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No.8576の一覧
[0] 東方天晶花 (東方project+オリ主)【完結+未来語りⅡ追加】[ラリアー](2011/04/19 08:33)
[1] 巻の起「はじまり はじまり」 ~Welcome the beginner of the fantasy~[ラリアー](2009/11/06 15:52)
[2] 東方天晶花 巻の一「百聞は一見に如かず」[ラリアー](2009/11/06 15:51)
[3] 東方天晶花 巻の零点五「口は災いの元」[ラリアー](2009/11/06 15:51)
[4] 東方天晶花 巻の二「女心と秋の空」[ラリアー](2009/11/06 15:51)
[5] 東方天晶花 巻の三「人の振り見て我が振り直せ」[ラリアー](2009/11/06 15:51)
[6] 東方天晶花 巻の四「袖振り合うも多生の縁」[ラリアー](2009/11/06 15:51)
[7] 東方天晶花 巻の五「芸は身を助く」[ラリアー](2009/11/06 15:51)
[8] 東方天晶花 巻の五点五「知らぬが仏」[ラリアー](2009/11/06 15:52)
[9] 東方天晶花 巻の六「帯に短し襷に長し」[ラリアー](2009/11/06 15:52)
[10] 東方天晶花 巻の七「暗がりに鬼を繋ぐ」[ラリアー](2009/11/06 15:52)
[11] 東方天晶花 巻の八「鬼が出るか蛇が出るか」[ラリアー](2009/11/06 15:53)
[12] 東方天晶花 巻の九「親しき仲にも礼儀あり」[ラリアー](2009/11/06 15:53)
[13] 東方天晶花 巻の十「身から出た錆」[ラリアー](2009/11/06 15:53)
[14] 東方天晶花 巻の十点五「親の心子知らず」[ラリアー](2009/11/06 15:53)
[15] 東方天晶花 巻の十一 「縁は異なもの味なもの」[ラリアー](2009/11/06 15:53)
[16] 東方天晶花 巻の十二「玉磨かざれば器を成さず」[ラリアー](2009/11/06 15:53)
[17] 東方天晶花 巻の十三「藪を突突いて蛇を出す」[ラリアー](2009/11/06 15:53)
[18] 東方天晶花 巻の十四「精神一到何事か成らざらん」[ラリアー](2009/11/06 15:54)
[19] 東方天晶花 巻の十五「竹馬の友」[ラリアー](2009/11/06 15:54)
[20] 東方天晶花 巻の十五点五「呉越同舟」[ラリアー](2012/01/16 10:42)
[21] 東方天晶花 巻の十六「鷺を烏」[ラリアー](2009/11/06 15:54)
[22] 東方天晶花 巻の十七「無用の用」[ラリアー](2009/11/06 15:54)
[23] 東方天晶花 巻の十八「羹に懲りて膾を吹く」[ラリアー](2009/11/06 15:54)
[24] 東方天晶花 巻の十九「上に交わりて諂わず下に交わりて驕らず」[ラリアー](2009/11/06 15:54)
[25] 東方天晶花 巻の二十「用心は勇気の大半なり」[ラリアー](2009/11/06 15:55)
[26] 東方天晶花 巻の二十一「烏に反哺の孝あり」[ラリアー](2012/01/30 18:40)
[27] 東方天晶花 巻の二十二「子は三界の首枷」[ラリアー](2009/11/06 15:55)
[28] 東方天晶花 巻の二十三「立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿は百合の花」[ラリアー](2012/01/16 10:47)
[29] 東方天晶花 巻の二十三点五「画竜点睛」[ラリアー](2009/11/06 15:55)
[30] 東方天晶花 巻の二十四「情けは人の為ならず」[ラリアー](2009/11/06 15:55)
[31] 東方天晶花 巻の二十五「コチョウノユメ」[ラリアー](2009/11/06 15:55)
[32] 巻の承「それから それから」 ~The world of extending fantasy~[ラリアー](2009/11/21 02:27)
[33] 東方天晶花 巻の二十六「その日その日が一年中の最善の日である」[ラリアー](2009/11/06 15:56)
[34] 東方天晶花 巻の二十七「真の友愛においては、 私は友を自分のほうにひきつけるよりもむしろ自分を友に与える」[ラリアー](2009/11/06 15:56)
[35] 東方天晶花 巻の二十八「青春は短い。宝石の如くにしてそれを惜しめ」[ラリアー](2009/11/06 15:57)
[36] 東方天晶花 巻の二十九「時というものは、 それぞれの人間によって、 それぞれの速さで走るもの」[ラリアー](2009/11/06 15:57)
[37] 東方天晶花 巻の三十「不幸な人間は、いつも自分が不幸であるということを自慢しているものです」[ラリアー](2009/11/06 15:57)
[38] 東方天晶花 巻の三十一「食卓は、最初の間は人々が決して退屈することのない唯一の場所である」[ラリアー](2012/01/30 18:41)
[39] 東方天晶花 巻の三十二「軽信は大人の弱点であるが、子供にとっては力である」[ラリアー](2009/11/06 15:57)
[40] 東方天晶花 巻の三十三「怒りは他人にとって有害であるが、憤怒にかられている当人にとってはもっと有害である」[ラリアー](2009/11/06 15:57)
[41] 東方天晶花 巻の三十四「進歩とは、価値の置換によって生ずる錯覚にほかならない」[ラリアー](2009/11/06 15:58)
[42] 東方天晶花 巻の三十四点五「雨は一人だけに降り注ぐわけではない」[ラリアー](2009/11/06 15:58)
[43] 東方天晶花 巻の三十五「主よ、助けてくれとは申しません。私の邪魔をしないで下さい」[ラリアー](2015/01/19 22:38)
[44] 東方天晶花 巻の三十六「命と引き換えに金を欲しがるのは強盗であるが、女はその両方とも欲しがる」[ラリアー](2009/11/06 15:58)
[45] 東方天晶花 巻の三十七「苦痛には限度があるが、恐怖には限度がない」[ラリアー](2009/11/06 15:58)
[46] 東方天晶花 巻の三十八「成功する人は錐のように、ある一点に向かって働く」[ラリアー](2009/11/06 15:58)
[47] 東方天晶花 巻の裏側「教えろ! 山田さんっ!!」[ラリアー](2009/11/06 15:59)
