144] 後日談の8 ~青空満月~[岳](2011/10/07 00:04)
[145] 後日談の9-1 ~永遠の意味・前編~ (1/29:タイトルだけ変更)[岳](2012/01/29 17:55)
[146] 後日談の9-2 ~永遠の意味・中編~[岳](2012/01/29 20:44)
[147] 後日談の9-3 ~永遠の意味・後編~[岳](2012/02/26 22:17)
[148] 後日談の9-4 ~永遠の意味・完結編~[岳](2012/03/20 20:52)
[149] 後日談の終 ~終わらない空に~[岳](2013/05/04 01:58)
[150] あとがき・その2[岳](2013/05/03 23:07)
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[9402] 小池メンマのラーメン日誌(ナルト憑依) 24.5話
Name: 岳◆3d336029 ID:6d0af7c1 前を表示する / 次を表示する
Date: 2009/07/15 01:55







※注:今回はシリアス風味&オリジナル設定(独自解釈強目)があります。








雨の中、1人の少女が木にもたれ掛かり、空を見上げている。


「ちくしょう・・・」


赤い髪を持つその少女。名を多由也といった。

多由也は顔を伏せ、地面を見つめながら悪態をついた。


「ちくしょう・・・何もかも忘れたのに・・・なにを、今更・・・何もかも忘れた筈なのに!」

地面に自らの拳を打ち込み、顔を伏せたまま叫んだ。

世界を恨む、呪いの言葉を。

「ちくしょう・・・・!」


両手を地面に打ち付ける。何度も、何度も。泥まみれになろうとも、構わない。ただ、その悲嘆を両手に乗せ、そのまま地面に打ち付ける。



やがて、多由也は顔を上げて、自分が持つ笛を見る。

(母さん・・・)

これは、母の形見。病で死んだ母が自分に託したもの。今では、これが、母と自分を繋ぐ、唯一のもの。

目を瞑る。

(・・・そういえば、母さんが亡くなった日も・・・こんな風に雨だったな)

今では思い出せる。母が自分に遺した、数々の言葉を。




『音楽を学ぶ者にとって、大切なものは一つ。それは、文字通り音を楽しむことや』

『技だけが全てやない。人同士の関係と同じで、見た目はかなり複雑なことやけど、それはあくまで外郭や。根にあるのは、すごく単純。

・・・言葉で表すには難しいけど・・・多由也にも、いずれ分かる。きっとや』

『多由也。結局、ウチはアンタに何も遺してやれんがった。あの笛だけや、うちが遺せるのは』

『・・・ごめんな』




両手で、頭を抱える。

思い出したくない。ウチは捨てた。何もかも捨てた。生き残るために、力を得るために捨ててしまった。

(何で思い出す。あの時に捨てた筈だ・・・)





多由也を除く5人衆。次郎坊、鬼童丸、左近、君麻呂は大蛇丸様の傍についた。

多由也の役割は、監視であった。一尾・守鶴の人柱力である、我愛羅を監視する任務を命じられた。


5人の中でも最も聴覚が鋭いという理由で。





そして、監視の最中だ。多由也は見た。『それ』を見てしまった。



1人の、男の姿を。巨大な怪物を眼前に置き、それでも逃げない、出鱈目な男の姿を。




前だけを見て突き進む、その姿勢。その言葉。その意志。その覚悟。昔、絵本で読んだおとぎ話のようだった。



多由也はその後の出来事を思い出し、また歯を食いしばる。

それだけでは、思い出さなかった。

きっかけは、あの言葉だ。金の髪をした少年が、九尾の人柱力が、うずまきナルトが我愛羅に向けて言った、あの言葉。




『全力で抵抗する。それでも死んだら、仕方ないさ。最後まで、自分の生き方に関しては嘘はつかなかったと、胸を張って・・・あの世で誇るさ』



その言葉を聞いた時、体中に電流が奔った。

心の中の何かに触れた。そして、思い出してしまった。





夢を捨てて、母の遺志を忘れてしまったことを。




引き替えに、生き延びるための力を手に入れた。

結果、死なずにすんだ。生き延びられた。




(・・・それで?その先は?)

