サードインパクト、その大破壊により全てが無に還った世界、神は死にこの世の理は崩壊した、新しき神となった「シンジ」は新たな理を作成した、しかし彼は失敗をした・・・物質の変化の理に一部のエラーが有り其処から生まれし力、人其れを「錬金術」と呼んだ。「・・・おいマリア・・・こりゃあいったい?」「・・・砂漠ですね・・・。」「そんなの判ってる、でも前出たときは森だったんだけど」「マスター、いったい何年前ですか?」イライラしながら言うマテリアル(略してマリア)「ほんの30万年前くらいかな?」一体何歳なんだ!「馬鹿ですね、そんだけ時間がたてば環境だって変わります」「・・・仕方ない、町探すか」「・・・そうですね」とぼとぼと歩き始める二人二日後・・・。「着いた・・・やっと」半死半生で言うシンジ「もう砂はヤダ・・・体に入って循環用のLCLが濁る。」此方も背中に闇を背負いながら言うマリア「とにかく何か食べよ」そう言いながら町の中に入っていくシンジ。「マスタ~、待ってくださいよ!」後を追うマリア~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~{ガツガツガツ}そんな音を立てながら食事をするシンジ「お前凄い食いっぷりだな・・・」驚く店主「すみません、なんせ二日も食べてないもんで、マスター!もう少し上品に食べてください!」怒るマリア。「ぶるふぁえ!ばらべってんば!」(煩い!腹減ってんの!)「ハハハ、元気な事だな」店の店主が言う。{ゴーーーン}突然鳴り響く鐘の音「お!放送の時間だ、ラジオラジオっと!」そう言いながらラジオをつける店主。{この地上に生ける神の子らよ祈り信じよさすれば救われん}「ん?」(神?俺のことか!)尚も続く放送{太陽の神レトは汝らの足元を照らす、見よ主はその御座から降って来られ汝らをその諸々の罪から救う、私は太陽神の代理人にして汝らが父}「何ですかねコレ?マスター?」「神様は此処にいるっつの、全く神様に神とは何かと解くなんて・・・アホらしっつの」呟くシンジ。「こんないい加減な人がこの世界の神なんて知ったら信者の半数が自殺しますね。」さり気なく突っ込むマリア「うるさい」問答無用で蹴りを打ち込むが避けられカウンターが半壊する「あ!!困るよお客さん!!」叫ぶ店主「ん?すまん、今直す」そう言いながら瓦礫に手を置くシンジ「直すって・・・」どうやってと言おうとすると突然光が満ちる「はい終了」新品同様のカウンターを指差すシンジ「・・・こりゃ驚いた!あんたも「奇跡の業」が使えるのかい!?」「奇跡?これは錬金術だよおじさん?まあかなり特殊だけどね」「はー錬金術ね、すごいな!そんな若いのに」「ハハハハハ」(あんたの数千万倍生きてるよ)「こんにちはおじさん!」後ろから聞こえてきた声に振り向く二人「おっいらっしゃいロゼ、今日も教会に?」「ええ、お供えものを・・・あら!見掛けない方」「旅の錬金術師さんだよ」答える店主「そうですか、旅が安全だと良いですね、レト神の御加護が有ります様に!」そう言いながら去っていく「ロゼもすっかり明るくなったな」「ああ、これも教主様のおかげだ」「へ?」疑問符を浮かべるシンジ「あの子は身寄りも無い一人者の上に去年恋人まで事故でなくしてな」「あん時の落ち込みようと言ったらかわいそうで見てられなかったよ」「それを救ったのは創造主たる太陽神レトの代理人コーネロ教主の教えだ!」「生きる者には不滅の魂を、死せる者には復活を与えてくださる、その証拠が「奇跡の業」さ、お前も見に行くと良い!!ありゃ正に神の力だ!」「神の力ね・・・」(気になるな、見に行くか){祈り信じよ、さすれば汝の願いは成就せり}ラジオから流れる声が響く。________________________________思うことまだ原作と殆ど差が無いな・・・がんばろっと!