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No.246の一覧
[0] 見上げる空はどこまでも朱く【エヴァ】[haniwa](2009/11/30 10:37)
[1] 見上げた空はどこまでも朱く[haniwa](2006/07/23 17:23)
[2] 見上げる空はどこまでも朱く[haniwa](2006/07/23 17:15)
[3] 見上げた空はどこまでも朱く[haniwa](2006/08/12 02:52)
[4] 見上げた空はどこまでも朱く 第四話[haniwa](2006/08/12 02:56)
[5] 見上げた空はどこまでも朱く 第五話[haniwa](2006/08/12 03:05)
[6] 間幕[haniwa](2006/07/23 18:03)
[7] 見上げる空はどこまでも朱く   第六話[haniwa](2006/07/23 18:24)
[8] 世間話[haniwa](2006/07/23 03:37)
[9] 見上げる空はどこまでも朱く  第七話[haniwa](2006/07/24 19:51)
[10] 見上げる空はどこまでも朱く  第八話[haniwa](2006/08/16 15:28)
[11] 見上げる空はどこまでも朱く  第九話[haniwa](2006/08/08 16:49)
[12] 見上げる空はどこまでも朱く  第十話[haniwa](2006/08/10 17:13)
[13] 見上げる空はどこまでも朱く  第十一話 前編[haniwa](2006/09/12 00:34)
[14] 見上げる空はどこまでも朱く  第十一話 後編[haniwa](2006/09/12 00:36)
[15] あとがき[haniwa](2006/08/14 20:35)
[16] 見上げれる空はどこまでも朱く 第十二話 前編[haniwa](2006/09/12 00:27)
[17] 見上げれる空はどこまでも朱く 第十二話 後編[haniwa](2006/09/12 00:30)
[18] 後書き[haniwa](2006/09/12 00:32)
[19] 見上げる空はどこまでも朱く 第十三話[haniwa](2006/09/24 21:57)
[20] 見上げる空はどこまでも朱く 第十四話 前編[haniwa](2006/10/09 10:45)
[21] 見上げる空はどこまでも朱く 第十四話 後編[haniwa](2006/10/02 15:13)
[22] 見上げる空はどこまでも朱く 第十五話  【 Ⅰ 】[haniwa](2006/10/19 16:56)
[23] 見上げる空はどこまでも朱く 第十五話  【 Ⅱ 】[haniwa](2006/11/14 22:26)
[24] 見上げる空はどこまでも朱く 第十五話  【 Ⅲ 】[haniwa](2006/11/22 10:01)
[25] 見上げる空はどこまでも朱く 第十五話  【 The End 】[haniwa](2007/01/09 21:32)
[26] 見上げる空はどこまでも朱く 第十五話  【 For Begin 】[haniwa](2007/01/09 21:41)
[27] エピローグ《Ⅰ》[haniwa](2007/01/09 21:47)
[28] 第十六話[haniwa](2007/03/19 16:50)
[29] 第十七話[haniwa](2007/06/25 11:38)
[30] 第十八話 前編[haniwa](2008/06/01 16:46)
[31] ミソラージュ  その一[haniwa](2007/01/24 14:51)
[32] 没ネタ[haniwa](2007/07/10 13:49)
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[246] 没ネタ
Name: haniwa◆d03cb005 前を表示する
Date: 2007/07/10 13:49
没ネタ

 おはよう、こんにちは、こんばんは。皆様いかがお過ごしですか? 本編も書かずにこんなところでのんびりしているhaniwaをどうかお許しください。

 さて皆様、没ネタです。「あっ、更新しとるやんけー」と思ってここに来た方すみません。ここでは、今後陽の目を見ることは恐らくないとされてしまった私のノートから、このまま消すのはもったいないと思ったものをテキトーな感じでリサイクルし、皆様に楽しんでいただこう思ったものです。各お話の前についているタイトルは何処で使う予定のものだったかを、そして最後に没にした理由等々を書いています。明るめの話も増やしていくつもりですし、本編と何の関係も無いお話も時々載せるかもしれません。

 本編の暗い雰囲気を少し忘れたいと思った方、鬱になりそうな方、気分転換にどうぞ。

 本編の気分を壊したくない方、「早く本編に手ぇつけんかい!」とお怒りの方、御免なさい。

 ではでは、読んであげますよという方は、どうぞご覧ください。










十五話 【 Ⅰ 】の冒頭部分になる予定だったもの。

 次の日の朝、いつものようにシンジの朝は早かった。すでに習慣と化した朝の仕事も、すでに終えている。いまだ時計は七時を示そうとしているところ。まだまだ出かけるまでには、十分な余裕があるはずだった。簡単な朝食の準備も終わっていると言うのに、シンジはうろうろと居間を歩き回っていた。何かを悩んでいるようだ。