[48] 東方天晶花 巻の三十九「事を行うに当って、いつ始めよう等と考えている時には、既に遅れをとっているのだ」[ラリアー](2009/11/06 15:59)
[49] 東方天晶花 巻の四十「善良な性格は法律よりもさらに信頼ができる」[ラリアー](2013/05/27 22:17)
[50] 東方天晶花 巻の四十一「人間が幸福であるために避けることのできない条件は勤労である」[ラリアー](2012/02/06 13:03)
[51] 東方天晶花 巻の四十二「良い判断は無分別な親切に勝る」[ラリアー](2013/05/27 22:20)
[52] 東方天晶花 巻の四十三「病気は千もあるが、健康は一つしかない」[ラリアー](2009/11/16 01:55)
[53] 東方天晶花 巻の四十四「この瞳を、どうしてにごしてよいものか」[ラリアー](2009/11/21 02:31)
[54] 東方天晶花 巻の四十五「公にされることを望む慈善はもう慈善ではない」[ラリアー](2013/06/10 19:50)
[55] 東方天晶花 巻の四十六「報酬への期待を行動のバネとする人にはなるな」[ラリアー](2013/04/22 19:40)
[56] 東方天晶花 巻の四十七「言葉で説教するよりも、あなたの生き方そのものがより良い説教となろう」[ラリアー](2013/05/06 23:58)
[57] 東方天晶花 巻の四十八「真実には特定の時などない。真実はどんな時代にも真実である」[ラリアー](2012/02/06 13:06)
[58] 東方天晶花 巻の四十九「正義は永遠の太陽である。世界はその到達を遅れさせることはできない」[ラリアー](2012/02/06 13:07)
[59] 東方天晶花 巻の五十「希望に満ちて旅行することは、目的地にたどり着くことより良いことである」[ラリアー](2010/01/07 20:28)
[60] 東方天晶花 巻の五十一「人間の真の性格は、彼の娯楽によって知られる」[ラリアー](2010/01/14 13:33)
[61] 東方天晶花 巻の五十二「恋愛は人を強くすると同時に弱くする。友情は人を強くするばかりである」[ラリアー](2013/05/06 23:58)
[62] 東方天晶花 巻の五十二点五「不思議なものは多い。しかし人間ほど不思議なものはない」[ラリアー](2010/01/24 18:04)
[63] 東方天晶花 巻の五十三「最強者の理屈が、いつも最も良いとされる」[ラリアー](2013/06/10 19:50)
[64] 東方天晶花 巻の五十四「怒りの結果は、怒りの原因よりはるかに重大である」[ラリアー](2010/02/07 06:05)
[65] 東方天晶花 巻の五十四点五「自負は常に他人の感嘆によって強化される」[ラリアー](2010/02/14 09:54)
[66] 東方天晶花 巻の五十五「友情は最初、残酷なほど明確にものを見る」[ラリアー](2012/02/18 15:06)
[67] 東方天晶花 巻の五十六「至上の処世術は、妥協することなく適応することである」[ラリアー](2010/02/24 21:21)
[68] 東方天晶花 巻の五十七「あまり道徳的になるな。自分を欺いて人生を台無しにしてしまう」[ラリアー](2010/03/03 17:18)
[69] 東方天晶花 巻の五十八「慣習とは反対の道を行け。そうすれば常に物事はうまくいく」[ラリアー](2010/03/10 21:29)
[70] 東方天晶花 巻の五十九「自尊心は美徳ではないとしても、それは多くの美徳の両親である」[ラリアー](2010/03/30 01:45)
[71] 東方天晶花 巻の五十九点五「まず事実をつかめ。それから思うままに曲解せよ」[ラリアー](2010/03/23 17:54)
[72] 東方天晶花 巻の六十「活動的な馬鹿より恐ろしいものはない」[ラリアー](2010/03/30 01:46)
[73] 東方天晶花 巻の六十一「行動するためには、いかに多くの事に無知でなければならぬ事か」[ラリアー](2012/02/26 08:32)
[74] 東方天晶花 巻の六十二「勇敢な行為は、決して勝利を欲しない」[ラリアー](2010/04/20 00:01)
[75] 東方天晶花 巻の六十三「忍耐とは、肉体的な小心と道徳的勇気の混じり合いである」[ラリアー](2012/02/26 08:56)
[76] 東方天晶花 巻の六十四「神の存在を立証しようとするあらゆる試みは、すでに神に対する冒涜である」[ラリアー](2012/02/26 08:57)
[77] 東方天晶花 巻の六十五「行動はいつも幸せをもたらすものではないが、行動なくしては幸せはない」[ラリアー](2012/03/03 12:21)
[78] 幻想郷うろ覚え童話「モモタロウ」[ラリアー](2010/05/08 00:56)
[79] 東方天晶花 巻の六十六「運命は我々の行為の半分を支配し、他の半分を我々自身にゆだねる」[ラリアー](2012/03/03 12:25)
[80] 東方天晶花 巻の六十七「王国を統治するよりも、家庭内を治めることのほうが難しい」[ラリアー](2010/05/20 10:28)
[81] 東方天晶花 巻の六十八「常識の有無は教育の有無とは関係ない」[ラリアー](2010/05/27 01:01)
[82] 東方天晶花 巻の六十九「不正の存在を前にして黙する人は、実は不在の共犯者にほかならない」[ラリアー](2010/06/02 00:17)
[83] 東方天晶花 巻の七十「馬は死ぬ前に売ってしまうことだ。人生のコツは、損失を次の人に回すこと」[ラリアー](2012/03/15 18:46)
[84] 東方天晶花 巻の七十一「人間は自分の知っていることなら半分は信じるが、聞いたことは何も信じない」[ラリアー](2013/05/12 23:50)
[85] 東方天晶花 巻の七十二「友人の失敗には目をつぶれ、だが悪口には目をつぶるな」[ラリアー](2012/03/15 18:47)
[86] 東方天晶花 巻の七十三「今が最悪の状態と言える間は、まだ最悪の状態ではない」[ラリアー](2012/03/26 23:52)
[87] 東方天晶花 巻の七十四「学校での成績がよいからといって、社会で認められるとは限らない」[ラリアー](2010/07/07 00:16)
[88] 東方天晶花 巻の七十五「神はあらゆる人間のうちに住むが、すべての人間は神のうちに住まず」[ラリアー](2010/07/21 10:29)
[89] 東方天晶花 巻の七十六「苦しんで強くなることがいかに崇高なことであるかを知れ」[ラリアー](2012/03/26 23:53)
