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No.28072の一覧
[0] 光菱財閥奮闘記!! 【9月25日 本編更新】[カバディ](2012/09/25 15:32)
[16] 第Ⅰ章<始動編> 2話 契約 《7/6改訂更新》[カバディ](2012/07/06 18:32)
[17] 第Ⅰ章<始動編> 3話 目標 《7/6改訂更新》[カバディ](2012/07/06 18:33)
[18] 第Ⅰ章<始動編> 4話 会議 《7/6改訂更新》[カバディ](2012/07/06 18:35)
[19] 第Ⅰ章<始動編> 5話 瑞鶴 《7/6改訂更新分》[カバディ](2012/07/06 18:36)
[20] 第Ⅰ章<始動編> 6話 初鷹 《7/6改訂更新分》[カバディ](2012/07/06 18:36)
[21] <第Ⅰ章>設定 1980年編 [カバディ](2011/10/13 18:12)
[22] 第Ⅱ章<暗躍編> 1話 商売 《10/28改訂更新分》[カバディ](2012/01/04 16:09)
[23] 第Ⅱ章<暗躍編> 2話 政治 《10/30改訂更新分》[カバディ](2011/10/30 15:50)
[24] 第Ⅱ章<暗躍編> 3話 戦況 《11/4改訂更新分》[カバディ](2011/11/12 16:50)
[25] 第Ⅱ章<暗躍編> 4話 量産 《11/8日改訂更新分》[カバディ](2011/11/19 16:59)
[26] 外伝《東欧の地獄編‐Dracula lui mormnt‐》 第1話  集結 [カバディ](2012/01/04 16:10)
[27] 外伝《東欧の地獄編‐Dracula lui mormânt‐》 第2話  東欧 [カバディ](2012/01/04 16:11)
[28] 外伝《東欧の地獄編‐Dracula lui mormânt‐》 第3話  戦場 [カバディ](2012/01/04 16:13)
[29] 第Ⅱ章<暗躍編> 5話 愚策 《11/12改訂更新分》[カバディ](2011/11/19 16:57)
[30] 外伝《東欧の地獄編‐Dracula lui mormânt‐》 第4話  場景[カバディ](2012/01/06 19:10)
[31] 外伝《東欧の地獄編‐Dracula lui mormânt‐》 第?話  日常[カバディ](2011/09/12 23:32)
[32] 第Ⅱ章<暗躍編> 6話 冷戦 《11/21改訂更新分》[カバディ](2011/12/03 14:27)
[33] 第Ⅱ章<暗躍編> 7話 現実 《12/3改訂更新分》[カバディ](2011/12/03 14:18)
[34] 第Ⅱ章<暗躍編> 8話 権威 《12/21更新分》[カバディ](2011/12/21 20:06)
[35] 第Ⅱ章<暗躍編> 9話 理由 《12/21更新分》[カバディ](2011/12/21 20:09)
[36] 外伝《東欧の地獄編‐Dracula lui mormânt‐》 第5-1話 乱戦[カバディ](2012/07/07 20:08)
[37] 外伝《東欧の地獄編‐Dracula lui mormânt‐》 第5-2話 調整 [カバディ](2011/10/26 19:36)
[38] 外伝《東欧の地獄編‐Dracula lui mormânt‐》 第5-3話 対立[カバディ](2012/01/06 16:08)
[39] 外伝《東欧の地獄編‐Dracula lui mormânt‐》 第5-4話 結末[カバディ](2012/01/06 19:29)
[40] 第Ⅲ章<奮闘編> 1話 新造 《7/8新規更新》[カバディ](2012/09/25 14:27)
[54] 第Ⅲ章<奮闘編> 2話 増援 《9/25新規更新》[カバディ](2012/09/25 15:32)
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[28072] 第Ⅰ章<始動編> 6話 初鷹 《7/6改訂更新分》
Name: カバディ◆19e19691 ID:f630435c 前を表示する / 次を表示する
Date: 2012/07/06 18:36
※pixivにてオリジナル戦術機を描きました。感想欄[30]にてリンクを設けました。 それか  pixiv 「光菱財閥 翔鷹」 で検索をお願い致します※

****************************

前回意味深な発言によって話が終わったが、何のことは無い。それよりも重要な計画があったからだ。

それはマブラヴ史実にはありえない戦術機計画であり、光菱が主導する、新しい概念を持った国産戦術機開発計画。

それが第二世代戦術機、翔鷹開発計画『初鷹』のことである。


この計画は先の瑞鶴を凌ぐ極秘中の極秘な上、国家最重要計画とまでされており、

瑞鶴開発で試された数々の技術を導入しつつ、瑞鶴では使用することができなった知識をフルに使って実現しようとする「現時点で実現出来る最優の戦術機」を目指したものでもあり、言ってみればこれからの日本の切り札となる予定のものなのだ。