 時々立ち止まり、時計を見ては、何かを思い悩み、そしてまた思い直してうろうろするという動きを先ほどから十分ほど続けていた。そして時計が七時の鐘が鳴ならし、時がきたことを告げた。

 その鐘に突き動かされるように、シンジは動きを変え、二階へとむかった。そしてユカリの部屋の前に立った。鍵の無いドアを見て、一瞬、手をかけることをやめそうになるが、やがてそこへ手を伸ばし、ゆっくりとドアノブをひねった。

 カーテンが閉じられた彼女の部屋は薄暗く、部屋に散らばっている本につまずきそうになった。

 彼女の部屋に初めて引っ張り込まれたときは、まずその本の多さに圧倒された。広さは、自分の部屋とさほど代わらないはずなのに、所狭しと本棚が並べられ、そのすべてにぎっしりと本が詰め込まれていた。床に散らばった本たちは、整理整頓を心がけている彼女ですら、整理しきれなかったそれらが平積みにされ、しかし何かの拍子に倒れてしまったものだ。シンジがユカリに、何故これだけの本が大量にあるのかと聞いてみると、この本のほとんどは彼女の祖父が集めていたものだそうだ。彼女はそれをそくっりそのまま貰い受けて自分のものにしてしまい、本の面白さ見目覚め、現在では彼女のコレクションが増え続け、現在に至る。
 そうしてこの、まったくもって女の子らしくない部屋は完成した。
 シンジは改めて彼女の部屋を眺めると、ここ足を踏み入れた時のことを思い出しながら、その本の魔境の奥へと進んだ。彼女のベットは本に囲まれるように部屋の置くにある。そこで彼女は幸せそうに眠っていた。

 ユカリは青い本を腕に抱き、その顔にわずかに笑みを浮かべ、いまだ眠りこけていた。その表情は本当に幸せそうで、シンジはこんな彼女の眠りを妨げてしまうことに若干の罪悪感すら覚えたほどだ。それは元来備わっている彼の気弱さからも着ていたかもしれないが。

 シンジは優しく、彼女が本来の目覚めと変わらない自然な目覚めを促せるように、彼女の肩を揺すった

「ゆかりさん? 起きてますか?」

「むー?」

「起きてください。遅れちゃいますよ」

「・・・・ぶぁ? シンジ?」

「はい、僕です。おはようございます」

「えへへー・・・、おはよー・・・」

「ほら、ユカリさん。早く起きてください。もう時間ですよ?」

「・・・じ? 時か・・・ん、・・・・時間?」

「はい」

「・・・・今何時?」

「もう、七時です。早くご飯食べて出かけないと」

「? ・・・・なんで?」

「今日は当番の日ですよ?」

「あー・・・、あ?」

 シンジ、時計、カレンダーの順番で視線を動かし、ゆっくりと脳に血がめぐり始める。

「・・・あーー!!」

 どたどた。

 ようやく切羽詰っている状況に気がついたのか、彼女の意識の覚醒とともに放たれた大きな声で、部屋の隅でかろうじてバランスを保っていた本が何冊か落ちた。しかし、彼女にはそれを気にしている余裕はもはや残されていなかった。