自問する。

男は断言した。

『いずれ、全部無くなるだけさ』

それが事実だ、と言わんばかりに。

・・・あれだけの力を持って尚、その終わりは変えられないという。それが不可避の結末だと、言うのなら。

(うちの選択には意味が無い。捨てて手に入れたものに、意味は無かった)

生き延びるために、大蛇丸様の配下になった。生き残るために、呪印を受け入れた。その度に何かを差し出した。

(大事なモノがあった筈なのに。それでも、ウチは諦めた)

その事は覚えていた。でも、何を差し出したのか、何を忘れていたのか・・・『忘れたモノ』さえ忘れていた。


(・・・呪印と、暗示か)


死を幻視させられる程の殺気。人格を変質させる呪印、というところか。

・・・元にある人格を蹂躙するには、酷く合理的な方法。好戦的な使える駒を作成する方法。


(でも・・・・何で)


目の端から、液体が零れる。これが雨の滴なのか、それとも涙なのかは分からない。


(何で、今更、思い出す。思い出させる・・・・いまさらっ・・・いまさら!)



力より大切なものがあると。

母から何度も聞かされた事も。

音で人を幸せにすると。

音で誰かの心を癒すと。




浮かんでは消える、過去の残滓。




両手で目を覆う。止まらない。頬に流れる水滴も、胸を襲う痛みも。

戻れる筈がない。かつての自分に。正気を取り戻したが、戻れる筈もない。この手は既に血まみれだ。

戦争の中、何十人もの忍びをこの手で・・・この笛の音で屠ってきた。

(・・・ウチは、ウチは・・)


答えがでないまま、身体はある場所へと向かっていた。


音隠れの里ではなく。


向かう場所は一つだった。

あの、うずまきナルトが営んでいるという、ラーメン屋台『九頭竜』へ。









~キリハside~


3代目が亡くなった。

あの、大蛇丸と戦って。



「・・・おじいさん」

家族のいない私にとって、3代目火影は祖父のようなものだった。

同時に、尊敬すべき忍びの頭領だった。



葬式は、戦いが終わった後、少しして行われた。あれから、ずっと雨が続いている。

(空が泣いているよう・・・)

雨の中、3代目を送る人達の顔を見る。みんな、泣いていた。3代目が木の葉からいなくなった事を、悲しんでいた。

(あれが、ジジイなりのケジメの付け方じゃったんだろ・・・)

自来也のおじさんは、虚空を見上げながらそう呟いていた。

かつての戦友が、兄弟弟子が、抜け忍が。胸中に渦巻く感情。その名は憎悪か、怨嗟か、悲哀か、後悔か、諦観か。

おじさんの五分の一程度しか生きていない私では押し計れない程、膨大な質量の感情がその胸の中で暴れているのかもしれない。




雨の中、傘をさしながら、私は里の中を歩き回った。

誰もが悲しんでいた。木の葉を照らす、優しい火の影が失われた、その事を悲しんでいる。



そして夕方。私は、里の外れで一つの灯りを見つけた。

雨のせいか、辺りは既に暗くなっている。その中で、淡い提灯の光が周辺を照らしている。



「ラーメン屋、今日もやっているんだ」

私はその火の輝きに誘われ、その方向へと歩き出した。



先客が1人いた、静かに、ラーメンを食べている。


「らっしゃい」


いつもの、メンマさんの声。

明るくもなく、暗くもなく。いつもの声色だ。


「こんにちは・・・?メンマさん、その傷どうしたの!?」


「ん?ああ、かすり傷、かすり傷」

と、腕の包帯を軽く叩く。


取りあえず、私が修行している間に新しくできた、『火の国の宝麺』というラーメンを頼む。


「あいよ」


背後には雨の音。目の前には、麺を煮込む音。



「おまち」






「・・・」

「・・・」

「・・・」

雨の中、静かに時間が過ぎる。

雨音が雨の数だけ。麺をすする音が二人分。

(滅茶苦茶美味しい・・・)