瑞鶴涙目WWW

まあ実際、この時代にないはずの戦術機を作ろうとしたって、将来の戦術機やモビルスーツなどを技術やノウハウ、ドクトリンの観点からもそのままコピーするわけにもいかず、この国が到達するレベルに合わせなければならないため、いきなり第3世代ッ!!には成り得ない。

しかしそのレベルでも本来の80年代の日本の技術からしたら、それこそ革命的なものとなるのだから、未来知識は恐ろしいものだ。

そもそも、先の瑞鶴計画を延長した理由の一つに翔鷹に必要な各種技術の把握を務める必要があったからであり、瑞鶴の方は冨獄、河崎に遠田技術等、技術がある中堅企業を組み込ませることで光菱は補助として開発する体制を構築されている。


そうして光菱はこちらに力を注ぎこむことになっているのだ。

そうして実現することになるのは全長16m、重量は50トンほどの小型戦術機。

第二世代の平均が18メートルなのだからずいぶん小さい機体になる予定のこの機体だが

「ずいぶんとがっしりした機体構造だ。」

戦術機開発に携わっている技術者がそう言ったように"第二世代"と言ったのにも関わらず、ずいぶんとがっしりした印象を受ける形をしているのだ。

現にその全長からしても胴体部分の大きさは完成時のF-14よりも大きい。

姿勢も人型のように背筋を伸ばしたものではなく前傾姿勢であり、手足などは短く太い。正に骨太な機体構造なのであり、「あれっ?第一世代じゃないのこれ?」と首をかしげたくなる外見をしていた。

しかし、構造力学上、遠心力から来る部品の摩耗を抑える狙いがあるために機体の小型化は非常に利点が多く、
元々日本企業が強い「小型化しながらの高性能化」を兵器でも実現しようと言う物で「兵器はデカければ良いわけではない」と証明したかったからでもある。

それに加え、瑞鶴と並行した素材開発計画の中でコストパフォーマンスが高い装甲と構造を他の世界から選出し、同出力を用いても120パーセントの運動性・機動性の向上が見込めるのも大きい。

そうして第2世代機の基本となる機動性の強化を実現しながら、小型化による運動性並びに低コスト化に繋がったのだ。

これから見た通り、この翔鷹は未来の素材技術やその知識による利点によって、まだあるアメリカとの基礎技術…つまりはノウハウという埋め難い差を、無理やり埋めようと考えているのであり、短期間で米製戦術機に勝つ唯一の手段と結論付けられたからだった。


だからこそ武装面で大切になってくる手腕についても挑戦的な改良が成されている。

全体の出力、人間で言えば筋力にあたる電磁伸縮炭素帯の新技術によって、長さを短くしながら出力向上の見込めるこの翔鷹では、その強みを活かすために新機構として、片腕で突撃砲所持時に突撃砲と腕がドッキングする機講が付随されたのだ。

これはサブアームが突撃砲を固定することで射撃反動の吸収、それによる集弾率の向上を目指したものであり、

腕と銃本体がドッキングすることで内部直接給弾方式も可能とした新機構、

継続射撃実行時には腰部装甲ブロック内にあるベルト式弾倉と繋いで、砲身寿命寸前までの継続射撃が可能なように変更されており、従来の戦術機の主兵装WS-16C突撃砲を用いれば、その装弾数(6000発)は3倍以上にまで膨れ上がる代物はそれだけで魅力的な武器となる。

またその機構を最大限活かすためのこの機体専用の突撃砲も開発中であることもここに付随させておこう。


それ以外にも火力を求めるために取り付けられた兵器があり、その一つがBETA中最大の個体数を誇る戦車級に対しての防衛火器。

我が社が現在東和工業と共同開発している歩兵用の12、7mm重機関銃を転用した…防衛重機銃だ。


主兵装によって数を減らし、撃ち漏らした小型BETAに対して使う防衛用火器であり、場所は射線を上げすぎず、後方射撃も可能で死角が少ない場所ということで、まぁ…場所としては股間…別名《チンチ○バルカン》とも呼ばれる兵器となってしまったこの機構。

真面目に考えてここなんだから蔑称には違いないのだが…実用性があるのだから、しょうがないと言いたい。


他にも、肩部装甲に基本装備として120mm低反動滑空砲などがあり

大型・光線級を主目標にした、これまでの突撃砲下部に取り付けられていた120㎜滑空砲の代わりのものとして開発されたこの機構は、

120㎜滑空砲各種弾頭と同じくクラスター弾と突撃級用の粘着榴弾、通常砲弾などからの自動選択式ロケットアシスト型榴弾砲など、さまざまな種類の砲弾を選択できる、この戦術機最大の火器である。

この3つの武装によって、弾薬搭載場所を1門1部分にすること等、徹底的なスペース活用によって弾薬搭載量を1.5倍以上になっており、作戦遂行能力は劇的に上がるこの翔鷹。