「何でもっと早く起こしてくれないのよ!!」

「お・起こしましたよ!! でもゆかりさん返事しましたよ?」

「あーーー、間に合わないー!!」

「ちょっとユカリさん!! 何で服脱ぐんですか!!」

「ぎゃーー!! アンタ何時まで私の部屋にいんのよ!! 出てけーー!!」

「あいた!!」

 シンジを部屋の外へと蹴り飛ばすユカリ。

 シンジとユカリの何時もどおりの慌しい朝はこうして始まった。






 そして、七時三十分、学校の飼育小屋にて。

「おじゃましまーす」

「・・・・おはようございます」

 飼育小屋に挨拶をしながら入っていく二人。若干シンジには元気が無いようだ。

「あ、月さん。おはよー」

「つ・月さん・・・・・おはようございます。ご・ご機嫌いかがですか?」

「あんた、なんでそんなにウサギに腰が低いのよ」

「い、いえ」

「? ほら、そんなことより掃除始めるわよー」

 黙々と掃除をするシンジとユカリ。

「じゃ、あとはえさ上げて終わり」

「はい」

 そうして、籠に入っていた餌を手渡しでウサギに食べさせ始めるユカリ。それをうらやましそうに見ているシンジ。

「碇もあげてみたら?」

「え・・・・」

 ユカリの何気ない一言に、身を震わせて驚くシンジ。

「そんなたいしたことじゃないでしょ?」

「はい・・・、では」

 シンジはユカリから餌のキャベツを受け取ると、おそるおそる餌をあげてみる。

「月さん、どうぞ」

 シンジは伸ばした手を震わせながら、ウサギへと餌を握った手を伸ばした。

「わ、わ、あわわっわ」

「落ち着きなさいよ」

 震えるシンジの手で、餌を差し出されたウサギは逆にシンジから逃げいってしまう。シンジはそれを追った。

「こっち向いてください・・・・・。あいた!!」

 しかし、伸ばした手はウサギの後ろ足によって払われるように蹴られた。

「大丈夫?」

「はい・・・。月さん?」

 それでもシンジは、蹴られた手をさすりつつ、白いウサギへと手を伸ばしてみた。しかし、

 かぷ

「え?」

「あっ!」

 伸ばしたその手にウサギは見事に噛み付いた。思いがけずウサギをついらげてしまったシンジは一瞬呆気に取られた後、ウサギを話すために手を降り始めた。

「いたい! いたい!! 痛いです月さん離して!!」

「ちょっと碇大丈夫? 月さん! めっ!!」

 碇を離して離れるウサギ。

「はー・・・・、痛いです・・・」

 ウサギにかまれ、見事に赤くはれてしまった指をさするシンジ。

「・・・・もうちょっと頑張ろうね」

「・・・・はい」




没にした理由:話が明るいから









第??話 

シンジとカヲルが廃墟で出会うシーン(台詞のみ)




「君の言葉をあえて借りるなら、君は憎悪に値する。」

「・・・それはどうして」

「君は、これからも君の判断で、君の思いで、君の独断で、こんなことを続けるだろう。その厚意を受ける者が、その行為の最後にどんな思いを抱くかを抜かして」

「それくらい解るさ」

「なら、その猫は?」

「・・・死にたくないとでも考えていたんじゃないかな。もっと生きたいとか」

「へぇ、君はそう考えるのか」

「ん? 君は違うのかい?」

「ああちがうね。全く違う」

「君はなんて思ったと?」

「何も」

「?」

「だからその猫は、何もその心に抱かぬまま、何も感じぬまま、何も思わぬまま、君の手によって死んだ。もちろんこのことは僕の推察だ。妄想と言ってもらっても大いに結構だ」

「・・・・」

「でも、これだけは確かにいえる。君が奪ったのはそういったものだ。この先存在したかもしれないこの猫の心の動きを奪った。それは最後には苦しみだったかもしれない、悲しみだったかもしれない、悔恨の念だったかも、身悶えるような悔しさだったかもしれない。でも、もしかしたら歓びだったかもしれないんだ」

「・・・ずいぶんと詩的じゃあないか」

「はぐらかすんじゃない!! まだ解らないのか、君は・・・・」

「解ったよ。つまり君は、僕が子猫を殺した理由も、僕のことも気にくわないんだろう?」

「違う!!!」

「どこが違うんだい? だって君はそんなに・・・・・」

「・・・・」

「・・・なぜ、何故君は泣いてるんだ?」

「違う・・・」

「・・・」

「違うんだ。君が本気で子猫のことを、子猫のこの先を案じてこんなことをしたことは解ってるんだ。だから、だからこそだ。君にはもっと考える方向性を変えてほしいんだ」

「どんな風に?」

「もっと未来を見つめてくれ」

「?」

「もっと先をもっとこの先を君に見てほしい。何で君はそんな足元しか見えないような目をしてるんだ」

「・・・・・・」

「もっと君の周りを見てくれ。そして、その先にある可能性も。未来を、希望を。そんなに近すぎる者を見つめ続けているから、君は隣に立っている者達の本質にも気づかないんだ」

「・・・無理だ。それは不可能なんだ、碇君。」

「そんな事無い! 君はこんなにも優しいじゃないか! 君には明日を見る資格があるし、幸せになる権利だってあるんだ!」

「・・・」

「お願いだ、生きてくれ」

「・・・・」

「・・・・」

「それは・・・・」

「?」

「・・・告白かい?」

「何だってそんな事になるんだ」

「君は本当に好意に値するよ」

「ふん! やっぱり君は嫌いだ」

「ふふ、そんなことはないくせに」

「嫌いだと言ってるだろ」

「・・・」

「・・・」

「あまのじゃくッて知ってるかい?」

「うるさい! 黙れ!! ひっつくな!!!」




 没にした理由:台詞がなんだかくさい、BLの気配もするし。あと、シンジ君の性格をこんな風に書けない気がしたから。
























よく、ここに気が付きましたね。ようこそ。

注意! 十五話を読んでいない方には、この下のお話は訳がわかりません。妄想度120%です。御気お付けください。

どこにも載せる予定の無かったお話 ※ちょっとグロイです。イロンナイミデネ……






 カタカタと、キーボード叩く音が聞こえるその部屋は、どこか疲れた灰色だった。そこは書斎のような、応接間のような中途半端な部屋だった。部屋の両脇には背の高い本棚が据えられて、色とりどりのファイルが並べられていた。部屋の一番奥には机があって、その周りを囲むように書類が散らばっていた。そしてその正面に、殆ど机とぴったりくっつくようにソファが据えられて、そのソファの上にも書類が散らばっていた。その前に小さな丸いテーブルがおいてあった。

