*初めまして、へヴィープレイヤーと申します。
テスト板、規約改正に伴い、本家のナルト板にお引越ししてきました。
ある意味うまく引っ越せるかの機能もテストさせて頂きます。
作品について少しだけ説明をさせて頂きます。
今も稼動していますが、MMOネットゲームのウルティマオンライン=UOとナルトのクロスオーバーです。
ある要素が途中から新たにナルトの世界に加わるため、原作から逸脱した話となっていきます、簡単な違いは、登場人物は多かれ少なかれ、実力が強化されています、また、原作ではなかった組み合わせのパーティーも多数見受けられます、多少強引な解釈をしている点もあるため、ほんの少しだけそういったところには目を瞑ってくれれば幸いです。
誤字脱字等あれば、指摘していただければ幸いです。
よろしくお願いいたします!
NARUTO、世界の主人公は忍者である、火や風といった五大国が存在しており、国は里を持ち、里の長は影と呼ばれる、火影、水影、風影、多数の忍びはチャクラと呼ばれる体に流れるエネルギーを活用し、常人には出来ない超人的な技を使う。
UO、世界の主人公は、人間であり、多数のモンスター、それに数多のスキルである、多数のファセットにわかれて暮らす人々の話であり、主役は、一人一人が担うものであり、時代の移り変わりとともに、制約が増えてはいったが、かつてはあらゆることが許されていた世界であった。
魚と鳴門、これはとてつもない制限を背負ってしまった、力なき少年の苦節と涙に塗れた物語である。
700と225、この二つの数字でピンと来る人は一体何人いるんだろうか。
しかし、数奇過ぎる運命に翻弄されちまった俺は、この数字とうまくやっていくしかない。
まったくもってくそったれだ、ああ、くそったれだ。
樹海の中、俺は気付いたら一冊の本と赤い苔に蜘蛛の巣といった、
細々した物と一緒に倒れていた、幼児の姿で。
で、隣には死体です。
べっとりと赤い液体が俺についているんだけど、本物だな、これ。
血糊ってどんなものか知らないけど、鉄の味がするし、
鼻血の味と一緒だ・・・
殺人事件!!!!!!!
ってなんで俺は子供なんだよ、しかも死体、死体ってあれだぞ
死んじゃったら何にも出来ないんだぞ!
いじめがかっこわるいのは当たり前だが、
もっとかっこわるいの自殺しちゃうやつだ、
そうはいっても性格だし、全員が全員うまくいくとは限らないけど
この場面だと、容疑者俺だよな、献身しなきゃいけないのか?
誰にだよ!
俺は天才数学者でも天才物理学者でも無いっての!
まだ死んで間もないのか、体温が暖かい。
死後硬直ってやつ?
もまだ始まっていない、らしい、専門家じゃないから全然わからんけど。
いつものように現代世界の日本という極東の島国の更に小さい分類で
分けられる東京っていう人と車が無駄に多い土地柄の中の
更に小さい区の一つの中の町って命名されている
中の家の中で両親の庇護の元、
慎みなかがら静かに暮らしていたはずだ・・・たぶん。
あれか、大学受験のために必要だと嘘をついて手に入れたパソコンで、
親に見つからずこそこそとネットゲームをやっていたのを
天の神様は見逃さず、俺に天罰を食らわしたのか、
どんだけ暇人なんだ天の神様、
*主人公は死体に馴れていません、混乱しています。
ごめんなさい、謝りますから俺の部屋に帰してくれ、
土地の事情で、狭っくるしいが、俺にとっては聖域だった、
あの漫画と参考書とパソコンに音楽プレイヤーが揃っていた天国、
帰してください・・・
やべえ涙が出てきた、ここ狼とかいねえよな。
「こんな所で何してるんだ?」
ネットでみた土下座の究極形、キングオブ土下座をしていたところ、
どこからともなく声が、見間違えに決まっているこんな樹海に人がいるわけ無いよな、
「しゃべれないのか?」
あれか、樹海で気軽に話しかけてくる人は間違いなく霊かお化けだって仲のいい馬鹿に教わったな。
そりゃそうだ、こんな所にこんな奇麗な人がいるわけが無い。
「可哀想に・・・隣の人は父親かい、九尾から子供を逃がそうとこんな所まで・・・」
しかしどっかで見たことがあるような・・・
いまいち記憶が確かでないが・・・
・・・九尾?
・・・白面のもの?
・・・いやいや、んな陳腐な事が、平々凡々なこの俺の身に起こるわけがない。
「怖かったんだね、もう大丈夫だよ、四代目様が追い払ってくれたから」
奇麗な人が俺の頭に触れた、触れた。
・・・・・・人間だ、体温もある。
血まみれになっている俺の顔を綺麗な人は手に持った布きれで奇麗にしてくれた。
四代目?九尾・・・・・・
「お姉ちゃん、獣の槍って知っている?」
な訳ないよな、だってどこかで見たと思ったら、俺の好きな漫画の
NARUTOに出てくる忍び装束にそっくりだし、四代目って言ったら火影だな。
「いいんだよ、怖かったろうに、親は・・・もう手遅れだけど」
最後の方の声は言いづらかったのか、蚊の泣くような小さな声で、
奇麗な人は俺を抱きしめてくれた、血で汚れちゃうのも労らず。
体温が心地よい、奇麗な人が悪人でも、ここで俺が殺されても、
これは、夢じゃないな。
悲しいことに、最悪な事に、無惨なことに、最低な事に、
現実なんだな。
柔らかいぬくもりと共に、俺の体は睡眠を欲していたらしく、
静かに意識が落ちていった。
・・・・・・俺の名前って、なんだっけ。