他にも、

・日本製戦術機の特徴となる腕部の格納式短刀収納をオミット。F-15のように脚に膝から脛にかけたラインにスーパーカーボン製ナイフを搭載。

・先の自己防衛火器と合わせて、戦車級対策としての機体各部から滑りやすい粘性型摩擦低下・炎症剤を噴出する機能を搭載。

・アーマードコアの水素電池技術による出力の大幅アップ。

・跳躍ユニットにアーマードコア劣化ノーマル並の噴出物に対する電磁・加速をかけるシステムを搭載し、燃費、出力ともの上昇。

・フライトユニットの配置転換を行い、太ももに燃料を容れることで燃料搭載量がアップ。

・OBLの劣化安価版を載せたり、フロントミッションの電子装置の改良型を搭載

・基本型の量産型Aタイプは、戦線構築用の戦域支援戦術機としての仕様を重点に置かれ、ハイヴ攻略を念頭に置かないことでさらにコストを下げる仕様。


等が挙げられ俺と同じ世界の他者から見れば
「なんだこれ…チート作品か。つまんね」と投げ出すレベルの全力投球をこの機体に詰め込んでいるこの機体。だってこれ現実なんだもんっ!!

とまあメリットだけ上げ連ねたが、削るべきところを削らなければただ高い日本製のままとなってしまうのは目に見えており、

ガンマウントシステムと管制ユニットを思い切って削った。

「あれっ?それもはや戦術機じゃなくね?」

と突っ込まれそうなものだが、どう考えてもデメリットがメリットを大きく超すことが無さそうな部分なのだ。この部分。


まず最初にガンマウントシステムの方の予想されるツッコミだが、

「確かにコストは安くなるだろうけど…それではBETAの物量の波にのまれる危険性、単独制圧力が下がるんじゃね?あのBETAだぜ?」

「近接戦闘長刀…いわゆる刀のの緊急展開に遅れるでしょ?JK」

と来るだろう。実際に技術者からそこらへんを指摘されたもんだ。何回も。

確かにそう考えるのも無理はない。今までの兵装担架システムは第3、4の腕として突撃砲も撃つことができ、単体の瞬間制圧力をあげる効果もあったからだ。

だがデメリットもある。

まず一つガンマウントが補助椀として突撃砲を撃つ場合、当たり前だが主腕で撃った場合より射撃の反動を抑えることが出来ない。

これは構造上、兵装担架システムを主としていることからも反動に耐えられる仕様になっていないためだが、

これでは銃弾がばらけすぎてしまうことと、前後方向だけに加え射撃角度に大きく制限がついている大きな欠点Gあるのだ。

これは唯でさえ銃弾の補給が出来ない戦場、その中でもBETAとの矢面に立つ戦術機に置いて、無駄弾が多いのは見逃すことのできない大きな問題となる。


しかも兵装担架システムに載っている兵装は日本も採用しているWS-16C突撃砲。

この突撃砲はその形から主腕に移し替えた形でしか補給ができないため、ガンマウントによる射撃はその補給問題からも緊急時しか行えない。

また兵装担架システムには突撃砲のためにガンマウントと、長刀を速く展開するためのブレードマウントの二種類がある。

これでは戦場の補給時に兵装担架システムが逆に予備兵装を選んでしまうという大きな問題が発生してしまうのだ。

それ以外にも、前戦で日々行われている戦争では戦術機は馬車車のように働いており、その補給に対しても前線から様々な要望が届けられている。

それは兵装担架自体にも及んでおり、補助腕であるはずのガンマウントシステムに対して

「腕4本のほうが効率が良いのでは?」
「攻撃に使うと反動ですぐに壊れる。もっと耐久度を上げてくれ」
「狙いに制限がありすぎて、全面掃討時と後方警戒時にしか使用できない」
「戦闘時に補助腕による補給では、マガジンを落としてしまう危険性が高い。どうにかしてくれ」
「多関節工業腕としても三次元把握が難しすぎて、これ以上のコストを下げることっは出来ない」
「てか補助腕なの?これ?」

と言った要望が出されており、利便性の高さから注目されたこのシステムだが、コストや耐久度と言った面から見れば運用に問題があることが分かってきたのだ。


まぁ、武器を載っけるシステムがでしゃばりすぎてもダメですよってことだわな。

(※もちろんこのシステムにも採用するメリットは多々ある)

そのために兵装担架システムをデチューンし、何にでも固定できる担架を取り付け、前傾姿勢に加えて担架を前方15°傾斜させることで武装を取りやすくする形にして、兵装担架が動いたり、ましてや銃を打つことも不可能にしてコストを下げる方向にまとまった。

ここで曲刀である74式が生きてくるわけでもあり、またここに後述するミサイルコンテナなどの副武等を装取り付けることも考慮されたものとなる。


これ以外にも新しい給弾方式が持っている腕からの直接給弾が可能であるため、補助椀に頼らずに済むことも大きいだろう。


そしてもう一つ、除外する要素があるのが戦術機の管制ユニットだ。


今も、そして将来も戦術機の管制ユニットはアメリカのマーキンベルガ―社という管制ユニットの大手が作り上げた国際標準の管制ユニットが主流となるこの世界。アメリカが圧倒的シェアを納めるためだが、その方向性が衛士の生存を第一にしているのが重宝されているからだろう。