 キーボードの音は、その机から聞こえて着ていた。それを叩く人物は、黒い背広を脱いでいて、クシャクシャのワイシャツと黒いスラックス、そして黒い靴下。その傍らには黒いサングラスと、黒いネクタイと、まるで喪に服していた人のような出で立ちの男だった。その体を深く椅子に沈みこみながらも、ぼんやりと目の前のディスプレイを睨んでいた。
 手元の書類をがさがさとあさる。目当ての物が無かったのか、眉間の皺が更に深くなった。
 そして、ポツリと言う

「そこの書類とってくれ」

「あ゛いよ~」

 彼の目の前のあるソファの上に散らばった書類の下から、にゅっと白い手が伸びてきた。その手には何枚かの書類が握られている。そして、書類に埋まって、それを布団代わりに寝ていた人物は身を起こすと、その正体をさらした。髪はぼさぼさで、パンツ一枚、上半身裸のうえにワイシャツを羽織っただけという何ともだらしの無い格好だったが、本人も、その人物から書類を受け取った彼も気にしてはいなかった。手に持っていた書類を、椅子に座る彼に渡すと、眠たげに聞いた

「コーヒー、飲むか?」

「エスプレッソを頼む」

「……ん」

 彼はディスプレイを睨んだまま答え、ソファから立ち上がった人物は、胸元のボタンがいくつか外れているのを直し、がさがさと書類を踏みつけながら何処かへと向かっていった。
 やがて、戻ってくるとその手には二つのコーヒーカップが湯気を立てていた。その一つを、彼の前に置く。

「ああ、ありがとう」

 その置かれた手から、それを置いた人物を全容を見る。どうやら彼は、そのとき初めてその人物を見たようで、その格好をみて更に眉間の皺を深くした。その胸元は今だ大きく開いていたからだ。しかし結局、彼は何も言わなかった。
 その人物、彼の相棒は、彼に何かを言われた程度では、それを改める事は無いし、そんなことを言って自分が少し顔を赤くしてしまったことを悟られたくは無かったからだ。
 そうして彼が諦めを再確認していると、彼の相棒は手元にあった、先ほど自分が渡した書類を見て言った。

「……まだ、あのこと気にしてんのか?」

「……当たり前だろう」

「そう、だな」

 そういうと、相棒はまた、書類だらけのソファに戻り、がさがさと音が鳴るのもかまわずに、再びそこに座った。
 手に持っていたコーヒーを前屈みになりながら、音を立てて啜った。
 その様子を見ていた彼は、思ったままを口にした。

「……意外だな」

「何がだよ」

「お前が。そのことを気にしてるのは俺より、実際はお前のほうだろう?」

「うっせえ。黙って仕事してやがれ」

「お前もちょっとは手伝ってくれよ」

「俺は荒事専門なのさー」

「言ってて恥ずかしくないか?」

「べっつにー」

 少し間があいた。
 その少しの間、キーボードを叩く音も止まり、コーヒーを啜る音だけが響いた。
 次に、その静けさを破ったのはソファに座った相棒だった。

「―――なぁ」

 溜息のような声だった。
 けれど、またしばらく静けさは続いた。

「なぁって! 聞こえてんだろ返事くらいしろよ!」

「……なんだ。黙って仕事しろって言ったのはお前の方だろう。それにな、この報告書。本当はお前の仕事だろうが」

「そーんなん知りゃんせん。お前様の思い違いではあらしませんか? 手前にはとんと身に覚えの無いことでありんす」

「花魁言葉は止めろ。気色の悪い」

「んだと! 俺の母ちゃんの商売にケチつけるきか!」

「オ・マ・エ・に、似合わんから止めろと言ってるんだ」

「けっ! まぁ、……仕事しながらでいいからよ、ちょっと聞いてくれ」

「……なんだ、改まって」

「ちょっとした昔話さ」

「……」

 彼が黙ると、今度はそれを承諾と受け取った相棒は、両手でコーヒーカップを持ち直して話し出した。

「俺さぁ、小さいころ犬飼ってたんだ」

 恥ずかしそうに、相棒はがりがりと頭を掻いた。

「ダンボールで捨てられてんの見つけてさ。どーしても飼いたくて、母ちゃんに三日三晩拝み倒してやっと飼わせてもらったんだ。尾っぽの先が白いから、シロなんて名前つけてさ。可愛がってたんだ」