[90] 東方天晶花 巻の七十六点五「家庭はどこで始まるか? 若い男と若い娘が恋愛に陥ることから始まる」[ラリアー](2010/07/28 01:23)
[91] 東方天晶花 巻の七十七「長いこと考え込んでいるものが、いつも最善のものを選ぶわけではない」[ラリアー](2010/08/04 00:06)
[92] 東方天晶花 巻の七十八「男に惚れられるような男でなければ、女には惚れられない」[ラリアー](2012/04/10 09:56)
[93] 東方天晶花 巻の七十九「二人の女を和合させるより、むしろ全西欧を和合させる事の方が容易であろう」[ラリアー](2010/08/25 00:02)
[94] 東方天晶花 巻の八十「友情は瞬間が咲かせる花であり、そして時間が実らせる果実である」[ラリアー](2010/09/07 22:54)
[95] 東方天晶花 巻の八十一「文学は商売と芸術が半々であるとき最も栄える」[ラリアー](2010/09/08 00:07)
[96] 東方天晶花 巻の八十一点五「さすらいと変化を愛するものは生ある者である」[ラリアー](2010/09/13 00:07)
[97] 東方天晶花 巻の八十二「絶望とは、闘う理由を知らずに、しかもまさに闘わねばならないということだ」[ラリアー](2010/09/27 01:22)
[98] 東方天晶花 巻の八十三「真の勇気というものは、極端な臆病と無鉄砲との中間にある」[ラリアー](2010/09/27 01:23)
[99] 東方天晶花 巻の八十四「今日は堂々と勇ましく、そして明日は墓の中」[ラリアー](2012/04/15 23:09)
[100] 東方天晶花 巻の八十五「賽は投げられた」[ラリアー](2012/04/23 22:15)
[101] 巻の転「むかし むかし」~the end of fantasy~[ラリアー](2010/10/20 23:50)
[102] 東方天晶花 巻の八十六「未知になるって言うのは、死んじゃうのと同意義なのさ」[ラリアー](2010/10/30 18:11)
[103] 東方天晶花 巻の八十七「宴には上等の酒と上等の肴があれば充分よ」[ラリアー](2012/04/23 22:24)
[104] 東方天晶花 巻の八十八「幻想郷は、宴会も自由だなぁ」[ラリアー](2010/11/06 11:22)
[105] 東方天晶花 巻の八十九「溜まったツケを払わないと、新しい事は始められないでしょ?」[ラリアー](2010/11/13 00:39)
[106] 東方天晶花 巻の九十「世間から必要とされない音楽はこうやって消えていくのね~」[ラリアー](2010/11/20 00:02)
[107] 東方天晶花 巻の九十一「この幸せ者共め! お代は聞いてのお帰りだよっ!!」[ラリアー](2010/12/02 00:44)
[108] 東方天晶花 巻の九十二「他人のペースに合わせて自分を見失ってはダメなの」[ラリアー](2010/12/09 00:03)
[109] 東方天晶花 巻の九十三「人や妖怪と一緒、家にも色んな形があるの」[ラリアー](2010/12/16 10:51)
[110] 東方天晶花 巻の九十四「まるで、巌流島の決闘みたいね」[ラリアー](2010/12/23 00:57)
[111] 東方天晶花 巻の九十五「きっと貴方自身ですら知らない秘密を教えてくれるわよ」[ラリアー](2010/12/30 00:21)
[112] お正月特別変「フタマルイチイチ、ヲトシダマ異変」[ラリアー](2012/05/14 17:48)
[113] 東方天晶花 巻の九十六「正直で結構! あたいも生きてる奴を運ぶほど暇じゃないからね」[ラリアー](2011/01/13 00:03)
[114] 東方天晶花 巻の九十七「半端な智慧は時として、無知よりも罪深き業となります」[ラリアー](2012/05/29 01:47)
[115] 東方天晶花 巻の裏側弐「スキマ妖怪が教えてア・ゲ・ル♪」[ラリアー](2011/01/26 10:35)
[116] 東方天晶花 巻の九十八「やがて辿り着く結果までは、この閻魔にも見通せません」[ラリアー](2011/02/02 00:55)
[117] 東方天晶花 巻の九十九「胸を張れとは言わないけどさ、お礼くらいはちゃんと受け取りなよ」[ラリアー](2011/02/09 00:02)
[118] 東方天晶花 巻の百「譲れないモノがあるなら死んでも守り切りなさい」[ラリアー](2011/02/16 00:20)
[119] 東方天晶花 巻の裏側参「もう一度教えろ! 山田さんっ!!」[ラリアー](2011/02/23 02:18)
[120] 東方天晶花 巻の百一「幻想郷らしく、力尽くで居場所を‘奪って’きます」[ラリアー](2011/03/01 00:02)
[121] 東方天晶花 幕間「誰が為に鐘は鳴る」[ラリアー](2011/03/08 11:09)
[122] 東方天晶花 巻の百二「つまりはいつも通り、一か八かの出たとこ勝負をするワケね」[ラリアー](2011/03/15 01:59)
[123] 東方天晶花 幕間・弐「久遠の空に舞い踊る風花」[ラリアー](2011/03/22 00:01)
[124] 東方天晶花 巻の百三「―――切り札ならありますよ。最低最強、とっておきの一枚がね」[ラリアー](2011/03/29 08:04)
[125] 巻の結「めでたし めでたし」~The fantasy continues~[ラリアー](2011/04/11 23:50)
[126] 東方天晶花 キャラ紹介(第九十五話まで[ラリアー](2012/05/29 01:48)
[127] 天晶花・昔語り①「晶と隙間とお茶会と」[ラリアー](2009/11/26 19:11)
[128] 天晶花・昔語り②「晶と隙間とお袋の味と」[ラリアー](2009/12/17 01:51)
[129] 天晶花・昔語り③「晶と巫女とカラオケと」[ラリアー](2010/08/18 04:29)
[130] 天晶花・昔語り④「早苗と神と悪戯メールと」[ラリアー](2010/11/27 00:04)
[131] 天晶花・未来語りⅠ「次代のユウウツ」[ラリアー](2012/06/04 21:40)
[132] 天晶花・未来語りⅡ「賢人のわりといつも通りな一日」[ラリアー](2012/06/04 21:41)
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[8576] 幻想郷うろ覚え童話「モモタロウ」
Name: ラリアー◆536635cd ID:5c171fc7 前を表示する / 次を表示する
Date: 2010/05/08 00:56