なんと戦術機の中と強化外骨格を仕込んでまで生かそうとしているから驚かされる。

そのような一見過保護すぎるユニットシステムは衛士の人口当たりの少なさが原因と言え、管制ユニットに求められているものの第一に生存性が挙げられるほどである。


それに対して翔鷹を押す光菱は、またもや管制ユニットを情報処理と慣性低減を第一に、強化外骨格機構を思いっ切ってオミットした。

衛士強化装備の方に生存性等の面を強化して非常用装備と共に脱出という形にしたのである。

これはもちろん、衛士生存を下げるという不安から不興を買うと危惧されたが…強化外骨格などを含んでいる影響で管制ユニットがべらぼうに高い代物であることも見逃せない問題だと考えたからだ。

これは「大切である衛士特性を持つ者を守るため、しょうがないじゃん」
という至極真っ当な理由から疎外されてきたデメリット部分なのだが、その方向性がしっかりの生存性を上げているのならば、本来阻害されてしかるべきだろう。

だがそうではなくむしろ、衛士を安心して戦場に向かわせる、言わば形での安心を与えるための"ゆりかご"でしかない、とそう言われたらどうだろうか。

もちろんこれは極論だが、戦術機の特性上、戦術機が大破以上になるケースは、

・光線級による撃墜
・大型BETAの一撃による機動不全
・そして一番多いのが戦車級の波に飲み込まれる

この三つが圧倒的に多く、戦術機が活躍するのはBETAの犇めく最前線である以上、その中をたかが強化外骨格一つで生き述べられるほどBETAは甘くないのである。


それを証明するように衛士の戦術機大破後の生還率をおそろしく低く、それに付随して強化外骨格の使用率と使用時間は極端に低い。

もちろん、コストだけの問題で管制ユニットを新しいものに変えようというわけではない。

それはBETAの特性上、電子機器を多く積んでいる個体ほど狙われるという実状があるのだ。

この事実から言わせれば、脱出し生還するための物が逆に自らを狙われる危険性を上げている。

それならば、今の衛士強化装備を強化するほうが、逃げに徹する分生還率は高い…とも考えたのだ。

それに、使うことがほとんどない脱出用強化外骨格だが値段が高い上に、操縦席と同化している分整備が面倒なのがさらにやっかいなのだ。


ならば、新管制ユニットではその強化外骨格が埋めていたスペースをソフト面の強化と最初に言った衛士への慣性を低減させることでBETAの攻撃、墜落による衝撃死の減少。

そしてこの新管制ユニットの最大の特徴となる慣性低減によって、『低い衛士特性の者でもこの機体を操縦できる』という新しいメリットを生み出す方向舵を切り替えたのだ。


ただでさえ少ない衛士。

そもそも戦術機という物が

・戦闘機並の高G耐性
・悪路を通る車を遥かに超える連続振動に耐えられる耐性
・動作処理はもちろん後ろを含めた攻撃判定など、凡人ならば一人では処理しきれない量の情報処理

等、才能や希有な体質がいくつも必要であり、衛士が来なさなればならない課題が多すぎる。

…余談だが原作ででてくるキャラクターは全て、幼少期から特性試験に合格したからこそ最終衛士適正訓練に望めるわけで、それまでにふるい落とされる人間は数知れないだろう。

その現状をどうにかするためにもこの慣性低減機能に加え、この機体に積んである動作OSと、衛士強化装備の改良、との複合効果によって、その課題を低く設け、

翔鷹自身が火力に特化しているため、無理な機動が少ない砲撃が主体のために衛士特性が低い者を回せば、さらに戦線を持たせる戦力を多く作り出すことになるのだ。

そこから生み出される数値は驚くべきものであり、今までの適正訓練データと比較して、およそ7倍以上の人員の増加。
日常訓練として幼少期から訓練を取り入れればその3倍、従来の20倍の人員が衛士となれるのだ。

それだけの人数であれば、「衛士特性があれば衛士に乗らなければならない」という徴兵制のような士気低下には陥らず、十分な訓練時間を確保でき、10代の衛士が前線で死んでいくという軍の痴態をさらさずに済むだろう。


さらに地味な問題として、「衛士は将官以上の高給取り」と揶揄されるほどの人件費高騰にも繋がらないだろうことがメリットの一つとして上げられる。…衛士の高級は地味に軍の予算問題でもあったのだ。