「……お前にも、そんな時期があったんだな」

「まーな。まだ俺が、八つかそこらの話。つまりな、あんときの餓鬼と、おんなじくらいのころの話ってことさ」

「……」

「そんな風に世話しだして一年位かな。あれが起きた。ドッカーンってな」

 両手を大げさに広げてみせる。彼には相棒のその声と、伸ばされた腕が見えるだけだったが、何を伝えたいのかは理解することが出来た。

「食うにも困ってさ、とてもじゃないが、シロを飼っていられなくなった。……どうしたと思う?」

 ゆっくりと、相棒はコーヒーカップあおり、中身をすべて飲みほすと、少しだけ背筋を伸ばして目だけ机の上にまで出すと、後ろに振り返った。その表情には、振り返った先にいた彼を試すような笑みを作っていた。

「捨てたのか?」

「いいや。ちっがうんだなこれが。お前も、まだまだお坊ちゃんだね」

「なんだ? お前、何が言いたい? そもそも、お前ちょっと酒が入って―――」






「喰ったんだよ」






「―――あ?」

 彼の言葉を遮って、相棒が伝えた事実は、彼予想よりも、ほんの少し残酷だった。

「喰ったんだ。昨日まで俺が、毎日毎日世話してたシロを」

 しかし、相棒は手元にあったタバコに火をつけながら、誇らしげにそれを言った。

「世話が出来なくなった。食わせられなくなった。喰うものがなくなった。母ちゃんが死んだ。いろんな理由があったけど俺が殺して、俺が喰った。筋張っててクソまずかったけど、残さず全部喰ったよ」

 天井に向かって溜め込んだ紫煙を一気に吐き出す。

「後悔なんてしてない。シロに悪いとも思ってない。喰う前にちゃんといただきますって言って、喰い終わったらご馳走様って言った」

 そして再び間が空く。
 タバコの煙は、窓から差し込んできた光を受けて、白く輝いた。
 相棒は、丸いテーブルに置かれていた灰皿にタバコを押し付けながら口を開いた。

「なぁ」

「なんだ」

「俺たちは、何のためにあのウサギを殺したんだ?」

「……俺より、お前のほうがよく解ってるだろう」

「ああ、そうだな。でも、お前の口から聞きたいんだ」

「……結局、あの女はどこの組織にも属していなかったが、あの女が食いつきやすいターゲットを【彼】に絞込み、彼の行動パターンを調べ上げ、そして最も効率がいいと下された作戦を、命令どおりに遂行した。俺たちの居場所を守るためだ。そして、それがいつか世界を守ることに繋がる、それを信じて、私たちはウサギを殺した」

「でもそれはさ、あの時、あの場所で、あの餓鬼には、なーんの関係ぇねえことだよな」

 彼の相棒は急に立ち上がると彼に振り返り、ソファを踏み台に机に乗り、積み上げられた書類を押しのけ、更にパソコンのディスプレイまで押しのけて彼の顔を正面に捉えると、にやりと歯を見せて、獰猛に哂った。

「あの餓鬼には、かわいがってたウサギが死んだだけ。そこには何の意味の無い。少なくとも、シロのような意味は、……無い」

「そうだな」

「俺は、生きるためにシロを殺して、シロを殺したからこそ、俺は生きなきゃならないと足掻いてきた。でもさ、あの餓鬼には何が残ったんだろうな」

 その瞳は彼の瞳、その奥の奥を見据えて、彼の何かを確かめるような瞳をしていた。

「……結局それは彼にしかわからん」

 手に持っていたコーヒーを一気にあおって、彼は相棒の目を見ずに答えた。飲み干したカップを机の上に置いた後、改めて相棒と視線を合わせる。その顔には先程のような獰猛な笑みは無く、どこか悲しげな表情を作っていた。

 しかし、彼はそれにかまわず今度は自分から、相棒に挑みかかるように顔を近づけた。

「しかし、だからこそこだ!」

 今度は、彼が相棒の驚いた瞳を射抜くように言った。

「だからこそ、なおさら俺たちはこの正しさを信じなければならない。彼を傷つけたからこそ、ウサギを殺したからこそ、それを意味の無いものにしないためにも、俺たちはもう一つ覚悟しなければならんことが出来た。……ただ、それだけだ」

「……」

 彼のその言葉は、堅くゆるぎないものを秘めて、目の前の自分を覗き込む人物を射抜いた。
 そしてその言葉聞いた相棒は、ほんの少しだけ驚きに目を見張った後、次の瞬間、

「ごーかくー」

「ぅむう!!」

 そういいながら、彼の唇を自分のそれでふさいだ。
 突然の出来事に、視界いっぱいに広がった自分の相棒の顔、その【彼女】の顔を驚きの目でしか見ることが出来なかった。
 椅子に座っていた彼に、飛び込むように行われたそれは、当然のようにバランスを崩し、二人して床に倒れた。
 ガチャンと椅子が倒れる音と、著類の束が床に散らばる音。そしてその後に、重なるように床に倒れた大人二人がごそごそと動く音。

