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No.220の一覧
[0] よくある逆行者[べべ](2006/07/08 21:08)
[1] 第一話 「使徒襲来 後悔は後に来る」 改訂版[べべ](2006/11/23 17:09)
[2] Re:第二話 「使徒襲来 失語症患者登場!!」 [べべ](2006/07/08 16:17)
[3] Re[3]:第3話 「見知らぬ天井 私が出会った中で一番危険なヒト!!」 改訂版[べべ](2006/07/11 19:17)
[4] Re[4]:第4話 鳴らない電話 「インドの恐るべきパワー」[べべ](2006/08/27 18:41)
[5] Re[5]:第5話 鳴らない電話 「鞭はやっぱり痛い」 改訂版[べべ](2006/09/03 10:35)
[6] Re[6]:第6話 雨、逃げ出した後 「運命の交差」[べべ](2006/09/03 14:41)
[7] Re[7]:第7話  レイ、心の向こうに 「居候の仕事」[べべ](2006/09/04 19:02)
[8] Re[8]:第8話  決戦、第三新東京市 「レイとシンリの戦い」[べべ](2006/09/28 18:47)
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[220] Re[5]:第5話 鳴らない電話 「鞭はやっぱり痛い」 改訂版
Name: べべ 前を表示する / 次を表示する
Date: 2006/09/03 10:35
  あの、黒ジャージ事件から二週間。俺とシンリちゃんとユウキと
  ヨツバは一緒に居る事が多くなった。前の世界で言えば3バカト
  リオみたいな関係になっている。有り体に言えばこの四人は中々
  気が合うのだ。だからだろうか、クラスの連中からは変わり者四
  人組と呼ばれている。

  天然ボケがあるシンリちゃん。いつもテンションがかなり高いヨ
  ツバ。みんなの兄貴役のユウキ。ツッコミ役のシンジとかなりの
  変わり者な集団なのでそう呼ばれている。

  前の世界の自分とは違いシンリちゃんの性格もだんだん明るいも
  のになっている。これはいい事なのだろう。


    第5話 鳴らない電話 「鞭はやっぱり痛い」
     学校 昼休み


  昼休み、いつもの事ながら変わり者四人組は昼飯を食べるために
  机をくっつけていた。

  「さぁ~待ちに待った昼ご飯だー。私は購買でパンを買って来る
   からね~」

  そう言い残したヨツバは人間の常識を越えた早さで教室を出て行
  ってしまった。
  ちなみに俺とシンリちゃんはおそろいの弁当で、意外な事にユウ
  キは料理のスキルがかなり高く、俺やシンリちゃんでも勝てそう
  にない腕を持っている。そのためいつもお手製弁当を持ってきて
  いる。
  
  ちなみにヨツバも弁当を持ってきているが、いつも授業中に先生
  に見つからないように驚異的な早さで早弁をしている。
  前に何で授業中に早弁をするのかと聞いた事があったが彼女は

  「かー。シンジ君は分かってないね~早弁の真髄。授業中に食べ
   るから早弁なの。休み時間とかに食べるのは邪道なの」

  と、言っていた。いつも早い時間に食べてしまうので昼になると
  お腹が減り、購買のパンを買って食べるのが彼女のポリシーらし
  い。全く理解できないが。

  「にゃった~。みんなー高級焼きそばパンゲット!!!」

  と、騒がしい音を立てながらヨツバが教室に入ってきた。ちなみ
  に高級焼きそばパンとは購買のおばちゃんが気まぐれで出す、具
  がかなり豪華になっている焼きそばパンだ。一ヶ月に一回ほどし
  か出現せず値段も張り伝説とかしているパンである。

