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No.33の一覧
[0] コレもEOEあとのシンジ君[たいら](2003/08/01 01:33)
[1] Re:コレもEOEあとのシンジ君[たいら](2003/08/01 12:39)
[2] Re[2]:コレもEOEあとのシンジ君[たいら](2003/08/01 13:34)
[3] Re[3]:コレもEOEあとのシンジ君[たいら](2003/08/13 02:16)
[4] Re[4]:コレもEOEあとのシンジ君[たいら](2003/08/19 19:17)
[5] Re[5]:コレもEOEあとのシンジ君[たいら](2003/09/12 01:25)
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[33] コレもEOEあとのシンジ君
Name: たいら 次を表示する
Date: 2003/08/01 01:33
あの、約束の日からどのくらいたったのだろう。
世界はすでにボク・・・ってもうそんな一人称使う年じゃないね、ってことで「俺」一人。
時刻案内もないし、時計だって当てにならない。標準時計がやられたらそれ以外はずれてしまってそれまでだしね。
感覚も当てにならないから数えるもやめたけど、少なくとも数年はすぎてるだろうね。


海は相変わらず赤いし
赤いプラグスーツはそろそろ自然にかえるころかな?


それにしても暇だね。やることがない・・・正確には「やりたいことは全部やり終えた」んだけど。


理屈はよくわからないけどたぶんサ-ドインパクト?のせいで知識やら力を手に入れて、出来ること皆やったから


・・・最初は絶望して死のうかとも思ったんだけどね。
どうも不死身に近いからだになったみたいで断念。
そのとき思ったんだよ、どうせなら今までやりたくても出来なかったことやろうと。
え? 復讐? 断罪? なんでいまさらそんなめんどくさいこと。
確かに力と知識を手に入れたときはその髭と老人どもには頭きたけど、その場で思いっきり暴れてそれで流した。
海岸がひとつ消しとんだけどそれくらいなら安いものだよね。
・・・けっこう自分でも大人になったと思う。


過去に戻って歴史を変える? あんな連中のために働く義務も義理もないよ。あんなばかげた茶番の相方担ぐなんてもうまっぴらだ。


え? じゃあ今まで何をやっていたかって?
・・・まあ俺も当時は思春期まっさかりだったからねえ・・(遠い目
ちょっとHな本やらビデオ見て、ゲームをやったりね(ごにょごにょ


うるさいな! 何をどうしようと俺の勝手だよ!!


だって「一応」女性と同居してたし、多分監視カメラなんかもあったんだろうから、あの時はしたくてもできなかったんだよ!!


考えてみれば俺の周りには碌な女が居なかったって思う。確かに漫画やゲームに出てくる女の子キャラだって極端だけど、それに勝るとも劣らないひとたちばっかり・・・
綾波? まあ「無口系」っていえなくもないけどそれ以外に多分に電波系な気もするしねぇ。
アスカ? 頭脳明晰で気が強いどころか・・・ある意味じゃかなり「イタイ」よ。あの頃の俺じゃ無理だけど、今距離とって見れば、絶対付き合いたくないタイプ。デザインだけよくても、ねえ?
他にも誰か同年代の娘が居たようなきがするけど・・・もうあんまり覚えてないな。


そんなわけで俺は半壊したNERV本部にずっと住み着いてマギにゲームインストしてプレイしてビデオ見て漫画読んでぐーたら生活してたのさ。セカンドインパクトのせいで2000年より前の漫画って何気にプレミアついちゃって簡単には読めないのも多かったからけっこう充実してたよ。
それはゲームもアニメもそうなんだけどね。


でもそれももう飽きた。
今度は何しようか・・・
そんな感じで穴のあいたジオフロントからねっころがって空を眺める。
月だけは何も変わってないな・・・


あ!


唐突だけど、今さら思い出した!
そういえば初号機ってどうなったんだろう?
確か俺、あのとき最後に乗ってたのに。
でっかい綾波がカヲル君でそのあと気が付いたら浜辺だったんだよな。
思い出したら急に相棒の顔が見たくなったよ。


・・・最後まで共にいたのは・・・初号機だけだったからな
別に会話とかしたわけじゃないけど、やっぱり相棒ってのが一番しっくりくる間柄な気がする。
まあ後で知ったとはいえ遺伝子上では実の母親が溶けててそれとシンクロしてたらしいけど、ソイツ以外の感覚も確かにあったからな。
もしかしたらあれが初号機の本来の意思だったのかもしれないね。
今ならきっとおしゃべり出来そうな気がする。


え? 星が光った? 流れ星かな? ・・・って!?


ずどぉぉぉおん


・・・そう遠くない位置に落ちたよ、流れ星。
燃え尽きずに地表に落下するものもあるって聞いたけど、この目で見ることになるとは・・・
おお、少しは暇つぶしになりそうだ。


俺はその落ちた流れ星を一目見ようと、起き上がって走り出した。
まあ10分も軽く飛ばせば見える位置だしね。


そして俺はその流れ星が生み出したクレーターの傍にやってきた。


「え・・・?」


そのクレーターのど真ん中にあったのは・・・


純色な紫の鋼鉄の衣に身を包んだ一本角二つ目の巨人・・・


紛れも無く俺ががあのとき乗っていた、初号機だった。
おまけに手には(ロンギヌスの)槍「オリジナル」つきで。


これはなんつータイミングかね。出来すぎててちょっち怖いよ。
ま、退屈しのぎにはなるかな?
そう思って俺は初号機に近づく。


あれ? 背中からプラグが飛び出てる。おまけにハッチも空いてる。
当時の俺が無意識に抜け出したままなのかな。
それによく見ればなんかコアらしきものも丸見えだね。
何気に興味も湧いた。
そして初号機の間近で目が合って正面から見据える位置に来たとき――


ピカッ!


コアが一度大きく発光した。


・・・今のは何だ、いったい?
そう思いながら俺はコアに近づくが、傍まで行っても触っても何の変化も無い。
わけわからん。
なら次はプラグまで行ってみるか。
ロッククライミングみたいに初号機の体を登って、イジェクトされたプラグのところまで行く。


やっぱり懐かしいねー
プラグを間近で見た俺の正直な感想。
そして俺は何気なしにかつて乗り込んでいたその中を覗き込んだ。
「・・・・・・・・・・・・・・・ダレ?」


そこには、今まで見たこともない女の子が一人、眠ってた。







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