静かに、食べ続ける。

「美味しいかい?」

「「はい」」

私ともう1人の客が応える

「それはよかった」





しばらくして、私はメンマさんにある事を質問した。

「何のために・・・」

「うん?」

「何のために、人は戦うんでしょう。楽しくなんかないのに」

「そうだね・・・」

メンマさんは目を瞑って応えてくれる。

「きっと、理由があるからだろうね」

「理由?」

そう、理由、といって、メンマさんは指を一本づつ立てていく。。

「曰く、誇りの為に。曰く、夢のために。曰く、死なないために」

「・・・」

「自分だけの理由に従って、あるいは自らの誇りに従って・・・退かない。だから、ぶつかり合うんだ。世界は割と狭いからね。ましてや、この情勢だ」

「・・・そうですね」

そこで、メンマさんは戯けた口調で言う。

「俺からすれば、くだらない事だと思うよ。そんな事より、互いに腹割って、旨いモンでも食って、酒呑んだらいい。そうしたら、殺し合いなんて起きない」

「確かに、そうかもしれないですね」

互いの事を知れば、殺し合いなんか起きないかもしれない。

「俺なら、敵を目の前に叫んでやるね。『俺のラーメンを食べろぉ!』って。何せ、命賭けてる自慢のラーメンだ。食べたら、いちころだぜ」

「ふふっ」

親指を立てて笑うメンマさんの姿が可笑しくて、私も思わず笑い声が零れる。

「まあ、俺はまだまだ未熟だから、そう簡単にはいかないからね。木の葉隠れの忍者さん達にゃあ、感謝してるよ」

「いえいえ、メンマさんのラーメンのおかげです」

「ははっ」






「ありがとうございましたー」





メンマさんの声を背に、家路を辿る。



雨はもう、止んでいた。





(メンマさんも戦っているんだ)

悲しい表情を見せないで、美味しいラーメンをご馳走してくれた。腕を怪我しているのに、痛む素振りもみせず、私を元気づけてくれた。

(あそこが、メンマさんの戦場なんだ)

命を賭けているという言葉に嘘はない。私は、そう感じた。

「自分の戦場、か」

呟く。

おじいさんが自ら思い、そして選択した戦場。それは、木の葉隠れの里を守るため。火影としての存在を示すため。

最後の戦場。託されたのは何か。それは、火の意志だ。

誰かの戦場を汚さないように。それぞれの役割を壊さないように。

3代目の遺志を受け継ぐというのならば。木の葉という、大きな家を守る・・・木の葉を照らす、優しい火の影になる。

そして。

(今日は、たくさん泣こう。そして、明日からはまた笑おう)

いつまでも泣くのはやめよう。それは、『おじいさん』が望む事だとおもうから。















~メンマside~




(さて、どうするか)

目の前には、1人の客。

『あの音隠れのくの一だよね』

(ああ。でも、随分とチャクラの質が変わってる)

前のような、汚いチャクラではなかった。

そのせいで、始めに方は誰だか分からなかった。注意深く探らなければ、見分けられなかっただろう。

(・・・今は、迂闊な事はできない)