 ※CAUTION!

 このSSには、多分な「おふざけ・パロディ・ブラックジョーク」が含まれております。
 嫌な予感のした人は、速やかに回れ右して撤退してください。
 あと、時間軸的な解釈を投げ捨てたパラレルな設定となっております。
 登場キャラが全員顔見知りでかつ普通に接していますが、深く気にしない様にしてください。
 





























幻想郷うろ覚え童話「モモタロウ」


 むかーしむかしのことでした。
 あるところに、おねーさんとおねーさんが住んでいました。

妹紅「いや、さすがに無理があるだろコレ。そこは老夫婦にしとけよ」

慧音「何を言う。私や妹紅が老夫婦をやるのは少々無理があるだろう。表現は正確にせねばな」

妹紅「(年齢的には何の問題も無いんだがなぁ)」

 慧音さんの言うとおりです。
 お伽話なんてものは、その場のアドリブで変わっていくモノなんですよ。
 だから、細かい事は気にせずガンガン進めて行きましょう。

妹紅「阿礼乙女が言って良い台詞じゃ無いだろ今の……」

 今の私はナレーターですよー。
 はいはい、おねーさんは山へ芝刈りに、おねーさんは川へ洗濯に、とっとと行ってくださいな。

妹紅「どっちがどっちに行くのか分からないぞ!?」

慧音「では、私が川に行って桃を取ってこよう。尽くすタイプだしな、私は」

妹紅「桃を取ってくる言うな」

慧音「桃は……卑猥だったか?」

妹紅「顔を赤らめるなよ! そういう意味じゃないからっ!!」

 そんな事を言ってる間に、桃がお手元に届きました。
 わぁ、とっても大きな桃だねおねーさん。

妹紅「そこは端折るな! 大事なシーンだろ!?」

慧音「それでは早速この桃を食べてみよう。むしゃむしゃ」

妹紅「慧音も端折り過ぎだ! と言うか、食べちまったら桃太郎が……」

 おねーさんが桃を食べるとあら不思議、おねーさんに女同士で子供が作れる機能が付与されました。

妹紅「よりにもよって原典のネタ引っ張ってきやがった! しかも最悪の改変してっ!!」

 すいません。カメラ用意するんで、次のシーンちょっと待って貰えますか?