「いたた」

「あははは―……」

「……お前、やっぱり酔払ってるな!」

「だーかーらー、そんなことありんせん」

「ったく、これで女というのが信じられん」

 顔を真っ赤にして、そうはき捨てる彼を、相棒はおかしそうに笑う。

「……気持ちよかったか?」

「っ! 黙れ! この酔っ払いがー!!」

 そう吼えると、自分の上に乗っかっていた相棒を押しのけて立ち上がった。相棒は、ごろりとそのまま床に転がった。

「まったく、いい加減服を―――」

「それでいい」

 そして、彼女を引き起こそうと腕を伸ばしたとき、逆に寝転がったままの彼女に腕をつかまれた。彼はそれに驚いて彼女を見ると、にっこりと優しく微笑んでいた。
 彼女の瞳には、驚いてそれを見ている彼の顔が映っていた。
 そして、寝転がったまま彼女はいつものように言った

「その覚悟を、ずっと持ってろよ。そしたら俺は、ずっとお前と組んでやれる。……ずっと、お前の背中を守ってやんよ」

「……ありがたくて涙が出そうだ」

 普段から、男の姿をもって任務に挑む彼女の覚悟に、見合うそれをもてるかどうか、不安を感じながらも、彼はそのまま腕を引き上げると、相棒を抱き寄せた。






没にした理由:
 没ネタですから。思いついたままに書き殴っただけですから。一応、後書きでの解答編ということで。でも、普通に書くだけだと面白くないから、裏設定流出……。ただ単に書いてたら段々変な方向に走り出して、面白……もとい、変なことに。
 Cold大王さん正解、カシスさん残念。でも、カシスさんの案も実は案2として在ったんです。
 すでにマークされていた女記者が、大義名分を掲げて堂々とシンジ君に近づくために、ウサギを殺して事件を起こし、どうにか近づいたけれども結局その動きすらも把握していた黒服達に捕まってしまう。女性記者の怖さが増して良かったかもしれませんが、黒服達の登場する意味が少し弱くなってしまう気もしたのでこちらにしました。……実は、このどちらでもない第三案が在ります。読みたいですか?








第???話(3/6更新)

ラストシーン:もし初号機に心が芽生えていたら






 サードインパクトは起こってしまった。
 けれどシンジは初号機を動かし、神となった自分を利用してフォースインパクトを起こし、人類を赤い海から帰還させるため、得た力を使い衛星軌道に向かおうとしていた。

 エントリープラグ内にて、シンジは必要な操作を行っていた。すでにS2機関を得た初号機はエネルギーに関しての問題は無かったが、赤い水から得た知識をフルに活用し、さまざま準備を行う必要があった。

 そしてその作業ももう終わろうとしていた。

「さぁ、初号機。君にもつきあってもらおうか。これは僕一人じゃちょっと大変だから」

 いざ、自分が得た力を使おうとした時、エントリープラグ内の明かりが落ちた。シンジは突然暗闇の中に置かれることになった。

「初号機?」

思わずシンジは問いかける。

「どうしたんだ! こんな時に!」

 ガチャガチャと手元の操作盤を動かす。シンジはあせった。神としての力を得たにもかかわらず、目の前で起こった現象を説明できなかったからだ。

「頼む、動け、本当にこれで最後なんだ、……僕にみんなを、守らせて。そのためなら、僕の何を持って行ってもかまわない。腕も、足でも、命だって、どこだって持って行っていいから。この心だって持っていってかまわないから!」

 再び涙がこみ上げてきた。すべてを失った時に流した涙、その時流しつくしたと思っていた涙。それも今はLCLに解けて消えていく。何をしても反応を返さない目の前の機械を殴りつけて、シンジは叫んだ。

 そして突然、シンジの正面に通信ウインドウが開いた。

『いいや、シンジ、それはテメエが持って行け』

 それは、シンジの声を借りた、別人だった。しかしそんな事ありえるはずが無かった。人類はLCLとなり、偽りの幸福の元にひとつとなったはずあのだから。

 自分ひとりを除いて。

 だからシンジには、目の前で起こっていることが一瞬わからなかった。けれどもシンジはたった一人だけ、その声の主に思い当たるものがあった。
 それはいつか自分を取り込み、自分の心を奪おうとしたものだった。
 シンジがぱっと顔を上げると、そこには予想通り、彼の親友と同じ髪と瞳の色を持つ、自分そっくりな少年が映っていた。しかし決定的に違うのはその容姿ではなく、皮肉げにゆがめられたその表情だった。
 その姿は、かつてシンジが彼に取り込まれた時に見たときの姿のままだった。

「初号機? 初号機なの? どうして……」
『なかなかぶっ飛んだことを考えるじゃねぇか! サードインパクトが起こったあとにフォースだって? ははっ、ぶっ飛んでるにもほどがある。やっぱてめぇはイカレヤロウだ!!』

