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No.8891の一覧
[0] エヴァンゲリオン EASYモード ネタ チラシの裏から移動[SO](2009/05/26 14:19)
[1] 2[SO](2009/05/20 20:02)
[2] 番外編 ある日のネットゲームの中で[SO](2009/05/21 00:40)
[3] 3[SO](2009/05/21 08:31)
[4] 4[SO](2009/05/21 20:02)
[5] 5[SO](2009/05/21 22:59)
[6] 6[SO](2009/05/22 08:26)
[7] 7[SO](2009/05/22 21:59)
[8] 8[SO](2009/05/23 18:44)
[9] 番外編2 ある使徒の悲劇 修正しました[SO](2009/05/24 14:55)
[10] 9 R15 前書きを訂正しました[SO](2009/05/24 17:52)
[11] 10[SO](2009/05/24 23:39)
[12] 11[SO](2009/05/25 12:25)
[13] 12[SO](2009/05/25 22:29)
[14] 番外編3 加持リョウジの憂鬱[SO](2009/05/26 14:37)
[15] 13[SO](2009/05/27 00:26)
[16] 14(打ち切りEND)[SO](2009/08/07 19:47)
[17] 強くてNewGameでVeryHard[SO](2011/01/15 11:55)
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[8891] エヴァンゲリオン EASYモード ネタ チラシの裏から移動
Name: SO◆e9f104b8 ID:473dff86 次を表示する
Date: 2009/05/26 14:19


 前書き

 この物語は、ほぼ全ての人の性格、設定が変わり、
変な能力を使えるようになってしまっている人までいます。
ちなみに、主人公である、碇シンジは、特殊な性癖をもっています。

 こんなのエヴァじゃない、というのはごもっともですが、
社会人がプレイしてもスムーズにエンディングまで行ける難易度みたいな
感じで執筆したところ、大勢の人が残念なことになってしまいました。

 途中、R15な描写が出てきてしまったりと、作者も予想だに
しない展開になってたりしていますので、今後どんな展開になるのか
わかったものじゃありません。
一応、XXX版に行くつもりはないのですが……

 以上のこと気にしないでいられる方や、
どんだけ変な話作ってんだか見て笑ってやるとといった気持ちで
いることができれば、特に問題なく読み進めていただけるかと思います。

 以上、前書きという名の諸注意でした。









 実の父親と別れて暮らすこと数年。
顔も思い出すことも難しい、というにはあまりに特徴的すぎてそんなこともないのだが、将来自分も
父親に似てしまうと考えると軽く欝になってしまいそうだな、とぼんやりと考えた。

『○○月○○日○○時○○分に○○○に来い。引越しの用意をしておけ。
引越し先の住所は○○○○で当日までに私物を送れ』

 問答無用の手紙だ。
何の冗談かとも思ったが、家主に確認してみると、冗談でもなんでもなく、僕に相談もなく引越すことが
決定されていた。部屋に戻るとダンボールと梱包資材まで用意してあった。

「今日聞いたんだけどね。重い家具とかは備え付けであるそうだから」
「なんと」

 これはまたびっくり仰天な事態である。
あまりの驚きに2chにスレッドを作ってしまった。



いきなり引越しを宣言されたけど何か注意することある?
1 名前:1 ◆aaaaaaaaaa :14/○○/○○ 00:00:00 ID:aaaaaaaa

   暫く連絡の無かった実父から今住んでるとこから引っ越せだってさ。
  ちなみに中学2年で母不在の友達そこそこ。

2 名前:名無しさん :14/○○/○○ 00:01:00  ID:m+zgzfda

  IDとトリップが神すぎる件



 以下、IDとトリップの内容だけでスレッドが埋まってしまった。

 なんてこったい。

 なかったことにして、大人しく検索サイトで引っ越しする時に注意することを適当に調べることにした。














 気がついたらお気に入りにはいっているエロサイトに接続して、若い情念がうんぬんかんぬん
してたりもしたが、特に問題もなく引越しする準備も完了。私物が少ないのは良いことやら
悪いことやら。引越しするには楽であることには違いないけど。

 残るは人間関係で色々と挨拶に行かなければならないなと思うと、うわ、本当に引越しするんだ
っていう実感がようやく沸いてきて、布団に潜って奇怪な叫びを上げてみることにした。

「びっくりするほど!!! もりそばです……」

 頭に思いつくがままにてきとーな言葉を叫んでから、そのまま電気を消すこともなく睡眠。
朝起きると目元に涙が浮かんでいて、泣いちゃったのかとも思ったけど、
寝起きで目がしばしばしていただけだった。



 









 手紙にに記載された時間よりも30分程早く目的地に着いて、まだ結構先だなーと
ぼんやりしていると、まっすぐ僕に向かって女性二人組みが歩いてきた。

「こんにちは、碇シンジ君よね?」

 美人な方の片割れ(もう片方は美少女だったのだ)が話しかけてきた。
思わず目の保養にとじっくり見つめてしまう。なぜか白衣を着ていて、髪の毛は
長く、着物を着ていたらいかにもな大和撫子といった感じである。いや、大和撫子と
いうには髪の毛が少々ほつれているかな?