妹紅「なんのシーンをやらせる気だっ!?」

慧音「……何って……ナニに決ってるじゃないか」

妹紅「オイコラ寺子屋教師! この劇の趣旨分かってるのか!?」

慧音「保健体育ですね、分かります」

妹紅「――ああもうっ! ちょっと出てこい桃太郎!!」

晶「あっ、ちょっと待ってよ。まだ準備が出来てな」

妹紅「ここまでグタグタになった状態で先に進めるか! きび団子と衣装やるからとっとと鬼退治に行って来い!!」

晶「育児放棄も甚だしいヨ!?」

 ……まぁ、アリですね。
 それじゃあ桃太郎と名付けられたアンビバレンツは、基本装備を貰って鬼が島に行く事になりました。

晶「名付けられてないです、何が二律背反やねん、せめて育てるシーンを挟んで下さいっ!」

 はい、ツッコミ御苦労さまです。
 良いからその赤ちゃんオプション(教育番組のパペットに有りがちなアレ)を外して本衣装に着替えてください。
 ついでに場面移動もしますので、おねーさん方は舞台袖でイチャイチャしててくださいね。

妹紅「お、おい待てよ。芝居から退場したら演技する必要はな――」

慧音「うふふふふ、さぁて行こうか妹紅。二人の未来に向かって!!」

妹紅「ちょ、やめ、やめてぇぇえええっ」

晶「………」

 始めのシーン、やり直します?

晶「いえ、このまま始めましょう(キリッ」

 貴方のそういう自分に正直な所、嫌いじゃないですよ。
 
晶「ところで阿きゅ……もといナレーター、ちょっと聞いて良い?」

 なんでしょうか。

晶「なんで桃太郎の衣装が、羽織にサラシだけとか言う桃色ちっくな構成になってるの?」

 趣味です。
 ……もとい、それ以外の衣装を忘れました。

晶「今なんか本音出たよっ!?」

 良いからとっとと着替えてください。
 ただし、スカートと袖は残す事を義務付けます。
 それが桃太郎の正しい姿です。

晶「幾らなんでもアドリブ効き過ぎだーっ!?」

文「そうですっ、桃太郎として清く正しく着替えるべきですっ!!」

晶「って、文姉はまだ出てきちゃダメだよ!」

 それを防ぐためにも、手早く着替えるべきです。
 そもそも、話が進みませんし。

晶「りょ、了解。ぶつぶつ……何で桃太郎が色気を強調しないといけないんだ」

 文句は組織票と能力で投票結果を操作した「主人公軽装主張派閥」に言ってください。 

晶「なにそれこわい」

 そんなこんな言ってる間に着替えは終わり、桃太郎は鬼が島に向かう事となりました。
 元気よく進んでいく桃太郎の前に、にこやかな笑みを浮かべた花の妖怪が立ち塞がります。

幽香「うふふ、貴方が噂の桃太郎ね」

晶「いや、生まれたての僕に噂もクソも無いと思うんですが。あと、お供なら犬か雉か猿なんじゃ?」

 気持ちは分かりますが、私に文句を言わないでください。
 進行役も兼ねてるナレーターですけど、あくまで私は一般人なんですよ?
 なんなら、私の代わりにその文句を言ってみてくださいな。

晶「幽香さん、犬か雉か猿やらないんですか」

幽香「やらないわ。戦力になれば良いでしょう?」

晶「……なるほど」

 ……晶さんは、凄くズレてるけど凄く凄い人ですよね。

晶「はぁ、どうも」

幽香「ともかく、貴方が噂の桃太郎ならやる事は一つよ」

晶「きび団子欲しいんですか? もぐもぐ」

幽香「それは貴方の胃袋にでも収めてなさい。私が欲しいのは――己の渇きを潤す‘戦い’だけ」

晶「……鬼が島に行けばてんこ盛りで御出し出来ますが」

幽香「その前に、前菜を頂こうかしら」

晶「え、それって?」

 花の妖怪が武器を構え、その先端を桃太郎につき付けます。
 それでは、お互いの主従関係をかけて―――レディ、ファイッ!

晶「誰かナレーターのフリーダムっぷりを何とかしてくださいっ!?」

幽香「さぁ、豚の様な悲鳴をあげなさいっ!!」

晶「ぎゃぼー!?」

文「―――そこまでですっ!!」

晶「文姉!?」

文「桃太郎のお供に必要なのは犬雉猿……つまりそれは、天‘狗’で鴉で――人型だから猿で良いですよね――猿な私の事を指すのです!」

晶「何と言う投げやりな当てはめっ! しかもお供属性全部持ちってどれだけ贅沢なっ」

文「そういうワケなので、桃太郎のお供は私だけで良いと思います。バトルマニアはお帰り下さい」

幽香「あら、ジャンクフードはお呼びじゃないわ」

文「舞台裏に行こうぜ……久しぶりにキレちまったよ」

晶「わぁー、ますます話に収拾が!?」

 ……ファイッ!!