 彼は小さな通信ウインドウの中で両手を大きく広げたりしながら、大げさにそれを表現していた。シンジはその様子を見ながら悔しそうに言う。

「……お前には悪いと思ってる。結局僕の道連れにするんだから」
『へっ、今に始まったことかよ。それよりいい話があるんだ。ちょっと聞いてけよ』

 画面いっぱいに彼の表情が写り、耳を寄せるようなジャスチャをする。シンジはそん彼のおどけた様子に焦燥感を抱いていた。今は決して時間を無駄にしていいときではないのだ。

「何だよこんな時に! あんまり時間がないんだ、早くして―――」
『そりゃ俺がやってやる。てめぇはかえんな』
「なっ!」 

 彼が、突然真剣な表情を作り、シンジに行ったことはシンジの想像を超えていた。

「お前に出来るわけないじゃないか! 心のないお前じゃ出来るはずがない!」

 そう、シンジの計画には【人の心】を持った存在が必要不可欠だったからだ。
 しかし、それを知ってか知らずか、彼はどこか傷ついたような表情を作りながら、その雰囲気をおどけた調子に戻した。そしてまたおおげさな動作をウインドウいっぱいに見せながらシンジに言う。

『おいおい、そりゃ一体いつの話だ? 心なんて、とっくに持ってるぜ? お前くれたんじゃねぇか」
「何を言って……」

 彼はうれしそうに自分の胸を指した

『はっきり言ってひどいもんだ。なんだこりゃ? どこもかしこも傷だらけで、考え方は偏ってっし、自虐趣味の固まりみてぇな心だ。きたねぇったりゃありゃしねぇ』
「うるさい! それでも僕は―――」
『ああ、それでも、あったけえ心だ』

 今度は大切なものを落とさないように、そこにあるものが本当に壊れやすいものであることを知っているからこそ、優しく自分の胸に両手を重ねた。
 その手つきは本当に優しげで、シンジは思わず自分の胸にも手を置いていた。
 彼は、今まで見せたことの無い、まるで本当に人のような、温かい心を持った一人の人間のような微笑を浮かべていた。

『ほんと、どうしようもないくらい、温かい心だ。おっと、返せなんて言うなよ? これはもう俺のもんだ、やっと掴んだ、やっと手に入れた、お前がくれた俺だけの心なんだからな?』

 ぱちりと彼はシンジにウインクして見せた
 そこで、がたんとエントリープラグ全体が振動した。シンジは彼が何をしようとしているのかを悟った。

「おまえ、まさか! やめろ、よせ!! お前はどうなるんだ」
『お前がそれを言うのかよ? 何だかんだ人に偉そうにいいやがって、テメエだって幸せになる権利も義務もあるんだぜ? かっこつけやがってよぉ』

 すでに電力供給は立たれているはずなのに、ウインドウは消滅せず、そこに映る彼は相変わらずおどけた様子で続ける。
 やがて、エントリープラグがすべて排出され、彼はそれゆっくりと横たえた。
 そしてだんだんと、ウインドウがざらつき始めた。
 シンジは消えそうになるウインドウに向かって叫ぶ。

「お前は、お前にだけそんなことさせられない! お前が心を持ったって言うのが本当なら、なおさらそんな事できない!」
『なーに、ちょいと宇宙旅行ってとこさ。見てきてやるよ。ここから見たお前達が、どんな風に映ってるかってな』
「おまえ……」
『そしたらさ、教えてやるよ。この空で、お前たちを見てるやつらが、どんなこと感じてんのかをさ。きっと、碌なことにならネェと自分でも思うがよ、……お前らにゃ必要だろ?』
「……」
『大丈夫さ、シンジ。俺がそれを持って帰れたら、みんなきっと優しくなれるんだから』
「初号機……」
『じゃあなシンジ! ……兄弟よ! さぁ、胸はって幸せになってこい!』

 その言葉と、とびっきりの笑顔を最後に、ウインドウは砂嵐しか映さなくなり、
 やがてそれも消えてしまった。
 シンジは慌てて手動で内側からプラグの外に出ると空を見上げた。
 そこには、三対の輝く翼を空いっぱいに伸ばし、宙に浮かぶ初号機の姿があった。
 その姿は先の戦闘でぼろぼろになっていた。装甲、拘束具のほとんどが剥がれ落ち、頭部もその半分を露出していた。
 だからこそ、シンジは彼の目を見ることができた。
 それは、この町に来たとき、最初に見たような獣の目ではなく、どこか優しさを湛えているような気がした。

