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No.153の一覧
[0] ある男の悲劇と対策[HLJINN](2005/10/30 19:41)
[1] Re:ある男の悲劇と対策[HLJINN](2005/10/30 19:59)
[2] Re[2]:ある男の悲劇と対策[HLJINN](2005/10/30 20:29)
[3] Re[3]:ある男の悲劇と対策[HLJINN](2005/10/31 11:05)
[4] Re[4]:ある男の悲劇と対策[HLJINN](2005/10/31 19:47)
[5] Re[5]:ある男の悲劇と対策[HLJINN](2005/11/01 01:17)
[6] なか書き[HLJINN](2005/11/01 21:44)
[7] Re[6]:ある男の悲劇と対策[HLJINN](2005/11/03 11:51)
[8] Re[7]:ある男の悲劇と対策[HLJINN](2005/11/04 23:20)
[9] Re[8]:ある男の悲劇と対策[HLJINN](2005/11/09 16:50)
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[153] ある男の悲劇と対策
Name: HLJINN 次を表示する
Date: 2005/10/30 19:41






「・・・・・」






「・・・・・・・・・・・・・・」






「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」








































「なんじゃこりゃ~~~~!!!!!!!!!!!!!」




































ある男の悲劇と対策

第1話








 気がつくと電車の中にいた。しかも今まで載ったことも無いタイプの。

窓の外を見たが、見たことも無い風景だった。ここはどこなのだろう?

どうも記憶が曖昧だ。なにやら頭痛がするし・・・

 (ここはどこなんだ?昨日は家で飲んでたはずなのに)

今日は確か11月15日だったはずだ。俺は大学の4年生になったが、

就職活動というものはまったくやっておらず、昨日ようやく地元に就職が決まり、

家族みんなでお祝いをした。そこで進められるままに焼酎を飲み、気持ち悪くなったので

風呂にも入らずふらつきながらも部屋に戻り、眠ったはずだった。

目を開ければ知らない土地で電車に乗っている。何時の間に?

しかも俺のほかの乗客は怪しい黒服サングラス達。どう考えても記憶が繋がらない。

(今まで飲んでも記憶を失うことは無かったのに・・・。う~~ん、もう年なのか?

しかしトイレに行きたくなってきたな。)

そう思いトイレに立ったのだったが、途中黒服サングラス達との脇を通る時に、

「どちらへ?」

一人が聞いてきたので

「ト、トイレに」

と答え、トイレに入った。

(ん?なんか声がへんだな)

と思い、顎に手をやると




ジョリッ!




と変な感触。不思議に思い、トイレに備え付けてあった鏡を見ると・・・






「なんじゃこりゃ~~~~!!!!!!!!!!!!!」






そこに居たのはいかにもその道の人であるような長身の男。

髭面に怪しいサングラス。しかもこの声はもしかして!

「どうかなさいましたか?!」

外から黒服さんの声が

「も、問題ない!入ってくるな!」

答える俺。

(い、いったいどうなっているんだ?!)

この顔、この声、そしてあの黒服さんたち。

そう、俺は




















碇ゲンドウになっていた



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