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No.248の一覧
[0] エヴァソゲリオン[ちゃるめら](2007/08/13 02:35)
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[248] エヴァソゲリオン
Name: ちゃるめら◆d1e7285b ID:233cf8c0
Date: 2007/08/13 02:35
閑散としたプラットホーム。その周辺には大型量販店、飲食店、娯楽施設などが並び立ち、
沈黙とは無縁と思われる(真実、普段は多くの人間と車の駆動音が場を支配している。)が、今現在、「不気味なほど」沈黙していたのだった。

誰もいない。聞こえてくるセミの声。時折吹く風。うだるような暑さ。蜃気楼。まるで自分が世界の中心になったかのような気がする。
ま、僕が中心なんだけどさぁ。

エヴァソゲリオン 第一話 使徒、来日


僕は碇シンジ。紳士でハンサムなミラクルボーイだ。
数字にすると2000000Gぐらいの紳士度はある。

さて、そんな僕ちゃんが何故こんなところにいるのかというと、ある手紙が原因なわけだ。

そう、あれはいつものとおり僕よりイケメンな野郎をキン肉バスターで粉砕してさしあげた日のことだった。

先生から「お願いだからこの家から出てけ。いや出ていただけませんか?住むところは用意するから。な?な?な?」と涙しながら提供されたMy home!(1K・1万円から)-あ、もしくは夢の楽園でも可-にいつものとおりステテコダンスを踊りながら(MP回復)戻ってくると郵便受けにまともな手紙が入ってたんだ。まったく、引っ越してきたときにちょっと放送局をジャックして、「ただの人間には興味ありません。この中に宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がいたら、僕ちゃんに従いなさい。また、僕ちゃんはこの世の不思議を広く募集しています。過去に不思議な経験をしたことのある人、今現在とても不思議な現象や謎に直面している人、遠からず不思議な体験をする予定の人、そうゆう人がいたら僕ちゃんに相談するとよいです。たちどころに混迷に導きます。確実です。ただし普通の不思議さではダメです。僕ちゃんが驚くまでに不思議なコトじゃないといけません。注意してください。メールアドレスは・・・・・・」て、言ったはずなのに。まぁ冗談なんだけどね。
いや、正直な話やめとけばよかったかなって後悔してる。それからは「あなたと前世で恋人でした」とか言う男が出てくるし、「あなたはモエモエ神を信じていますね?」とかいうちょっと麻原彰晃似の奴が今にもポアするよと言わんばかりの顔で迫ってくるし。まったく僕が信じているのは銀様だけだというのに・・・。あ!そうそう、銀様といえば一回郵便受けの中に黒い羽が108つ入ってたんだけど、あれってきっと僕ちゃんの銀様に対するマリアナ海溝よりも深く、アメリカの国内総生産(Gross Domestic Product)よりも高い、篤い思いが届いたんだよね!羽は今でも厳重に保管されています。

っと、なんだかものすごく脱線しちゃった気がするけど・・・えー・・・あー・・・うん・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
手紙の話だったな!

で、そのまともな手紙の主はMy fatherでね?「来い」って文字と、思わず顔よりも、その、そう、ガンダム並の圧倒的存在感を持つオッパオに目がいってしまいそうな(実際ここに注目って書いてあったもんね!)ナウな、あーごめんちょっと三十路いってそうだなって思われるいい女(うほっ!!)

・・・ああいけないいけない、とにかく偉大なオッパオを持つものが写った写真があったわけです。

くそっ、思い出したら俺のっ!げふんげふん・・・僕の愚息がバベルの塔のごとくに・・・!
あっはっは!冗談ですよぉ。紳士でハンサムなミンミンミラクルボーイでご近所の方々からは偉大なる僕と目が合うのが恥ずかしいのか目を逸らされるほどの碇シンジ君がそんな!下品で!下劣な!行為をすることはありえないのだ!

はい、ここテストで出るから。配点は50点くらいね。
けどね?いくらそんなオッパオを持ち出したところで、いきなり「来い」なんて濃い手紙送られてのこのこ「はい行きます」なんてさぁ・・・普通ないっしょ?
なぁんて凡人は考えちゃうだろうな!