晶「戦わすなっ」

アリス「ああもう、いい加減にしなさいよ貴方達!」

晶「あっ、僕等の常識人アリスさん! ……何で犬耳?」

アリス「宛がわれた配役が犬だったのよ。他二人は爽快に無視したみたいだけど」

晶「(それでも律義に犬耳を付けるアリスは真面目だなぁ)」

アリス「細かい変更まで文句を付けるつもりは無いけど、話の流れは守りなさい! ここで妖怪大決戦してどうするのよっ」

 ですよねー。

アリス「貴方も黙ってなさい。ほら、あき……じゃなくて桃太郎、きび団子出してっ」

晶「御馳走さまです」

アリス「上海、いわくだき」

上海「コウカハバツグンダ!」

晶「げふぅっ!?」

 ……………………ふむ。
 こうして桃太郎は三人のお供を得て、鬼が島へと向かう事になりました。
 
アリス「端折るなっ」

晶「もう、端折った方が良い気がしてきた」

幽香「残念ねぇ」

文「私だけで良いのに……」

てゐ「そんな貴方達に大チャーンス!!」

晶「え、何でてゐが居るの?」

 おやおや、背景が竹林に変わっていきますね。
 いつのまにこんなモノを仕込んでいたのでしょうか。
 ……でもまぁ、これも有りですね。
 はいはい、では桃太郎達の前に一匹の兎が現れましたよっと。

アリス「その場のノリで話を継ぎ足さないでよナレーター」

てゐ「良いから良いから、ちょっとこっちおいでー」

晶「あわわ、押さないでよてゐ」

 うわー、移動に合わせて背景がロールしてます。凄い技術ですね。
 おっと失礼。兎に導かれて桃太郎は、立派なお屋敷に辿り着きました。

晶「……ナニコレ。桃太郎にこんなシーンないよね?」

てゐ「姫様ー、連れてきたよー」

輝夜「ふふ、お手柄よてゐ」

アリス「貴方達、何をやってるのよ……」

 竹林の奥深くには、それはそれは美しい(笑)お姫様がおりました。
 お姫様は二人の従者を傅かせ、優雅に(笑)微笑みながら(笑)言いました(大爆笑)。
 失礼。今のは思い出し笑いです。

晶「物凄い悪意のある思い出し笑いですね」

輝夜「私は気にして無いから平気よ。だから桃太郎」

晶「はい?」

輝夜「今から私の言う宝物を持ってきなさい」

晶「いつの間にか「かぐや姫」にシフトしたっ!?」



 ―――――――「幻想風靡」

 

晶「わぁー、また輝夜さんが吹っ飛んだー」

文「きをつけてくださいももたろさん、これはおにのよういしたこうみょうなわなです」

晶「文姉、棒読み棒読み」

アリス「……そうね。罠って事にしておいて良いんじゃないの?」

幽香「面倒だからあと、二、三回くらいヤッときましょうか」

晶「(皆物騒だなぁ……)」

 鬼達の巧妙な罠を無事クリアした桃太郎達は、再び歩みを進めて行きます。
 あ、スイマセン。そこで舞台に突き刺さってる方回収しておいてくれませんかね。

永琳「ええ、分かったわ。――うどんげ、姫様を連れてついてきなさい」

鈴仙「はーい。……姫様、大丈夫ですか?」

輝夜「うう、もうちょっと歓迎してくれても良いじゃないの……」

鈴仙「だからお伽話繋がりで話に割り込むのはよした方が良いって言ったんですよ。はぁ、姫様にも困ったもんです」

てゐ「……これからもっと困った事態になりそうだけどね」

鈴仙「えっ?」

てゐ「あっちでもう一人の蓬莱人が炎出しつつ手招きしてる」

 あらかじめ業務連絡しておきます。舞台裏でやれ。

妹紅「もちろんそのつもりだ」

 ありがとうございます。では、話を続けましょう。
 
晶「火種ばかりが広がっていく……」

てゐ「藤原妹紅なだけに?」

晶「どや顔で言われても。あと、なんでこっちに居るのさてゐ」

てゐ「鬼の罠から解放された事により、おれは しょうきに もどった! つーわけでお供にしてください」

文「要するに、あっちの殺し合いに巻き込まれたくないと」

てゐ「うん」

幽香「したたかねぇ……」

アリス「あ、鈴仙が宙を舞ってる」

 こうして、新たに因幡の白兎を仲間にした桃太郎一行は今度こそ鬼が島を目指します。
 その過程は、とても厳しいモノとなりました。
 途中、自称桃太郎の姉が桃太郎に萌え狂って襲いかかりそうになったり。
 花の妖怪が飽きて桃太郎に勝負を挑みそうになったり。
 そのせいで桃太郎の姉と花の妖怪が衝突寸前までいがみ合ったり。
 因幡の白ウサギが暗躍したり。