 一瞬だけそうして目を合わせると、彼、初号機はあっという間にその身を翻し、空のかなたへと飛び立っていった。
 
 彼の姿が小さくなり、やがて消えていった。
 シンジはひとり、朱い海が波打つ海岸に一人残された。
 そして、彼が空に消えてからいくらかも経たないうちに、突然、赤しか存在しなかった世界にまばゆいばかりの閃光が走った。赤黒い雲を吹き飛ばし、よどんだ空気をなぎ払って、空に巨大な十字架があらわれた。シンジは彼の名を叫ぼうとした。彼が迷わず帰ってこれるように。
 嵐のような轟音に打ち消される。けれども、シンジは空に向かって何度も叫んだ。声がかれて、息が苦しくなっても、その名を呼び続けた。
 やがて、先行のあとを基点として、じわじわと、空が様変わりしていった。
 シンジは、その光景に叫ぶのをやめた。
 そのあまりの美しさに、息を飲むことすら忘れた。その光景はもう二度と見ることは叶わないとあきらめたこともあった。その空の色は、もう二度と変わらないのだと。
 けれども再び見ることが叶った。

 そう、

 絶望の赤ではなく、

 希望に満ちた青い空に。 

 その空を世界に取り戻させたのが、

 一人の少年と心を分け合った、

 一体の人造人間であることを、

 これから目覚めるだろう人類は知ることと成るだろうか?






 その最期を看取った、神話の少年とともに。












 没にした理由:別のエンディングを考えてるから。
 いや、このエンディングは無理があるだろうと。没だから別にいいかなーと。でも一生懸命考えたオチだから、誰かにこんなの書いて欲しいな、なんて。できれば、初号機の言葉に隠された本編での設定に気がついた人が、にやりとしてくれればそれで本望です。










本当にただの没ネタだよ?(7/10更新)






 アスファルトの道、

 私はこの道が嫌いだ。本当に大っ嫌い。

 私の知らないどこかの誰かが、

 私の知らないどこか誰かの都合で出来た、この道が大嫌いだ。

 だってそうでしょう?

 この道が出来る前、地面がこんな真っ黒な色に固められる前の姿、あなただって好きだったでしょう?

 そりゃ、砂利ばっかりで、水たまりだらけで、グニャグニャ曲がってたけど、

 舗装されてない砂利道を歩くのが好きだった。

 水たまりに映る青い空が好きだった。

 足の裏をさらさらと、ちくちくと、くすぐるその感触や、道ばたに咲いた小さな花が好きだった。

 好きなところで曲がることが出来たし、私たちはどこにだって行けたのに。

 今はどう?

 私の知らないどこかの誰かが勝手に決めた道筋を、

 私の知らないどこか誰かの望む通りに進まなくちゃいけない。

 そうして最後に行き着く場所は、誰もがみんな同じ顔した暗い夜。

 冗談じゃない

 だから私は嫌いだ

 私の好きだったあの道を、叩いて壊して押しつぶしたこの道が大嫌いだ




 でも、本当は違うの。




 私はいつでもこの道から外れることも出来るし、

 立ち止まって一生懸命探させば、小さな花もみつけることが出来た。

 それをしなかったのは何故?

 道を一歩、せめて一歩、たった一歩でもいいから好きな方向に向けなかったのは何故なの?

 答えは一つ

 私の望みも、あなたの希望も、みんなの願いも、それが出来ない理由はたった一つだけ。

 恐かったから。

 自分以外の人はいつの間にか、みんなで同じ行き先を進むことを躊躇わず、

 自分のことなんか見てもくれない。

 必死にその横に並ばないと、あっという間において行かれて、

 あっという間にひとりぼっち。

 きっと誰も振り返らない。きっと、誰も振り返ってなどくれない。

 本当はみんなも恐いのに

 本当は私も恐いのに

 本当は、あなたも怖がっていたはずなのに

 それに気がつけずにここまで来てしまったから。

 目の前に転がる小さな石に、躓かないように必死だったから。

 だから、私は止まれない。

 ひとりぼっちになりたくない

 だってこの黒い道は、夜になったらそこにあることすら解らなくなるから、

 誰かの手の温もりがないと、もう迷うことさえ出来なくなるから。

 だから、私は立ち止まらない

 つまずいても、

 転んでも、

 何時か無くした大切な物を視界の端に捕らえても

 堅い道を押しつぶすように踏み出して、

 辺りに罠がないか慎重に、

 けれども立ちふさがる壁をすべて叩き壊しながら。




 それでも何時か




 息切れで立ち止まってしまったら、

 そっと後ろを振り返ってみよう

 そうして何時か

 私の進んできた道を、振り返ってみよう

 振り返ったその道の中で

 瓦礫だらけになった道で

 転んだあなたに手を伸ばせたら

 振り返った私の道の中に

 瓦礫だらけになった私の道に

 もし、小さな花を見つけられたら――――




 いつかこの道を、好きになれる日が来るのかな?








 見まごう事なき没ネタですねー。使い処も見つけられない。ていうか、むしろその他板での載せろって感じですよ。
 ……ごめんなさい。

















 
如何でしたか? 本当はもっとあったんですけど、とりあえずこれだけ。また気が向けば、ちょっとずつ増やしていこうかなと考えています。では、本編の執筆頑張ります。


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