僕にはわかっている。本当に言いたかったことを・・・!そう、きっと父さんは「実は父さん最近悪の秘密結社の総帥になったんだ。だから年収もアップしたし、ボーナスもアップした。髭の長さもアップした。カイゼル髭だ。だがお前はそんなことはどうでもいいだろうな、ふっわかっている。そう、本題はここからだ。そうだ我等の悲願、ハーレムエンド計画!ようやく下準備(合法的に世間一般に認められるため一夫一婦制から一夫多妻制に我々だけしておいてやったぞ)ができた。さぁ、あとはフラグを立てるだけだ。大丈夫お前と私なら何だってできる。だから来い。」って言いたかったんだ。うん、わかってるよ。僕の父さんはそういう人だって信じてる。ていうかそういう電波が出てる。
そういうわけでここ、第3新東京市に来たわけですよ。だけどねー・・・待ち合わせの駅に着くひとつ前の駅で電車が止まっちゃって・・・かれこれこの炎天下の中、2時間も待ちぼうけしてるのです。え?歩いて待ち合わせのところまでいけばいいじゃないかって?やだなぁ、僕は紳士ですよ?紳士は何時如何なる時でも悠然と構えているものなのです!ちゅうか歩くのメンドイ。

それにしても暑い。セカンドインパクトの影響で、一年中夏のような気候が続くここ日本に14年も住んでれば、まぁそれなりに暑さに対する耐性もあるけどね?それにだって限度ってもんがあると思わない?さすがにサードインパクトとまで呼ばれたこの僕ちゃんだって熱中症で倒れちゃんちゃんこ!・・・・・・ああ、もうやばそうだ。

くそ、この蜃気楼ってのも精神を疲弊させるひとつの要因だと思うね。こう周りがなんかぼやけて見えると眼に悪いと思うしさぁ、ほら、女の子が立ってるような幻覚見るしさぁ・・・・・・・・・・・・


女の子!?又の名を潤い!!??

いや、落ち着け。どうやら気のせいだったみたいだ。・・・てゆうかかわゆかったな・・・おいおい、まじでやばそうだわ。幻覚見るまで疲弊してるってのもあるだろうけど、つーかこれも幻覚の一種なんだろうか?怪物が、町を、歩いて、くるよ?あれ、声が、遅れて、くるよ?

っ!なんて古いネタ思い出してる場合じゃねえ!逃げねぇと・・・

僕が思考を現実に戻している間も、当然だが事態は進んでいく。それも、僕にとって悪い方向に・・・


怪物-どことなく愛嬌のある仮面のようなモノをつけた緑色の二足歩行型だ。どこぞのインベーダーか何かなのだろうか?-に、戦自のヘリがミサイルを撃つ。ミサイルは怪物に当たり、爆散、黒い煙幕が怪物を覆う・・・そう思っていた。

なんとなく、ミサイルの一発に二発じゃぁ倒せないだろう、というよりも倒れたらツマンネ、ってそんなことを思っていたのだが、いくらなんでも、まず「当たることすらしない」とは思わなかった。正確に言うならば怪物に当たる前に「何かに当たった」そんな感じだ。

なるほど彼は超能力者だったんだね。と、灰色の脳細胞が結論を下す。

怪物の腕が振るわれる、その先には先ほどミサイルを撃ったヘリがある。腕はヘリのローターをいとも簡単になぎ払い、翼を捥がれた鳥のように、というほど可愛げがあるものではないか、むしろパイロットがブラックアウトした飛行機のように、ってまんまじゃないか。クルクルと回りながら、こちらに向かって墜落してくる。
こちらに向かって?
「シンジ君乗って!」

その言葉の意味が、脳を浸透する前に、青いルノーと共に女性が現れた。まるで、その凛々しい顔はヴァルキリーを思わせるような・・・

ごめん、その前にオッパオに目を奪われた。

えっと、うん、そんなわけで、どんなわけでって言われてもちょっち困るかなと、その後、0,1秒で思考を紳士モードに切り替えた僕は、青いルノーにほとんど飛びつくような勢いで乗った。

瞬間、ルノーは加速を始め、ヘリが墜落してくる前に間一髪、避けることができた。
「私の名前は葛城ミサト。ミサトって呼んでね」
彼女は運転しながら、にこやかな笑顔でそう仰った。

「あなたは碇シンジ君でいいわよね?」
こちらに、確認をするように
「あ、はいそうです。」
「んー、じゃあシンジ君って呼んでもいいかな?」

ん、そうだ、ミサトさんは親切にもファーストネームを呼ぶ権利を与えてくださったのだ。それに報いるため、こちらも何か親愛の証として、そう、魂の名前を教えさせていただこうではないか。

「いえ、僕のことは第三の男、もしくはフレディとお呼びください。」
「え?あ・・・えっと、フレディ君?」

む、しまった。ちょっと引かれてしまったぞ?