晶「全ての困難が身内の仕業だーっ!?」

アリス「しかも、微妙に全部有り得そうなのが問題ね」

文「失敬な」

幽香「否定はしないわ」

てゐ「もうしてます」

晶「僕達、正義の味方なんですよね?」

 そういう事にしておくと幸せなんじゃないですか?
 サクサク行きます。ここは鬼が島。

晶「大事な所が端折られ過ぎてる……」

幽香「良いじゃないの。人間の舞台劇なんてチャンバラしてれば形になるんでしょう?」

アリス「残虐行為手当が付きそうな劇の事じゃないわよ」

文「とりあえず恋愛要素入れておけば問題無しです」

てゐ「‘禁断の’とか付けたいなら、シェイクスピアでもやってれば?」

 それも魅力的ですが、本作品には関係ない趣旨なのでスルーします。
 はーい。鬼の皆さんご登場ーっ。
 皆の待ってた愉快なヒーロー桃太郎とその御一行ですよー。

晶「盛り上げようと言う気は無いワケね」

 あんまり。

レミリア「ふっふっふ、しかしそう言ってられるのもそこまでだっ!!」

咲夜「ようこそ御出でなさりました。哀れな生贄の皆様」

美鈴「お、おににょとうふをみしぇてさしあげまちょうっ」

パチュリー「噛み過ぎよ」

 ……アレ?
 まぁ問題ないですかね。
 では、鬼が島の鬼達がゾロゾロと現れましたよっと。

晶「問題あるよっ! 鬼は鬼でも血を吸う鬼じゃん!!」

咲夜「見事なツッコミです。さすがは晶様」

晶「あ、どうもありがとうございます」

アリス「そこで喜ぶから貴方はボケなのよ」

てゐ「ああ、二つの意味で」

文「最近三つ目が付きそうですけどね」

幽香「付きそうなの?」

アリス「私に聞かないでよ!」

美鈴「あ、あへひふへほはほ」

パチュリー「違う違う。「あ・え・い・う・え・お・あ・お」」

レミリア「―――私を無視するなぁっ!!!」

 鬼が島を根城とした「永遠に紅い幼き月」の叫び声が広がります。
 ちなみに私も貴女がたがここに居る理由を知らないので、声高にそこらへんの事情も語ってくれると実に良し。

レミリア「ふっ、良かろう。説明してやろう」

てゐ「いや、正直どうでもいもがっ」

アリス「いいから気持ち良く喋らせときなさい。色んな意味で楽だから」

レミリア「たとえ古の物語と言えど、頂点に立つのは我々スカーレット一族で無ければならんっ」

アリス「やっぱ止めときましょう。聞いてると頭が痛くなってくるわ」

レミリア「どういう意味よっ!」

 アリスさんが居ると、キビキビツッコミが入るから良いですねー。
 まぁ、立派にボスキャラやってくれるなら問題無いですよ。
 鬼が島の鬼が実は吸血鬼だった! と言う展開は書き手としてちょっとワクワクしてきます。

晶「いい加減さここに極まりって感じですね」

幽香「まぁ良いんじゃないの? 玩具の角を付けた迫力の無い鬼よりはマシでしょう」

文「しかも、相手が私達だと知って相当怯えていましたからねぇ」

アリス「と言うか、「桃太郎一行」が私達で「鬼が島の鬼」が里の人間って言うのは、さすがに無理があったんじゃない?」

 しょーがないじゃないですか。
 晶さんを主役に置いたら、人外の方々が芋蔓式にそっちへ固まっちゃったんですから。

アリス「晶を鬼側に――出来るワケ無いか」

 人里主体の劇なのに、人事権が何故か謎の派閥に握られてますからね。

アリス「……大人げないわよアンタら」

文「何の事でしょう」

咲夜「まったくもって不思議です」

レミリア「え? でも、咲夜が私に頼んでもがっ」

晶「(文姉は事前に咲夜さんと組んでたのに、紅魔館組の乱入は知らなかったんだ)」

 まぁ、配役に関しては私も一枚噛んでいるワケなんですが。

アリス「謎の派閥の一味がここにも……」

幽香「どうでもいいけど、そろそろ始めましょう? せっかくメインディッシュが出てきたのだから」

レミリア「不遜な事だな……食われるのがどちらであるかも知らずに」

幽香「あらあら――殺すわ」

レミリア「かかってこい、雑魚が」

晶「……あの、主役置いてきぼりで話が進んでるんですけど。しかもリアルファイト前提で」

美鈴「あ、じゃあ私達もやりますかね。えっと……」

パチュリー「台詞はもう諦めなさい。貴女、役者の才能無いわよ」

美鈴「……しくしく」

咲夜「文、貴女と戦うのは心苦しいけど……」

文「舞台演出上必要な事です。割り切って戦いましょう」

咲夜「(でもここで文を亡き者にすれば、晶様を私の弟にする事も……)」

文「(けど最近の彼女の挙動を考えると、ここで屠っておいた方が後々……)」

文&咲夜「―――――死ねぇっ!!」

晶「殺すのっ!?」

アリス「はぁ、結局こういう形になるのね」

 ここに、鬼と桃太郎一味の一代決戦の火蓋が切って落とされたのでした。
 はいはい皆さん。危ないから一歩……いや、五十歩くらい下がってくださいねー。

幽香「ケシズミになりなさい。――起源『マスタースパーク』」

レミリア「消えうせるのは貴様だ。――神槍『スピア・ザ・グングニル』」

文「塵も残しませんっ! ――竜巻『天孫降臨の道しるべ』」

咲夜「出来の悪いオブジェになる覚悟は良い? ――傷魂『ソウルスカルプチュア』」

美鈴「えーっとえーっと。――星気『星脈地転弾』」

アリス「貴方達、無駄に被害を広めないでよっ! ――戦操『ドールズウォー』」

パチュリー「ああ面倒臭い。――火水木金土符『賢者の石』」

晶「め、滅茶苦茶だぁーっ!?」

 あー、これは大惨事かもしれませんねー。
 幻想郷の腕利き連中が集結しちゃってますし。
 ……舞台裏の方でも、大変な事になってるみたいですしねぇ。

晶「ほへぇ?」

妹紅「死ぃねぇぇぇぇぇっぇえええええ、輝夜ぁぁあああああっ! ――『パゼストバイフェニックス』」

輝夜「うふふっ、死ぬのは貴女よ、妹紅!! ――神宝『蓬莱の玉の枝 -夢色の郷-』」

鈴仙「ま、待ってください姫様っ」

永琳「あらあら、大変な事になっちゃったわね。――神脳『オモイカネブレイン』」

慧音「くっ、いけしゃあしゃあと! ――国体『三種の神器 郷』」

てゐ「うげっ、あっちの殺し合い面子も来ちゃったか」

 本格的にマズイ事態になってきましたねぇ。
 主人公、何とかしてくださいよ。

晶「で、出来るワケ無いでしょ!? どうするのさっ」

てゐ「知恵と勇気で何とか出来ない?」

晶「僕にある主人公補正は、「何故か生き残ってる」と「やたら注目される」だけだよっ!」

 何とも世知辛い補正ですね。

晶「誰でも良いから何とかしてよぉーっ!」

紫「ふふ、承ったわ(スキマ」

弾幕ごっこ中の面々「「「「「「「「「「「えっ?」」」」」」」」」」」

晶「皆スキマに落っこちたぁーっ!?」

てゐ「おー凄い。さすが隙間妖怪」

 どうも助かりました、賢者殿。
 
紫「良いのよ、あのまま暴れさせるワケには行かなかったものね」

晶「でも、これって被害を別に移しただけですよね? 根本的な解決にはならないんじゃ……」

紫「そこは貴方が何とかしなさい、主人公さん(スキマ」

晶「       (何か言おうとしたが何も出てこなかった」

てゐ「わー、落ちた落ちた。さすが隙間妖怪」

 御苦労さまです。でも、劇の方はどうしましょうか。
 鬼どころか、桃太郎達まで居なくなっちゃったんですが。

紫「そうねぇ……それなら、最後はこう締めておきましょうか」





紫「―――鬼も桃太郎もそのお供も、不思議なモノは全部幻想郷に行って、面白おかしく暮らしましたとさ」



てゐ「何とも、寓話的なオチで締めたもんだね」

紫「けれどきっと、どんなお伽話よりも楽しい未来が待っているわ」

 幻想郷のお伽話としては、充分過ぎる締めですね。

紫「ええ、でも―――終わらせるには、まだまだ時間がかかるみたいよ?」








晶「そう思うなら、手伝ってくださいよぉぉぉぉぉおおっ!」


 







◆白黒はっきりつけますか?◆

 →はい

  いいえ(このまま引き返してください)










【色々教えろっ! 山田さんっ!!】


山田「作者のド阿呆があとがきで答えるつもりになってて、危うく出番が無くなる所でした。山田です」

死神A「このコーナーの趣旨を爽快に忘れてるみたいですねぇ……。死神Aです」

山田「と言うわけで、早速今回の質問に行ってみましょう。はいどうぞ」


 Q:ふと思ったんですが、もこたんの能力(薬による後天性能力)って晶くんコピー出来るんですか


山田「HN山田さんからの質問です。ありがとうございます、山田から山田さんへ心から礼を言わせていただきます」

死神A「ややこしいです、この上なく」

山田「で、質問の答えですが……答えはイエスです。全然問題ありません」

死神A「そもそも、晶君の能力自体が後天的に能力を付与する様なもんですからねぇ」

山田「白黒はっきりさせるとややこしい事になるので断言はしませんが、相手の能力獲得の条件なんかは一切考慮されません。これは確実です」

死神A「とにかく持っていればOK、って事ですね」

山田「そういう事です。では次」


 Q:晶君ってフランちゃんの能力とフォーオブアカインド覚えられるのかな?


山田「覚えられます。ただし、覚えていません」

死神A「ここらへんはいつもの通りですか」

山田「ですね。後は――本人の力量が安定してきたと言うのもあります」

死神A「確かにそうですねぇ。……私、並ばれてますし」

山田「まだ貴女の方が上手ですよ。けれどそのために、初期程がむしゃらに能力を獲得する気が失せてしまったのは確かです」

死神A「十徳ナイフは多すぎてワケ分かんないからダメだって公言する技巧派ですからねぇ」

主人公「はぁ、どうもすいません」

山田「…………」

死神A「…………」

主人公「あはは、どーも」

死神A「一応聞くけど、何でここにいるんだい?」

主人公「仲裁しようとしたら肉の壁になったでござるの巻」

死神A「……山田様、お願いします」

山田「はい。今日も一発派手なの逝きますよー」

主人公「死んでても生きてても、なーんにも変わらないもんだなぁ……」


 とぅーびぃーこんてぃにゅーど



【ラクガキ】晶君桃太郎衣装版
(http://www7a.biglobe.ne.jp/~jiku-kanidou/momoakira.jpg)
 ↑作者注:設定的に、晶君はコルセットが無いとスカートがずり落ちます。つまりこの結果は自明の理。詰めれば良いじゃんとか言わない様に。


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