「……へあっ、はいっ」

 へんな呻き声をあげてしまった。何しろ僕はこんな美人と話したことが記憶にある中では
初めてなのである。世界にはあまり美人はいないのだ。黒髪ロング美人とかまじで半端ないっすね。
隣に立つ美少女だって、これほどまでに
ぐっとくる女性は今までクラスには居なかったのだ。

「ああっと、私の名前は赤木リツコ。隣に居るのは綾波レイよ」

「よろしく」

 は、まさか父さんの再婚相手と連れ子?いやいや、苗字が違うか。よかったよかった。

「こちらこそっ、その…よろしくね」

「握手をしましょう」

 は? 唐突な展開に驚きますよ。なんとまあびっくりなことに美少女なほう、
いやいや名前を名乗ったのだから綾波さんと正確に、じゃなくて、よし、
美少女の手だ、遠慮なく握ろう。


 にぎにぎ


 ふう、いい握手だ。結婚してくれお嬢さん。

「実は私、あなたのお父さんが決めたあなたの許婚なの」

「ええっ!?」

「ひえっ!?」

 美人のなほう、いやいや赤木さんと一緒に驚いてしまった。
というかなんでこの人も驚いているんだろうかね。

「だからこの生命保険なんてオススメだと思うの」

 と、『生命保険です。一ヶ月1万円です。不慮の事故で死んだ時には奥さんに1億円支払われます』
とだけ、でかでかと手書きで書いた紙を手渡してくる綾波さん。
そうか、ネタか。

「ほうほう、それでも君と結婚できるのならっ」

 がしりと生命保険の紙?と一緒にがっしりと綾波さんの手を握りこむ。
こんな美少女と結婚できるのなら不慮の事故で死んでもいいよね?嫌だけどさ。

 むちゅーと唇をタコにして綾波さんに近寄ってみる、なーに少なくとも18歳になるまで
不慮の事故wはおきないはずさ。

「ごめんなさい、冗談よ」

 と、無表情のまま唇に人差し指をあてられる。むっはーそれだけなのになんか興奮してきた。

「はぁ、なにかまた変な本でも見たのかしら……」

 赤木さんが呟く。それはそれは、エロい本でも読ませたいものですな。




「お父さんから話は伝わってるわよね?IDカードはもっているかしら?」

 そういえばそんなものも手紙と一緒についていたような気が。
むろん、お父さんから話なんて伝わっているはずもないのだけど、
まあ、面倒だから後で色々聞けばいいか。

「ああ、これですね」

 サイフの中からIDカードを取り出す。 HAHA サイフじゃなくてワイフをもってきちまったよ。
とか考えてみたが黙っておくのが正解だ。

「それじゃあ行きましょうか。助手席にはちょっと荷物が置いてあるから後ろの席に座ってね」

「はい」

 よし、美少女の隣の席げっとだ。くんかくんかするお。とか考えてはいけない。
僕に変態という名の紳士というにはまだ早すぎるのだ。

 少し離れたところに置いてあるという車に、じゃあついてきてといいながら歩き出す赤木さんの
後ろについて歩いていく。綾波さんはついてこないから、ここでお別れだったのかーと残念に
思っていたら、慌ててちょっと離れた僕達について……きたと思ったら全速力で反対方向に駆け出した。

「えっ?えっ!?えーーー!!??」

 混乱する赤木さん。
え、逃げられたの、とか思っていたら、何事もなかったかのようにこちらへとまた戻ってくる綾波さん。

「待ってーと慌てて追いかけるのはちょっとあざとい思ったから」

 ちょっと涙目になった赤木さんに頭にゲンコツを食らう綾波さんであった。









 
 ぐったりした顔で運転する赤木さん。まだ頭が痛いのか、苦痛に耐えている綾波さん。
そして、ようこそネルフ(振り仮名がついてた)へ、とかいう資料を読んでいたら酔った僕。
車の中はなかなかの混沌模様だった。
あ、でも綾波さんの匂いとかはこっそりと堪能しました。
美少女はなんか匂いも素晴らしいと思うのだ。

「えーと、ちょっといいですか?」

 隣に座る美少女に話しかける勇気はなんとなくしぼんでしまったので、
赤木さんに問いかけてみることにした。

「何かしら?」

「聞いていいことか分からないんですけど、その、あなたたちの素性とか、その」

「そうね、もう一度聞くけど、お父さんから話は聞いてるわよね?」

「聞いてません」

 今度はスルーせずに事実を言った。

「へ?……ええと、その」

「その?」

「私博士、レイはパイロット」

 何が。

「なんで片言なんですか」

「その質問には答えられるわ。混乱したからよ」

 なるほど。

「碇君」

 赤木さんを手助けをしなければといった感じで綾波さんが話しかけてきた。

「なんだいハニー」

「ぶふっ」

 綾波さんが噴出した。ああ、あの唾とか是非とも飲みたいなっ。

「けほっ、そういえば碇君は、私の許婚だったん。ぷ、くふっ」

 何かがつぼにはまったのか腹筋を鍛えつつ笑い出す綾波さん。
笑い事ではない、結婚してくれっ。

「ごめんなさい、お詫びに3行でまとめるわ。

 なんだか使徒と呼ばれる化け物がやってくるらしい。
 あなたのお父さんはエヴァンゲリオンという、いわゆるロボットのパイロットとしてあなたを呼んだ。
 エヴァンゲリオン、略してエヴァにのって使徒を倒してね。命の危険はあるよ。

 こんなところね」

「いやいやいやいやいや」

「そうね、私達の紹介忘れてたわ。さっきリツコさんが言ってたように、私はエヴァの
パイロットで、リツコさんは、正確には違うのだけれど、エヴァの製作者ってとこかしら」

 あれ、ひょっとしてなんか頭のまずい人たちに連れてこられてしまったのだろうか。
今から車から飛び出すには怖いんだけど…・・・
 ああ、信号がないから降りられないっ。

「突然○チガイを見るような目に変わったわ」

 綾波さんがじと目でぼくのことを見つめる。

「それでも、綾波さんがぼくと結婚してくれるのならっ」

「碇君はなんでそんなに婚期を急ぐ三十路のようなことを言うのかしら」

 いや、三十路の人でもここまで結婚結婚言う人は居ないと思う。

「(三十路は私よ)シンジ君、信じられないのも無理はないと思うけど……
そうね、実際に見てもらってからのほうが話は早いかしら」

「はあ」

 ぼくはかんがえるのをやめた。

















「……うわ」

 ほんとに居た。なんかロボットが居た。エヴァとやらが居た。

「これで、少しくらいは信憑性がでてきたかしら」

 赤木さんが少し疲れた顔をして言う。
たぶん、父さんが事前に色々と教えてくれれば……いや、信じるわけないか普通。

 うばーと疲れた目つきでエヴァンゲリオンとやらを見つめていると、上のほうでぱっと照明がついた。

「久しぶりだな」

 ……お、おおう。

「父さん、だよね」

 つい先日顔を思い浮かべたばかりだ。間違えるはずもない。それにしても記憶よりだいぶ
厳つい顔をしているけれど。

「ああ。そうだ」

「えと、久しぶり。元気だった?」

「まあまあだ」

「そっか」

「お前はどうだ?」

「そこそこかな」

「そうか」

「ええと、僕がこれに乗って、使徒だっけ。それを倒すとか聞いたんだけど」

「そうだ」

「いや、普通に大人のパイロットが乗ったほうがいいんじゃないの?」

「俺も乗ってみたが動かせなかった。パイロットを選出する機関というのが
あって、お前がエヴァを動かすことができると言ってきたのだ」

「そうなんだ」

「そうだ」

「え……ほんとに?」

「ほんとに」

「冗談とか嘘じゃなくて?」

「冗談とか嘘じゃなくて」

「綾波さんが僕の許婚って本当?」

「なんだそれは」

 ち、ほんとに嘘だったのか。




「今、使徒という化け物がこの町を襲っている」

 父さんの指の先を見ると、変な生き物が暴れている姿が画面に映し出されている。

「特撮じゃないのこれ」

「特撮じゃない」

 もう一度画面を見てみる。
と、変な生き物、使徒だかなんかの近くに、女性の姿が映し出された。

「危ないっ!」

 意識せずに蟻を踏み潰す人間のように、使徒の足にその女性が踏み潰され、

「危なくなかった!!」

 るかと思いきや、使徒が吹き飛んだ。
踏み潰されそうだった女性が投げ飛ばしたみたい。
吹き飛んだ使徒に向かって女性が追い討ちをかけに突っ込んで

「……死んだ?」

 使徒のはったバリアみたいなのを簡単に貫いて、胸の辺りの真ん中にある宝石のような
ものを破壊して着地、したかと思えば女性は物凄い速さで移動をして、カメラから見えない位置へ行ったのか、画面には映らなくなっていた。

「……ええと、父さん?」

 周りがしんと静まりかえる。あんな常識はずれの光景を見せられたらそりゃ当然だと思う。

「彼女が葛城ミサト。ネルフの作戦部長だ」

 なんで作戦部長が使徒と生身で戦っていただとか、何百倍も何千倍もありそうな使徒を
投げ飛ばせたのだとか、そもそも別にエヴァに乗らなくても使徒は倒せるってことは
僕別にいらないんじゃとか思ったけど。

「葛城さんって人凄い美人だね!!」

「ああ、美人だ」

 そんなこと別にどうでもいいことだよね。









あとがき

このリツコは黒髪ロング。


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