「あはは、冗談ですミサトさん。シンジで結構です。」
「あ、あはははは・・・面白い子ね、シンジ君。」

ふぅ、よかった。ヴァルキリー(戦乙女)オッパオ様の僕のふぁーすといんぷれっしょんは上々といったところか。

「ところでなんなんですか?あの・・・怪物は?」
「使徒、よ。」

キリストの弟子!・・・なわけはないだろうな。少なくとも今まで12使徒に体が緑で、ガンダムぐらいの身長があり、超能力を使う、心は純粋なんです的なくりくりお目目を持った奴がいるなんて聞いたことがない。・・・ちょっと可愛く思えてきた。ダニエルと呼ぼう。

「使徒?」
「そう、人類の、敵。」

その時のミサトさんの顔はすこしおっかなかった。・・・憎しみ?

などと、ちょっとした人間観察的なものをしている間に、ダニエルを攻撃していたヘリが撤退してしまった。少々悪い予感がする。

「ミサトさん、ヘリがいなくなっちゃいましたけど・・・」
「え?っ!!伏せて!」

ミサトさんに頭を押さえ込まれる。その直後、衝撃が全身を貫いた。二転、車が転がる。
「う・・・!シンジ君大丈夫!?」
「あ、はい。大丈夫です。」

よく生きていたものだと思う。しかもほとんど傷は無い。銀様の加護かな?

「でも、いったいなんだったですかね?」
「N2地雷よ。」
「N2・・・」

えっと・・・Nuclear No-buraだったっけ?うん、間違いなく違う気がする。

「国連軍がこれを使ったってことは・・・」

そういった後、ミサトさんは一瞬、愉悦に顔を歪めたが、一気に反転、青白い顔になった。

「ああぁああぁぁぁあぁああ!」

ちょっと情緒不安定な叫び声を上げる。そしてちょっぴり残念なことになっているルノーを凝視しながら、

「まだローンが残ってるのにぃぃぃぃ・・・」

語尾が小さくなるにつれて、彼女の足の力も抜けていく。しばらくそっとしておいたほうがいいだろうか?それともここは紳士として、今のうちにフラグを立てておくほうがよいだろうか?・・・天啓は下った。さぁいざ「うぅ、シンジ君いくわよ。」

・・・ちょっぴり残念だ。
カートレイン、オートトレインというのだろうか?に僕は今乗っている。正確には車が乗ってるんだけどさ。

いや、僕が言いたいのはね?とても感動しているってことなんだよ。だって君、今僕たちは地下、ジオフロントに向かって移動しているんだよ?秘密結社のアジトに侵入しようとしてるんだよ?夢にまで見たこのシチュエーション!今、僕は燃えている。

ま、紳士な僕ははしゃいじゃったりしないけどね?大人しくミサトさんから渡された『ようこそネルフ江』なんていうお茶目さたっぷりな、より詳しく言えば更に期待が持てそうな本を読んでいるのです。

「そういえばシンジ君。」
「はい?」
「お父さんが何をしているか知ってる?」
「はい。」

総帥だよね!

「・・・お父さんのこと、どう思ってる?」
「尊敬しています。」
「そ、そうなの・・・ちょっち聞きたいんだけど・・・憎んでいないの?」
「え・・・どうしてですか?」
「不愉快に思うかもしれないけれど・・・貴女の事、少し調べさせてもらったの。」

ちょっち照れるな。てへっ。いけない子だなぁ、じゃぁ君のバストのサイズを測らせてもらおうかな?

「シンジ君?いいかしら?思い出し笑い?・・・(いえ、自嘲的なモノかしら?けど禍々しいものが感じられるのは何故?)」

「あ、すみません。どうぞ、続きを。」
「ええ・・・貴方は三歳の頃、お父さんに、その、捨てられた・・・そうね。学校でもそのことで虐められたって聞くけど・・・」
「そうですね・・・あの頃は父さんを憎んでいたのかもしれません。」
「じゃぁ、何故?」
「気づいたんです。」
「気づいた?」
「僕の、生きる意味です。」

そう、あれはブラウン管に映った銀様を見たときだったなぁ。

「それが、どうお父さんを尊敬することに繋がるのかしら?」
「はい、それ以来様々な物の見方ができるようになりました。もっといえば余裕ができた、ってところでしょうか?だから父さんがどうして僕を捨てたのか、なんとなく分かってきたんです。きっと、父さんは夢を追い求めに行ったんだ、って。」
「そう、なの・・・じゃぁ、何故お父さんがあなたを今日、呼んだか分かる?」
「はい。」

共にハーレムエンドを目指すためだよね?

「・・・なら、いいわ。」
つづくかなぁ?


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