  「この日のためにこの一ヶ月間。授業が終わると速攻で購買に張
   り付いてやっと買えた代物。この感動は何物にも代えられない」

  「そりゃあ良かったじゃねえか」
   
  「おめでとう。ヨツバさん」

  と、ユウキとシンリちゃんが言う。ぶっちゃけオーバーリアクシ
  ョンのような気もするが・・・

  「あー。シンジ君そんなにこのパンを見つめて。欲しいんでしょ
   、欲しいんだろ・・・・あげないよ~」

  と、自慢げに言われる。ヨツバにとって、シンリちゃんと俺はい
  じられキャラのようだ。

  「別にいらない。俺にはシンリちゃんが作ってくれたお弁当があ
   るし。そんな品質表示が入ってない焼きそばパンなんて怪しく
   て食えるか」

  いつもならここでヨツバのツッコミが来ると思って身構えていた
  が

  「・・・・そうなんだ」

  そういうと彼女は顔を曇らせた。俺は何かまずい事を言ったのだ
  ろうか?あんな彼女の顔、二週間過ごして一度も見た事無い。

  ビービービー

  俺の携帯が鳴っている。取り出してみると非常招集がかかってい
  た。

  「二人とも先行くから」

  と、いきなり綾波が横から声をかけてきた。気配を隠していきな
  り言われるとかなりビックリする。

  「シンリちゃん行こう。ユウキ俺たち二人とも早退するから」

  そういうと、急いで教室から出てく。ヨツバさんのあの顔が気に
  なりはしたが・・・


     ネルフ
  

  モニターではイカのようなシルエットの使徒が浮いている。
  
  第四使徒シャムシエルだ。

 「碇司令の居ぬ間に第四の使徒襲来。以外と早かったわね」

「前は15年のブランク。今回は、たったの三週間ですからね」

「こっちの都合はお構いなしか・・・。女性に嫌われるタイプね」

  と、作戦部の二人が話している。

  あいつは鞭を使う中距離戦闘型の使徒だが、今回はラファもいる
  し俺もいるから多分大丈夫だろう。
  
  「シンリちゃん、 敵のATフィールドを中和しつつ、パレットの
   一斉射。練習通り、大丈夫ね?」

  「はい!!」

  「エヴァ初号機!発進!!」

  ガシュコン・・・バババババ

  ものすごいGと共に初号機が地上に姿を現す。

  「まずは、目標をセンターに入れてスイッチ・・・」

  バババババ・・・モクモクモク

  「バカ!弾着の煙で敵が見えない」

  「バカはお前だ。自分で一斉射と言ったのだろう」

  「それに、弾は劣化ウラン弾ですしね」

  ラファと俺がつっこむ。

  「何よ劣化ウラン弾なんて。聞いてないわよリツコ!!」

  「パレットガンの仕様書に書いてあったはずよ!葛城一尉」

  牛の顔から冷や汗が出ている。

  その時、使徒の体から鞭が出てきて初号機のパレットガンを切り
  裂く。

  「シンリちゃん!予備のライフルを「シンリ、新兵器を出す。と
   りに行け」

  牛が何かを言い出す前にラファがセリフを遮る。

  「何、新兵器って!!聞いてないわよ」

  「葛城一尉!仕様書を三日前に回したわよ」

  さすがだ。ヤツの机は今頃大変な事になっている。

  「俺と技術部で開発したエヴァの常識を覆す革命的な武器だ」

  ラファが自信満々に言い出すが、こういう時はロクな目に遭わな
  い。

  ガチャ

  初号機の近くからリフトが出てくる。

  中に入っていた武器は・・・・まんまハリセンだった。

  「ハリセンかよ!!この場面でハリセン!?何考えてんだ!」 

  「フフフ、問題ない・・・」

  某髭司令のようなセリフをいいやがった。

  「ハッ、もしかしてあのハリセンにはビックリするような能力が
   あったりするのか!!」

  「見てれば分かる」

  初号機は鋼鉄製のハリセンを持って走り出す。

  「はああああああ」

  ベチベチ

  シンリちゃんは音速で飛び交う鞭をはたく。案外強い。
  しかし、音速で飛び交う鞭、さすがのシンリちゃんも捌ききれな
  かった。

  バチ・・・ビービービー

  「アンビカブルケーブル断線!!!エヴァ内蔵電源に切り替わり
   ました」

  「シンリちゃん、あと活動限界まで四分五十三秒よ!!早く倒し
   て!!!」

  そんな簡単にはいかないのに、かなり無茶を言っている。

  シュン・・ブン

  使徒の鞭が初号機の足を掴み投げ飛ばす。

  「うああああああ」

  ドン

  「ダメージは」

  「問題なし。行けます」

  「く・・・うっ」

  このパターンは前の世界にもあったな。確かトウジとケンスケが
  いたとか。

  パッ

  「シンリちゃんのクラスメート!!!」

  またトウジとケンスケか・・・何気なくモニターを見てみると、

  「はっ?」

  そこにいたのは・・・・・ヨツバとユウキだった。
   作者感想

  中途半端な所で終わっててしまいました。次はちゃんと使徒戦が
  終わります。


   次回予告
  
  シェルターから抜け出したヨツバとユウキ。みんなの思いが交差
  する中、ヨツバの暗い顔の真意が明らかに。


  次回 雨、逃げ出した後「運命の交差」


   よろしく!!!   


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