また搭乗員選定枠を大きくすることで、衛士基本搭乗員を二名とした翔鷹。※一人も可能

これはまず第一の理由として戦術機、戦術機甲という搭乗者一人に対し、求められる情報処理量が非常に多いためだ。

戦闘機でもありながら、その手足を自分のように扱い、戦車のように多目標と対峙しつつ、長時間戦場にい続けなければならない戦術機の情報処理量は、異常すぎる。

原作見てるとオマエ慌てすぎwwwと思っていたものだが、実際では衛士という職種は、先に言った情報処理量から来るストレスに加え、

・常に「光線級に狙われるかもしれない」という緊張感。

・己一人に対し、何十億もする兵器を与えられ、さらに「人類の希望」とまで言われる衛士という役職の重さ。

・常に把握しなければならない情報料の多さ

そして戦術機という兵種からして、どこにいるかわからない敵に覚え続ける恒常的なストレスを何日も、何十時間も一人ぼっちで耐えなければならないのだ。

そりゃ~だれだって恐慌状態になる。新人なら尚更だし、相手はこちらを捕食する気持ち悪い外見の宇宙人だ。人食い大ゴキブリを女性新人のやらせたほうが、まだパニックにならないだろう。

そもそもBETAの戦法っていうのは、その物量をいかして寝ることもなく、四六時中連続して人類側の戦線に緊張と恐怖を与えることであり、単純なダメージだけではなく、精神的なダメージも蓄積させ、人類側がパニックを起こして自滅していくってのが常となっているのだ。

だからこの機体は俺一人の物じゃないことをわかりやすくして、相互にストレスを緩和してやれば良いし、搭乗中の仕事量も半分に減少できる。

戦闘ヘリにしても2名搭乗のほうが電子装置・情報処理装置搭載増加量よりも1人増やしたほうがスペースを小さく済む。(それだけ自動化させる電子装置は難しいのだ)

そうして二つの目的を持った管制ユニットは、衛士を短期で増加させることができ、BETAに対し有効的な兵器である戦術機の数をさらに増加させることができるのだ。

これら含めて、実際の総合的なコストパフォーマンスではF-15を凌ぐ翔鷹。

アメリカの横やりを抑えるべく、第二世代と言いながら第一世代のような外見を活かす狙いもあり、それに合わせて初期データは低く抑えられており、その外様でアメリカをだまそうとまでしているのだから、泣かせるこの機体。


この性能を概算でだが、見せた時には社員も泣いて喜んでいたものだ。

「まさかここまでとは…まだ完成してはいませんのでなんとも言えませんが…正直3カ月前に天主様から見させていただいたF-15でしたか?そのデータを見せられた時にはアメリカにはもう追い付けないのでは、と思っておりましたよ。」

と幹部連中にまでベタ褒めされてしまった…


だが、この機体の驚くべきところは先ほど上げた性能だけではないのである。

それがコスト。この衝鷹の初期量産機の予想額は約50億円とされているほどの安さにある。

「「「「なんとっ!!!!!!」」」

という言葉が幹部の口から合唱された通り、その値段は性能に比して異常とも言える安さだ。

それは新しい素材、技術によるブレイクスル―の成果と、新しい概念の構造、そして整備性、量産性等を重んじているからであり、「最優の戦術機」を目指したからである。

それには整備にまで及び、状態固定具によって〈整備姿勢〉…全靴姿勢を基本とした整備体制を用いることで整備費用削減に繋がっている。

他にも未来のアメリカを見習ったモジュール整備体制など整備ユニット自体も安く済むための方策から、そもそもの戦術機整備体制の見直し、もともとの機体自体の整備性の高さもあってライフサイクルコストではFー4Eを下回ることになる。

つまり、この機体、第一世代機の機体より総合的に安いのだ。どんな機体だよ…

これは米製戦術機が、戦場で使いつぶされるべき"陸上兵器"にも関わらず、拡張性を意識しすぎて大きくなりすぎている点が原因であり、

アメリカのような余裕のある国であればいざ知らず、前線国家にふさわしくないとして、拡張性を内部に求めるのではなく、外部モジュール追加で実現しようとしたからだ。

そこから派生した兵器では「今回の戦術機」では有用ではないと判断し、もっとも

それよりもこの機体が最も意識したのは、未来の戦術機ではなく、一年戦争でジオンをあわよくば勝利させるまでいたらせる「ザク」とした。

なぜ、あのやられキャラのザクなのか?だが、

ザクマシンガンといった、戦術機の使う120mmロケットアシスト弾と同程度の威力の120mm弾をマシンガンのように使用できるバカげた兵器を基本兵装として使用しつつ、オプション武器・装備も多彩で、様々な作戦環境に合わせてカスタマイズされた機体のバリエーションも多く作られている点が魅力だからだ。

他にも「戦いは数だぜ!!兄貴!!」の言葉からわかる通り、1年戦争時に8000機も量産できた量産性(極端な比較だが武御雷は年間30機)
少ない時間で各種兵装にカスタマイズできるポテンシャルの高さ、

どのような環境にも短時間での改修で、対応できる汎用性

バカでもできる整備性からいって、見習わなければならない最優秀量産人型兵器といえるからだ。


それ以外にも、地球の半分を支配された状態でザクを物量で圧させたほどの量産性を持つジム、その流れを汲む傑作機ジェガンやフルメタのM9など、さすがに全ての性能を実現できるとはいかないまでも、今の科学力で実現できる範囲でその欲しい技術を見習いつつ、開発することにしたわけだ。

(なおビーム兵器は人類の技術習熟不足、それによる連射性能不足、BETAの耐熱性の高さ、核エンジンを使うことが前提であるため不可とした)

これらザクなどの優れる点で大きな点としては、戦術機よりも靴裏部分が大きいことで大型戦術機に起こる地滑り(小さい範囲に重圧がかかりすぎることは地盤が弱い場所に部隊を展開できない)を抑えることができる点だ。

今の人よりも進んだ人類による量産性を限りなく追求した機体。
その努力の結晶、それを参考に流用したため、夢のような低コスト高スペック機を生めると考えた。

また、ザクのように、ブロック工法のような外部も含んだ改装を前提にすることで、デメリットである戦闘機で生じやすい空気抵抗値の誤差を生じさせることになっても、容易にカスタマイズできるのは有用であるとした。

これは戦車に通じるものでもあり、内部の余剰性と合わせて外部を増やすことは、跳躍ユニットなどの主機出力が上がれば自然と余剰分も増えるからだ。
(空気抵抗なんて考えたらあの外見おかしいしね、跳躍ユニットのパワーで押しつぶしてる感じだ)

…と、概要を説明しただけでも今までにない技術を盛りだくさんに含んでおり、素材形成技術などの新たな分野と今までにない方式には、さすがの光菱社員も困惑するほどの新しい要素を多分に含んだ計画となったこの初鷹計画。

だが、時間としても5年設けられていることや、瑞鶴のテストベットにできることと、3カ月前から始まった技術習得期間を設けたことで、Fー4のライセンス製造時やマブラヴ史実の瑞鶴よりかは難しくないと言えるだろう。

それにこれは初の純国産。今現在、人類の最前線国家は戦術機に、対応できない部分を全て任せている状態であり、多種多様な機体を開発できる贅沢な力は、我が国を含めてアメリカ以外ありえない状況。

そんな中、世界の希望として世界に売り出すためのこの機体には、どのような戦場でも簡易なカスタマイズ次第で対応できる夢のような機体となることが望まれており、翔鷹はそれを実現できる力を秘めていることはこの計画を知る日本人ならば、誰しもが知る。

そうであればこそ、その意気込みはそれら全ての者の人生を賭けた一作となり、その心が期日の濃縮として現わされていた。

その古き考えとして良く出される"根性論"の結果以外にも、第1世代機に使われていた技術も使いつつ、必要ない部分を全て削り、短期間で実現できそうな技術を中心に開発したことや、

全てにおいてアメリカに勝る戦術機を開発することは不可能である以上、その基本フレームの無駄のない構造と新兵装システムにより、たくさんの戦場、要求に改装することを望まれて生まれた本機体は、それを実現できれば正しく世紀の傑作量産機と呼ばれることに成るだろう。

いささか早すぎるとは思うが、早めに最新技術を習得させるためにも、やる気とモチベーションを維持できる「戦術機」の開発は必須だ。


そしてもう一つ、この機体を開発以外に大変だったことは、これが輸出を前提にした戦術機であることをあらゆる人に認めさせることだった。

「なっ!?なんですとっ!!初の国産、最新の技術を他国に売るのですか!?」

という反応からわかる通り、日本がアメリカの戦術機技術を真似、それが形になった場合、その技術を盗まれるのではないかという危惧が非常に大きかったのだ。

それを納めるのがとても大変だったのは言うまでも無いだろう。刺されるかと思ったほどだ。


そもそもなぜ売るのか?

周りからしたら初の国産、そして最新技術の集約品であるこの機体を今の世状で海外に出すことは、オナ禁された性犯罪重罪人と同じ部屋に自分の貴娘―――美少女ココ重要―――を同衾させることに等しい。


だが正直な話、この機体は日本を守るためというより、輸出して日本の国際社会での地位向上が目的の機体だからなのだ。

最新技術の塊であるこの機体を日本全体で製造させ、アメリカに負けない民間技術の習得し、界の力となるためにもこの兵器の至る所にある特許を世界で獲得することで、世界のスタンダードとして認知されるはずの戦術機を量産することは、後に国連の主要兵器に選ばれやすい利点にもなり得る。

そうなればそれに乗じる形で、海外諸国にあった改良機を共同して開発することで部品の互換性を高めることもでき、尚且つ両者との繋がりを強めることができ、大目標を達成する上で大きな役割と成り得るのだ。

そして、翔鷹の生産が終わった暁には世界で最良の「戦術機」の開発に移ることが出来る。



世界との協調、とても口当たりが良い言葉として良く世界のことを知らない者が言う世迷いごとに似た言葉だが、現状、事実であるのだから仕方ない。

それを実現するためのものである、という説明をまずしたのだが、何人かは苦い顔をしていた。

その一人は、
「…で、ですが…国内配備が遅れる可能性が…特に陸軍からは批判は避けられないと考えますが…」
とも言ってきた。確かに日本帝国陸軍並びに、斯衛は一切の遅延を許さないだろう…

だからこそ言い返したのだ。

「確かに軍も輸出することには反感もあるでしょう…。しかし、この機体はこの国全体の練習機と考えてほしいのです。

国力の増強のためでもありますが、兵器である以上、この機体の開発目的はこの国を外敵から守るためのものです。

それは軍も同じであり、後5年も持たないと言われる西欧を持たせ、中国、インドを維持することで、この国の国防と市場を確保する狙いがあることを理解してもらおうと考えております。

ここにいる皆様は知っている通り、このまま自国のための兵器だけを開発していれば、いずれ奴らはやってきます。そうならない防波堤を維持し続けることがこの国の国益となると考えてほしいのです。」

と。

ま、ぶっちゃけ、これからいろいろやるための金と貸しを作っとくことで後がやりやすいからではあるが。アメリカと違うというところを見せるのが大切だからでもある。

それにこの機体は量産性に富んだ機体、輸出しながらの国内配備も容易ではないが、不知火よりかは遥かにスムーズにいくだろう。

だからこそ集まってもらった社員にこう告げたのだ。

「そう、世界のための機体であるためには、遅くても1985年初旬までに輸出開始をしなくてはなりません。」

などという無理を。

「なっ!?」「いや、しかし…天主様…」「ですが…」

皆が驚いているのも無理はない。

瑞鶴の開発を初めて3年で実戦配備できたマブラヴ世界の史実があるが、それはF-4の改修機だからである。

今回のような純国産として初めて最初から作る戦術機ってのは基礎研究から初めて10年かけるのが普通だ。

あのアメリカでさえF-14を、パレオロゴス作戦(1978年9月終結)の膨大な戦闘記録の分析から、次世代戦術機仕様を仕立てることと平行する形で、海軍が推し進めていた海軍戦術機戦力の強化として開発新型艦載戦術機(後のF-14)に織り込み、完成させる快挙を成し遂げるまで、3年と3カ月。あアメリカでさえ海軍機の基礎開発から始めれば6年の歳月をかけているのだ。

米軍次期主力戦術機TSF-XであるF-15にしたって基礎計画があったとはいえ、実戦配備まで5年はかかっている。

※F-14の量産1号機が海軍に引き渡されたのが11月、開発メーカーであるグラナン社は1977年までF-11の改修に取り込んでいる※

それを、基礎から始めて量産体制を整えるまで6年弱、いくら1970代のF-4供給順降格から続く国産開発という夢を持ち続けていると言ってもアメリカと比べれば月とすっぽん。 やれるはずがない…と思うだろうが…


既に出来ている概念設計図。仮想実験をマリヱに手伝ってもらうことなど、己の能力を加味しても無理ではあっても無茶な計画ではないものとなっている。


それは1980年、俺が誕生してから始められた技術習得期間も影響しており、良いスタートを切れたことと、

もともと、アメリカが世界的な戦術機の供給不足によって同盟国に奨励した戦術機技術習得計画でも、日本は世界最多となる219名の研究チームを派遣したおり、国産化の意気込みは高かったのだ。

それが停滞しアメリカとの差が再度開き始めるのは、パレオロゴス作戦での戦訓を得られなかったことが大きい。

しかし、今回はそれが手に入っておりそれ以上の収穫を得ているのだ。F-15は無理でも安価なものは出来ると確信している。

それにもう一つ、1985年までに作られなければならない理由がある。

それはヨーロッパ、中東、インドに対してのBETAの攻勢が1984年後期から加速するため、量産性のある第二世代戦術機が最前線圏の国が欲しがっている点だ。

しかし戦術機の最先進国アメリカは、この時期に戦術機はF-14(1982年生産開始、しかも海軍機) F-15 (1984年生産開始、自国配備優先)F-16(1986年後期生産開始)と開発しているのだが、F-14 、F-15両機は高性能だがとんでもないほど高く、F-16 は生産開始が遅すぎて必要な時期に間に合っていない。

そんなところに、こんな安い機体が国連を通して前戦で活躍すれば、どんな国のものであろうと欲しがるだろうし、前線国家を持たせるためにも必要だったのだ。



まぁ、そんなこんなで会議が終わり、この日より境に光菱は国産戦術機を実現するために日夜を問わず働き、脅威的なペースで開発を進めていくことになる。

それは光菱総研や重工開発部がこの五年、不夜城のように電気がつけっぱなしになることからも分かることだが、そりゃあ国家の命運をかけた開発だからであり、その情熱はBETAも止められないほどのものだった。



