はじめまして。黒と申します
友人に勧められたマブラヴにハマったのも随分昔のこととなってしまいましたが、マブラヴの発売以降発表された様々な作品にマブラヴの影響を垣間見る度、いかにマブラヴが優れた作品であったか思い知らされ、この度筆を取ってみました
自分がマブラヴに感じている魅力を一言で表すと、『緻密に計算された世界観』です
私は特に台詞やシチュエーションの重ね合わせといったものを好物としている人間ですので、作品中の何気ないシーンが、実は、別のシーンと重ね合わせられたものだったと気づく度、感動を抑えられません
例えば、『吹雪』
マブラヴのUNLIMITED編では武と冥夜が、マブラヴオルタネイティヴでは武と冥夜、武と悠陽が、そして、マブラヴオルタードフェイブルでは武と冥夜、武と悠陽が、『吹雪』のなか二人きりになるという状況が発生します
例えば、『足止め』と『15分』
前作、君が望む永遠の主人公である孝之は、言葉は悪いですが水月に『足止め』され、約束の時間に『15分』遅れたことで遙と離れ離れになり、マブラヴのEXTRA編で主人公である武は、純夏に『足止め』され、『15分』のタイムリミットを過ぎることで冥夜と別れることになります。また、UNLIMITED編でも、霞に『足止め』され、『15分』のタイムリミットに間に合わず、恋人と最後の別れを交わすことができませんでした
マブラヴにはこのような重ね合わせが山ほどあります
拙作では、作中で人類の敵である『BETA』とは、一体何と重ね合わせられたものだったかについて週刊少年マガジンの問題児『MMR』的なノリで追及しつつ、マブラヴの影響を受けたと私が勝手に思っている作品群、及び、マブラヴに影響を与えたかもしれない作品群をぐちゃぐちゃに突っ込んでいきたいと思います
※最後に注意ですが、
マブラヴサプリメントが決定打となり、私のなかで『鑑純夏』は主人公にとって都合の良いヒロインから遠ざかっています。私としては唯一絶対最強の純愛キャラとして好ましく思っていますが、人によってはゲロイン(ゲロ以下のにおいがプンプンするヒロイン)と受け取られるキャラとなっていますので、気分を害された方は、もう一度原作のマブラヴを手にとってお口直しをしていただけたらと思います
以下、マブラヴサプリメントをプレイした私の感想です
あ…ありのまま今起こった事を話すぜ!
『おれは 奴の前でトンカツに醤油をかけていたと思ったら いつのまにか婚活に勝負をかけていた』
な…何を言っているのかわからねーと思うが
おれも 何をされたのかわからなかった…
頭がどうにかなりそうだった…
催眠術だとか超スピードだとかそんなチャチなもんじゃあ断じてねえ
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ……