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No.33の一覧
[0] コレもEOEあとのシンジ君[たいら](2003/08/01 01:33)
[1] Re:コレもEOEあとのシンジ君[たいら](2003/08/01 12:39)
[2] Re[2]:コレもEOEあとのシンジ君[たいら](2003/08/01 13:34)
[3] Re[3]:コレもEOEあとのシンジ君[たいら](2003/08/13 02:16)
[4] Re[4]:コレもEOEあとのシンジ君[たいら](2003/08/19 19:17)
[5] Re[5]:コレもEOEあとのシンジ君[たいら](2003/09/12 01:25)
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[33] Re:コレもEOEあとのシンジ君
Name: たいら 前を表示する / 次を表示する
Date: 2003/08/01 12:39
・・・はい
正直にイイマス
かなり好みのタイプデス。
肌の色が程よい白さで、肩までの髪の色が紫だろうと関係ナッシング。
だって今まで綾波の青髪やらゲームの赤髪緑髪見てるからぜんぜん気になんないよ。
それに前は使徒やらサードインパクトやら補完計画つったわけのわからないものに(無理やり)付き合わされてたんだ。もうこのくらいじゃぜんぜん驚きには値しないね、平然ってことさ。
それにこの娘が誰なのかも、なんとなく予想つくし。
てか、ここまでくれば考えられるパターンとしては決まってるじゃないか。
気分としてはいきなり妹が12人できるとか、ママが5人できるのとかと変わらないよ。空から女の子が降ってくるのはある意味漫画の世界のお約束、不問律ってやつじゃないか。


おっと、そんなことよりこれからどうしよう。
まあ起こすのもかわいそうだし、彼女が起きるのを待つかな。
好みのタイプの女の子に優しくするのは男として当然だしね!(・・・亜神だけど)
話し相手、欲しかったし。


「う~ん」
おや、お目覚めかな。
プラグの中からそんな声が聞こえたので、俺は体を起こして彼女の次なるリアクションを待つ。
「・・・・・・」
半分寝ぼけ眼でシートから起き上がった彼女はきょろきょろと辺りを見回して、それから俺と目が合った。
「・・・・・・」
「おはよう」
俺はにっこり笑って挨拶をしてみた。まずは基本でしょう。・・・でもgoodmorningかぐーてんもるげんにするべきかも多少迷ったんだけどね。
「ご主人様~~」
うわ! いきなり飛びついてくるなんてそれは予想外!?


避ける暇なくダイビングボディプレスの下敷きにされました・・・
てゆーかそれよりもメイドさんなの!? 俺そーいう趣味はないよ? 確かに昔はいじめられっこなタイプだったけど・・・
「ちょ、ちょっとどいてよ~」
うわ、パニくってるせいか昔みたいな情けない声になってしまった。
「やっと会えた!」
人の話を聞いてくれず、彼女はより強く抱きついてくる。
あああああああ
そういえば彼女は生まれたまんまの姿だし、けっこースタイルもよかったから・・・あ、あたってるよーーーーーーーー!!
意識しちゃダメだ意識しちゃダメだ意識しちゃダメだ意識しちゃダメだ意識しちゃダメだ意識しちゃダメだ意識しちゃダメだ意識しちゃダメだ意識しちゃダメだ意識しちゃダメだ意識しちゃダメだ意識しちゃダメだ
・・・


・・・最低だ、俺って(TT


五分ほどしてようやく説得完了し、とりあえず彼女には俺の着ていたYシャツを着てもらっている。
・・・裸Yシャツ、ぐっ!
と影ではこっそり拳を握り締めて男のロマンに打ち震えていたりするけど。
「で、つまり君は初号機の意識から生まれたんだね?」
こくりと小さく頷く彼女。
予想通りだ。まあサードインパクト経験したらいまさら何が起きても不思議じゃない。得に困ることでもないし。
「・・・ご主人さ、じゃなかったえっと、シンジ・・・さんに会いたかったから」
・・・そのうるるん瞳で見上げるのは反則って言うのに・・・それされたら男は拒むことなんか出来ません。
それにやっぱし素直で一途な女の子っていいよね~
俺の周りにかつて居なかったタイプ。
無論タイプであることはいまさら言うまでも無いね。
「? でもなんで女の子になったの?」
「私の中にいた意識が女性体だったから。それ以外に参考になるものなかったし・・・」
・・・母親失格の男見る目ナシ科学者よ、今だけ一生に一度、最初に最後で感謝してやる。
「それにこれでもずっとあなたの傍に居たから・・・こういう姿の方が喜んでくれるんじゃないかとも思って・・・」
ぐわ! そうかもともと母親介してとはいえ彼女とは「シンクロ」してたんだ。俺の意識とかにあったものが伝わっててもおかしくない。
・・・なんにしろ、結果オーライ。終わりよければってね。


そしてまた何か尋ねようとして、ふと気づく。
「そういえば、いつまでも君って呼ぶのもおかしいね。名前とかってあるの?」
「・・・無い。でも初号機って呼ばれるのはイヤ」
それは当然だね。俺も彼女をそんな風に呼びたくなんか無い。
「それじゃ、まずは名前考えないとね」
「・・・考えて、くれる?」
「もちろん!」
さてと、どんな名前がいいかな・・・初号機、紫、エヴァ・・・この辺りから変換したりアナグラムとかすると・・・候補はイブ、紫苑、初音あたりかな?
とりあえずその三つを候補として出してみる。
「・・・紫苑が、いい」
やっぱり一番初号機関連から遠いのを選んだか。
「じゃ、これからよろしくね、シオン」
「はい」




それから多分二ヶ月くらい、俺はずっと喋ってた。
ずっと誰かに聞いてもらいたかったことを。
・・・昔の待遇の不満も多かったけどね。
シオンはそれをちゃんと聞いてくれた。時に笑い、怒り、涙しながら。


「本当に禄でもない人間ばかりですね」
「でもまあそこまで嫌悪感覚える人ばかりでもなかったよ。例えばオペレーターの人なんかは巻き込まれてかわいそうとも思った。仮に復讐を考えても軽く文句いって終わりじゃない、邪魔しなければ」
「シンジさんは優しいんですね」
「そうかな?」
昔の俺は多分自分が傷つくのが怖いから起こられないように顔色伺ってただけだろうし。
「でもまず許せないのは髭と電柱と老人どもと牛かな、それと元凶たるあの愚女」
あんなやつらもう名前すら呼びたくない。
「金髪マッドはある意味被害者でもあるからちょっと保留。綾波は髭の計画の柱にならなければそれでいいし、アスカはもう関わらなければそのあとどうなろうとしったこっちゃない。かってに自滅でもなんでもしてくれ。加持さんは・・・これも微妙だな。三重スパイだし牛苦しめるためには使えるけど、少しはお世話にもなったしね」
ベッドの上でねっころがって天井を見ながら独白する。
ちなみに今は一つのベッドにいて、お互い服着てない。
「しかし、せっかくかわいい女の子と一緒なのにまともなデートスポットひとつもないとはつまらないな」
「私はシンジさんと一緒に居られるだけで十分ですよ?」
そう思ってもらえるのはありがたいんだけどね、さすがにそれでは男の甲斐性ってものが・・・


そうだ!


「過去に戻ろう!」
「え?」
俺の突然の発言に戸惑うシオン。
「別にNERVも使徒も関係ない。過去に戻って存分に青春溢れる生活を満喫するだけだから」
もうNREVには関わるつもりなんてこれっぽちもないんだから
 


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