そうした一連の流れの元、1980年のこの年日本は動き出すことになるわけだ。



……と、ここまでは長年の夢だった戦術機を開発できる目途が立ち、夢あふれる話しとしてここで話を切りたいところだが、一つ大前提を忘れてはならない。

BETAとの総力戦を行う上でもっとも大切なことである、

「戦術機だけを開発しても、BETA大戦には絶大な効果が期待できない」ということを、だ。


たしかに良く戦術機と比べられる戦闘ヘリでは、戦場に長く居続けることも、障害物が少ない砂漠でもない限り、NOE(5m以下の超低空匍匐飛行)が出来ないため、光線級の餌食になりやすい。

かといって戦車のように空中に逃げ道のない地上兵器では現状に対して不十分である。など他の兵器にはそれぞれ弱点がある。

しかし、それは万能兵器を量産すれば良いということには決して繋がらない。

それぞれの兵器を改良し、相互に弱点を補うことが人類の戦力でBETAに対抗する唯一の道なのだ。

そう考えれば、BETAと人類との戦争では一つの超兵器だけでは、戦術には影響はでるだろうが、戦略に影響がでるほどにはならないということもわかるだろう。

それほどに大きな戦争であり、それ以上に下手な兵器を開発してしまうと相手の進化を助長してしまう結果になってしまう。

ならやることは、今の戦力を有効に使って遅滞戦術を人類全体の基本戦略として行い、技術レベルと国力を増加させて、それに基づいた兵器群を使って一気に片を付けるしかない。

そうするためにも異世界の複合装甲技術や電子技術を転用してでの、対BETA用に開発した格安戦車や装甲車。

歩兵装備としては未来のアメリカが開発する歩兵一人で運用できる12.7mm重機関銃をさらに軽量化したものを主軸に、対BETA用地雷も開発中しているのであり、戦術機開発部だけが頑張り、日の目を見ていたわけではないことをまず、知ってほしかったのだ。


「ならなぜ戦術機をまず開発するのか?」だが、やる気を含め政治的にはとても重要で必要なものだからと言える。

戦術機はBETAに対抗できる唯一の正面戦力であるとされ、そのことから今や兵器の花形的兵器となっており、WW2前でいう戦艦のように国産戦術機の開発が大国にとっての「ステータス」にまでなっている。

そのため、「この国の戦術機は優秀だ。他の兵器や物資も優秀なのでは…」と信用に繋がるわけだし、セットにすることで他の兵器も売れるし、外交の切り札としても有効なのである。

だからこそそのカードを活かすためにも、戦術機以外の開発をしっかりしなくてはならないことを知ってほしかったのだ。



これからの財閥の躍進のためにも、それ以上に世界のためにも。



~第2章へ続く~


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次元管理電脳より1980年4月時点の追加情報を報告いたします。


主人公による内政カンフルが数種、開始されました。NEW!
《効果》
関連企業の業績が改善、成長度が上方修正される見込みです。


光菱財閥が所属する国「日本」の情報が公開されました。NEW!

《日本帝国》NEW!
・総人口 
1億2000万人※1975年より育児関連法案が改正され、出生数が増加されています。

・経済
GDP約210兆円 ※世界第二位の経済大国です。

・軍事力 
1980年度軍事費 約12兆円

第3位の海軍力を保持しています。
第9位の陸上戦力を保持しています。
第4位の宇宙戦力を保持しています。

・政治 
状態・混乱しています。国家指揮力が低下しています。同じ環境に近いアメリカ・ブラジル・メキシコと比較した場合、経済成長率を約11%損なわせています。

政府方針 「アメリカ追従・内需拡大政策」を選択しています。


・「光菱財閥」内における光菱重工・兵器製造計画が立ち上がりました。NEW!※1990年までの兵器製造方針が決まった模様です。

・光菱重工に対してのグループ内投資比率が最大となりました。NEW!
グループ内企業の新技術獲得機関として光菱重工を中心とする方針に決まりました。NEW!

・財閥最重要計画・国産戦術機計画「初鷹」が始動しました。NEW!



以上で追加報告を終了いたします。

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筆者です。異常に長くなりました…
区切りが悪いですが、これでⅠ章<始動編>が終わります。所謂地盤固め編ですね。Ⅱ章から戦場にかかわっていこうと思います。

では次回にて。


※オリジナル第二世代戦術機・翔鷹をpixivにて描いてみました。※

「光菱財閥 イラスト」か「光菱財閥 翔鷹」で検索をかけて戴ければ自分の作品群に当たると思いますので、そこから探してもらった方が早いかもしれません…

後は直接リンクを張ろうかと思ったのですが、ここでは直接リンクが禁止されていると聞いたため、

感想欄[30]にてリンクを張っております。それか、
HTTP://WWW.PIXIV.を小文字にして
net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=19440944
を付け加えて検索していただけると助かります。

このような形でも失礼に当たるのでしょうか…それであればすぐに消したいと思います。


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