あの騒動の後だ。暗部が定期的に辺りを見回っている。ばれるリスクは避けたい。

それに、多由也に正体がばれているとも思わない。

『そもそも、正体を知られているなら・・・1人でここにはこないだろうし、ね』

静寂が満ちている空間。音といえば、時折吹く風が木々を揺らすぐらい。

そんな中、変化した多由也が口を開く。



「店主さんは」

「ん?」


「店主さんは、夢を諦めた事がありますか」

「・・・夢を?」



「・・・生き延びるために、夢を諦めたことがありますか」



多由也は言葉を一端切って、また意を決するように話しかける。


「夢のために生きたとして、それでも道を踏み外して・・・夢とは大きくかけ離れた場所で・・・戻れないところまで来たら。そこで、終わりになるんでしょうか」


言葉の途中で、質問から自問に切り替わる。混乱しているようだ。

(何を言えばいいのか、分からないといったところか)

そして、答えが欲しいと叫んでいる。



取りあえず、質問には答えよう。


「起きてみる夢に終わりなんてないよ。終わらせる事はできるけど」

「え?」

「寝ている間に見る夢が終わるのは、起きた時だけど・・・起きている間に見る夢が終わるのは、諦めた時だけだから」

「・・・夢を叶えたら、終わりじゃないんですか?」

「次の夢があるだろう。次を見ないで現状に満足したまま、というのは・・・見たくないと同義だ。上を見るという事を、諦めることと同じ」

「いつになれば終わるんですか?」

「生きている限り、いつまでも」

「夢を見る資格を、無くした場合でも?」

「それは、罪を犯したから諦めるという事?うーん、どうだろうね」

罪を犯さない人間なんて、いないし、資格、というのがそもそも分からない。程度の問題か?誰が判断するんだろう、それは。

「綺麗に生きられたらいいけどね。でも、それが無理な場合もあるだろう」

誰も、殺したくなんてない。でも、生き延びるためには、という時も確かにある。それが未熟さ故の罪だというのなら、一体誰が許されるというのだろう。

それじゃあ、生まれが全てになってしまう。それは違うと思う。

「選べる道なんて、多くなかっただろう。どこを見ても、間違いだらけの選択肢。そんな中を、必死に生きてきたんだろう」

「・・・はい。あの、どうして」

「いや・・・君の瞳を見て何となく、そう思った」

これは、半分が嘘だ。推測の情報源は、昔の噂。

音の里が興される前後だったか。各地で子供、それも浮浪児や孤児が失踪する事件が多発しているという事を、風の噂で聞いたことがあった。

(大蛇○のやりそうな事だ)

「・・・ウチは、思い出した事があるんです」

「それは、夢?」

「はい。でも、ウチはそれを忘れていて・・・最近、思い出したんです。でも、今更戻る事なんて・・・」

「例え、罪を犯したとしても。過去に苛まれながらも、それでも見たい夢があるんなら」

「・・・」

「こう、シンプルに考えればいい。夢を諦めて今の道を進み続けるか・・・あるいは、過去に魘されながらも、夢を追い続ける事を選ぶか」

「二つに一つ、という訳ですか」

「シンプルだろう」


多由也は、胸の辺りを抑えた。そこに隠している何かを、確かめるように触れて、数秒間考えていた。

そして、立ち上がる。

「お客さん、お勘定」

俺がそういうと、多由也が慌ててラーメン代を出そうとする。


が。


「あ」

急に、ポケットを探り出す。どうも、お金を持って無いみたいだ。

こっちに背を向けながら、どこかにお金が無いかを、一生懸命探している多由也。

俺は苦笑した後、背中を叩いて、優しく話しかけてやる。

「いいよ。ツケにしておくから。クサイ台詞を聞いてくれた礼と思ってくれていい」

多由也は顔を真っ赤にした後、小さい声で返事をする。

「・・・すいません。それじゃあ、また来ます」



頭を下げる。そしてその後、

「決まったか?」

「・・・はい。ありがとうございます」

例え変化の術を使ったとしても、目の奥の光まで変えられる訳じゃない。

その目を見て、俺は頷いて、笑った。


「そう。じゃあ、お気をつけて」


悠然と立ち去る背中を、俺は静かに見送った。











『よかったの?』

「色々と、ケジメつけに行ったんだろう。縁があればまた会うさ」






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